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冒険の始まり
ハバー大陸一周の旅 5
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セルバンさんやミンテの両親に見送られ、牧場を後にする。
牧場から北東に進んで行くと『小人の住まい』と言われる標高八百メートルに満たない山々に囲まれた草原に出る、牧草地とは違い背の低い草花が生い茂る野営地として有名な場所だ。
草原にも、山にも食べ物が豊富にある。
今日も、俺達だけではなく、二組のテントが張られている。
小川があって、まばらに樹もありテントも張りやすい、俺達は、二組のテントから距離をとり山肌に見つけた窪みを利用することにする。
窪み近くの樹にロープを張り、防水加工した布の一辺を窪みの上部に打ち付けてから、ロープに掛ければ、屋根と正面に壁が出来る。更に、もう一枚、交差するように屋根に被せれば、四方が囲まれる。まぁ、これは、寝るときだけで良いだろうから、今は、紐で巻き上げておく。
落ちてる枝や石を拾い、土をならして、ラグを引けば寝床の完成だ。
初めてのことなので、リョウ達に説明しながらだから、少し時間が掛かってしまった。日が傾き始めているので、直ぐに、食事の準備に取りかかる。
「ミンテとリョウは薪を拾って来てくれ、ローズマリーか、ワームウッドもあったら取ってきてくれると助かる」
「分かった。行こミンテ」
『ハイなの。行ってきます』
「クラリーちゃんとココは、サラダとスープにに使えそうなもの探して来てほしい」
「分かりました」
『探してきます』
仕事を分担した後、地の精霊達と一緒に、炊事場を作る。と、言っても、火を起こす場所の確保と、鍋が吊るされる様に長めの枝を組み上げただけの物だ。
それから…
頭上を見れば、この時期に咲きはじめるハリエンジュの蕾が見えた。
風の精霊達に頼み、取ってきてもらう。
更に、回りを見れば、フキも見えるし、ヤマブドウの葉も見える少しとってくると、薪を抱えたリョウとミンテが戻ってきた。
「随分、沢山拾ってきたな。一晩だから、半分ぐらいでいいのに…」
リョウが抱えた分と、ミンテが収納していた分の薪の山をみて。少し呆れ気味の感想を口にする。
「ええ、そうなの?」
「まぁ、無いよりは、あった方が良いから別にいいが、もう少し、太めの物が多い方が良いかな」
「そうなんだ。太いの探してくる?」
「いやいや、充分だって、それより、クラリーちゃん達が…小川の方にいるな、迎えに行ってくれるか」
「分かった」
元気に飛び出して行ったリョウを見て、人族は、体力がなく旅には不向きだと聞いていたのだが、噂というものは、信じられないなぁと思いながら火を起こす。
それとも、転異者が特別なのだろうか?
火を起こし、ブドウの葉をさっと茹で、フキの灰汁抜きもしていると、リョウ達が帰ってきた。クラリーちゃん達も、何やら、大量に持ってきた。
「まぁ、食料は大事だ。取れるときに取っておいた方が良いものもあるが、保存食向きでないのもあるからな、だんだんに覚えていこう」
「はい、申し訳ありませんでした…」
クラリーちゃん達がとってきたのは、この時期豊富にあるクレソンだった。まぁ、使い勝手が良い食材ではあるが…取りすぎだ。
その事を注意すると、落ち込んでしまった。
まぁ、こういうことを見越して二人に任せたのだし…
メリロットやカトリーナさんに言われたのだ。あんまり、付きっきりで教えるのではなく、一人でやらせてみて、失敗から学ばせる方が良い時もあるから、この旅では、なるべく二人(+二匹)にやらせるようにと…
しんみりとした空気の中、嵩を減らすために、ハリエンジュと一緒にサッと茹でてサラダ、塩漬け肉を薄く切り、フキとクレソンを巻いて、ブドウの葉で包み灰の中で蒸し焼きに、乾燥させたモース族の森の恵みのスープの中にも入れてみたが、クレソンの山は減った気がしない…
俺とリョウ、ミンテは生でも食べるが、ちょっと、困った様に目配せをしていたら、それを見て、クラリーちゃんとココがうなだれてしまった。
「こういうのは、実践で覚えるものだから、あんまり落ち込まなくていいよ。これだけ取っても、クレソンは絶滅しないだろうし」
「あっ、そうですね。そういうことにも、考えがいってませんでした」
『だね。取れるのが楽しくて、つい…』
あっ、しまった。クラリーちゃんとココが、更に反省モードに入ってしまった。
どうすれば…と、俺も、内心オロオロしていると、一つのテントの方から、女性二人が近付いて来た。
「あのう、ちょっと、聞いても良いですか?」
金髪ロング、青い瞳のエルフが、話しかけてきた。斜め後ろに、髪はショートだが、良く似た娘が張り付いている。姉妹かな?
「どうしました?」
「それって、川辺に繁ってるのですよね」
「そうですよ。クレソンですけど、これが、どうかしましたか?」
「ウチは、鑑定士がいないので、慣れたものしか食べないようにしてたんですけど、ちょっと、予定より日数がかかってしまってて…」
「ああ、食料が少なくなっているんですね」
「そうなんです。で、これは、何科の植物ですか?それと、この辺の植物に詳しそうですよね?」
焚き火周辺の料理を見ながら聞いてきた。
「何か、特殊な物がダメな人がいるんですか?」
「私達がキク科の植物がダメなんです」
「うわっ、それは、厳しいですね。この辺の山は、キク科植物多いですよ」
「やっぱり…、そう聞いていたので、乾燥野菜多めに用意してたんですけど…」
「良かったら、これ、持っていって下さい。アブラナ科なので、ダメな人は、余りいないでしょう。生でも、茹でても美味しいですよ」
「良いのですか?」
「ええ、子供達が張り切って、多く取ってきたので問題ないです。それから、ハリエンジュは、マメ科で甘味があって美味しいですけど、どうですか?」
俺は、朝食用に取っておいたハリエンジュの蕾を見せる。
「「え?それって…」」
姉妹が揃って上を見る。そこには、鈴なりさがる白いハリエンジュの蕾がある。
「時期的に、一番の食べ頃ですよ。サッとゆでるか、素揚げが美味しいですよ」
「わぁ、ありがとうございます」
姉妹揃って、クレソンを抱え急いで自分のテントに戻っていった。
大きなテントだと思っていたら、女性六人のパーティーだった。姉妹から話を聞いて、焚き火に鍋を用意し、一人が、風魔法で、頭上のハリエンジュの花を収穫しだした。
「おおー、一気に減ったね。」
「うん、これなら、明日の朝食と、残りは、塩をふって、朴の葉でくるんでおけば二、三日もつな」
「ふー、良かったです」
そうしてる間に、俺達の夕飯も出来上がる。
牧場から北東に進んで行くと『小人の住まい』と言われる標高八百メートルに満たない山々に囲まれた草原に出る、牧草地とは違い背の低い草花が生い茂る野営地として有名な場所だ。
草原にも、山にも食べ物が豊富にある。
今日も、俺達だけではなく、二組のテントが張られている。
小川があって、まばらに樹もありテントも張りやすい、俺達は、二組のテントから距離をとり山肌に見つけた窪みを利用することにする。
窪み近くの樹にロープを張り、防水加工した布の一辺を窪みの上部に打ち付けてから、ロープに掛ければ、屋根と正面に壁が出来る。更に、もう一枚、交差するように屋根に被せれば、四方が囲まれる。まぁ、これは、寝るときだけで良いだろうから、今は、紐で巻き上げておく。
落ちてる枝や石を拾い、土をならして、ラグを引けば寝床の完成だ。
初めてのことなので、リョウ達に説明しながらだから、少し時間が掛かってしまった。日が傾き始めているので、直ぐに、食事の準備に取りかかる。
「ミンテとリョウは薪を拾って来てくれ、ローズマリーか、ワームウッドもあったら取ってきてくれると助かる」
「分かった。行こミンテ」
『ハイなの。行ってきます』
「クラリーちゃんとココは、サラダとスープにに使えそうなもの探して来てほしい」
「分かりました」
『探してきます』
仕事を分担した後、地の精霊達と一緒に、炊事場を作る。と、言っても、火を起こす場所の確保と、鍋が吊るされる様に長めの枝を組み上げただけの物だ。
それから…
頭上を見れば、この時期に咲きはじめるハリエンジュの蕾が見えた。
風の精霊達に頼み、取ってきてもらう。
更に、回りを見れば、フキも見えるし、ヤマブドウの葉も見える少しとってくると、薪を抱えたリョウとミンテが戻ってきた。
「随分、沢山拾ってきたな。一晩だから、半分ぐらいでいいのに…」
リョウが抱えた分と、ミンテが収納していた分の薪の山をみて。少し呆れ気味の感想を口にする。
「ええ、そうなの?」
「まぁ、無いよりは、あった方が良いから別にいいが、もう少し、太めの物が多い方が良いかな」
「そうなんだ。太いの探してくる?」
「いやいや、充分だって、それより、クラリーちゃん達が…小川の方にいるな、迎えに行ってくれるか」
「分かった」
元気に飛び出して行ったリョウを見て、人族は、体力がなく旅には不向きだと聞いていたのだが、噂というものは、信じられないなぁと思いながら火を起こす。
それとも、転異者が特別なのだろうか?
火を起こし、ブドウの葉をさっと茹で、フキの灰汁抜きもしていると、リョウ達が帰ってきた。クラリーちゃん達も、何やら、大量に持ってきた。
「まぁ、食料は大事だ。取れるときに取っておいた方が良いものもあるが、保存食向きでないのもあるからな、だんだんに覚えていこう」
「はい、申し訳ありませんでした…」
クラリーちゃん達がとってきたのは、この時期豊富にあるクレソンだった。まぁ、使い勝手が良い食材ではあるが…取りすぎだ。
その事を注意すると、落ち込んでしまった。
まぁ、こういうことを見越して二人に任せたのだし…
メリロットやカトリーナさんに言われたのだ。あんまり、付きっきりで教えるのではなく、一人でやらせてみて、失敗から学ばせる方が良い時もあるから、この旅では、なるべく二人(+二匹)にやらせるようにと…
しんみりとした空気の中、嵩を減らすために、ハリエンジュと一緒にサッと茹でてサラダ、塩漬け肉を薄く切り、フキとクレソンを巻いて、ブドウの葉で包み灰の中で蒸し焼きに、乾燥させたモース族の森の恵みのスープの中にも入れてみたが、クレソンの山は減った気がしない…
俺とリョウ、ミンテは生でも食べるが、ちょっと、困った様に目配せをしていたら、それを見て、クラリーちゃんとココがうなだれてしまった。
「こういうのは、実践で覚えるものだから、あんまり落ち込まなくていいよ。これだけ取っても、クレソンは絶滅しないだろうし」
「あっ、そうですね。そういうことにも、考えがいってませんでした」
『だね。取れるのが楽しくて、つい…』
あっ、しまった。クラリーちゃんとココが、更に反省モードに入ってしまった。
どうすれば…と、俺も、内心オロオロしていると、一つのテントの方から、女性二人が近付いて来た。
「あのう、ちょっと、聞いても良いですか?」
金髪ロング、青い瞳のエルフが、話しかけてきた。斜め後ろに、髪はショートだが、良く似た娘が張り付いている。姉妹かな?
「どうしました?」
「それって、川辺に繁ってるのですよね」
「そうですよ。クレソンですけど、これが、どうかしましたか?」
「ウチは、鑑定士がいないので、慣れたものしか食べないようにしてたんですけど、ちょっと、予定より日数がかかってしまってて…」
「ああ、食料が少なくなっているんですね」
「そうなんです。で、これは、何科の植物ですか?それと、この辺の植物に詳しそうですよね?」
焚き火周辺の料理を見ながら聞いてきた。
「何か、特殊な物がダメな人がいるんですか?」
「私達がキク科の植物がダメなんです」
「うわっ、それは、厳しいですね。この辺の山は、キク科植物多いですよ」
「やっぱり…、そう聞いていたので、乾燥野菜多めに用意してたんですけど…」
「良かったら、これ、持っていって下さい。アブラナ科なので、ダメな人は、余りいないでしょう。生でも、茹でても美味しいですよ」
「良いのですか?」
「ええ、子供達が張り切って、多く取ってきたので問題ないです。それから、ハリエンジュは、マメ科で甘味があって美味しいですけど、どうですか?」
俺は、朝食用に取っておいたハリエンジュの蕾を見せる。
「「え?それって…」」
姉妹が揃って上を見る。そこには、鈴なりさがる白いハリエンジュの蕾がある。
「時期的に、一番の食べ頃ですよ。サッとゆでるか、素揚げが美味しいですよ」
「わぁ、ありがとうございます」
姉妹揃って、クレソンを抱え急いで自分のテントに戻っていった。
大きなテントだと思っていたら、女性六人のパーティーだった。姉妹から話を聞いて、焚き火に鍋を用意し、一人が、風魔法で、頭上のハリエンジュの花を収穫しだした。
「おおー、一気に減ったね。」
「うん、これなら、明日の朝食と、残りは、塩をふって、朴の葉でくるんでおけば二、三日もつな」
「ふー、良かったです」
そうしてる間に、俺達の夕飯も出来上がる。
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