無課金がポリシーです〜パーティーに入れて貰えないのでメンバーを作りました〜

元帥老師

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4話 初のパーティー狩り

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 普通のMMORPGだとパーティー狩りは当たり前のように存在していた。
 そえぞれの職業を生かして戦うパーティー狩りはプレイヤーにとって最高だし、他のプレイヤー達とも交流を持つ事が出来る。

 しかし人類初めてのVRMMOではパーティー狩りは課金者のものであり、無課金者では寄生とかと呼ばれる。
 無課金者の装備は初期装備のようなものであり、課金者の高級な装備ではない、なので無課金者は寄生者と呼ばれる。


 しかし、そんな非常な日常は今壊される。アルマのペットである芝犬のタツゴローと鶏のジキンと黒猫のキャティがそれを変えてくれた。

 
 タツゴローの職業は【犬獣士】であり、素早く動き、敵の急所を狙う忍者のような職業だ。
 ジキンの職業は【精霊使い】であり、精霊を使って仲間を強化させたり、敵を弱体化させたり出来る。精霊ヒールを使用する事も出来る。
 キャティの職業は【鉄壁師】タンカーの役目があり、壁を召喚する事が出来る。
 

 そして彼等の飼い主であるアルマの職業は【司令塔】であり、能力は未知数、なぜか公式ホームページにレア職として公開されていた。

 
 レア職業は複数存在しており、勇者や魔王という職業も存在するが、それもレア職業として明記され力は未知数であった。

 
 なので司令塔としての力は自分で開拓していく必要がある。


「ご主人じゃま、これから狩というものをやるのでしょうじゃ? ネズミでも狩りまじょうか?」

「いえ、その仕事は猫がするものですよタツゴロー」

「あら失礼だわ、猫だってネズミを狩りたくて狩ってる訳じゃないのよ、本能がそうさせるのよ」

「全く、もっと知能あふれる会話をせんかい」

「あの、えーととりあえず狩りします」

 
 タツゴローは子供タイプのようで、ジキンは知能あふれる賢者タイプ、キャティは少女タイプのようだ。
 それにしてもこいつらキャラ濃くないか?
 こんなペットを飼っていたとは、ペットの声を聞きたい人達に送れる新しいシステムでも開発してしまったのかもしれない。

 
 まぁさておき、ルルンの街の近くにある狩場とされる【豚の荒野】に向かうことにした。
 そこにはモンスターであるオーク達がうろついている。
 少し前までは課金者達のナワバリ争いがすごくてPKは日常茶飯事だった。
 だから少し離れた場所で狩りをしていたら、お花畑のものかという謎の疑惑をかけられPKされる事が多発した。
 
 
 あれは今でもトラウマものであった。
 
 
 だが現在、課金者達は豚の荒野からいなくなっている。
 それは彼等が高レベルに達したからであり、いまだにレベル15くらいの自分にはここがふさわしいのだ。



=====豚の荒野で狩り=====

「うおおりゃああああ、なのじゃああああ」

「タツゴローよ犬獣士とは背後を狙うのですよ、なぜそれがわからないのです。こちらのヒールが無意味でしょう、あなたは壁ではないのですよ、壁はキャティに任せるのです」

「ふ、壁といえど無数の壁を召喚して閉じ込めることも」

「キャティそれではモンスターに攻撃ができません、そえを承知の上でやっているのですか? あなたは馬鹿なのですか」

「うるさいわね、チキン野郎が」

「わしはチキンではなくジキンですが?」


 ある程度のモンスターを倒し終えると、アルマはパンパンと手を叩いた。
 それに対して動物の本能なのか即座に集まるペット達。


「まず作戦を立てるぞ、俺は君たちの行動を見守って指示を出す。それをちゃんと把握する事、基本の作戦を伝える」

「「「はい」」」


 ペット達は頷いた。

 かくして第2ラウンドが始まった。


 まずタツゴローがモンスターを集める。
 ざっとオークを10体くらい集める。おそらくその10体でアルマは即死だろう、そして何より犬獣士のスピードがなければ、タツゴローも即死を免れない。

 
 次にジキンが精霊使いとして範囲魔法でオーク達の防御力を低下させる。

 その次にキャティが壁を召喚しまくり、モンスターを囲む、最後にジキンが精霊使いとして攻撃魔法を炸裂させる。
 それも範囲魔法で、あっという間にモンスター達は蒸発。
 ありえないくらいの経験値が入ってくる。


 アルマは心の中で笑っていた。
 自分は何もしていないのに次から次へと経験値が入るし、レアなアイテムも入ってくる。
 アルマはある事に気づいた。
 自分達のバフ項目の中に、謎の塔のマークがついている事に、アルマはそれを司令塔しての何かの能力であるのだと思った。


 何より塔のマークを調べても???としか表示されていなかったのだから。
 もしかしたらこの塔のマークで上手く事が運んでいるのかもしれない。
 そう考えると、とてつもなくワクワクしたのだ。


 ふとこの3匹の動物達の事を思った。
 タツゴローは元々子犬の時に捨てられた動物であり、映画でありそうなシーンとして川の上を箱に入れられてどんぶらこーどんぶらこーと流されていた。
 まだ中学生であったアルマはそれを救出したわけだ。


 実家には沢山の動物達がいるから飼う事に反対派されなかった。
 

 ジキン・ザ・リドルは卵の頃から育てた。なぜか卵の色が青色であった。
 ある種の突然変異らしい。
 だが生まれてきたのは普通のヒヨコであった。育てたら青い鶏になるのだろうかと期待したら。 
 なんと白い鶏になった。

 
 キャティは虐待された猫であった。偶然ボロボロになって血まみれになっていたキャティを助けると、病院に連れて行った。そこで治療され、飼うことになったのだが、虐待のせいかアルマ達家族に威嚇してきた。
 それでもめげつにアルマは対応し続けた。
 その結果、キャティはアルマにはデレデレになったと言う事だ。

 それが3匹の動物達の過去であった。

 そんな事を感慨深く思っていると。

 アルマ=レベル20
 タツゴロー=レベル10
 ジキン=レベル10
 キャティ=レベル10

 という感じになっていた。

 アルマ達はウェイバリアンオンラインゲームを頼んしんでいたのだ。
 
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