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第1章
第113話《シマちゃんと後夜祭について語る》
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《シマちゃん、おはよう!霧下すずめです。連絡先登録したからメッセージ送ってみたよ!》
(色々ごたついてて連絡先登録の報告が遅れたけど、ちゃんと大学で会う前に連絡しておかないとな。
オメコンの最終審査への準備の進捗も聞きたい所だし。)
メッセージを打ち込んで数分程度経つと、シマちゃんからもすぐに返信が来た。
《すずめちゃん!お・は・よ♪登録ありがと😘》
《いえいえ!オメコンの準備は順調?》
《もち、順調だよ~♪すずめちゃんも良かったら、今日もコンテストに応援に来て欲しいな💕やっぱ、親友に見られてるって思うとモチベ上がるからさ🥺投票の方もよろしくね💋》
《それは勿論!元々見に行くつもりだったよ!》
《え💕ほんと?やったー!!すずめちゃん最高!😚》
(良かった…。やっぱりこっちの方はあまり心配いらなそうだ。)
メッセージからシマちゃんのポジティブなエネルギーが伝わってきて、俺の心も少し軽くなる。
ミスターコンには散々介入して協力している俺だが、正直オメコンに関してはあまりにも頼もしすぎるシマちゃんがいるので、実はそこまで心配はしていなかった。
この後、なんのトラブルもなければ、静観しておいても大丈夫だろう。
一瞬、ひなや司会の顔が浮かんで嫌な予感が頭をよぎったが、まだ起きてもいない事には対処できないからな。
《あ!ところで話変わるけどさ、すずめちゃんって今日の後夜祭パーティって参加したりするー??》
《え?パーティ?うーん、実は参加するかどうか悩み中なんだよね。…どうして?》
(後夜祭か…。まさかこのタイミングでその話題が出てくるとは思ってなかったな。)
丁度先ほど今日の文化祭の日程で初めて知ったばかりの情報だったので、俺は興味津々で聞き返した。
《いやね?なんかさっき、学内のΩ達から後夜祭でひなちゃんがヤバ崎君との婚約を発表するらしいって噂で聞いてさ…。多分あの子、昨日のオメコンでプロポーズすっぽかされて血迷ってるんだと思うんだよね。明らかにヤバ崎君はすずめちゃんに一筋で、一切相手にされてないってのに往生際悪いよね!💢》
(!ひなが今日の後夜祭パーティで婚約発表?!今までは俺に対する匂わせやマウントで満足していたくせに最近随分気が早いな…。昨日は電話でパパとやらに総一郎との縁談を進めるようにせっついていたし…。)
多分シマちゃんの言う通り、昨日のコンテストでこれまでに経験したことがないくらいプライドが傷ついたから、なんとかして周囲に自分が優位に立っていることをアピールしたいんだろうな。
(…まぁ総一郎とひなが婚約者同士だっていう件に関しては事実なんだけど。)
俺にとっては今更驚くような話ではないものの、シマちゃんや周囲の人から見たら、俺と総一郎が正式に付き合っていて、ひなが勝手に俺達にちょっかいをかけている構図に見えているだろうから、この話は到底信じられないだろう。
今の状況を整理しながら、俺は慎重に返信を打ち始めた。
《そうなんだね…。ひなちゃん、一体どういうつもりなんだろう?とりあえず俺も後夜祭に参加して、なりゆきを見届けてみるよ(^-^;》
さっきまでは迷っていたが、ひとまず後夜祭パーティに参加することはこれで確定した。
コンテストでボロボロになったあいつの心を、後夜祭でも何とか手を回して恥をかかせて追い打ちをかけてやりたいという欲が沸いたからな。
(色々ごたついてて連絡先登録の報告が遅れたけど、ちゃんと大学で会う前に連絡しておかないとな。
オメコンの最終審査への準備の進捗も聞きたい所だし。)
メッセージを打ち込んで数分程度経つと、シマちゃんからもすぐに返信が来た。
《すずめちゃん!お・は・よ♪登録ありがと😘》
《いえいえ!オメコンの準備は順調?》
《もち、順調だよ~♪すずめちゃんも良かったら、今日もコンテストに応援に来て欲しいな💕やっぱ、親友に見られてるって思うとモチベ上がるからさ🥺投票の方もよろしくね💋》
《それは勿論!元々見に行くつもりだったよ!》
《え💕ほんと?やったー!!すずめちゃん最高!😚》
(良かった…。やっぱりこっちの方はあまり心配いらなそうだ。)
メッセージからシマちゃんのポジティブなエネルギーが伝わってきて、俺の心も少し軽くなる。
ミスターコンには散々介入して協力している俺だが、正直オメコンに関してはあまりにも頼もしすぎるシマちゃんがいるので、実はそこまで心配はしていなかった。
この後、なんのトラブルもなければ、静観しておいても大丈夫だろう。
一瞬、ひなや司会の顔が浮かんで嫌な予感が頭をよぎったが、まだ起きてもいない事には対処できないからな。
《あ!ところで話変わるけどさ、すずめちゃんって今日の後夜祭パーティって参加したりするー??》
《え?パーティ?うーん、実は参加するかどうか悩み中なんだよね。…どうして?》
(後夜祭か…。まさかこのタイミングでその話題が出てくるとは思ってなかったな。)
丁度先ほど今日の文化祭の日程で初めて知ったばかりの情報だったので、俺は興味津々で聞き返した。
《いやね?なんかさっき、学内のΩ達から後夜祭でひなちゃんがヤバ崎君との婚約を発表するらしいって噂で聞いてさ…。多分あの子、昨日のオメコンでプロポーズすっぽかされて血迷ってるんだと思うんだよね。明らかにヤバ崎君はすずめちゃんに一筋で、一切相手にされてないってのに往生際悪いよね!💢》
(!ひなが今日の後夜祭パーティで婚約発表?!今までは俺に対する匂わせやマウントで満足していたくせに最近随分気が早いな…。昨日は電話でパパとやらに総一郎との縁談を進めるようにせっついていたし…。)
多分シマちゃんの言う通り、昨日のコンテストでこれまでに経験したことがないくらいプライドが傷ついたから、なんとかして周囲に自分が優位に立っていることをアピールしたいんだろうな。
(…まぁ総一郎とひなが婚約者同士だっていう件に関しては事実なんだけど。)
俺にとっては今更驚くような話ではないものの、シマちゃんや周囲の人から見たら、俺と総一郎が正式に付き合っていて、ひなが勝手に俺達にちょっかいをかけている構図に見えているだろうから、この話は到底信じられないだろう。
今の状況を整理しながら、俺は慎重に返信を打ち始めた。
《そうなんだね…。ひなちゃん、一体どういうつもりなんだろう?とりあえず俺も後夜祭に参加して、なりゆきを見届けてみるよ(^-^;》
さっきまでは迷っていたが、ひとまず後夜祭パーティに参加することはこれで確定した。
コンテストでボロボロになったあいつの心を、後夜祭でも何とか手を回して恥をかかせて追い打ちをかけてやりたいという欲が沸いたからな。
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