猫を飼いたいと思ったのだけど…

kaoru

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子猫 16

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 午後は、皆、サンルームでお昼寝するようなので、そちらの引き戸を全開にして買ってきた布をデザインに合わせて切っていく。
 …アイロン台だと少しやりづらいな。
 作業台が欲しくなるけど、今回限りかもしれないしなぁ…どうしようか…
 でも、マットも一枚だけじゃなく、何枚か用意しといた方がいいよねぇ。ベッドの変えカバーとかも作ったり…作業台、探してみようかな…

『先程からうるさいぞ。それに、せっかく買ってきた布をそんな細切れにしてしまってどうするのだ?マットを作ってくれるのではなかったのか?』

 うるさいなら聞かなければいいじゃないですか、ゆっくり寝てて下さい。

『ふん、それは、ワシの勝手だろ。それより、その布だ。何をするのだ?』

 パッチワークです。端切れとかを使って縫い合わせて、大きな物を作ったりするんです。
 今回は、涼しげに見えるように、青系の布を細長く切って、こんな風に縫い合わせて、マットにしようと思います。

 大雑把だけど、色分けしたデザイン画をセイさんの方に向ける。

『「きると」とかなんとかいうもので、見たことあるような、感じだな』

 セイさんキルティングは知っているんですね!

『昔、飼われていた家の者がやっていた。その者も、マットや布団を作ってくれたのでな、覚えとる』

 そうだったんですね。今回、そのキルティングする前の表側を、川をイメージして布を縫い合わせてみようと思います。

『成る程な。涼を楽しむのだな。良いではないか』

 そ、そうですか?
 頑張ります。

『くわぁぁー、疑問が解けたから、ワシは寝る』

 あ、はい。

 セイさんが、顎が外れるんじゃないかと思うほどの大きなあくびをして、外の方を向いて寝始めた。

 それだけなのに…

 ん~、なんで、あんなにかわいいんだろ?
 丸みの所為?ほわほわの毛だから?

 と、今度は、タイルの上で寝ていたリュクくんがゴロンと寝返りをうった。セイさんとは逆に外を向いていたのが、こちらに顔を向けてきた。夢を見てるのか、口が動いてニャゴニャゴ言ってる。ふふ、こちらもかわいい。
 リュクくんの隣のジェドくんは、暑くなったのか、身体を伸ばして、ヘソ天だ!

 おっと、これは、写真を撮らないと…

 そんな感じで、猫を観察していると、途中でジェドくんが起き出して、こちらに興味を持ったので、猫じゃらしを振ってみると、大いに喜んでくれた。
 動画とか観て知っているつもりだったけど、ジャンプ力とかスゴくて驚かされた。普通に身体の倍は飛ぶし、後ろ足だけでもかなりの時間立ってられるんし、捕まえようとする前足の動きも目茶苦茶早い!

 …と、そんなことしていたら、日が陰ってきた。急ぎじゃないから大丈夫…だけど…ちょっと反省、ちゃんと、マット作りしないと…

 今日は、裁断だけしてしまおう。

『夕飯は?』

 ……明日のお弁当もあるし、ご飯を炊いて、冷凍庫に…魚と肉どちらが良いですか?

『今度は、肉かな』

 では、ハンバーグを解凍して、大根おろしで和風しますね。
 後は、キノコの味噌汁に漬け物で良いですかね?

『ふむ。楽しみだ』

 う~ん、やはり、一人暮らしとは違うね
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