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思いは一生続くとは限らない
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季節は冬になり、神戸の街はクリスマス用の飾りで賑やかになっていた。クリスマスには神戸の街に観光に訪れるカップルが多く、街としてはその商機逃がすわけにはいかないので、神戸中でクリスマスを盛り上げる。
ジェイのタトゥーショップや環のアパレルショップには、クリスマス行事は特に関係も無いのだが、人々の気持ちが浮かれているので、財布の紐を緩めて散財する者達の恩恵にはあずかっていた。
「クリスマスに互いの名前のタトゥーを入れに来るカップルおるやん? あれって、マジで別れたらどうするんやろうな?」
順平が真顔でジェイに訪ねる。ジェイは「ハアー」とため息を吐き、順平を哀れんだ目で見つめるのだ。
「お前と一緒で、別れた彼女の名前のタトゥー上に、別の柄を彫るんじゃないか?」
最近順平は愛しの彼女と別れた。順平は「ある日、目が覚めて気がついた。横で寝ている彼女の寝顔がオッサンに見えてん。全てが崩れ落ちたわ」とジェイに熱弁したのだ。順平との関係に馴れてきた彼女が素顔で過ごす時間が増えていき、順平の好きだった顔は「化粧をしているこの子」だったと気がついたという。
ジェイにしてみれば「理解できない」事であり、鈴子が涎を垂らして寝ていようが、ジェイにとっては全てを可愛いと思えるのにと。
順平は腕に彫っていた彼女の名前の上に髑髏を彫り、「あんだけ好きやったんがホンマ謎や……」と呟いていた。
「なあ、ジェイは鈴子ちゃんの名前は彫らへんの? 自分は鈴子ちゃんにガッツリ彫り込んでるのに。もし、鈴子ちゃんがジェイを嫌になったら、背中一面のお前の作品をどうするんやろな」
黙り込むジェイは少しムッとしていたが、ふとした疑問が頭を誤る。人を「好き」だとか「愛する」という事をいまいち分からないジェイは順平に尋ねる。
「なあ、相手を愛してると思ったら刺青を彫るのか?」
いきなりの質問に驚いた順平は目を見開いてジェイを見る。
「まあ、そうやなあ……。それだけ思いは深いんちゃうか? だって一生残るもんやし。でも、だからってその思いは一生続くとは限らんけどな……」
少し考え込むジェイは「うーん、分からん」とブツブツ呟く。ジェイは客から依頼だからと、何も考えずに恋人の名前とやらを彫っていたのだ。しかしそれが「愛の形」だというならば、自分はどうなのだろうと考える。
「俺は鈴子の名前を入れることに抵抗はない。鈴子の事は一生嫌になる事はない。それは確実だな。わざわざ俺の身体に名前を彫ってまで宣言しなくても良いんだ」
一呼吸置いたジェイはゆっくりと口を開く。
「それにアイツの身体に彫っている蛇は俺のと……」
ドアが音を立てて開き、奈菜と外に出ていた鈴子が戻ってきた。寒い気温から身体を守るためにと、モコモコのコートを着た鈴子はぬいぐるみのような可愛さで、少し赤い鼻と頬でジェイを見つめていた。
「ただいまジェイ」
「ああ、おかえり」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「鈴子、明後日の日曜日なんだがなあ。紹介で手彫りの仕事が入ったんだ。どうしてもその日しか駄目らしくて。お前の手彫りの日だったが、良いか?」
鈴子の背中の刺青にクリームを塗りながらジェイは鈴子に尋ねた。
鈴子の手彫りの日は毎週日曜日の夜になり、翌日の定休日に合わせていたのだ。ジェイと鈴子は刺青の施行と共に身体を交わらせる事を常としており、思う存分に楽しむために、定休日の前日にしたいとジェイが希望したのだった。
手彫りを施行するのは精神的にも肉体的にも疲れるために、ジェイは数日に一回を限度としていたのだ。その客に施行するということは、その前後数日は誰の手彫りもしないことになる。
鈴子はジェイにもう毎日のように抱かれているが、刺青を彫りながら抱かれるのは別格で、日曜日の朝から夜の施行を期待して下腹部を濡らす程だった。それがたった一回だとしても無くなるのは辛かったが、勿論素直に言えるような鈴子ではない。
「別に構わない……。わざわざ私に断らなくてもいいのに……」
声から鈴子の不機嫌さに気がつくジェイは、鈴子を抱き上げて自分の太ももの上に対面に座らせた。
「怒るなよ……。悪かったって。断れない相手なんだよ……。覚えてるか? 尾乃田さんの紹介なんだ」
「……ヤクザの?」
「そう。尾乃田さんには世話になってるしな。その代わりに、今日は存分に可愛がってやるから安心しろよ!」
「結構です!」
鈴子はジェイを押しのけるようにして逃げようとするが、ジェイにがっちりと腰をホールドされてそれは叶わなかった。イヤだイヤだと子供のように暴れる鈴子の、モコモコしたルームウェアーのパンツを引き下ろしたジェイは、ニヤッと笑い鈴子を見る。
「何だよ、これは……。俺にクリームを塗って貰いながら濡らしてたのか? 早く言えよなあ……」
「やぁ……違うの! 見ないで……ひぃ!」
鈴子の白いショーツの上からクラッチ部分を舐め出したジェイは、ソコが肌色が透けるほどに舌で濡らしていく。そして鼻を擦れるほど押しつけて「雌の匂いが籠もってるぞ」と鈴子に告げた。
「ひぅ! そ、そんなこと言わないでよ……。ジェイの馬鹿……」
鈴子は決してセクシーな下着等穿かない。いつもシンプルな飾り気の無い単色のビキニタイプかボーイッシュなヒップハングを好む。ジェイは下着にこだわりは無く、むしろ裸族で良い派なので、「どうせ直ぐに裸になるんだから穿くな」と言うほどだった。
「言われるのが嫌なら下着は着けるなよ。穿かなくていいじゃないか……。俺も本当は家では裸族でずっと居たいんだぞ」
ボクサーパンツから既にはみ出したジェイの男根が、ガッチリと鈴子の視界に写る。ジェイにしてみたら、どうせ常に戦闘態勢で、窮屈な下着からはみ出るなら、着ていることに煩わしさを覚えるだろう。隠せていない下着に意味はあるのかと。
きっとここで「裸族OK」をしてしまうと、いつでもどこでも常にジェイに挿入される事態になりそうなので、何とか阻止したいと鈴子は思っているのだが……。
「私は下着は着ける……。ジェイは……お風呂の後なら……好きにすれば……?」
永久凍土だと思われた鈴子のモラルは、ジェイによって徐々に溶かされているようで、ジェイはクククとほくそ笑む。
「助かるよ、鈴子」
ジェイは一気に鈴子のショーツを剥ぎ取り、鈴子の両足をグイっと左右に大きく開きながら間に押し入った。大きく反り立つ男根を掴んで鈴子の蜜壺に宛がう。
「すっかりと受け入れる準備は出来ているみたいだなあ。一気に突き刺すぞ!」
最後まで言い終わる前に、ジェイの強大な男根は、鈴子の膣肉を押しのけながらズブズブと最奥まで突き進む。
「あひぃーーーー! まって……! 無理ぃ……」
「無理? ハハハ、そんな事ないだろ。鈴子のココは問題なく飲み込んでるぞ」
ニヤリと笑うジェイは腰をグラインドしながら、大きな男根を出し入れし出す。最奥で中にタッチしたかと思うと、グイッとギリギリまで引き抜き、同じ事を繰り返す。その度に体内がジェイの強大な肉棒に引きずり出される感覚を味わう鈴子。脳が痺れたようにビリビリとし、口からツーッと涎を垂らす鈴子は、最早快楽を貪る穴人形になったようだった。
肩に脚を乗せた体位で何度か蜜壺を突いたあと、繋がったまま鈴子の脚を胸に押し付けて深く突いていくジェイ。
「ふ、深い……」
「ああ、最奥の更に奥まで届くかもな……」
先端が鈴子の子宮口に達すると、ジェイはその入り口を開くようにして、子宮をグイグイと押し上げていく。
「あふぅ……! ひぃ!」
鈴子は声にならない嬌声を上げて白目をむく。あまりの刺激で気を失った鈴子だが、激しく突き上げるジェイによって、直ぐに現実に引き戻されたのだった。
「気を失っても何度でも引き戻してやる。何度も絶頂を味あわせるからな」
ジェイはベロリと鈴子の首筋を舐め、薄く歯形が付く位に鈴子の首を噛んだのだった。
ジェイのタトゥーショップや環のアパレルショップには、クリスマス行事は特に関係も無いのだが、人々の気持ちが浮かれているので、財布の紐を緩めて散財する者達の恩恵にはあずかっていた。
「クリスマスに互いの名前のタトゥーを入れに来るカップルおるやん? あれって、マジで別れたらどうするんやろうな?」
順平が真顔でジェイに訪ねる。ジェイは「ハアー」とため息を吐き、順平を哀れんだ目で見つめるのだ。
「お前と一緒で、別れた彼女の名前のタトゥー上に、別の柄を彫るんじゃないか?」
最近順平は愛しの彼女と別れた。順平は「ある日、目が覚めて気がついた。横で寝ている彼女の寝顔がオッサンに見えてん。全てが崩れ落ちたわ」とジェイに熱弁したのだ。順平との関係に馴れてきた彼女が素顔で過ごす時間が増えていき、順平の好きだった顔は「化粧をしているこの子」だったと気がついたという。
ジェイにしてみれば「理解できない」事であり、鈴子が涎を垂らして寝ていようが、ジェイにとっては全てを可愛いと思えるのにと。
順平は腕に彫っていた彼女の名前の上に髑髏を彫り、「あんだけ好きやったんがホンマ謎や……」と呟いていた。
「なあ、ジェイは鈴子ちゃんの名前は彫らへんの? 自分は鈴子ちゃんにガッツリ彫り込んでるのに。もし、鈴子ちゃんがジェイを嫌になったら、背中一面のお前の作品をどうするんやろな」
黙り込むジェイは少しムッとしていたが、ふとした疑問が頭を誤る。人を「好き」だとか「愛する」という事をいまいち分からないジェイは順平に尋ねる。
「なあ、相手を愛してると思ったら刺青を彫るのか?」
いきなりの質問に驚いた順平は目を見開いてジェイを見る。
「まあ、そうやなあ……。それだけ思いは深いんちゃうか? だって一生残るもんやし。でも、だからってその思いは一生続くとは限らんけどな……」
少し考え込むジェイは「うーん、分からん」とブツブツ呟く。ジェイは客から依頼だからと、何も考えずに恋人の名前とやらを彫っていたのだ。しかしそれが「愛の形」だというならば、自分はどうなのだろうと考える。
「俺は鈴子の名前を入れることに抵抗はない。鈴子の事は一生嫌になる事はない。それは確実だな。わざわざ俺の身体に名前を彫ってまで宣言しなくても良いんだ」
一呼吸置いたジェイはゆっくりと口を開く。
「それにアイツの身体に彫っている蛇は俺のと……」
ドアが音を立てて開き、奈菜と外に出ていた鈴子が戻ってきた。寒い気温から身体を守るためにと、モコモコのコートを着た鈴子はぬいぐるみのような可愛さで、少し赤い鼻と頬でジェイを見つめていた。
「ただいまジェイ」
「ああ、おかえり」
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鈴子の背中の刺青にクリームを塗りながらジェイは鈴子に尋ねた。
鈴子の手彫りの日は毎週日曜日の夜になり、翌日の定休日に合わせていたのだ。ジェイと鈴子は刺青の施行と共に身体を交わらせる事を常としており、思う存分に楽しむために、定休日の前日にしたいとジェイが希望したのだった。
手彫りを施行するのは精神的にも肉体的にも疲れるために、ジェイは数日に一回を限度としていたのだ。その客に施行するということは、その前後数日は誰の手彫りもしないことになる。
鈴子はジェイにもう毎日のように抱かれているが、刺青を彫りながら抱かれるのは別格で、日曜日の朝から夜の施行を期待して下腹部を濡らす程だった。それがたった一回だとしても無くなるのは辛かったが、勿論素直に言えるような鈴子ではない。
「別に構わない……。わざわざ私に断らなくてもいいのに……」
声から鈴子の不機嫌さに気がつくジェイは、鈴子を抱き上げて自分の太ももの上に対面に座らせた。
「怒るなよ……。悪かったって。断れない相手なんだよ……。覚えてるか? 尾乃田さんの紹介なんだ」
「……ヤクザの?」
「そう。尾乃田さんには世話になってるしな。その代わりに、今日は存分に可愛がってやるから安心しろよ!」
「結構です!」
鈴子はジェイを押しのけるようにして逃げようとするが、ジェイにがっちりと腰をホールドされてそれは叶わなかった。イヤだイヤだと子供のように暴れる鈴子の、モコモコしたルームウェアーのパンツを引き下ろしたジェイは、ニヤッと笑い鈴子を見る。
「何だよ、これは……。俺にクリームを塗って貰いながら濡らしてたのか? 早く言えよなあ……」
「やぁ……違うの! 見ないで……ひぃ!」
鈴子の白いショーツの上からクラッチ部分を舐め出したジェイは、ソコが肌色が透けるほどに舌で濡らしていく。そして鼻を擦れるほど押しつけて「雌の匂いが籠もってるぞ」と鈴子に告げた。
「ひぅ! そ、そんなこと言わないでよ……。ジェイの馬鹿……」
鈴子は決してセクシーな下着等穿かない。いつもシンプルな飾り気の無い単色のビキニタイプかボーイッシュなヒップハングを好む。ジェイは下着にこだわりは無く、むしろ裸族で良い派なので、「どうせ直ぐに裸になるんだから穿くな」と言うほどだった。
「言われるのが嫌なら下着は着けるなよ。穿かなくていいじゃないか……。俺も本当は家では裸族でずっと居たいんだぞ」
ボクサーパンツから既にはみ出したジェイの男根が、ガッチリと鈴子の視界に写る。ジェイにしてみたら、どうせ常に戦闘態勢で、窮屈な下着からはみ出るなら、着ていることに煩わしさを覚えるだろう。隠せていない下着に意味はあるのかと。
きっとここで「裸族OK」をしてしまうと、いつでもどこでも常にジェイに挿入される事態になりそうなので、何とか阻止したいと鈴子は思っているのだが……。
「私は下着は着ける……。ジェイは……お風呂の後なら……好きにすれば……?」
永久凍土だと思われた鈴子のモラルは、ジェイによって徐々に溶かされているようで、ジェイはクククとほくそ笑む。
「助かるよ、鈴子」
ジェイは一気に鈴子のショーツを剥ぎ取り、鈴子の両足をグイっと左右に大きく開きながら間に押し入った。大きく反り立つ男根を掴んで鈴子の蜜壺に宛がう。
「すっかりと受け入れる準備は出来ているみたいだなあ。一気に突き刺すぞ!」
最後まで言い終わる前に、ジェイの強大な男根は、鈴子の膣肉を押しのけながらズブズブと最奥まで突き進む。
「あひぃーーーー! まって……! 無理ぃ……」
「無理? ハハハ、そんな事ないだろ。鈴子のココは問題なく飲み込んでるぞ」
ニヤリと笑うジェイは腰をグラインドしながら、大きな男根を出し入れし出す。最奥で中にタッチしたかと思うと、グイッとギリギリまで引き抜き、同じ事を繰り返す。その度に体内がジェイの強大な肉棒に引きずり出される感覚を味わう鈴子。脳が痺れたようにビリビリとし、口からツーッと涎を垂らす鈴子は、最早快楽を貪る穴人形になったようだった。
肩に脚を乗せた体位で何度か蜜壺を突いたあと、繋がったまま鈴子の脚を胸に押し付けて深く突いていくジェイ。
「ふ、深い……」
「ああ、最奥の更に奥まで届くかもな……」
先端が鈴子の子宮口に達すると、ジェイはその入り口を開くようにして、子宮をグイグイと押し上げていく。
「あふぅ……! ひぃ!」
鈴子は声にならない嬌声を上げて白目をむく。あまりの刺激で気を失った鈴子だが、激しく突き上げるジェイによって、直ぐに現実に引き戻されたのだった。
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