120 / 149
冒険の始まり
ハバー大陸一周の旅 65
しおりを挟む
集落の皆で手分けして準備をし、出来たところでじいちゃん達を呼んで来て、話を聞くことにした。
「ワシらは食事の必要はないでな、皆、食べながら聞いてくれ。まぁ、今朝も話した事なのだが、ざっくり過ぎたの。詳しい話をする」
と、じいちゃんが話だした。
それを、まとめると…
今回の災害は、予想外ではあったが近い将来起こすことが決まっていた事で、その理由は、環境の統一化。
じいちゃん達が長い生の中で、地上を観てきて、他種族を嫌い争いばかりする者達の所為で種族が減少。しかも、最後は何故か、同族でも争い、地上に動植物が居なくなることが数回あったので、もっと、平和に暮らすように、大陸毎に環境を変え、住める種族も限定し、住み分けさせてたのだが最近いろいろな問題が出てきていたそうだ。
一つは、住民の減少、同種での婚姻は直ぐに血が濃くなるのか、最近では、子が出来にくい上に、生まれてきた子も何かしら問題を抱えている事が多くなっているのだという。
二つ目は、進化をするものの減少、これは植物に多いのだが、昔は、次世代に繋げるために、進化し続けていたモノが、それをやめ、新たに芽を出したり、生をうけても環境に適応することなく、消えていくようになったのだそうだ。
三つ目は、職人の減少、生活する上で、必要なものを作るのは当たり前だと思うのだが、職人気質のエルフやドワーフ、研究熱心の魔族は問題ないが、獣人族、人族、人魚族や半魚人族なんかは、採取するだけの者が多くなってきて、バランスが悪く悪行するものが増えてきたという。
四つ目は、地下の住人の消滅。
「「「え?」」」
四つ目を聞いた皆が、驚きの声をあげた。
「皆が聞いてる話は、形作りの神の呪詛で悪行するようになった巨人族や小人族という事だったかいのう?」
皆、神話を思いだし頷いている。
「まぁ、それは、作り話での…」
はい、また、じいちゃんがぶっちゃけてくれました。神話って信用できないんだね。
登場人物は、本当らしい。ただ、神々の争いやら、地上を作り替えるための巨人族という下りは嘘だそうだ…
そもそも、形作りの神と言うのは、ヘパイトス様みたいな、職人の神々の事を言うそうだ。
そうなのか…俺も知らされてなかった…
そこで、地下の住人はどういった者達かというと、神々が最初に創った魔獣達なのだが、初めての事で、何もわからないまま好き勝手創った結果問題の多い魔獣が次々と生まれでて、見るに忍びない状態になってしまったので、地下に追いやった者達なのだそうだ。
「じいちゃん達、ひどっ」
俺の突っ込みで、じいちゃんが項垂れてしまった…
それを、シスが観て嬉しそうに、話を引き継いだ。
その者達は、地下で大人しくしてると思いきや、結界を破り出て来て悪さをする者が現れ出した。それが、俺達のいう魔物で、討伐対象になるものだ。始めのうち、どうやって、階層の結界を越えるか謎だったのだが、その後、その者達と同じ性癖の者が近づくとそれを感知し魔力を繋ぎ結界を破る術を編み出した事が分かった。
鉱山で、綻びが生じやすかったのは、一攫千金を狙い、欲に目が眩む者が多く居た為だという。
ああ、バレンが言っていた外的要因じゃ結界は破れないというのは、こういうことだったんだ。
その地下の住人達が、転異者が増えたことにより、皆、討伐されてしまったというのだ。
「転異者は、職人が少ないのよ。特に近年きた者達は、皆が冒険者になってしまって、地下住人だけでなく、魔獣達も手にかける者達がいて、それぞれの神の怒りを買うものもいるのよ」
困ったことよね…と、シスがため息をつく。
「ぎゃぅー」
身に覚えがある…ある過ぎる烈震も一緒に、ため息らしきものをついている。
「そこでじゃ!地下住人が居なくなり、空いたスペースを使い、新たなダンジョンを創る計画を立てていたのじゃ」
復活したじいちゃんが、鼻息荒く言い放つ。
「ワシらは食事の必要はないでな、皆、食べながら聞いてくれ。まぁ、今朝も話した事なのだが、ざっくり過ぎたの。詳しい話をする」
と、じいちゃんが話だした。
それを、まとめると…
今回の災害は、予想外ではあったが近い将来起こすことが決まっていた事で、その理由は、環境の統一化。
じいちゃん達が長い生の中で、地上を観てきて、他種族を嫌い争いばかりする者達の所為で種族が減少。しかも、最後は何故か、同族でも争い、地上に動植物が居なくなることが数回あったので、もっと、平和に暮らすように、大陸毎に環境を変え、住める種族も限定し、住み分けさせてたのだが最近いろいろな問題が出てきていたそうだ。
一つは、住民の減少、同種での婚姻は直ぐに血が濃くなるのか、最近では、子が出来にくい上に、生まれてきた子も何かしら問題を抱えている事が多くなっているのだという。
二つ目は、進化をするものの減少、これは植物に多いのだが、昔は、次世代に繋げるために、進化し続けていたモノが、それをやめ、新たに芽を出したり、生をうけても環境に適応することなく、消えていくようになったのだそうだ。
三つ目は、職人の減少、生活する上で、必要なものを作るのは当たり前だと思うのだが、職人気質のエルフやドワーフ、研究熱心の魔族は問題ないが、獣人族、人族、人魚族や半魚人族なんかは、採取するだけの者が多くなってきて、バランスが悪く悪行するものが増えてきたという。
四つ目は、地下の住人の消滅。
「「「え?」」」
四つ目を聞いた皆が、驚きの声をあげた。
「皆が聞いてる話は、形作りの神の呪詛で悪行するようになった巨人族や小人族という事だったかいのう?」
皆、神話を思いだし頷いている。
「まぁ、それは、作り話での…」
はい、また、じいちゃんがぶっちゃけてくれました。神話って信用できないんだね。
登場人物は、本当らしい。ただ、神々の争いやら、地上を作り替えるための巨人族という下りは嘘だそうだ…
そもそも、形作りの神と言うのは、ヘパイトス様みたいな、職人の神々の事を言うそうだ。
そうなのか…俺も知らされてなかった…
そこで、地下の住人はどういった者達かというと、神々が最初に創った魔獣達なのだが、初めての事で、何もわからないまま好き勝手創った結果問題の多い魔獣が次々と生まれでて、見るに忍びない状態になってしまったので、地下に追いやった者達なのだそうだ。
「じいちゃん達、ひどっ」
俺の突っ込みで、じいちゃんが項垂れてしまった…
それを、シスが観て嬉しそうに、話を引き継いだ。
その者達は、地下で大人しくしてると思いきや、結界を破り出て来て悪さをする者が現れ出した。それが、俺達のいう魔物で、討伐対象になるものだ。始めのうち、どうやって、階層の結界を越えるか謎だったのだが、その後、その者達と同じ性癖の者が近づくとそれを感知し魔力を繋ぎ結界を破る術を編み出した事が分かった。
鉱山で、綻びが生じやすかったのは、一攫千金を狙い、欲に目が眩む者が多く居た為だという。
ああ、バレンが言っていた外的要因じゃ結界は破れないというのは、こういうことだったんだ。
その地下の住人達が、転異者が増えたことにより、皆、討伐されてしまったというのだ。
「転異者は、職人が少ないのよ。特に近年きた者達は、皆が冒険者になってしまって、地下住人だけでなく、魔獣達も手にかける者達がいて、それぞれの神の怒りを買うものもいるのよ」
困ったことよね…と、シスがため息をつく。
「ぎゃぅー」
身に覚えがある…ある過ぎる烈震も一緒に、ため息らしきものをついている。
「そこでじゃ!地下住人が居なくなり、空いたスペースを使い、新たなダンジョンを創る計画を立てていたのじゃ」
復活したじいちゃんが、鼻息荒く言い放つ。
0
あなたにおすすめの小説
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
異世界で世界樹の精霊と呼ばれてます
空色蜻蛉
ファンタジー
普通の高校生の樹(いつき)は、勇者召喚された友人達に巻き込まれ、異世界へ。
勇者ではない一般人の樹は元の世界に返してくれと訴えるが。
事態は段々怪しい雲行きとなっていく。
実は、樹には自分自身も知らない秘密があった。
異世界の中心である世界樹、その世界樹を守護する、最高位の八枚の翅を持つ精霊だという秘密が。
【重要なお知らせ】
※書籍2018/6/25発売。書籍化記念に第三部<過去編>を掲載しました。
※本編第一部・第二部、2017年10月8日に完結済み。
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
相続した畑で拾ったエルフがいつの間にか嫁になっていた件 ~魔法で快適!田舎で農業スローライフ~
ちくでん
ファンタジー
山科啓介28歳。祖父の畑を相続した彼は、脱サラして農業者になるためにとある田舎町にやってきた。
休耕地を畑に戻そうとして草刈りをしていたところで発見したのは、倒れた美少女エルフ。
啓介はそのエルフを家に連れ帰ったのだった。
異世界からこちらの世界に迷い込んだエルフの魔法使いと初心者農業者の主人公は、畑をおこして田舎に馴染んでいく。
これは生活を共にする二人が、やがて好き合うことになり、付き合ったり結婚したり作物を育てたり、日々を生活していくお話です。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる