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新たな旅立ち
ダンジョン創り 11
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「え?それって、ディル達はダンジョンに入れないってこと?」
ダンジョンの下見でじいちゃんに言われたことをリョウに伝えると、そんな風にきいてきた。
「いや、入れるが、魔物とあまり戦闘にならないらしい、アイテム入手は出来るが、リョウの言うレベル上げは出来ないみたいだ」
「んー、生産者だから、ディルはそれで良いのか、でも、せっかく、冒険者になって、地竜の剣なんて武器まで手に入ったのに、戦闘無しは寂しいような…じゃぁ、戦闘するとなると僕一人で入らないとダメなの?」
「いや、初級といっても、一人は危険だろう?クラリーちゃんがいるし、ユキは、魔力調整のペンダントがあるから大丈夫だろうし、回復や治癒魔術が使えるココは必ずついていくようにした方がいいだろう。隠密スキルがあるからミンテも…」
「ギャウギャウ、ギー」
「父さんも存在感隠せるって、言ってるッス」
「ディル以外で行けるんだね。よかったぁー、死に戻りもないダンジョンで一人は流石に心配だったんだよねぇ」
……留守番決定ですか?
俺、保護者なんだけどね…ん?んん?
「死に戻り?」
「あ、ゲームの場合、セーブしてダンジョンに入って、もし殺られても、そのセーブした所に戻ってこれるんだ。それを物語にしたので、死んでも、ある場所に戻って人生やり直す事の出来る事とか、それこそダンジョンの特殊アイテムで、ダンジョンの入り口が設定場所になっていて、ダンジョン内で死んだ場合、入り口で生き返る事が出来たりする事だよ」
「…そりゃぁ、また、便利なものだなぁ」
やり直せる人生か…今の俺には分からないが、そういうことを願う人もいるのかな?
ゲームでは、負けた相手に何度でも挑戦出来るということか、まぁ、それは、鍛える目的になっていいのかな?自分の仇を自分でとるという感じなのだろう。
俺達の会話を、お茶を飲みながら聞いていたじいちゃんが、コトリと湯飲みを置き口を開いた。
「死人を蘇生させることは、禁じられておるから出来んが…ダンジョン内であるなら、似たような事は出来るじゃろな」
「「え?」」
「言ったであろう。精霊が魔力に溶け込んでいる状態だから一定の情報を与えれば形になると、だから、冒険者の意識を移したものをダンジョンに入れれば、実体ではないがダンジョン内を散策出来るであろうな」
神々がやっている分体を造り出す様なものか…
「それって、地上人が可能なの?」
「やった者がおらぬから分からんが、魔道具でなんとか出来ると思うが、長時間は無理だろうな。本体の方は動かさない分、劣化が進んでしまうだろう」
「身体に悪いってことか、実用的では無いね」
「まぁ、それに、そうした者達を置いておく場所の確保も必要になってくる」
「それって、本体と分体を同時に動かすことが出来ないの?」
「モンディールは、自由にやっておるが、そうそう出来るもんじゃないぞ。別々にやっておる二つの事を同時に処理する頭脳を持っておれば良いが…地上人でそれが出来るかのう?」
「ああ、意識を分けても、考える頭は一つなんだ…それを補ってくれるスキルがあれば良いのかな」
「そんな便利なスキルはありゃせんぞ。まぁ、可能性のある者は、多重人格症か?…しかし、一つの人格を移すだけだから、他人になってしまうのかのう?はて、そうなると、脳細胞はどう動く?」
…また、じいちゃんがぶつぶつ言い出したけど、多重人格症事態、俺らはよく知らないし、分かるわけないよ。
「小説なんかには、自由に動かしてるのがあったけど、神様いてもやっぱり無理なものもあるんだね。死者蘇生の薬とか、魔法とかも、ここの世界はないしね」
「んー、まぁ、リョウの知っている世界は分からんが、この世界では、神といえども万能ではないからのう。しかも、死人は、ワシ等の管轄ではないしのう。黄泉の住人の管轄で、輪廻の輪の関係上、そうそう蘇りなんてものはできんのじゃ。神や、神に近し者で寿命があり、輪廻転生の様な魔術を使えるものは、黄泉の住人と交渉し、輪廻の輪に入る時間を極端に少なくしてもらっているのだ。それにより、記憶の保持も可能にしておるようじゃぞ」
「え?生死って神様の管轄じゃないの?」
「この世界での神は、生だけじゃ。だから、生み出した魔獣で困ったモノ達を閉じ込めておくしかなかったのだ。どうしてもの時は、天災や魔獣で対応するしかないのう。ワシ等は、直接手は出せん事になっておる。黄泉の住人の中には、死神やら、死者の神と言われる者達もおるが、ワシらとは、別系統じゃよ」
ダンジョンの下見でじいちゃんに言われたことをリョウに伝えると、そんな風にきいてきた。
「いや、入れるが、魔物とあまり戦闘にならないらしい、アイテム入手は出来るが、リョウの言うレベル上げは出来ないみたいだ」
「んー、生産者だから、ディルはそれで良いのか、でも、せっかく、冒険者になって、地竜の剣なんて武器まで手に入ったのに、戦闘無しは寂しいような…じゃぁ、戦闘するとなると僕一人で入らないとダメなの?」
「いや、初級といっても、一人は危険だろう?クラリーちゃんがいるし、ユキは、魔力調整のペンダントがあるから大丈夫だろうし、回復や治癒魔術が使えるココは必ずついていくようにした方がいいだろう。隠密スキルがあるからミンテも…」
「ギャウギャウ、ギー」
「父さんも存在感隠せるって、言ってるッス」
「ディル以外で行けるんだね。よかったぁー、死に戻りもないダンジョンで一人は流石に心配だったんだよねぇ」
……留守番決定ですか?
俺、保護者なんだけどね…ん?んん?
「死に戻り?」
「あ、ゲームの場合、セーブしてダンジョンに入って、もし殺られても、そのセーブした所に戻ってこれるんだ。それを物語にしたので、死んでも、ある場所に戻って人生やり直す事の出来る事とか、それこそダンジョンの特殊アイテムで、ダンジョンの入り口が設定場所になっていて、ダンジョン内で死んだ場合、入り口で生き返る事が出来たりする事だよ」
「…そりゃぁ、また、便利なものだなぁ」
やり直せる人生か…今の俺には分からないが、そういうことを願う人もいるのかな?
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俺達の会話を、お茶を飲みながら聞いていたじいちゃんが、コトリと湯飲みを置き口を開いた。
「死人を蘇生させることは、禁じられておるから出来んが…ダンジョン内であるなら、似たような事は出来るじゃろな」
「「え?」」
「言ったであろう。精霊が魔力に溶け込んでいる状態だから一定の情報を与えれば形になると、だから、冒険者の意識を移したものをダンジョンに入れれば、実体ではないがダンジョン内を散策出来るであろうな」
神々がやっている分体を造り出す様なものか…
「それって、地上人が可能なの?」
「やった者がおらぬから分からんが、魔道具でなんとか出来ると思うが、長時間は無理だろうな。本体の方は動かさない分、劣化が進んでしまうだろう」
「身体に悪いってことか、実用的では無いね」
「まぁ、それに、そうした者達を置いておく場所の確保も必要になってくる」
「それって、本体と分体を同時に動かすことが出来ないの?」
「モンディールは、自由にやっておるが、そうそう出来るもんじゃないぞ。別々にやっておる二つの事を同時に処理する頭脳を持っておれば良いが…地上人でそれが出来るかのう?」
「ああ、意識を分けても、考える頭は一つなんだ…それを補ってくれるスキルがあれば良いのかな」
「そんな便利なスキルはありゃせんぞ。まぁ、可能性のある者は、多重人格症か?…しかし、一つの人格を移すだけだから、他人になってしまうのかのう?はて、そうなると、脳細胞はどう動く?」
…また、じいちゃんがぶつぶつ言い出したけど、多重人格症事態、俺らはよく知らないし、分かるわけないよ。
「小説なんかには、自由に動かしてるのがあったけど、神様いてもやっぱり無理なものもあるんだね。死者蘇生の薬とか、魔法とかも、ここの世界はないしね」
「んー、まぁ、リョウの知っている世界は分からんが、この世界では、神といえども万能ではないからのう。しかも、死人は、ワシ等の管轄ではないしのう。黄泉の住人の管轄で、輪廻の輪の関係上、そうそう蘇りなんてものはできんのじゃ。神や、神に近し者で寿命があり、輪廻転生の様な魔術を使えるものは、黄泉の住人と交渉し、輪廻の輪に入る時間を極端に少なくしてもらっているのだ。それにより、記憶の保持も可能にしておるようじゃぞ」
「え?生死って神様の管轄じゃないの?」
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