39 / 51
進路と答え
しおりを挟む
「……え、王宮の仕事を辞めるのか?」
「はい、来月いっぱいで」
本日の休みはナイトと朝から学者のベルハンのところに行った。
仕事を辞めても月に一回は訪問すると言うことで話はついた。
その後ケヴィンの母キャスリーンに呼ばれ、彼女の家へ昼食に訪れていた。
捨て猫だったパフは、人間と暮らしていた経験もあってキャスリーンとも上手くやっているらしいが、心配性の彼女が外に出さないためナイトぐらいしか遊び相手がいない。
ナイトから聞くと、
『まあ本人も縄張り争いとかでいじめられてたし、エサを探すのも大変だったみたいで、別にどうしても出歩きたい訳じゃないらしいけどな。ただ留守番とかで長い時間一人のことが多いから少し寂しいらしい』
と話していたそうで、遊びに来た時には沢山話し相手をしたり遊んだりするようにしているようだ。
「まあ王宮の中なんてお偉いさんの沢山いる場所じゃ気疲れもしちゃうわよね。それでトウコは別の仕事を見つけたのかい?」
キャスリーンお手製の美味しいラム肉のシチューと丸パン、サラダの昼食を済ませると、最近お気に入りだと言うアップルティーを淹れてくれたキャスリーンが私を見た。
「ええと、私は迷い人なので、この国の人たちと色々生活スタイルや物の考え方が違ったりするので、どこかに勤めるのは合わないかも知れないと国王陛下が仰って、小さな店でもやるのがいいのではと勧められまして……辞める際にまとまった支度金を頂くことになりました」
別に相手に合わせるのは苦ではないが、「やはり見知らぬ国で暮らすのだからストレスも溜まるのではないかと思ってな」と気遣ってくれる国王はやはり人間が出来ている。
あのツヤツヤ頭とボリューミーな体は優しさと気配りで出来ているに違いない。
「あれま。王様も太っ腹だねえ。ま、迷い人だもの、そのぐらいしてあげてもいいよね。──それで、どんな店をやるんだい?」
キャスリーンが身を乗り出してキラキラした目を向けた。ケヴィンも興味深げな眼差しだ。
私はチラリとナイトとパフの方を見て、猫カフェをやりたいんです、と小さく告げた。
「……猫カフェ?」
「はい。せっかくナイトたちのために買った燻製窯もあるし、犬や猫用のおやつを作って販売したり……思ったよりもお店って安く借りられるようなので、ナイトに頼んで協力してくれる猫ちゃんたちを何匹か雇って、軽食を食べながら猫で癒されるカフェなんていいかなあ、って。私の故郷では普通にあるんですけど、この国にはないんですよねえ」
ここに来た時には自分で店をやりたいなんて気持ちはなかったが、ナイトを通じて野良猫とも交流するようになった。
去勢や避妊手術はあるようだが、NPO団体などはないので、家で飼っていて子供を産まれると困る人たちしか行わない。結果、野良猫が子供を増やし、町中は割とあちこちに猫がいる状態だ。
だが数が増えればエサが満足になくて亡くなる子も少なくない。
私が全ての猫を飼うなんて無理だし、国のシステムをどうにか出来るなんて思ってはいないが、せめて身近にいる子たちぐらいは食事をする機会を与え、お金が貯まったら少しずつでも避妊手術をしたりして、不幸な亡くなり方をする子を減らしたいのだ。私はナイトのお陰でこの国に来ても寂しくなかったし、強く生きて行ける気持ちを持てたのだ。
元から猫好きではあるが、今はそれだけではない、猫に対する恩義のようなものが私の中には存在する。あとは単に癒やされる。理由なんて単純で構わないではないか。
「まあ、そんなカフェあったら素敵ねえ。ケヴィンに聞いたけど、あなた料理も得意なんですって? 美味しいランチを作ってくれたって。是非食べてみたいし、出来たら絶対行くわ」
「あはは。そんな大したものではないですが、是非オープンの際にはいらして下さい。もちろんケヴィンさんもですよ??」
「ああ。……だが、ナイトも辞めてしまうのか? うちの隊ではすっかり隊の一員になっているんだが、寂しがるぞあいつら」
パフと話をしていたナイトが、ケヴィンの話が耳に入ったのかすたすたとケヴィンのところへ歩いて来た。
『待て待て、俺は辞めねえよ? トウコの方と両方やるってだけだから心配すんな。ま、俺様がいないと町の危険も減らねえしな! 大変だぜえ全く、はっはっはっ』
そう言いながらてしてしと革靴を叩くナイトをたしなめた。
「ちょっとナイト、あんたの意思を理解してくれるためにボードも作ってくれたのに、何を偉そうなこと言ってるのよ」
『あ、そりゃそうだった。すまん』
「ナイトは辞めないそうなので、これからもよろしくお願い致します」
ケヴィンに頭を下げる。
「そうか。良かった。こちらこそ頼む。……ああトウコ、そろそろ帰らないと日が傾いて来てる」
窓の外を見ると既に夕暮れだ。
「いけない。食材も買って帰らないと。それじゃキャスリーンおば様、また遊びに来ますね」
「ああ気をつけてお帰り」
ナイトにも声を掛け、ケヴィンと共に表に出る。
暫くケヴィンと世間話をしながら歩いていると、少ししてケヴィンが私に尋ねる。
「……あのなトウコ、ちょっといいか?」
「はい?」
「出来れば、その、答えがいつ頃出るのか聞いてもいいかな」
「答え……あ」
以前彼から好意を告白されたのだが、恋愛経験のない私はまずは理解し合うため友人としての付き合いを、と答えた。
ケヴィンは快く受け入れてくれ、ここ数カ月親しい友人として休みに食事に行ったり、パフに会うためキャスリーンおば様の所へ行ったりしていた。
この関係が心地よく、私は以前受けた告白を棚上げしてしまっていた。ずるいな私も。
「──すみません。お店のこともありますし、ちゃんと考えて王宮の仕事辞めるまでにお返事しますので、あともう少しだけ待って頂けますか?」
「分かった。すまないな、急かしてしまって」
「いえ私の方こそ」
お互いに謝っているうちにお互い笑えてしまって、気まずい思いはせずに済んだ。
(私ももう一九歳になるのだから、しっかりしなきゃな色々)
自室に戻ってから反省したが、何故かそこで蘇った記憶は、何故かナイトを嬉しそうに撫でているジュリアンの顔だった。
「はい、来月いっぱいで」
本日の休みはナイトと朝から学者のベルハンのところに行った。
仕事を辞めても月に一回は訪問すると言うことで話はついた。
その後ケヴィンの母キャスリーンに呼ばれ、彼女の家へ昼食に訪れていた。
捨て猫だったパフは、人間と暮らしていた経験もあってキャスリーンとも上手くやっているらしいが、心配性の彼女が外に出さないためナイトぐらいしか遊び相手がいない。
ナイトから聞くと、
『まあ本人も縄張り争いとかでいじめられてたし、エサを探すのも大変だったみたいで、別にどうしても出歩きたい訳じゃないらしいけどな。ただ留守番とかで長い時間一人のことが多いから少し寂しいらしい』
と話していたそうで、遊びに来た時には沢山話し相手をしたり遊んだりするようにしているようだ。
「まあ王宮の中なんてお偉いさんの沢山いる場所じゃ気疲れもしちゃうわよね。それでトウコは別の仕事を見つけたのかい?」
キャスリーンお手製の美味しいラム肉のシチューと丸パン、サラダの昼食を済ませると、最近お気に入りだと言うアップルティーを淹れてくれたキャスリーンが私を見た。
「ええと、私は迷い人なので、この国の人たちと色々生活スタイルや物の考え方が違ったりするので、どこかに勤めるのは合わないかも知れないと国王陛下が仰って、小さな店でもやるのがいいのではと勧められまして……辞める際にまとまった支度金を頂くことになりました」
別に相手に合わせるのは苦ではないが、「やはり見知らぬ国で暮らすのだからストレスも溜まるのではないかと思ってな」と気遣ってくれる国王はやはり人間が出来ている。
あのツヤツヤ頭とボリューミーな体は優しさと気配りで出来ているに違いない。
「あれま。王様も太っ腹だねえ。ま、迷い人だもの、そのぐらいしてあげてもいいよね。──それで、どんな店をやるんだい?」
キャスリーンが身を乗り出してキラキラした目を向けた。ケヴィンも興味深げな眼差しだ。
私はチラリとナイトとパフの方を見て、猫カフェをやりたいんです、と小さく告げた。
「……猫カフェ?」
「はい。せっかくナイトたちのために買った燻製窯もあるし、犬や猫用のおやつを作って販売したり……思ったよりもお店って安く借りられるようなので、ナイトに頼んで協力してくれる猫ちゃんたちを何匹か雇って、軽食を食べながら猫で癒されるカフェなんていいかなあ、って。私の故郷では普通にあるんですけど、この国にはないんですよねえ」
ここに来た時には自分で店をやりたいなんて気持ちはなかったが、ナイトを通じて野良猫とも交流するようになった。
去勢や避妊手術はあるようだが、NPO団体などはないので、家で飼っていて子供を産まれると困る人たちしか行わない。結果、野良猫が子供を増やし、町中は割とあちこちに猫がいる状態だ。
だが数が増えればエサが満足になくて亡くなる子も少なくない。
私が全ての猫を飼うなんて無理だし、国のシステムをどうにか出来るなんて思ってはいないが、せめて身近にいる子たちぐらいは食事をする機会を与え、お金が貯まったら少しずつでも避妊手術をしたりして、不幸な亡くなり方をする子を減らしたいのだ。私はナイトのお陰でこの国に来ても寂しくなかったし、強く生きて行ける気持ちを持てたのだ。
元から猫好きではあるが、今はそれだけではない、猫に対する恩義のようなものが私の中には存在する。あとは単に癒やされる。理由なんて単純で構わないではないか。
「まあ、そんなカフェあったら素敵ねえ。ケヴィンに聞いたけど、あなた料理も得意なんですって? 美味しいランチを作ってくれたって。是非食べてみたいし、出来たら絶対行くわ」
「あはは。そんな大したものではないですが、是非オープンの際にはいらして下さい。もちろんケヴィンさんもですよ??」
「ああ。……だが、ナイトも辞めてしまうのか? うちの隊ではすっかり隊の一員になっているんだが、寂しがるぞあいつら」
パフと話をしていたナイトが、ケヴィンの話が耳に入ったのかすたすたとケヴィンのところへ歩いて来た。
『待て待て、俺は辞めねえよ? トウコの方と両方やるってだけだから心配すんな。ま、俺様がいないと町の危険も減らねえしな! 大変だぜえ全く、はっはっはっ』
そう言いながらてしてしと革靴を叩くナイトをたしなめた。
「ちょっとナイト、あんたの意思を理解してくれるためにボードも作ってくれたのに、何を偉そうなこと言ってるのよ」
『あ、そりゃそうだった。すまん』
「ナイトは辞めないそうなので、これからもよろしくお願い致します」
ケヴィンに頭を下げる。
「そうか。良かった。こちらこそ頼む。……ああトウコ、そろそろ帰らないと日が傾いて来てる」
窓の外を見ると既に夕暮れだ。
「いけない。食材も買って帰らないと。それじゃキャスリーンおば様、また遊びに来ますね」
「ああ気をつけてお帰り」
ナイトにも声を掛け、ケヴィンと共に表に出る。
暫くケヴィンと世間話をしながら歩いていると、少ししてケヴィンが私に尋ねる。
「……あのなトウコ、ちょっといいか?」
「はい?」
「出来れば、その、答えがいつ頃出るのか聞いてもいいかな」
「答え……あ」
以前彼から好意を告白されたのだが、恋愛経験のない私はまずは理解し合うため友人としての付き合いを、と答えた。
ケヴィンは快く受け入れてくれ、ここ数カ月親しい友人として休みに食事に行ったり、パフに会うためキャスリーンおば様の所へ行ったりしていた。
この関係が心地よく、私は以前受けた告白を棚上げしてしまっていた。ずるいな私も。
「──すみません。お店のこともありますし、ちゃんと考えて王宮の仕事辞めるまでにお返事しますので、あともう少しだけ待って頂けますか?」
「分かった。すまないな、急かしてしまって」
「いえ私の方こそ」
お互いに謝っているうちにお互い笑えてしまって、気まずい思いはせずに済んだ。
(私ももう一九歳になるのだから、しっかりしなきゃな色々)
自室に戻ってから反省したが、何故かそこで蘇った記憶は、何故かナイトを嬉しそうに撫でているジュリアンの顔だった。
11
あなたにおすすめの小説
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
『悪役令嬢』は始めません!
