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冒険の始まり
神様
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次の日―
突然だったのに、タクマさんが話を聞いてくれるというので、昨日の話をすると…
「ああ、そういえば、こちらに来て宗教とか聞きませんね。神様の話しはするのに…こちらに顕現される時はどうしてるのです?住まいとか?」
「え?普通に家を持っていたり、滞在期間が短い神は、宿屋に止まったり、知り合いの所に泊まりますよ?それより、宗教ってなんですか?」
「はは…そっ、そうなんですか?スゴいですね…」
なんか、タクマさんの顔がひきつっている様に見えるけど気のせい?
「宗教についてですが…正直、私は無神論者だったので、よく分からないのですが、心の拠り所といいますか、精神的な支えにと、神に頼る。という感じですかね。で、神を崇めたり、教えを乞うための場所として、教会なんかがあるんですよ」
「わざわざ、そういう場所を作るんですか?」
「そうですね。一柱のために神社とか建ててましたよ。私の居た国は、八百万の神がいるとされてましたから、いろいろな、神社や御神体なんて物で、祭ってましたね」
「はぁ、なんかスゴいですねぇー」
「まぁ、この世界の様に神様に会えるわけでは無かったので、神とは自我であるとかいう感じのものもありましたよ」
「一人一人が神ですか、天上のようですね」
「あっ、いや、本当に神がいる訳じゃなく、悪い考えを興した時に、止める事が出来る意思を神とした考えでしたよ。確か…」
「んー?やはり難しいですねぇ。ああ、でも、国同士の争い事があったり、治安があまりよくなければ、そういう場所も必要なのですかねぇ。聖女なんて人がいるんですから」
「ああ、まぁ、そうですけど、リョウ君が言っていたのは、マンガやアニメ、おとぎ話的なものの影響が大きいですよ。あちらの世界では、神様に会えませんし、魔法もありませんし、人族以外で言葉を話す種族もいませんからね」
「ん?あっ、そうか、俺達、エルフも居ないんでしたね」
「ええ、まぁ、存在を信じている人は居るかもしれませんがね…」
リョウが居た世界では、神にも、エルフにも会えないのだった。
「そういえば、聞きたいことがあったんですよ」
「なんですか?」
「エルフの国では、冠婚葬祭とかどうするんですか?そういう神様が執り行うんですか?」
「そうですね。長老が『空』に連絡すると、担当者が来るので日時を決めて、準備するんです。その日になると『天界』から降りてきて進行してくれますね」
「ちょっと、待ってください」
タクマさんの質問に俺が答えると、少し離れて聞いていたタリクさんから待ったが掛かる。
「そ、それは、違いますよ。って、いうか…ウィル族って、そうなんですか?」
「えっ?違うんですか?」
「シーズでも、モン族でも、そういった事は、長老様方が中心で行い、その長老様方や、加護を受けた人の時は、顕現されるときはありますが…いつも、お越しになるとは限らないですよ」
「本当ですか?ウィル族だけ?」
「ちょっ、ちょっと待ってて下さい」
タリクさんが、慌てて部屋を出て行き、メリロットを連れてきた。
「リッジから聞いてないの?」
「何を?」
「昔は、ウィル族の様な感じだったけど、五百年前ぐらいから、多種族が集まった集落では、神達はあまり降りて来なくなったのよ。そして、個々の集落でも、最近では降りてこないわよ」
「えっ?ウィル族だけ?」
「そうよ。それに、他の大陸では、神に直接あった人は少ないから、気軽に話しちゃダメよ」
「あっ、それは、なんとなく聞いたような…」
「もう、危ないわね。そろそろ、Dランクでしょ?直ぐに、他の大陸に行かずに。ニーツや、他の集落によって、神がどういう存在になっているか、勉強してから行きなさい」
「わ、分かったよ」
その後、タリクさんと、メリロットで、タクマさんにエルフの国の大まかな説明をして、通信を終わらせた。
そして―
「パーティーとしても慣れてきたでしょ?じゃぁ、この大陸、一週してきなさい。さぁ、準備して、明日、出発しなさいね」
と、メリロットに予定を決められ、役所を追い出された。
ま、まぁ、そろそろ、ニーツに行こうかなとか、半周ぐらいのトガレー連峰に行く予定ではあったから、良いのだけど…
「こういう急なイベントをどう切り抜けるかも、冒険者の楽しみだね。ダンジョンにお宝無いのは、ちょっと、残念だけど、なんか珍しい素材とかは、採れるんだよねぇ?」
リョウの前向きな意見に、苦笑いしつつ、俺も楽しむことにする。
「ああ、いろいろ、あると聞いてるから、集めにいこう。そうと、決まれば、買い出しか、それと、ビストも作っておかないとな」
「久々、ビストキた。一緒に作りたい」
「私も!」
「そういえば、ビストに付いていた効能の秘密のために作り方教えてもらう約束してたのに、忘れてましたね。ちょうど良い、僕も行きますよ」
「えっ?タリクさん?」
突然だったのに、タクマさんが話を聞いてくれるというので、昨日の話をすると…
「ああ、そういえば、こちらに来て宗教とか聞きませんね。神様の話しはするのに…こちらに顕現される時はどうしてるのです?住まいとか?」
「え?普通に家を持っていたり、滞在期間が短い神は、宿屋に止まったり、知り合いの所に泊まりますよ?それより、宗教ってなんですか?」
「はは…そっ、そうなんですか?スゴいですね…」
なんか、タクマさんの顔がひきつっている様に見えるけど気のせい?
「宗教についてですが…正直、私は無神論者だったので、よく分からないのですが、心の拠り所といいますか、精神的な支えにと、神に頼る。という感じですかね。で、神を崇めたり、教えを乞うための場所として、教会なんかがあるんですよ」
「わざわざ、そういう場所を作るんですか?」
「そうですね。一柱のために神社とか建ててましたよ。私の居た国は、八百万の神がいるとされてましたから、いろいろな、神社や御神体なんて物で、祭ってましたね」
「はぁ、なんかスゴいですねぇー」
「まぁ、この世界の様に神様に会えるわけでは無かったので、神とは自我であるとかいう感じのものもありましたよ」
「一人一人が神ですか、天上のようですね」
「あっ、いや、本当に神がいる訳じゃなく、悪い考えを興した時に、止める事が出来る意思を神とした考えでしたよ。確か…」
「んー?やはり難しいですねぇ。ああ、でも、国同士の争い事があったり、治安があまりよくなければ、そういう場所も必要なのですかねぇ。聖女なんて人がいるんですから」
「ああ、まぁ、そうですけど、リョウ君が言っていたのは、マンガやアニメ、おとぎ話的なものの影響が大きいですよ。あちらの世界では、神様に会えませんし、魔法もありませんし、人族以外で言葉を話す種族もいませんからね」
「ん?あっ、そうか、俺達、エルフも居ないんでしたね」
「ええ、まぁ、存在を信じている人は居るかもしれませんがね…」
リョウが居た世界では、神にも、エルフにも会えないのだった。
「そういえば、聞きたいことがあったんですよ」
「なんですか?」
「エルフの国では、冠婚葬祭とかどうするんですか?そういう神様が執り行うんですか?」
「そうですね。長老が『空』に連絡すると、担当者が来るので日時を決めて、準備するんです。その日になると『天界』から降りてきて進行してくれますね」
「ちょっと、待ってください」
タクマさんの質問に俺が答えると、少し離れて聞いていたタリクさんから待ったが掛かる。
「そ、それは、違いますよ。って、いうか…ウィル族って、そうなんですか?」
「えっ?違うんですか?」
「シーズでも、モン族でも、そういった事は、長老様方が中心で行い、その長老様方や、加護を受けた人の時は、顕現されるときはありますが…いつも、お越しになるとは限らないですよ」
「本当ですか?ウィル族だけ?」
「ちょっ、ちょっと待ってて下さい」
タリクさんが、慌てて部屋を出て行き、メリロットを連れてきた。
「リッジから聞いてないの?」
「何を?」
「昔は、ウィル族の様な感じだったけど、五百年前ぐらいから、多種族が集まった集落では、神達はあまり降りて来なくなったのよ。そして、個々の集落でも、最近では降りてこないわよ」
「えっ?ウィル族だけ?」
「そうよ。それに、他の大陸では、神に直接あった人は少ないから、気軽に話しちゃダメよ」
「あっ、それは、なんとなく聞いたような…」
「もう、危ないわね。そろそろ、Dランクでしょ?直ぐに、他の大陸に行かずに。ニーツや、他の集落によって、神がどういう存在になっているか、勉強してから行きなさい」
「わ、分かったよ」
その後、タリクさんと、メリロットで、タクマさんにエルフの国の大まかな説明をして、通信を終わらせた。
そして―
「パーティーとしても慣れてきたでしょ?じゃぁ、この大陸、一週してきなさい。さぁ、準備して、明日、出発しなさいね」
と、メリロットに予定を決められ、役所を追い出された。
ま、まぁ、そろそろ、ニーツに行こうかなとか、半周ぐらいのトガレー連峰に行く予定ではあったから、良いのだけど…
「こういう急なイベントをどう切り抜けるかも、冒険者の楽しみだね。ダンジョンにお宝無いのは、ちょっと、残念だけど、なんか珍しい素材とかは、採れるんだよねぇ?」
リョウの前向きな意見に、苦笑いしつつ、俺も楽しむことにする。
「ああ、いろいろ、あると聞いてるから、集めにいこう。そうと、決まれば、買い出しか、それと、ビストも作っておかないとな」
「久々、ビストキた。一緒に作りたい」
「私も!」
「そういえば、ビストに付いていた効能の秘密のために作り方教えてもらう約束してたのに、忘れてましたね。ちょうど良い、僕も行きますよ」
「えっ?タリクさん?」
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