蛇と刺青 〜対価の交わりに堕ちていく〜

寺原しんまる

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刺青と共に身体に刻んでいく

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 どれ位の時間が経過したのか、鈴子はもう考えるのを放棄している。ジェイの男根の上に跨がり、巨大なソレに串刺しにされている鈴子は、嬌声をあげながら上下に激しく揺れていた。


 ジェイが下から突き上げる衝撃に、鈴子の豊満な胸がブルンと揺れている。その光景を嬉しそうに見つめているジェイが、身体を起き上がらせてパクッと鈴子の胸に吸いついた。


「はぁーーーー! やぁ……、同時にしない……で」


 ジェイは吸い付きながらも舌で鈴子の胸の突起を転がす。チュパチュパと音を立てながら、出ない筈の胸を吸い恍惚の表情を浮かべるジェイ。勿論、下半身の突き上げは持続していて、絶え間ない衝撃が鈴子の最奥を刺激する。


 ジェイのとてつもなく大きな男根は、既に鈴子の限界位置に到達し、そこから更にもっと先へと押し上げるのだ。鈴子の中で誰も到達できない場所をジェイは浸食していく。


「鈴子……。覚えておけよ。ここまでお前を侵せるのは俺だけだ……。誰も到達できない」


 串刺しにされて上下に激しく揺さぶられる鈴子は、今日何十回目か分からない絶頂を迎えた。


「い……いくーーーー。ああああ! いっちゃう……」


 同時に鈴子の蜜壺からピューッと孔を描いて卑猥な蜜が飛び出す。それが顔に飛び散ったジェイは嬉しそうにペロリと舐めた。


「鈴子は何回も潮を噴けるんだな……。ハハハ、極上の女だよ」


 鈴子が達したのを見届けたジェイは、次は自分の番だと更に激しく腰を下から打ち付ける。達した直後で敏感な鈴子のコソは、全ての刺激を鈴子に伝えてくるのだ。


「やぁ……、イッたとこなの……に。はぅぅぅ!」


 ジェイの上で弾む鈴子は落ちる度に、ズブリとジェイの剛直に最奥まで串刺しにされる。その衝撃は凄まじく鈴子の脳天を焼き尽くしそうだった。ハアハアと息が上がり単調な動きになったジェイは「鈴子……!」と叫んで、ドクドクと白濁を薄膜内に吐き出したのだった。


 ジェイの吐精と同時に気を失った鈴子は、グッタリとジェイに寄りかかる。それを受け止めて激しく抱きしめたジェイは鈴子の耳元で囁く。


「鈴子、お前は俺のモノだ……。刺青と共に身体に刻んでいくよ、印しを……」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 結局は朝方まで激しく絡み合った二人は、グッタリと倒れ込むようにベッドに入る。勿論、動けない鈴子はジェイがベッドまで運んだのだった。


 数時間の仮眠乃の後、目覚ましの音で起こされたジェイは、ボーッとしながらシャワーを浴びていた。


「ハア……。純平が来る前に、あの部屋の後始末しないとヤバいな。何言われるか……」


 ジェイは急いで着替えて和彫り用の個室へと急ぐ。
 鈴子は目覚ましの音が鳴っても起きないほど爆睡しているようで、可愛い寝息を立てていた。その様子を思い出して、ニーっと顔が歪むジェイ。笑顔で痴態の後片付けをしていたら、聞きたくない声が個室の入り口から聞こえてくる。


「うっわー。エッチな匂いが充満しとるやんか! えらい惨事やなあ……」


 こういう時は何故か早く出勤する純平が、ニマニマと笑いながらジェイを見つめていた。


「お前……。いつもは遅刻するくせに、こういう時だけ……」

「あはは。俺ってそういうのに敏感やねん! で、『嫉妬に狂ったジェイ君は鈴子ちゃんを抱き潰した』の巻か?」


 可笑しくてしょうがないと言った顔の純平が、ジェイの肩をポンポンと叩いていた。


「そんな巻も回もいらないよ……」


 ジェイは自分が散らかした使用済み避妊具をゴミ袋に入れていく。その様子を興味深そうに見ている純平が「何個使ったん? 記録更新ちゃうか?」とジェイに耳打ちするのだ。


「もう、マジであっち行っとけよ! 店を開ける準備しろ!」


「ハイハイ」と適当に答える純平が部屋から出て行く。ジェイは自分が使用した避妊具を見つめてふと考え込むのだ。


「あ、記録更新してるかも……」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 昼過ぎに目が覚めた鈴子は、自分の下腹部がズキっと痛むのを感じる。その痛みは重い痛みで、少し生理痛に似ていた。身体は動くが全体的に重く感じ、ベッドから起きるのを躊躇するぐらいだったが、身体に付着して固まっている「何か」が気になってしまう。


「これは……。どっちのモノかしら……。と、取り敢えずシャワー……」


 鈴子は生まれたての子鹿のようにガクガク震えながらバスルームへと向かう。何とかシャワーエリアに入った鈴子は、シャワーの蛇口を捻り、少し熱めのお湯を浴びることにした。


「あぁ……、良い気持ち」


 ボディーソープを泡立てて、優しく手で洗っていく鈴子は、自身の身体に無数に付いている痣を発見する。それは胸に太股、腕と尻、目視出来るだけでもかなりの数だった。


「き、キスマーク? ジェイってば、何考えてるのよ……」

「マーキングに決まってるだろ? 変な男が近づかないようにだよ」


 バスルームの入り口に立つジェイが、鈴子に聞こえるように告げる。少し気だるそうに髪をかき上げる仕草、キラリと光る耳のピアス。そこから口元に繋がっているチェーンとピアスがキラッと光る。手に持っている煙草を口に咥えてバスルームにズカズカと入ってくるジェイに、鈴子は「シャワー中! プライバシー!」と声を上げるのだ。


「身体はどう? 痛いところはあるか?」


 鈴子の身体をガラス戸越しに見るジェイに、鈴子は顔を赤くして口籠もりながら話し出す。


「アソコがちょっと痛いかも……。誰かが無理するから」


 すると真顔のジェイが「後で薬をぬるよ」と言うので鈴子は驚いて聞き返す。


「塗る薬なんてあるの? 知らない……」


 ジェイがガラス戸に近づいて口を開き舌を出す。その舌にはピアスが付いていてキラッと光った。


「昔から、傷は舐めときゃ治るって言うだろ? 後で存分に舐めてやるって」

「馬鹿! ジェイの変態!」


 ジェイはゲラゲラ笑いながらバスルームから出て行ったが、残された鈴子は顔を赤くして床にしゃがみ込む。ドキドキする心臓に火照り出す身体。昨晩から朝までジェイに抱かれた事によって、何かが自分の身体の中で変わった気がする鈴子。


 ゆっくりと自身の手を下ろしていき、秘部を確認してみて鈴子は驚愕する。


「やぁ……だ。濡れてる……。なんで」


 クチュリと音を立てて滑り気のある液体が鈴子の指に絡みつく。それを慌てて洗い流した鈴子だが、心臓の鼓動と身体の火照りは激しさを増す。

 
 鈴子は深呼吸をして気持ちを落ち着かせてから身体を洗い直すのだった。




     
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