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第83話 竜、衣装を変える
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「決行時に祭りとはなあ。ついているのかいないのか」
「……ついているさ。ロクニクス王国へ仕掛ける予行演習が本番になっただけだ」
森のアジトでコレルとウェリスがテーブルに座り、向かい合って話をしていた。
祭りが始まるともなれば人が集まる。
城下町で行われるが、近くの町や村、それに旅行者や他国から来た冒険者などだ。
コレルのやろうとしていることはロクニクス王国の王子であるヴァールへの復讐といったところではないかと推測したウェリスは肩を竦めて尋ねる。
「あの王子様か? いったいなにがあったんだよ」
「君は気にしなくていい。とりあえず明日は祭りだ。魔石を町中にばらまくのは手伝ってくれるのか?」
「まあ、それくらいなら構わんけど……王子になにかするのがバレたらやばくねえか?」
「覚悟の上だ。奴に目に物を見せられればな」
「そこまでのことをされたのか? まあ、王族ならありえなくはないか。でもあの王子、悪そうな顔はしていなかったけどなあ」
コレルとの問答でウェリスは後ろ頭を掻きながら口をへの字にして疑問を口にする。だが、コレルはその態度に激高した。
「私のプライドを傷つけた……! それだけで十分だ!」
「落ち着けって。俺への報酬分はあるんだろうな?」
「もちろんだ。対ドラゴンへ精神攻撃ができる。大事なのは『そいつをどうしたいか』を明確にすることだがな。魔物には効いたから問題ないはずだ」
コレルは説明しながらよっこいしょと大きな魔石を取り出す。それを見たウェリスは口笛を吹いてから笑みを浮かべる。
「こいつは効きそうだ」
「そうだろう? ……さて、それでは我々のカーニバルをスタートしようじゃないか。ヴァールはパレードに乗じて顔を見せるはずそこを狙って――」
二人は硬く握手を交わしてからコンフュージョナーが封じられた魔石の入ったカバンを下げて家を出て行った。
しかし、彼等は気づいていない。
本当にその魔法はドラゴンに効くのかということを。
魔物や人間には効果があるかもしれないが、ドラゴンにはサンプルとなる状況を得ることができないためである。
そして彼等は知らない。目標であるヴァールには、ロクニクス王国でぶつかった際に魔法が利かなかった相手がいることを。
◆ ◇ ◆
「あうー♪」
「あたらしい服も似合うわよリヒト。あなたー! 着替えましたか?」
「うむ」
祭り当日。
ディラン達は朝から祭りのために着替えを行っていた。トワイトがリヒトのために作った着せ、自身も先にお祭り用の衣装に着替える。
一家で同じ部屋を使っているため、トワイトがディランに声をかけると肯定の返事が返って来た。
「久しぶりにキモノユカタを着ましたけど、似合っていますよ♪」
「お前もな。東の国のこれは見栄えが良い」
いつものディランはジャケットにシャツ、ズボンという恰好で、トワイトは長めのスカートにブラウスのような上着にエプロンである。
だが今は、いわゆる着物をまとっているのだ。
リヒトはカバーオールと呼ばれる赤ちゃん服に、アッシュウルフ達の毛を拝借して作った上着を羽織らせている。
「お前達ははぐれないようにな」
「「「わふ」」」
「「「ぴよっ」」」
「こけー」
ペット達もバンダナやリボンを結び直しておめかしする。そこで外からユリの元気な声が聞こえて来た。
「着替えましたかー!」
「ユリちゃん、入っていいわ」
「お邪魔します! ……わ、凄い服!?」
「失礼します。見たことが無い服ですね」
「キモノユカタと言うらしい。東の国では正装でこれを着るそうじゃ」
後から入って来たヒューシも二人を見て感嘆の声をあげていた。
ディランは段々と他国の文化も入っているのでヒューシ達のような恰好がデフォルトになりつつあるとも言う。
ただ、儀式やお祭りといった特別な時にはこれを着るのだとも語る。
「えー、いいなあ。トワイトさん似合う! あ、リヒト君もちょっと違うのを着ているのね♪」
「あい♪」
「ぴよ」
ユリがベッドにお座りをしているリヒトに笑いかけると、ご機嫌でソオンを掴み、彼女に手を伸ばしていた。
「ダル達も結び直したんだ」
「昨日は時間があったから水場を借りてお洗濯もしておいたの。だからキレイよ」
「わほぉん」
「おお、珍しく髭がピンとしている……」
みんなが浮かれ気味なせいか、いつもは絨毯みたいになっているダルがしゃきっと立っていた。ユリは苦笑しながらわしゃわしゃと頭を撫でてやる。
横ではヒューシがヤクトと頭に乗ったレイタに構っていた。
「お前達、仲がいいな……それにしても王子と町を回るのは緊張しますね」
「大丈夫じゃろ。お主達にバーリオ殿もおるし。むしろワシを守ってくれ」
「あははは! ディランさんは私達を守ってくれる方だと思う!」
「ええと、さすがにユリの言う通りだと思いますけど……」
「ワシだって怖いものがあるのじゃが……お主達だけで行かぬか?」
ディランは悲しそうな顔で告げると、トワイトがふんすと鼻を鳴らしながら腰に手を当てて言う。
「お父さんは怯えすぎです。ねえリヒト。それにお父さんと一緒に行きたいわよね」
「あーう」
「むう……」
「そうだよディランさん!」
妻と息子に窘められ、唸るディラン。
ユリにとどめを刺されて仕方が無いと頬を両手で叩いてからカッと目を見開いた。
「よし、分かった。ワシも男じゃ。覚悟を決めていくぞい!」
「そこまで必要かなあ……」
「まあまあ。行く気になったならいいじゃない。ねえ?」
「わん!」
「ぴよー♪」
ディランのやる気にヒューシが困惑し、ユリとルミナス、それとトコトが肯定していた。
ちなみにヒューシとユリはいつもの格好で、ドレスなどは夜に着るとのこと。
ヴァールが来るということで装備はそのままにした。
そして城の集合場所へ移動すると、平民のような格好のヴァールや必要最低限の装備をした騎士、それとバーリオが居た。
「おはようさん」
「おはようございます、ディラン殿」
「おはようございます。今日はよろしくお願いします!」
「あー♪」
早速ディランが挨拶をし、バーリオとヴァールが返してきた。騎士達もお辞儀をする。
「うぉふ!」
「わあ、ヤクトおはよう」
「よう」
「よう、じゃないでしょお父さん! おはようございます」
「おはようございます♪」
近くにはギリアム一家もおり、ヤクトがギルファに挨拶をする。
ギリアムは適当な挨拶をしてカーラに尻を叩かれて飛び上がっていた。
「もう市や露店なんかはやっているはずだから適当に楽しんできてくれ」
「これはなんじゃ?」
尻をおさえながらギリアムはディランに革袋を渡す。受け取ったディランは顔の前に持ってきて首を傾げた。
「そいつは金だ。少ないが、祭りでなにか買うものがあれば使ってくれ」
「いいんですか?」
「あー?」
「ちっと迷惑をかけたし、もしかしたらこれからかけるかもしれねえ。その代金だ」
ギリアムの言葉にトワイトが首を傾げ、抱っこされているリヒトが真似をする。
迷惑料だと口にし、ディランは顎髭を撫でながら頷く。
「ふむ、ならリヒトになにか買ってやろうかのう」
「それがいいと思います。我々は自前のお金がありますから」
「ですな」
ヴァールとバーリオが笑顔で自分たちは手持ちがあるといい、一家の分として買い物をするといいという提案を受けた。
「では行くとしようか。お前達、しっかりついてくるのじゃぞ」
「わほぉん」
「わん」
「……! うぉふ」
「あ……」
ディランがアッシュウルフ達に告げると、ダルとルミナスがトワイトの足元へ移動する。ヤクトも移動し、撫でていたギルファが残念そうな声を上げた。
「うーん、お父さん。ギルファと私も一緒に行っていいかしら?」」
「あ? 急にどうした? 危ないからパレードまで待てって」
「お散歩よ! 騎士さんも多いし、ヴァールさんみたいに平民みたいにしていればわからなくない?」
「いや、肌の色でバレるだろ……」
カーラが一緒に町へ行くと言い出してギリアムが困惑する。変装しても危ないだろうと口にするが彼女は引く気がないようだった。
「大丈夫! ディランさんとトワイトさん、強いんでしょ? お昼には戻るから♪」
「むう、仕方ねえな……」
「……! お姉ちゃん!」
ギルファが意図に気づき満面の笑みでカーラの腕に抱き着いた。
「行くかの? 強いかは知らんが、できることはしよう。ギルファとヤクトは仲が良いみたいじゃから乗せてやれ」
「うぉふ」
「ちゃんと歩くよー」
そこから少しだけディラン達は待ち、着替えた二人を連れて一行は城を出ていく。
「……ついているさ。ロクニクス王国へ仕掛ける予行演習が本番になっただけだ」
森のアジトでコレルとウェリスがテーブルに座り、向かい合って話をしていた。
祭りが始まるともなれば人が集まる。
城下町で行われるが、近くの町や村、それに旅行者や他国から来た冒険者などだ。
コレルのやろうとしていることはロクニクス王国の王子であるヴァールへの復讐といったところではないかと推測したウェリスは肩を竦めて尋ねる。
「あの王子様か? いったいなにがあったんだよ」
「君は気にしなくていい。とりあえず明日は祭りだ。魔石を町中にばらまくのは手伝ってくれるのか?」
「まあ、それくらいなら構わんけど……王子になにかするのがバレたらやばくねえか?」
「覚悟の上だ。奴に目に物を見せられればな」
「そこまでのことをされたのか? まあ、王族ならありえなくはないか。でもあの王子、悪そうな顔はしていなかったけどなあ」
コレルとの問答でウェリスは後ろ頭を掻きながら口をへの字にして疑問を口にする。だが、コレルはその態度に激高した。
「私のプライドを傷つけた……! それだけで十分だ!」
「落ち着けって。俺への報酬分はあるんだろうな?」
「もちろんだ。対ドラゴンへ精神攻撃ができる。大事なのは『そいつをどうしたいか』を明確にすることだがな。魔物には効いたから問題ないはずだ」
コレルは説明しながらよっこいしょと大きな魔石を取り出す。それを見たウェリスは口笛を吹いてから笑みを浮かべる。
「こいつは効きそうだ」
「そうだろう? ……さて、それでは我々のカーニバルをスタートしようじゃないか。ヴァールはパレードに乗じて顔を見せるはずそこを狙って――」
二人は硬く握手を交わしてからコンフュージョナーが封じられた魔石の入ったカバンを下げて家を出て行った。
しかし、彼等は気づいていない。
本当にその魔法はドラゴンに効くのかということを。
魔物や人間には効果があるかもしれないが、ドラゴンにはサンプルとなる状況を得ることができないためである。
そして彼等は知らない。目標であるヴァールには、ロクニクス王国でぶつかった際に魔法が利かなかった相手がいることを。
◆ ◇ ◆
「あうー♪」
「あたらしい服も似合うわよリヒト。あなたー! 着替えましたか?」
「うむ」
祭り当日。
ディラン達は朝から祭りのために着替えを行っていた。トワイトがリヒトのために作った着せ、自身も先にお祭り用の衣装に着替える。
一家で同じ部屋を使っているため、トワイトがディランに声をかけると肯定の返事が返って来た。
「久しぶりにキモノユカタを着ましたけど、似合っていますよ♪」
「お前もな。東の国のこれは見栄えが良い」
いつものディランはジャケットにシャツ、ズボンという恰好で、トワイトは長めのスカートにブラウスのような上着にエプロンである。
だが今は、いわゆる着物をまとっているのだ。
リヒトはカバーオールと呼ばれる赤ちゃん服に、アッシュウルフ達の毛を拝借して作った上着を羽織らせている。
「お前達ははぐれないようにな」
「「「わふ」」」
「「「ぴよっ」」」
「こけー」
ペット達もバンダナやリボンを結び直しておめかしする。そこで外からユリの元気な声が聞こえて来た。
「着替えましたかー!」
「ユリちゃん、入っていいわ」
「お邪魔します! ……わ、凄い服!?」
「失礼します。見たことが無い服ですね」
「キモノユカタと言うらしい。東の国では正装でこれを着るそうじゃ」
後から入って来たヒューシも二人を見て感嘆の声をあげていた。
ディランは段々と他国の文化も入っているのでヒューシ達のような恰好がデフォルトになりつつあるとも言う。
ただ、儀式やお祭りといった特別な時にはこれを着るのだとも語る。
「えー、いいなあ。トワイトさん似合う! あ、リヒト君もちょっと違うのを着ているのね♪」
「あい♪」
「ぴよ」
ユリがベッドにお座りをしているリヒトに笑いかけると、ご機嫌でソオンを掴み、彼女に手を伸ばしていた。
「ダル達も結び直したんだ」
「昨日は時間があったから水場を借りてお洗濯もしておいたの。だからキレイよ」
「わほぉん」
「おお、珍しく髭がピンとしている……」
みんなが浮かれ気味なせいか、いつもは絨毯みたいになっているダルがしゃきっと立っていた。ユリは苦笑しながらわしゃわしゃと頭を撫でてやる。
横ではヒューシがヤクトと頭に乗ったレイタに構っていた。
「お前達、仲がいいな……それにしても王子と町を回るのは緊張しますね」
「大丈夫じゃろ。お主達にバーリオ殿もおるし。むしろワシを守ってくれ」
「あははは! ディランさんは私達を守ってくれる方だと思う!」
「ええと、さすがにユリの言う通りだと思いますけど……」
「ワシだって怖いものがあるのじゃが……お主達だけで行かぬか?」
ディランは悲しそうな顔で告げると、トワイトがふんすと鼻を鳴らしながら腰に手を当てて言う。
「お父さんは怯えすぎです。ねえリヒト。それにお父さんと一緒に行きたいわよね」
「あーう」
「むう……」
「そうだよディランさん!」
妻と息子に窘められ、唸るディラン。
ユリにとどめを刺されて仕方が無いと頬を両手で叩いてからカッと目を見開いた。
「よし、分かった。ワシも男じゃ。覚悟を決めていくぞい!」
「そこまで必要かなあ……」
「まあまあ。行く気になったならいいじゃない。ねえ?」
「わん!」
「ぴよー♪」
ディランのやる気にヒューシが困惑し、ユリとルミナス、それとトコトが肯定していた。
ちなみにヒューシとユリはいつもの格好で、ドレスなどは夜に着るとのこと。
ヴァールが来るということで装備はそのままにした。
そして城の集合場所へ移動すると、平民のような格好のヴァールや必要最低限の装備をした騎士、それとバーリオが居た。
「おはようさん」
「おはようございます、ディラン殿」
「おはようございます。今日はよろしくお願いします!」
「あー♪」
早速ディランが挨拶をし、バーリオとヴァールが返してきた。騎士達もお辞儀をする。
「うぉふ!」
「わあ、ヤクトおはよう」
「よう」
「よう、じゃないでしょお父さん! おはようございます」
「おはようございます♪」
近くにはギリアム一家もおり、ヤクトがギルファに挨拶をする。
ギリアムは適当な挨拶をしてカーラに尻を叩かれて飛び上がっていた。
「もう市や露店なんかはやっているはずだから適当に楽しんできてくれ」
「これはなんじゃ?」
尻をおさえながらギリアムはディランに革袋を渡す。受け取ったディランは顔の前に持ってきて首を傾げた。
「そいつは金だ。少ないが、祭りでなにか買うものがあれば使ってくれ」
「いいんですか?」
「あー?」
「ちっと迷惑をかけたし、もしかしたらこれからかけるかもしれねえ。その代金だ」
ギリアムの言葉にトワイトが首を傾げ、抱っこされているリヒトが真似をする。
迷惑料だと口にし、ディランは顎髭を撫でながら頷く。
「ふむ、ならリヒトになにか買ってやろうかのう」
「それがいいと思います。我々は自前のお金がありますから」
「ですな」
ヴァールとバーリオが笑顔で自分たちは手持ちがあるといい、一家の分として買い物をするといいという提案を受けた。
「では行くとしようか。お前達、しっかりついてくるのじゃぞ」
「わほぉん」
「わん」
「……! うぉふ」
「あ……」
ディランがアッシュウルフ達に告げると、ダルとルミナスがトワイトの足元へ移動する。ヤクトも移動し、撫でていたギルファが残念そうな声を上げた。
「うーん、お父さん。ギルファと私も一緒に行っていいかしら?」」
「あ? 急にどうした? 危ないからパレードまで待てって」
「お散歩よ! 騎士さんも多いし、ヴァールさんみたいに平民みたいにしていればわからなくない?」
「いや、肌の色でバレるだろ……」
カーラが一緒に町へ行くと言い出してギリアムが困惑する。変装しても危ないだろうと口にするが彼女は引く気がないようだった。
「大丈夫! ディランさんとトワイトさん、強いんでしょ? お昼には戻るから♪」
「むう、仕方ねえな……」
「……! お姉ちゃん!」
ギルファが意図に気づき満面の笑みでカーラの腕に抱き着いた。
「行くかの? 強いかは知らんが、できることはしよう。ギルファとヤクトは仲が良いみたいじゃから乗せてやれ」
「うぉふ」
「ちゃんと歩くよー」
そこから少しだけディラン達は待ち、着替えた二人を連れて一行は城を出ていく。
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