猫を飼いたいと思ったのだけど…

kaoru

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気付き

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 井之上さんの植物観賞が終わるとすぐに、キャットタワーを組み立てて設置した。
 
「いいわね。緑の中にブラウンのキャットタワー合うわね。蔦とかはやしたくなるわね」

「シンプルだから、ちょっと飾るのは良いかも、セイさんに相談してやってみます。後、この上に敷くマットなんですけど、ホームセンターには、気に入ったのがなかったんですけど、インテリア専門店とかの方が売ってますかね?」

「何かこだわりがあるなら、専門店に行くのも良いけど、100均とかでもいろいろ売ってるわよ。小物とかは、そういう所で安くおさえられて良いわよ」

「ああ!そういえばいろいろ売ってましたね。キッチンで使うの消耗品や園芸道具のところしか見てなかったけど、クッションみたいなものとか売ってましたね」

「手芸コーナーとかも、結構品揃えが良いから、自分で作る事も出来ると思うわよ」

「そうか、色とか大きさとか、ちゃんと合わせたかったら、作れば良いんだ。ありがとうございます。いろいろ見てみます」

「このまま、見に行ってみる。車出すわよ」

「いえいえ、そこまで甘えられません。大丈夫です。それより、お茶入れますから休んで下さい」

 …て、実家に居たときの流れで、来客には、お茶をと思ったけど、ここに越してきてから、来客なんてなかったから、お茶を出すところがない!

 うわっ、なにやってるんだろワタシ…

「テーブルないので、こっちのカウンターでお願いします」

「ふふ、ちょっと隠れ家カフェって感じで良いわね」

 井之上さん…スゴい。こんな人が、本当にいるんだ。

 否定もしないし、けなしもしない、一方的に考えを押し付けてもこないし…

「コーヒー、紅茶、日本茶やハーブティーもいろいろ好きで揃えているんですけど、何か好きなものありますか?」

「私は、コーヒー党なの、コーヒーをいただきたいわ」

「はい」

 ちょっと、冒険しても良いかな?

「井之上さん、カフェラテとかは飲みますか?」

「ええ、好きよ。もしかして、コーヒーメーカーがあるの?」

「いえ、そういう機械はないんですけど、今、エスプレッソのインスタントもあるじゃないですか、それで作るんです。それで、ワタシは、牛乳の方に砂糖を入れて甘くした泡を乗せるのが好きなんですけど、井之上さんは、どうかなって、思って…」

「それは、試したことないわ。もしかして、作ってもらえるの?」

「甘いの大丈夫ですか?」

「好きよ。味わってみたいから、是非、お願いするわ」






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