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ダークはデートに誘う。
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【ダーク視点】
丸3日かかって、何とかラブレターの体裁にはなったであろう手紙を書き上げた俺は、ライムグリーンの封筒に入れてきっちり封をした。
読み返す度に、自分の文章のあまりの稚拙さに破り捨てては書き直すのを繰り返していたら、もう何が良くて何が悪いのかすら判断がつかなくなってきたので、いっそ2度と読み返せないようにと封印したのだ。
ラブレターなど、生まれてこのかた書いた事もなかったのだ。
良い文面など思いつく訳もない。
まさかリーシャが俺のラブレターを今頃になっても欲しがるなんて、夢にも思わないし、一生書く予定もなかったのだ。
自分で言うのも何だが、俺の文章力は始末書、報告書、申請書などの定型的な書類や公的なモノを書ける程度の能力しかない。
ま、普段から手紙を書くような習慣もないのだから当然とも言えるのだが。
リーシャが紡ぐ物語のように、行間から溢れだすドキドキワクワク感、などという引き込まれるような文章が書ければ良かったのだが、あいにく神は俺に文才など不要と考えたようである。
(よし。後は………)
俺は以前家族で行ったのとは違う、海沿いのコンドミニアム形式のホテルを2泊予約していた。
多分、釣りをする事になったら、釣った魚を自分で料理したいと言い出すに決まっている。
リーシャはワサビをつけた新鮮な魚の刺身を好むのだ。
デートの名目で釣り旅行に行こうと考えていた。
今回子供たちはルーシーやアレックたちに任せて2人きりである。
リーシャの方は、
「ダークだって今さら結婚して何年も経った妻なんかとデートしたいとは思わないだろう」
と悩んでいたようだが、俺だって、
「大分年を食った不細工なオッサンと2人きりで出掛けてくれるとは思ってなかった」
のである。
ヒューイに一週間ぐらい休み貰っていいかと聞いたら「俺がしんどいだろうがふざけんなボケ」と言われ、ギリギリの攻防で4日をもぎ取ったのだ。
なぜ溜まりまくっている自分の有休が希望するだけ取れないのか納得行かないところだが、俺はご機嫌なので今回はよしとしよう。
リーシャと2泊して、戻ってきたら最後の一日は子供たちと目一杯遊ぶ日にしようとも決めていた。
手紙については、アレを直接渡すのはどうにも照れ臭いので、旅の帰りにこそっと鞄にでも忍ばせようと思っている。
リーシャを誘う前にルーシーがメモを手渡してきた。
「わたくしがラブレターを書けとか2人きりでデートをしろとか一切お伝えしていない事になっておりますので、全て旦那様が自主的に行動したていでお願い致します。
その方がリーシャ様も喜ばれると思いますので」
中にはそう綴られていた。
ルーシーにとって人生の最優先事項が『リーシャ』であり、その次に同率で子供たち、ちょい下に俺とすぐ下にアズキといったランク付けである。
新参者のアズキとランクがほぼ変わらないところが切ないが、アズキには俺も癒されるので仕方あるまい。
だから、彼女の言う通りに行動すれば間違いないのは分かっているのだが、そうするとまるで俺が【よく気が回る思いやりのある良い夫】みたいで心苦しい。
いつもルーシーの手柄、影の働きを俺が全部奪ってしまっている気がするのだ。
俺はちっとも気が回らないし、自分勝手に物事を進めているだけで、お世辞にも良い夫とは言い難い。
子供たちと率先して遊んでいたりするのも、早く疲れさせて眠らせたいからと言うのが気持ちの8割以上を占めている。
勿論愛情もあるし、仕事で離れていた時間の穴埋めでもあるのだが、一番の理由は「リーシャと2人でいられる時間を増やしたいから」である。
アズキのトイレ掃除をしたり、洗濯物を取り込むのを手伝ったりシーツカバーの交換をするのだって、リーシャのやることが減れば、その分俺に構ってくれる時間が増えるだろうという、優しさだけではない狡い計算が働いていたりもするのだ。
とても40間近とは思えない子供のような独占欲である。
天から舞い降りた女神を自分のモノにしただけでは飽きたらず、なるべく自分の側にいてほしいと願うなど、このツラで大変おこがましいのだが、年々美しく可愛くなるリーシャを他の男に奪われたくないと言う執着も加わって、俺を妻にマメで優しい男に仕立てているだけなのである。
ルーシーには毎回感謝のしようもないが、お互いにリーシャ至上主義なので、協力体制は崩せない。
御礼のつもりで数日休みをやろうとしたら、リーシャと離れてまでやりたいことが思いつかないと拒否られた。
俺と同じ魂(ソウル)を持つ彼女は、既に我が家のメイドというより俺の頼りになる相棒である。
※ ※ ※
「………釣り旅行?」
「ああ」
寝室でリーシャに週末のお誘いをする。
ルーシーに仕事の空きスケジュールは聞いていたので大丈夫だとは思うものの、本当にOKが貰えるまでは不安である。
「2人で?」
「夫婦水入らずもたまには良いんじゃないかと思ってな。でももし、その、アレだ、行きたくないなら無理にとはーーー」
「やあね勿論行くわよ!わあ本当に凄く楽しみだわ!!ありがとうダーク」
満面の笑みで俺の胸に飛び込んで来るリーシャを受け止めるとようやくホッとする。
「すまんな、オッサンと一緒で」
「ダークがオッサンなら私もオバサンだからね」
「バカ言うな。リーシャはどこもかしこも可愛いし綺麗だ!」
「………まあそれは言い過ぎだけど。
ダークも何年経っても私のイチオシのイケメンだから」
すりすりしてくるリーシャが可愛くて仕方がない。
ウチの奥さんは最高である。
「ダーク、ところで今回も対決はあるのよね?」
「………ん?なんだまた俺にボコボコにされたいのか?技術は俺の方が上だが」
本当は結婚してからは時間が勿体なくて殆ど釣りなんぞしていないので、昔の勘が取り戻せるか若干不安だが。
「ほほほほっ、前回負け越してるクセに。負け犬の遠吠えは見苦しくてよ?」
「………アレはたまたまだ。今回はアオリイカとクロダイ辺りを狙うが、大物は俺が釣るから、リーシャはちんまいのを釣っておけ」
「ちょっと言ったわね………私が勝ったら『師匠』と呼ばせるわよ」
「おう。俺が勝ったら『大先生』と呼べ」
「乗ったわ」
俺たちはルーシーやアレックに子供たちの事を頼み、週末楽しい釣り旅行に出発した。
丸3日かかって、何とかラブレターの体裁にはなったであろう手紙を書き上げた俺は、ライムグリーンの封筒に入れてきっちり封をした。
読み返す度に、自分の文章のあまりの稚拙さに破り捨てては書き直すのを繰り返していたら、もう何が良くて何が悪いのかすら判断がつかなくなってきたので、いっそ2度と読み返せないようにと封印したのだ。
ラブレターなど、生まれてこのかた書いた事もなかったのだ。
良い文面など思いつく訳もない。
まさかリーシャが俺のラブレターを今頃になっても欲しがるなんて、夢にも思わないし、一生書く予定もなかったのだ。
自分で言うのも何だが、俺の文章力は始末書、報告書、申請書などの定型的な書類や公的なモノを書ける程度の能力しかない。
ま、普段から手紙を書くような習慣もないのだから当然とも言えるのだが。
リーシャが紡ぐ物語のように、行間から溢れだすドキドキワクワク感、などという引き込まれるような文章が書ければ良かったのだが、あいにく神は俺に文才など不要と考えたようである。
(よし。後は………)
俺は以前家族で行ったのとは違う、海沿いのコンドミニアム形式のホテルを2泊予約していた。
多分、釣りをする事になったら、釣った魚を自分で料理したいと言い出すに決まっている。
リーシャはワサビをつけた新鮮な魚の刺身を好むのだ。
デートの名目で釣り旅行に行こうと考えていた。
今回子供たちはルーシーやアレックたちに任せて2人きりである。
リーシャの方は、
「ダークだって今さら結婚して何年も経った妻なんかとデートしたいとは思わないだろう」
と悩んでいたようだが、俺だって、
「大分年を食った不細工なオッサンと2人きりで出掛けてくれるとは思ってなかった」
のである。
ヒューイに一週間ぐらい休み貰っていいかと聞いたら「俺がしんどいだろうがふざけんなボケ」と言われ、ギリギリの攻防で4日をもぎ取ったのだ。
なぜ溜まりまくっている自分の有休が希望するだけ取れないのか納得行かないところだが、俺はご機嫌なので今回はよしとしよう。
リーシャと2泊して、戻ってきたら最後の一日は子供たちと目一杯遊ぶ日にしようとも決めていた。
手紙については、アレを直接渡すのはどうにも照れ臭いので、旅の帰りにこそっと鞄にでも忍ばせようと思っている。
リーシャを誘う前にルーシーがメモを手渡してきた。
「わたくしがラブレターを書けとか2人きりでデートをしろとか一切お伝えしていない事になっておりますので、全て旦那様が自主的に行動したていでお願い致します。
その方がリーシャ様も喜ばれると思いますので」
中にはそう綴られていた。
ルーシーにとって人生の最優先事項が『リーシャ』であり、その次に同率で子供たち、ちょい下に俺とすぐ下にアズキといったランク付けである。
新参者のアズキとランクがほぼ変わらないところが切ないが、アズキには俺も癒されるので仕方あるまい。
だから、彼女の言う通りに行動すれば間違いないのは分かっているのだが、そうするとまるで俺が【よく気が回る思いやりのある良い夫】みたいで心苦しい。
いつもルーシーの手柄、影の働きを俺が全部奪ってしまっている気がするのだ。
俺はちっとも気が回らないし、自分勝手に物事を進めているだけで、お世辞にも良い夫とは言い難い。
子供たちと率先して遊んでいたりするのも、早く疲れさせて眠らせたいからと言うのが気持ちの8割以上を占めている。
勿論愛情もあるし、仕事で離れていた時間の穴埋めでもあるのだが、一番の理由は「リーシャと2人でいられる時間を増やしたいから」である。
アズキのトイレ掃除をしたり、洗濯物を取り込むのを手伝ったりシーツカバーの交換をするのだって、リーシャのやることが減れば、その分俺に構ってくれる時間が増えるだろうという、優しさだけではない狡い計算が働いていたりもするのだ。
とても40間近とは思えない子供のような独占欲である。
天から舞い降りた女神を自分のモノにしただけでは飽きたらず、なるべく自分の側にいてほしいと願うなど、このツラで大変おこがましいのだが、年々美しく可愛くなるリーシャを他の男に奪われたくないと言う執着も加わって、俺を妻にマメで優しい男に仕立てているだけなのである。
ルーシーには毎回感謝のしようもないが、お互いにリーシャ至上主義なので、協力体制は崩せない。
御礼のつもりで数日休みをやろうとしたら、リーシャと離れてまでやりたいことが思いつかないと拒否られた。
俺と同じ魂(ソウル)を持つ彼女は、既に我が家のメイドというより俺の頼りになる相棒である。
※ ※ ※
「………釣り旅行?」
「ああ」
寝室でリーシャに週末のお誘いをする。
ルーシーに仕事の空きスケジュールは聞いていたので大丈夫だとは思うものの、本当にOKが貰えるまでは不安である。
「2人で?」
「夫婦水入らずもたまには良いんじゃないかと思ってな。でももし、その、アレだ、行きたくないなら無理にとはーーー」
「やあね勿論行くわよ!わあ本当に凄く楽しみだわ!!ありがとうダーク」
満面の笑みで俺の胸に飛び込んで来るリーシャを受け止めるとようやくホッとする。
「すまんな、オッサンと一緒で」
「ダークがオッサンなら私もオバサンだからね」
「バカ言うな。リーシャはどこもかしこも可愛いし綺麗だ!」
「………まあそれは言い過ぎだけど。
ダークも何年経っても私のイチオシのイケメンだから」
すりすりしてくるリーシャが可愛くて仕方がない。
ウチの奥さんは最高である。
「ダーク、ところで今回も対決はあるのよね?」
「………ん?なんだまた俺にボコボコにされたいのか?技術は俺の方が上だが」
本当は結婚してからは時間が勿体なくて殆ど釣りなんぞしていないので、昔の勘が取り戻せるか若干不安だが。
「ほほほほっ、前回負け越してるクセに。負け犬の遠吠えは見苦しくてよ?」
「………アレはたまたまだ。今回はアオリイカとクロダイ辺りを狙うが、大物は俺が釣るから、リーシャはちんまいのを釣っておけ」
「ちょっと言ったわね………私が勝ったら『師匠』と呼ばせるわよ」
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