100 / 256
親善試合へ。
しおりを挟む
明日は親善試合という夜のこと。
マークス兄様から、ダークが試合に差し支える精神状態になるといけないから言わない方がいいと言われて黙ってはいた。
だが、勝者への花束贈呈だけでなく、開会の挨拶までさせられる事になった時点で、どう考えても試合前に丸分かりではないか。
一応ダークに事前に報告しておかないと、後々宜しくないような気がする。
それに隠し事をするのは心苦しいので、もう明日の話とは言え打ち明けておく事にした。
◇ ◇ ◇
「あのねぇ、ダーク。明日の試合の事なんだけど………」
風呂から上がり、寝室に戻ってきたダークに、私は話しかけた。
「ん?試合?………やっぱり観に来るとか言い出すんだろう。ダメだダメだ。あんな脳筋のむさ苦しい野郎ばかりのところにリーシャが来たら危ない。
間違いなく襲われるし拐われる。
………観て貰いたいのは山々だが、俺も試合に集中出来なくなってしまうしな」
「家族が観に来たぐらいで集中出来なくてどうするのよ。明日はアレックやルーシーがカイル達を連れて行くのよ?」
「リーシャは特別だから」
「家族でしょ?」
「………家族だが、俺が唯一愛する女性でもあるだろう?」
だからはにかむんじゃない可愛いから。聞いたこっちが恥ずかしいわ。
「いえ、観に行くというかね、実は私も明日は行かないといけなくなったのよ」
「………どういう事だ?」
私はあの件を告げた。
皇太子殿下と妃殿下のお願いという名の断れない脅迫である事もきちんと練り込んでおく。
「いや、………確かにリーシャを超えるほどの聖女か女神レベルの美女はまず居ないが、だからって………だが皇太子殿下や妃殿下の依頼を断る事も………そこらで適当に美人な女性を見繕って出しとけばいい話なのに………きっと隣国に見せびらかしたいだけなんだ見栄っ張りだから………くそ、リーシャが減る。絶対に色々と減る。俺だけの妻なのに………」
眉間にシワを寄せて、ダークがブツブツと病み発言をしている。
減らないわよ。
何よ色々と減るって。これ以上チチは減ると困るんだけど。
お腹の脂肪だって簡単に減ってくれないのに。
ダークも、ルーシーや兄様も、本当に眼科へ行った方がいいと思う。心からそう思う。私は己を知る美女(笑)でいたい。
身の回りの人間が私の価値観を崩そうとするので油断ならない。
「まあ、そう言う訳でね。不可抗力なのよ。だから明日は柱の陰からちょこっとダークの試合観て応援してるから」
当日私は関係者扱いのせいで観客席には入れないのだ。
子供たちと一緒に応援したかったが、「神秘性を高める」だとかで、挨拶と花束贈呈の時以外は、出来るだけ控え室にいるか人目につかないようにと兄様に念押しされた。
元から欠片ほどの神秘性もありはしないのだが。
神秘性溢れる女性は薄いマンガ描いたりエロ小説書いたりしないし、うんばばうんばば踊らない。
更には扉の縁で足の小指を打って、余りの痛さに前衛舞踏のように「あ」とか「う」とかカクンカクンと怪しい動きをしてたら、子供たちに遊びだと思われて真似されたりもしない。
「………他の男に見えないように応援してくれるのは嬉しいが、1つ気になる事がある」
ダークが私を見た。
「え?何よ」
「その………本当に花束贈呈だけなのか?………試合は大小含めてよく開催されるが、花束贈呈する女性は、優勝者に花束とキスがワンセットだ。まあ頬だったり唇だったり手だったりと場所は変わるが」
「………………えええっ、キスするの!?聞いてないけど」
パパンやママン、兄弟や子供たちには親愛のキスで頬に軽くしたりもするけど、赤の他人はちょっと。
ダーク以外の人だった場合、唇はとても嫌だ。
「義兄さんはギリギリまで隠した札は晒さない人だからな………」
少し恨みがましい眼差しでダークは呟く。ああ、目に見えて元気が無くなっていく。
「………まあ、キスしないかも知れないけど、するんだとしても問題ないわ」
私は、グイッとダークを引き寄せた。
よし、ここでおねだり妻を発揮して気持ちを上げてもらうのよリーシャ。
「だってダーリンが優勝してくれるんでしょう?私のた、め、に」
ダークの唇にトントンと人指し指をあてて笑う。
………さぶっ。
いやいや世の中の悪女さんはこんなことを平気で出来るんだわねー。すごいすごい。
こんなの常時やってたら私なんかメンタル崩壊しそうだわ。
内心悪女さんに盛大なエールを送っていたら、
「勿論勝つ。それでなリーシャ………」
あ、元気になったのはいいけど、色気が土石流の如く流れてきた。これはまずい。
「………は、い?」
「俺は明日のために荒ぶる魂を静めなければいけないと思うんだ」
「そ、そうね。睡眠も充分にとって万全の態勢で臨むべきだと思うわ!」
「充分な睡眠を取るためには充分な運動も必要だと思わないか?」
「わた、私は運動はしない人だからよく分からないわ~。あ、子供たちの様子でも見てこようかしらね。ダークはゆっくり鋭気を養ってもらっーー」
立ち上がる私の腕を引っ張りベッドに押し倒す。
「ちょ、ちょっ」
「だからな、鋭気を養うためにリーシャにも協力して貰いたい。………ダメか?」
間近でキラキラキラキラとミラーボールみたいに人外の美貌と色気を振りまかないで下さい。とても眩しいんですよ。
大体ダメかと聞いてる間も太ももに伸びる手はなんですか。スカートまくれてるじゃないですか。
「………ダメじゃないわ」
未だに接近戦ではこの剣士に勝てない土偶であった。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「アレック、ルーシー、くれぐれも子供たちを宜しくね」
「大丈夫ですよ。俺もルーシーもこう見えて武闘派ですからね。誘拐犯なんか寄せ付けませんから」
アレックが笑顔でサムズアップをした。ルーシーも頷く。
いやちげーよ。
心配なのは子供たちの暴走だよ。
私はお出かけ支度を済ませた子供たちを眺めた。
「カイル、ブレナン、アナスタシア、クロエ。お母様のお願いは覚えてるわね?」
「はい。ひとつ、ひとまえでふんばばおどりをしない」
「ふたつ、ひとのあしにつかまっていどうしない」
「みっつ、じべたでねむらない」
「よろしい。父様が出る試合以外にも沢山試合があるからね。眠くなったらじいじやばあばも会場で待ち合わせてるから抱っこしてもらって寝なさい。ルーシー達でもいいわ。地べたで寝ると踏まれるからね。
母様は帰りは一緒に帰るからね。それまで良い子にしてるのよ?」
「「「「はい(あい)」」」」
私はランチバスケットをルーシーに手渡し手を振って見送ると、急いで自分の着替えに部屋へ戻った。
絶対に確信犯であろうダークに、ドレスから隠れないところに付けられた幾つものキスマークをファンデーションやコンシーラーで隠す。あのバカたれめ余計な仕事を増やしおって。
マークス兄様に贈られたドレスは、肩もむき出しだし衿ぐりが広くて少々露出が多いのに。
背中はよく見えないので髪は下ろしたままアップにしないで隠しとけばいいか。
メイクも済ませ、姿見の前でじっくりと見る。
しかし、なんでこの地味めの凡人顔が傾国の美貌(他称)なんだろか。不思議だ。
どうみても着飾った私を見てると、ピアノの発表会、という貧困なイメージしか思い浮かばないが、まあ前世の価値観だ致し方あるまい。
よし、土偶武装モード、出陣。
パンパンッ、と頬を叩いて気合いを入れると、私は馬車に乗り込むべく玄関へと向かうのであった。
マークス兄様から、ダークが試合に差し支える精神状態になるといけないから言わない方がいいと言われて黙ってはいた。
だが、勝者への花束贈呈だけでなく、開会の挨拶までさせられる事になった時点で、どう考えても試合前に丸分かりではないか。
一応ダークに事前に報告しておかないと、後々宜しくないような気がする。
それに隠し事をするのは心苦しいので、もう明日の話とは言え打ち明けておく事にした。
◇ ◇ ◇
「あのねぇ、ダーク。明日の試合の事なんだけど………」
風呂から上がり、寝室に戻ってきたダークに、私は話しかけた。
「ん?試合?………やっぱり観に来るとか言い出すんだろう。ダメだダメだ。あんな脳筋のむさ苦しい野郎ばかりのところにリーシャが来たら危ない。
間違いなく襲われるし拐われる。
………観て貰いたいのは山々だが、俺も試合に集中出来なくなってしまうしな」
「家族が観に来たぐらいで集中出来なくてどうするのよ。明日はアレックやルーシーがカイル達を連れて行くのよ?」
「リーシャは特別だから」
「家族でしょ?」
「………家族だが、俺が唯一愛する女性でもあるだろう?」
だからはにかむんじゃない可愛いから。聞いたこっちが恥ずかしいわ。
「いえ、観に行くというかね、実は私も明日は行かないといけなくなったのよ」
「………どういう事だ?」
私はあの件を告げた。
皇太子殿下と妃殿下のお願いという名の断れない脅迫である事もきちんと練り込んでおく。
「いや、………確かにリーシャを超えるほどの聖女か女神レベルの美女はまず居ないが、だからって………だが皇太子殿下や妃殿下の依頼を断る事も………そこらで適当に美人な女性を見繕って出しとけばいい話なのに………きっと隣国に見せびらかしたいだけなんだ見栄っ張りだから………くそ、リーシャが減る。絶対に色々と減る。俺だけの妻なのに………」
眉間にシワを寄せて、ダークがブツブツと病み発言をしている。
減らないわよ。
何よ色々と減るって。これ以上チチは減ると困るんだけど。
お腹の脂肪だって簡単に減ってくれないのに。
ダークも、ルーシーや兄様も、本当に眼科へ行った方がいいと思う。心からそう思う。私は己を知る美女(笑)でいたい。
身の回りの人間が私の価値観を崩そうとするので油断ならない。
「まあ、そう言う訳でね。不可抗力なのよ。だから明日は柱の陰からちょこっとダークの試合観て応援してるから」
当日私は関係者扱いのせいで観客席には入れないのだ。
子供たちと一緒に応援したかったが、「神秘性を高める」だとかで、挨拶と花束贈呈の時以外は、出来るだけ控え室にいるか人目につかないようにと兄様に念押しされた。
元から欠片ほどの神秘性もありはしないのだが。
神秘性溢れる女性は薄いマンガ描いたりエロ小説書いたりしないし、うんばばうんばば踊らない。
更には扉の縁で足の小指を打って、余りの痛さに前衛舞踏のように「あ」とか「う」とかカクンカクンと怪しい動きをしてたら、子供たちに遊びだと思われて真似されたりもしない。
「………他の男に見えないように応援してくれるのは嬉しいが、1つ気になる事がある」
ダークが私を見た。
「え?何よ」
「その………本当に花束贈呈だけなのか?………試合は大小含めてよく開催されるが、花束贈呈する女性は、優勝者に花束とキスがワンセットだ。まあ頬だったり唇だったり手だったりと場所は変わるが」
「………………えええっ、キスするの!?聞いてないけど」
パパンやママン、兄弟や子供たちには親愛のキスで頬に軽くしたりもするけど、赤の他人はちょっと。
ダーク以外の人だった場合、唇はとても嫌だ。
「義兄さんはギリギリまで隠した札は晒さない人だからな………」
少し恨みがましい眼差しでダークは呟く。ああ、目に見えて元気が無くなっていく。
「………まあ、キスしないかも知れないけど、するんだとしても問題ないわ」
私は、グイッとダークを引き寄せた。
よし、ここでおねだり妻を発揮して気持ちを上げてもらうのよリーシャ。
「だってダーリンが優勝してくれるんでしょう?私のた、め、に」
ダークの唇にトントンと人指し指をあてて笑う。
………さぶっ。
いやいや世の中の悪女さんはこんなことを平気で出来るんだわねー。すごいすごい。
こんなの常時やってたら私なんかメンタル崩壊しそうだわ。
内心悪女さんに盛大なエールを送っていたら、
「勿論勝つ。それでなリーシャ………」
あ、元気になったのはいいけど、色気が土石流の如く流れてきた。これはまずい。
「………は、い?」
「俺は明日のために荒ぶる魂を静めなければいけないと思うんだ」
「そ、そうね。睡眠も充分にとって万全の態勢で臨むべきだと思うわ!」
「充分な睡眠を取るためには充分な運動も必要だと思わないか?」
「わた、私は運動はしない人だからよく分からないわ~。あ、子供たちの様子でも見てこようかしらね。ダークはゆっくり鋭気を養ってもらっーー」
立ち上がる私の腕を引っ張りベッドに押し倒す。
「ちょ、ちょっ」
「だからな、鋭気を養うためにリーシャにも協力して貰いたい。………ダメか?」
間近でキラキラキラキラとミラーボールみたいに人外の美貌と色気を振りまかないで下さい。とても眩しいんですよ。
大体ダメかと聞いてる間も太ももに伸びる手はなんですか。スカートまくれてるじゃないですか。
「………ダメじゃないわ」
未だに接近戦ではこの剣士に勝てない土偶であった。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「アレック、ルーシー、くれぐれも子供たちを宜しくね」
「大丈夫ですよ。俺もルーシーもこう見えて武闘派ですからね。誘拐犯なんか寄せ付けませんから」
アレックが笑顔でサムズアップをした。ルーシーも頷く。
いやちげーよ。
心配なのは子供たちの暴走だよ。
私はお出かけ支度を済ませた子供たちを眺めた。
「カイル、ブレナン、アナスタシア、クロエ。お母様のお願いは覚えてるわね?」
「はい。ひとつ、ひとまえでふんばばおどりをしない」
「ふたつ、ひとのあしにつかまっていどうしない」
「みっつ、じべたでねむらない」
「よろしい。父様が出る試合以外にも沢山試合があるからね。眠くなったらじいじやばあばも会場で待ち合わせてるから抱っこしてもらって寝なさい。ルーシー達でもいいわ。地べたで寝ると踏まれるからね。
母様は帰りは一緒に帰るからね。それまで良い子にしてるのよ?」
「「「「はい(あい)」」」」
私はランチバスケットをルーシーに手渡し手を振って見送ると、急いで自分の着替えに部屋へ戻った。
絶対に確信犯であろうダークに、ドレスから隠れないところに付けられた幾つものキスマークをファンデーションやコンシーラーで隠す。あのバカたれめ余計な仕事を増やしおって。
マークス兄様に贈られたドレスは、肩もむき出しだし衿ぐりが広くて少々露出が多いのに。
背中はよく見えないので髪は下ろしたままアップにしないで隠しとけばいいか。
メイクも済ませ、姿見の前でじっくりと見る。
しかし、なんでこの地味めの凡人顔が傾国の美貌(他称)なんだろか。不思議だ。
どうみても着飾った私を見てると、ピアノの発表会、という貧困なイメージしか思い浮かばないが、まあ前世の価値観だ致し方あるまい。
よし、土偶武装モード、出陣。
パンパンッ、と頬を叩いて気合いを入れると、私は馬車に乗り込むべく玄関へと向かうのであった。
51
あなたにおすすめの小説
この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜
具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです
転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!?
肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!?
その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。
そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。
前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、
「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。
「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」
己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、
結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──!
「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」
でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……!
アホの子が無自覚に世界を救う、
価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!
【完結】人前で話せない陰キャな僕がVtuberを始めた結果、クラスにいる国民的美少女のアイドルにガチ恋されてた件
中島健一
恋愛
織原朔真16歳は人前で話せない。息が詰まり、頭が真っ白になる。そんな悩みを抱えていたある日、妹の織原萌にVチューバーになって喋る練習をしたらどうかと持ち掛けられた。
織原朔真の扮するキャラクター、エドヴァルド・ブレインは次第に人気を博していく。そんな中、チャンネル登録者数が1桁の時から応援してくれていた視聴者が、織原朔真と同じ高校に通う国民的アイドル、椎名町45に属する音咲華多莉だったことに気が付く。
彼女に自分がエドヴァルドだとバレたら落胆させてしまうかもしれない。彼女には勿論、学校の生徒達や視聴者達に自分の正体がバレないよう、Vチューバー活動をするのだが、織原朔真は自分の中に異変を感じる。
ネットの中だけの人格であるエドヴァルドが現実世界にも顔を覗かせ始めたのだ。
学校とアルバイトだけの生活から一変、視聴者や同じVチューバー達との交流、eスポーツを経て変わっていく自分の心情や価値観。
これは織原朔真や彼に関わる者達が成長していく物語である。
カクヨム、小説家になろうにも掲載しております。
天使は女神を恋願う
紅子
恋愛
美醜が逆転した世界に召喚された私は、この不憫な傾国級の美青年を幸せにしてみせる!この世界でどれだけ醜いと言われていても、私にとっては麗しき天使様。手放してなるものか!
女神様の導きにより、心に深い傷を持つ男女が出会い、イチャイチャしながらお互いに心を暖めていく、という、どう頑張っても砂糖が量産されるお話し。
R15は、念のため。設定ゆるゆる、ご都合主義の自己満足な世界のため、合わない方は、読むのをお止めくださいm(__)m
20話完結済み
毎日00:00に更新予定
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
最高ランクの御曹司との甘い生活にすっかりハマってます
けいこ
恋愛
ホテルマンとして、大好きなあなたと毎日一緒に仕事が出来ることに幸せを感じていた。
あなたは、グレースホテル東京の総支配人。
今や、世界中に点在する最高級ホテルの創始者の孫。
つまりは、最高ランクの御曹司。
おまけに、容姿端麗、頭脳明晰。
総支配人と、同じホテルで働く地味で大人しめのコンシェルジュの私とは、明らかに身分違い。
私は、ただ、あなたを遠くから見つめているだけで良かったのに…
それなのに、突然、あなたから頼まれた偽装結婚の相手役。
こんな私に、どうしてそんなことを?
『なぜ普通以下なんて自分をさげすむんだ。一花は…そんなに可愛いのに…』
そう言って、私を抱きしめるのはなぜ?
告白されたわけじゃないのに、気がづけば一緒に住むことになって…
仕事では見ることが出来ない、私だけに向けられるその笑顔と優しさ、そして、あなたの甘い囁きに、毎日胸がキュンキュンしてしまう。
親友からのキツイ言葉に深く傷ついたり、ホテルに長期滞在しているお客様や、同僚からのアプローチにも翻弄されて…
私、一体、この先どうなっていくのかな?
転生からの魔法失敗で、1000年後に転移かつ獣人逆ハーレムは盛りすぎだと思います!
ゴルゴンゾーラ三国
恋愛
異世界転生をするものの、物語の様に分かりやすい活躍もなく、のんびりとスローライフを楽しんでいた主人公・マレーゼ。しかしある日、転移魔法を失敗してしまい、見知らぬ土地へと飛ばされてしまう。
全く知らない土地に慌てる彼女だったが、そこはかつて転生後に生きていた時代から1000年も後の世界であり、さらには自身が生きていた頃の文明は既に滅んでいるということを知る。
そして、実は転移魔法だけではなく、1000年後の世界で『嫁』として召喚された事実が判明し、召喚した相手たちと婚姻関係を結ぶこととなる。
人懐っこく明るい蛇獣人に、かつての文明に入れ込む兎獣人、なかなか心を開いてくれない狐獣人、そして本物の狼のような狼獣人。この時代では『モテない』と言われているらしい四人組は、マレーゼからしたらとてつもない美形たちだった。
1000年前に戻れないことを諦めつつも、1000年後のこの時代で新たに生きることを決めるマレーゼ。
異世界転生&転移に巻き込まれたマレーゼが、1000年後の世界でスローライフを送ります!
【この作品は逆ハーレムものとなっております。最終的に一人に絞られるのではなく、四人同時に結ばれますのでご注意ください】
【この作品は『小説家になろう』『カクヨム』『Pixiv』にも掲載しています】
不憫な貴方を幸せにします
紅子
恋愛
絶世の美女と男からチヤホヤされるけど、全然嬉しくない。だって、私の好みは正反対なんだもん!ああ、前世なんて思い出さなければよかった。美醜逆転したこの世界で私のタイプは超醜男。競争率0のはずなのに、周りはみんな違う意味で敵ばっかり。もう!私にかまわないで!!!
毎日00:00に更新します。
完結済み
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる