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新たな旅立ち
ダンジョン創り 13
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リョウ達がダンジョン内の設定を考えてる間、空の使者に渡されたダンジョンの予定案を見てみることにした。
先ずは、ここの初級ダンジョンで、人々の様子を観ることになっているんだな。それを元に他のダンジョンを創り始めるらしい…大まかな設定は、それぞれの担当する神の能力で決まっていて、場合によって、他の神々も協力するらしい。
この大陸の上級者用は、モンディールが担当者で、火属性の魔物の出没地帯予定となっている。管理者は…管理者もモンディールになっている但し(竜体形)って、竜王達の棲みかみたいな感じになるのかな?もしかすると、ラスボスというのもおっさんがやったりして…ハハ、まさかね。
マクーの初級は、ルーという太陽神の一柱が担当するのか、俺は面識がないからどんな神様か分からないが…乾燥に強い魔物や鉱物関係の魔物予定になっている。
乾燥地帯となると水の確保が重要になるのかな?それと、暑さとかかな?
管理者は…
どうなるんだ?
上級は、ガランが担当で、地属性の魔物達。
管理者が、烈震になってるんだけど…烈震は、知っているのか?俺が教えたらヤバイのかな?
『じいちゃん、ちょっといい?』
『なんじゃ?同じ部屋に居るのに念話なんぞ使いおって』
『マクーの上級者用の管理者が烈震になっているんだけど、烈震は知ってるの?』
『ああ、その事か。まだ、話してはないから、内緒にしておいてくれ。このダンジョンの様子を見てから話す予定じゃ』
『分かった。ありがとう』
おっと、危なかったな。マクー大陸のは、ミンテに預け直し、暫く出さずにおこう。
続いては、ゲトー大陸。ゲトーの初級は…あっ…シスが担当になってる。ま、まぁ、神獣達の贔屓の場所だが、あの大陸の植物を育てたのはシスだからな…魔物も、風属性に、植物関係となっている。管理者はドライアド、木の妖精か、ドライアドは人形だから、適任かも知れないな。
上級者は、うわっ、担当者が神獣達になってる。大丈夫なのか?
神獣のほとんどは、好戦的で、挨拶代わりに戦うと聞いてるんだけど…烈震達が楽しめるダンジョンになるのかな?
管理者は、リザードマン族になっている。
これも、大丈夫なのか?転異者と揉めるんじゃないのか?
まぁ、予定案だし、何か、対策があるのかも知れないな。
次は、エンプ大陸。
エンプの初級は…お、ここは神が担当者じゃないんだ。魔王が担当者になっていて、魔族が管理者。
どうやら転異者の意見が反映されたダンジョンで、魔道具多用の何やら面白いモノになりそうな感じに書かれている。
上級者の方が、アガトー様と雪の女王で、管理者が氷の乙女達(助手:雪ん子)となっている。
まぁ、妥当だね。魔物も氷や雪よりの水属性のモノになる予定。
スーン大陸は…予想していた通り、初級は、パルカ三姉妹(主にタルティーヌ)と、豊穣の神であるタケミナカタが担当で、魔物の系統は書いてないが、入手アイテムが食材となっている。
…食べ物に関して、貪欲過ぎる。大丈夫なのか?
管理者が、小人族となっているが…小人族の殆どは、家妖精がほとんどで、家事手伝いが主な仕事になっているハズなのだが、大丈夫なのか?
平和そうなダンジョンだけど…なんだろう、神獣ダンジョンと同じぐらい不安な気持ちになるのは、何故だろうか?
上級者用は、アマテラスとツキヨミとスサノオの姉弟神で…て、アマテラスとスサノオの姉弟喧嘩の神話があったよな…大丈夫なのか?
スーン大陸を守護している神々は、馴染みがないからなぁ…
んー、どうなんだ…あ、このダンジョンには、近づかないでおこう。
魔物の系統が蟲系だからな。
管理者は…ん?貧乏神?
…え?
「はぁ?」
「な、何?ディルどうしたの?急に変な声出して」
「あ、スマン。使者に渡されたダンジョン予定案を読んでいたんだが、スーン大陸の上級ダンジョンの管理者が『貧乏神』になっているんだ」
「え?貧乏神がいるの?」
「じいちゃん、どういうこと?」
「…この世界にも居ったんじゃな。い、言ったであろう?沢山居て覚えとらんと…」
「へぇ、知識の神なのに?」
「う、スーン贔屓の神々は、呼び名も色々でなよく分からんのだ…しかも、天上でもワシらとは、違う区間に居を構えておるしのう…あ、ああ、そう言えば、精霊達の様に地上人によって神格化した者達の中に、変わった者達がおったなぁ…」
「でも、貧乏神が管理するダンジョンって、どうなるの?」
「予定案では、ダンジョン創りは、アマテラス、ツキヨミ、スサノオの三姉弟がするみたいだ」
「え?天照大神がいるの?」
「ん?オオミカミ?リョウは、アマテラス神の事を知ってるのか?」
「うん、太陽神で、日本の最高神だよ。ツクヨミノ命とスサノオ尊と姉弟っていうのも一緒だよ」
「魔獣とかと一緒で、名前が同じ神が居るんだな。もしかして神話もあるのか?」
「もちろん!…天照大神とスサノオ尊のケンカの話があったけど?天岩戸に隠れるの」
「アマノイワト?姉弟喧嘩して、スサノオ神が天上から追い出され、地上に落とされるだけじゃないのか?」
「こっちでは、それだけなんだ。日本では、その時に、天照大神が岩屋に隠れて地上が暗黒になり、悪霊が溢れて災いが起こって大変なことになったから、宴会を開いて岩屋から誘い出した話が有名だよ」
「そ、そうなのか?」
宴会で誘い出す?なんだかよく分からんが、日本に居る姉弟神も喧嘩をしてたんだな…今度、タクマさんに詳しく教えてもらおう。
「スーン大陸って、もしかして日本みたいなのかな?お米もあるとか言ってたよね」
「ん?リョウは、米が食べたいのか?確かに、スーンでは、米が主食じゃぞ」
「うん、異世界モノだと、米が無くて、似た植物を探すところから始めたり、家畜の餌で、人は食べてなかったりしたけど、この世界は、ちゃんと人の食べ物なんだね」
「…米を育てるにはかなりの労力が必要であるのに、家畜の餌とは随分手の掛かる家畜を飼っておる世界があるのだな。それほど人口が多いのかのう?それとも、こちらの世界とは異なる品種で、牧草の様に育てられるのかのう?」
「そういえば…そうだよね。どういう設定の植物だったんだろう?」
スーン…日本に似ているというので、食べ物の話になるんだ。タルティーヌが、贔屓している理由がこれか?
それより俺は、貧乏神が気になっているんだけどなぁ…
先ずは、ここの初級ダンジョンで、人々の様子を観ることになっているんだな。それを元に他のダンジョンを創り始めるらしい…大まかな設定は、それぞれの担当する神の能力で決まっていて、場合によって、他の神々も協力するらしい。
この大陸の上級者用は、モンディールが担当者で、火属性の魔物の出没地帯予定となっている。管理者は…管理者もモンディールになっている但し(竜体形)って、竜王達の棲みかみたいな感じになるのかな?もしかすると、ラスボスというのもおっさんがやったりして…ハハ、まさかね。
マクーの初級は、ルーという太陽神の一柱が担当するのか、俺は面識がないからどんな神様か分からないが…乾燥に強い魔物や鉱物関係の魔物予定になっている。
乾燥地帯となると水の確保が重要になるのかな?それと、暑さとかかな?
管理者は…
どうなるんだ?
上級は、ガランが担当で、地属性の魔物達。
管理者が、烈震になってるんだけど…烈震は、知っているのか?俺が教えたらヤバイのかな?
『じいちゃん、ちょっといい?』
『なんじゃ?同じ部屋に居るのに念話なんぞ使いおって』
『マクーの上級者用の管理者が烈震になっているんだけど、烈震は知ってるの?』
『ああ、その事か。まだ、話してはないから、内緒にしておいてくれ。このダンジョンの様子を見てから話す予定じゃ』
『分かった。ありがとう』
おっと、危なかったな。マクー大陸のは、ミンテに預け直し、暫く出さずにおこう。
続いては、ゲトー大陸。ゲトーの初級は…あっ…シスが担当になってる。ま、まぁ、神獣達の贔屓の場所だが、あの大陸の植物を育てたのはシスだからな…魔物も、風属性に、植物関係となっている。管理者はドライアド、木の妖精か、ドライアドは人形だから、適任かも知れないな。
上級者は、うわっ、担当者が神獣達になってる。大丈夫なのか?
神獣のほとんどは、好戦的で、挨拶代わりに戦うと聞いてるんだけど…烈震達が楽しめるダンジョンになるのかな?
管理者は、リザードマン族になっている。
これも、大丈夫なのか?転異者と揉めるんじゃないのか?
まぁ、予定案だし、何か、対策があるのかも知れないな。
次は、エンプ大陸。
エンプの初級は…お、ここは神が担当者じゃないんだ。魔王が担当者になっていて、魔族が管理者。
どうやら転異者の意見が反映されたダンジョンで、魔道具多用の何やら面白いモノになりそうな感じに書かれている。
上級者の方が、アガトー様と雪の女王で、管理者が氷の乙女達(助手:雪ん子)となっている。
まぁ、妥当だね。魔物も氷や雪よりの水属性のモノになる予定。
スーン大陸は…予想していた通り、初級は、パルカ三姉妹(主にタルティーヌ)と、豊穣の神であるタケミナカタが担当で、魔物の系統は書いてないが、入手アイテムが食材となっている。
…食べ物に関して、貪欲過ぎる。大丈夫なのか?
管理者が、小人族となっているが…小人族の殆どは、家妖精がほとんどで、家事手伝いが主な仕事になっているハズなのだが、大丈夫なのか?
平和そうなダンジョンだけど…なんだろう、神獣ダンジョンと同じぐらい不安な気持ちになるのは、何故だろうか?
上級者用は、アマテラスとツキヨミとスサノオの姉弟神で…て、アマテラスとスサノオの姉弟喧嘩の神話があったよな…大丈夫なのか?
スーン大陸を守護している神々は、馴染みがないからなぁ…
んー、どうなんだ…あ、このダンジョンには、近づかないでおこう。
魔物の系統が蟲系だからな。
管理者は…ん?貧乏神?
…え?
「はぁ?」
「な、何?ディルどうしたの?急に変な声出して」
「あ、スマン。使者に渡されたダンジョン予定案を読んでいたんだが、スーン大陸の上級ダンジョンの管理者が『貧乏神』になっているんだ」
「え?貧乏神がいるの?」
「じいちゃん、どういうこと?」
「…この世界にも居ったんじゃな。い、言ったであろう?沢山居て覚えとらんと…」
「へぇ、知識の神なのに?」
「う、スーン贔屓の神々は、呼び名も色々でなよく分からんのだ…しかも、天上でもワシらとは、違う区間に居を構えておるしのう…あ、ああ、そう言えば、精霊達の様に地上人によって神格化した者達の中に、変わった者達がおったなぁ…」
「でも、貧乏神が管理するダンジョンって、どうなるの?」
「予定案では、ダンジョン創りは、アマテラス、ツキヨミ、スサノオの三姉弟がするみたいだ」
「え?天照大神がいるの?」
「ん?オオミカミ?リョウは、アマテラス神の事を知ってるのか?」
「うん、太陽神で、日本の最高神だよ。ツクヨミノ命とスサノオ尊と姉弟っていうのも一緒だよ」
「魔獣とかと一緒で、名前が同じ神が居るんだな。もしかして神話もあるのか?」
「もちろん!…天照大神とスサノオ尊のケンカの話があったけど?天岩戸に隠れるの」
「アマノイワト?姉弟喧嘩して、スサノオ神が天上から追い出され、地上に落とされるだけじゃないのか?」
「こっちでは、それだけなんだ。日本では、その時に、天照大神が岩屋に隠れて地上が暗黒になり、悪霊が溢れて災いが起こって大変なことになったから、宴会を開いて岩屋から誘い出した話が有名だよ」
「そ、そうなのか?」
宴会で誘い出す?なんだかよく分からんが、日本に居る姉弟神も喧嘩をしてたんだな…今度、タクマさんに詳しく教えてもらおう。
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「ん?リョウは、米が食べたいのか?確かに、スーンでは、米が主食じゃぞ」
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「…米を育てるにはかなりの労力が必要であるのに、家畜の餌とは随分手の掛かる家畜を飼っておる世界があるのだな。それほど人口が多いのかのう?それとも、こちらの世界とは異なる品種で、牧草の様に育てられるのかのう?」
「そういえば…そうだよね。どういう設定の植物だったんだろう?」
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