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第135話 竜、非常に困る
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夫婦の息子であるハバラがやってきた。
一家勢ぞろいという状況だが、あまり喜ばしい状況だった。
ひとまず自宅へ招き入れて詳しく話を聞こうということになった。
「とりあえず奥さんはここで休ませておきましょう」
「ありがとう母さん」
「子は娘のようじゃな。よく眠っておるわい」
「そうだね父さん」
「わ、髪の色はハバラさんと一緒なのね」
「可愛い~」
自宅に戻ってから宿の方へ奥さんと娘を寝かせた。両親の言葉に頷きつつも表情は硬い。レイカとユリはよく寝ている娘に頬を緩ませていた。
「あーう」
「……ってその子は?」
そこでトワイトの腕に居るリヒトがハバラの娘を見て声を上げる。するとハバラは困惑しながら尋ねた。
「あたし達の弟よ兄ちゃん」
「え!? 母さんまだ子供を作れたのか!?」
「違うわよ。この子は私達がこの山に移住した時に捨てられていた人間の子なの。そのままだと死んでしまうからウチで育てることにしたのよ」
「人間の子なのか……」
トーニャがドヤ顔で言うと、ハバラは目を丸くして驚いていた。しかしトワイトが事情を話す。それでも困惑したままだったが、すぐに微笑んでリヒトに目線を合わせる。
「確かに父さんと母さんが育てているなら弟になるか。よろしく……えっと?」
「リヒトよ。リヒト、お兄ちゃんですよー♪」
「あーい♪」
リヒトは笑顔ででんでん太鼓を掲げて挨拶をする。ハバラは微笑みながらも驚いていた。
「はは、元気だなあ。というか知らない人が来ても泣かないんだな」
「リヒトはあまり人見知りをせんのじゃ。で、どういう状況じゃ?」
「ああ、うん。それが――」
腕組みをしたディランが片目を瞑ってハバラに尋ねていた。
すぐに彼は眉をひそめて話し出す。
「彼女の名前はソレイユ。そして娘はリコット。正真正銘、俺の妻と娘なんだ。エルフの森を旅していた時に魔物から助けたのがきっかけで結婚した。それが二年前で、娘はつい数か月前に生まれたばかりだよ」
「まあ、リヒトと同じくらいかしら。それで?」
「えっと……」
そして続く話で彼女の村では人間でもドラゴンでも敵対しなければ受け入れてくれるが、異種族との結婚は認められないとのこと。
しばらくエルフの村で過ごしていたが、で子供ができてしまったソレイユ共々、村を追い出されてしまったという。
「まあ、なんていうか……父さん達と同じって感じかな。彼女は両親が居ないから、村から出ても気になることは無かった。けど、仲間が居た方がいいと思って森の近くに住んでいたんだ」
エルフ達もオーガではないので、近くに住んでいる彼等に文句を言うことは無かった。
だが、数日前から体調が悪くなり寝込んでしまったというのだ。
「俺の血を飲ませても改善しなくてどうしたものかと……」
「それでお母さんのトワイトさんのところに来たのねー」
「なるほどのう。というか衰弱している時にワシらの血を飲ませたら逆効果じゃ。強すぎて体力が落ちてしまう」
「そ、そうなのか……!? エルフにも聞いてみたけど、手に負えないって言われてさ……」
一応、ハバラはあちこちへ問い合わせてみたがやはり改善は見られなかった。
さらにドラゴンの血は滋養強壮にはなるが、衰弱している時に飲ませると悪化する場合もあるとディランが言う。
「産後の肥立ちが悪かったのかしら? うーん、エルフの病気に効く食べ物ならあるけど」
「……! ほ、本当かい母さん!」
「さすが、物知りだよなあ」
呼吸の荒いソレイユの頭に冷たいタオルを載せながら治療に効果的な食べ物があるとトワイトが口にする。ハバラの顔が明るくなり、ガルフが感心していた。
「すぐに作れるものなんですか?」
「料理じゃないの、ヒューシ君。ネクターリンという果物なの」
「あー、あれかあ」
「知っているのトーニャ?」
「うん。物凄く栄養価の高い実なの。あれなら治るかもしれないわね。でもどこにあるかまでは……」
ユリの言葉にトーニャが知っていることを口にする。昔、トワイトが言っていたことを思い出しただけで場所までは知らないという。
「どこにあるんだ母さん……! 早くしないとソレイユがっ!」
「落ち着いてハバラ。確かに衰弱してけど、すぐ亡くなるようなことは無いわ。今から採りに行けば十分間に合います」
「そ、そうか! ならすぐにでも!」
「ふあ……?」
「あ、リコットちゃんが起きちゃった」
ハバラが大きな声を出し続けていたため、娘のリコットが目を開けた。レイカが覗き込んでいると目が合う。
「おはよう、リコットちゃん♪」
「あ、リコットは――」
「あああああああああああん!! うあああああああん!」
「「うお!?」」
レイカがにこっと微笑みかけたが、リコットはじわじわと顔をくしゃっとさせていき、やがて大きな声で泣き出した。
ドラゴンの娘らしく豪快な鳴き声で、ガルフやヒューシ達がびっくりしてひっくり返っていた。
「リコットはあまり人に慣れていなくて、すぐ泣いてしまうんだ。診察に来てくれたエルフも鳴き声にびっくりしていたよ」
「あああああああああん!」
「う……リコット……」
「……! ソレイユ、気が付いたのか!」
リコットを宥めようとベッドの横に行き、撫でているとリコットが目を覚ます。
「あ、ハバラ……リコットが……」
「だ、大丈夫だ! 俺が宥める」
「初めましてソレイユさん。息子がお世話になっているみたいで」
「……え? おか、あ様……?」
「はい♪ 大変だったみたいね、ひとまずこれを飲んで」
目を覚ましたソレイユが娘を心配するが、ハバラが大丈夫だと言う。
そこへトワイトが顔を見せて水を飲ませた。
「ふう……ふう……す、すみません……身体が重くて……」
「……大丈夫よ。リコットちゃんは私達に任せてゆっくり休みなさいな」
「あああああああん! ふぐ……あああ!」
「ほら、大丈夫だよリコット。おばあちゃんとおじいちゃんだ」
「でも……この子が一度泣くと私があやさないと……」
ベッドのリコットをあやしているが少ししか収まらない。ソレイユが起きようとしたところで、リヒトが声を上げる。
「あーい!」
「リヒト?」
「どうしたのかしら?」
リヒトが手に持っていたでんでん太鼓を振りだす。もちろんポコポコと音が鳴り響く。ユリが首をかしげていると――
「ふあ……きゃっきゃ♪」
「おお……泣き止んだ?」
「すごいわ……」
「もしかしてリコットちゃんに気遣ったのかしら? 顔を見せたらどうかしら」
音に反応してリコットが笑いだした。
ハバラとソレイユが驚き、トワイトが赤ちゃん同士だしいいかもしれないとベッドに近づく。
「あーい♪」
「うー? きゃーい♪」
「嬉しそうだ……」
リヒトがベッドに乗ると、ポコポコとでんでん太鼓を鳴らしまくる。
その音に小さい手を振り回してリコットが喜んでいた。
「ぴよー♪」
「はーい♪」
「胸からひよこが出て来た!?」
「あー、あれはびっくりするかも? でも怖がってないわね」
さらにひよこ達がリヒトのポケットから飛び出してリコットを囲む。これもびっくりすることなく喜んでいた。
「ふふ……良かったわね……リコット……ごほっ」
「というわけで今はゆっくり休んで。また、後でお話をしましょう♪」
「ありがとう……ござ……」
「ソレイユ! ……寝ただけか。ふう……」
「心配ね……」
リコットが泣き止んだことに安心し、再び目を閉じるソレイユ。ハバラが相変わらず焦っていたが、それでも安心したようだ。
「ほら、お父さんはリコットちゃんの手を握ってあげなさい」
「わ、わかった」
「うい♪」
「あーい♪」
トワイトに言われて機嫌の直ったリコットの手を取ろうとしたが、娘は父よりリヒトの手を握っていた。
「ええー……」
「はっはっは。まだまだじゃのう。ワシはお前もトーニャもしっかり好かれておったぞ」
「パパは優しいもんね。……それで、ママ。ネクターリンってどこにあるの?」
和やかな空気になったが、トーニャは根本的な解決をするためソレイユを治す実の話に戻すことにした。
一家勢ぞろいという状況だが、あまり喜ばしい状況だった。
ひとまず自宅へ招き入れて詳しく話を聞こうということになった。
「とりあえず奥さんはここで休ませておきましょう」
「ありがとう母さん」
「子は娘のようじゃな。よく眠っておるわい」
「そうだね父さん」
「わ、髪の色はハバラさんと一緒なのね」
「可愛い~」
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「あーう」
「……ってその子は?」
そこでトワイトの腕に居るリヒトがハバラの娘を見て声を上げる。するとハバラは困惑しながら尋ねた。
「あたし達の弟よ兄ちゃん」
「え!? 母さんまだ子供を作れたのか!?」
「違うわよ。この子は私達がこの山に移住した時に捨てられていた人間の子なの。そのままだと死んでしまうからウチで育てることにしたのよ」
「人間の子なのか……」
トーニャがドヤ顔で言うと、ハバラは目を丸くして驚いていた。しかしトワイトが事情を話す。それでも困惑したままだったが、すぐに微笑んでリヒトに目線を合わせる。
「確かに父さんと母さんが育てているなら弟になるか。よろしく……えっと?」
「リヒトよ。リヒト、お兄ちゃんですよー♪」
「あーい♪」
リヒトは笑顔ででんでん太鼓を掲げて挨拶をする。ハバラは微笑みながらも驚いていた。
「はは、元気だなあ。というか知らない人が来ても泣かないんだな」
「リヒトはあまり人見知りをせんのじゃ。で、どういう状況じゃ?」
「ああ、うん。それが――」
腕組みをしたディランが片目を瞑ってハバラに尋ねていた。
すぐに彼は眉をひそめて話し出す。
「彼女の名前はソレイユ。そして娘はリコット。正真正銘、俺の妻と娘なんだ。エルフの森を旅していた時に魔物から助けたのがきっかけで結婚した。それが二年前で、娘はつい数か月前に生まれたばかりだよ」
「まあ、リヒトと同じくらいかしら。それで?」
「えっと……」
そして続く話で彼女の村では人間でもドラゴンでも敵対しなければ受け入れてくれるが、異種族との結婚は認められないとのこと。
しばらくエルフの村で過ごしていたが、で子供ができてしまったソレイユ共々、村を追い出されてしまったという。
「まあ、なんていうか……父さん達と同じって感じかな。彼女は両親が居ないから、村から出ても気になることは無かった。けど、仲間が居た方がいいと思って森の近くに住んでいたんだ」
エルフ達もオーガではないので、近くに住んでいる彼等に文句を言うことは無かった。
だが、数日前から体調が悪くなり寝込んでしまったというのだ。
「俺の血を飲ませても改善しなくてどうしたものかと……」
「それでお母さんのトワイトさんのところに来たのねー」
「なるほどのう。というか衰弱している時にワシらの血を飲ませたら逆効果じゃ。強すぎて体力が落ちてしまう」
「そ、そうなのか……!? エルフにも聞いてみたけど、手に負えないって言われてさ……」
一応、ハバラはあちこちへ問い合わせてみたがやはり改善は見られなかった。
さらにドラゴンの血は滋養強壮にはなるが、衰弱している時に飲ませると悪化する場合もあるとディランが言う。
「産後の肥立ちが悪かったのかしら? うーん、エルフの病気に効く食べ物ならあるけど」
「……! ほ、本当かい母さん!」
「さすが、物知りだよなあ」
呼吸の荒いソレイユの頭に冷たいタオルを載せながら治療に効果的な食べ物があるとトワイトが口にする。ハバラの顔が明るくなり、ガルフが感心していた。
「すぐに作れるものなんですか?」
「料理じゃないの、ヒューシ君。ネクターリンという果物なの」
「あー、あれかあ」
「知っているのトーニャ?」
「うん。物凄く栄養価の高い実なの。あれなら治るかもしれないわね。でもどこにあるかまでは……」
ユリの言葉にトーニャが知っていることを口にする。昔、トワイトが言っていたことを思い出しただけで場所までは知らないという。
「どこにあるんだ母さん……! 早くしないとソレイユがっ!」
「落ち着いてハバラ。確かに衰弱してけど、すぐ亡くなるようなことは無いわ。今から採りに行けば十分間に合います」
「そ、そうか! ならすぐにでも!」
「ふあ……?」
「あ、リコットちゃんが起きちゃった」
ハバラが大きな声を出し続けていたため、娘のリコットが目を開けた。レイカが覗き込んでいると目が合う。
「おはよう、リコットちゃん♪」
「あ、リコットは――」
「あああああああああああん!! うあああああああん!」
「「うお!?」」
レイカがにこっと微笑みかけたが、リコットはじわじわと顔をくしゃっとさせていき、やがて大きな声で泣き出した。
ドラゴンの娘らしく豪快な鳴き声で、ガルフやヒューシ達がびっくりしてひっくり返っていた。
「リコットはあまり人に慣れていなくて、すぐ泣いてしまうんだ。診察に来てくれたエルフも鳴き声にびっくりしていたよ」
「あああああああああん!」
「う……リコット……」
「……! ソレイユ、気が付いたのか!」
リコットを宥めようとベッドの横に行き、撫でているとリコットが目を覚ます。
「あ、ハバラ……リコットが……」
「だ、大丈夫だ! 俺が宥める」
「初めましてソレイユさん。息子がお世話になっているみたいで」
「……え? おか、あ様……?」
「はい♪ 大変だったみたいね、ひとまずこれを飲んで」
目を覚ましたソレイユが娘を心配するが、ハバラが大丈夫だと言う。
そこへトワイトが顔を見せて水を飲ませた。
「ふう……ふう……す、すみません……身体が重くて……」
「……大丈夫よ。リコットちゃんは私達に任せてゆっくり休みなさいな」
「あああああああん! ふぐ……あああ!」
「ほら、大丈夫だよリコット。おばあちゃんとおじいちゃんだ」
「でも……この子が一度泣くと私があやさないと……」
ベッドのリコットをあやしているが少ししか収まらない。ソレイユが起きようとしたところで、リヒトが声を上げる。
「あーい!」
「リヒト?」
「どうしたのかしら?」
リヒトが手に持っていたでんでん太鼓を振りだす。もちろんポコポコと音が鳴り響く。ユリが首をかしげていると――
「ふあ……きゃっきゃ♪」
「おお……泣き止んだ?」
「すごいわ……」
「もしかしてリコットちゃんに気遣ったのかしら? 顔を見せたらどうかしら」
音に反応してリコットが笑いだした。
ハバラとソレイユが驚き、トワイトが赤ちゃん同士だしいいかもしれないとベッドに近づく。
「あーい♪」
「うー? きゃーい♪」
「嬉しそうだ……」
リヒトがベッドに乗ると、ポコポコとでんでん太鼓を鳴らしまくる。
その音に小さい手を振り回してリコットが喜んでいた。
「ぴよー♪」
「はーい♪」
「胸からひよこが出て来た!?」
「あー、あれはびっくりするかも? でも怖がってないわね」
さらにひよこ達がリヒトのポケットから飛び出してリコットを囲む。これもびっくりすることなく喜んでいた。
「ふふ……良かったわね……リコット……ごほっ」
「というわけで今はゆっくり休んで。また、後でお話をしましょう♪」
「ありがとう……ござ……」
「ソレイユ! ……寝ただけか。ふう……」
「心配ね……」
リコットが泣き止んだことに安心し、再び目を閉じるソレイユ。ハバラが相変わらず焦っていたが、それでも安心したようだ。
「ほら、お父さんはリコットちゃんの手を握ってあげなさい」
「わ、わかった」
「うい♪」
「あーい♪」
トワイトに言われて機嫌の直ったリコットの手を取ろうとしたが、娘は父よりリヒトの手を握っていた。
「ええー……」
「はっはっは。まだまだじゃのう。ワシはお前もトーニャもしっかり好かれておったぞ」
「パパは優しいもんね。……それで、ママ。ネクターリンってどこにあるの?」
和やかな空気になったが、トーニャは根本的な解決をするためソレイユを治す実の話に戻すことにした。
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