月親
恋愛
侯爵令嬢アデリシアは、日本から異世界転生を果たして十八年目になる。そんな折、ここ数年ほど抱いてきた自身への『悪役令嬢疑惑』が遂に確信に変わる出来事と遭遇した。
突き付けられた婚約破棄、別の女性と愛を語る元婚約者……前世で見かけたベタ過ぎる展開。それを前にアデリシアは、「これは悪役令嬢な自分が逆ざまぁする方の物語では」と判断。
と、そこでアデリシアはハッとする。今なら自分はフリー。よって、今まで想いを秘めてきた片想いの相手に告白できると。
アデリシアが想いを寄せているレンは平民だった。それも二十も年上で子持ちの元既婚者という、これから始まると思われる『悪役令嬢物語』の男主人公にはおよそ当て嵌まらないだろう人。だからレンに告白したアデリシアに在ったのは、ただ彼に気持ちを伝えたいという思いだけだった。
ところがレンから来た返事は、「今日から一ヶ月、僕と秘密の恋人になろう」というものだった。
そこでアデリシアは何故『一ヶ月』なのかに思い至る。アデリシアが暮らすローク王国は、婚約破棄をした者は一ヶ月、新たな婚約を結べない。それを逆手に取れば、確かにその間だけであるならレンと恋人になることが可能だと。
アデリシアはレンの提案に飛び付いた。
そして、こうなってしまったからには悪役令嬢の物語は始めないようにすると誓った。だってレンは男主人公ではないのだから。
そんなわけで、自分一人で立派にざまぁしてみせると決意したアデリシアだったのだが――
※この作品は、『小説家になろう』様でも公開しています。
「婚約破棄して下さい」と言い続けたら、王太子の好感度がカンストしました~悪役令嬢を引退したいのに~
放浪人
恋愛
「頼むから、私をクビ(婚約破棄)にしてください!」
乙女ゲームの悪役令嬢に転生した公爵令嬢リュシア。
断罪・処刑のバッドエンドを回避するため、彼女は王太子レオンハルトに「婚約破棄」を突きつける。
しかしこの国には、婚約者が身を引こうとするほど、相手の本能を刺激して拘束力を強める《星冠の誓約》という厄介なシステムがあった!
リュシアが嫌われようと悪態をつくたび、王太子は「君は我が身を犠牲にして国を守ろうとしているのか!」とポジティブに誤解。
好感度は爆上がりし、物理的な距離はゼロになり、ついには国のシステムそのものと同化してしまい……?
書類整理と法知識を武器に、自称聖女の不正を暴き、王都の危機を救ううちに、いつの間にか「最強の王妃」として外堀も内堀も埋められていく。
逃げたい元社畜令嬢と、愛が重すぎる王太子の、すれ違い(と見せかけた)溺愛ファンタジー!
不吉だと捨てられた令嬢が拾ったのは、呪われた王子殿下でした ~正体を隠し王宮に上がります~
長井よる
恋愛
フローレス侯爵家の次女のレティシアは、この国で忌み嫌われる紫の髪と瞳を持って生まれたため、父親から疎まれ、ついには十歳の時に捨てられてしまう。
孤児となり、死にかけていたレティシアは、この国の高名な魔法使いに拾われ、彼の弟子として新たな人生を歩むことになる。
レティシアが十七歳になったある日、事故に遭い瀕死の王子アンドレアスを介抱する。アンドレアスの体には呪いがかけられており、成人まで生きられないという運命が待ち受けていた。レティシアは試行錯誤の末、何とか呪いの進行を止めることに成功する。
アンドレアスから、王宮に来てほしいと懇願されたレティシアは、正体を隠し王宮に上がることを決意するが……。
呪われた王子×秘密を抱えた令嬢(魔法使いの弟子)のラブストーリーです。
※残酷な描写注意
10/30:主要登場人物•事件設定をUPしました。
白い結婚なので無効にします。持参金は全額回収いたします
鷹 綾
恋愛
「白い結婚」であることを理由に、夫から離縁を突きつけられた公爵夫人エリシア。
だが彼女は泣かなかった。
なぜなら――その結婚は、最初から“成立していなかった”から。
教会法に基づき婚姻無効を申請。持参金を全額回収し、彼女が選んだ新たな居場所は修道院だった。
それは逃避ではない。
男の支配から離れ、国家の外側に立つという戦略的選択。
やがて彼女は修道院長として、教育制度の整備、女性領主の育成、商業と医療の再編に関わり、王と王妃を外から支える存在となる。
王冠を欲さず、しかし王冠に影響を与える――白の領域。
一方、かつての夫は地位を失い、制度の中で静かに贖罪の道を歩む。
これは、愛を巡る物語ではない。
「選ばなかった未来」を守り続けた一人の女性の物語。
白は弱さではない。
白は、均衡を保つ力。
白い結婚から始まる、静かなリーガル・リベンジと国家再編の物語。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
せっかく転生したのにモブにすらなれない……はずが溺愛ルートなんて信じられません
嘉月
恋愛
隣国の貴族令嬢である主人公は交換留学生としてやってきた学園でイケメン達と恋に落ちていく。
人気の乙女ゲーム「秘密のエルドラド」のメイン攻略キャラは王立学園の生徒会長にして王弟、氷の殿下こと、クライブ・フォン・ガウンデール。
転生したのはそのゲームの世界なのに……私はモブですらないらしい。
せめて学園の生徒1くらいにはなりたかったけど、どうしようもないので地に足つけてしっかり生きていくつもりです。
少しだけ改題しました。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる