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マクー大陸で家造り
バジリスク
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「新しいパーティーか…」
「まぁ、今すぐという訳ではないが…クラリーは、近い内に抜けさせるから、その後どうするか、考えておいてくれよ」
「う~、抜けた後、クラリーちゃんは、どうするのさぁ。ディルと工芸品とか家造り?」
「まさか!お姉さんと一緒に、トガレーで喫茶店経営をするんだ。その準備の為に、料理見習いすることになっている」
「カトリーナの二号店だ!そんな話が出てたんだ」
そっか、クラリーちゃんが抜けるのか、そうなると、ココもだよね。ユキちゃんはどうするだろ…僕は、もうしばらく、ダンジョンに入りたいしなぁ…
ソロの冒険者か…
「よし!決めた。バジリスク討伐する!」
「急だな、どうしたんだ?」
「何となく、考えてだんだ。バジリスクを倒したら、テルキネスの泉が出るんじゃないかっていうのが、正解の様な気がする。あんなパフォーマンスしたんだから、きっと、冒険者を呼ぶためのモノだったんだよ」
「確かに、久しぶりに、かなりの冒険者が入ってきてるな」
「それで、バジリスクを倒せば出現して、自分が欲しい武器なり防具を造ってくれるとしたら、もっと入場者が増えると考えたんだと思う」
「ああ、ラスボスの宝箱ということか、宣伝になるな」
「間違ってても、まだ五日あるし、バジリスクを倒して、ソロでも大丈夫というところを見せるよ」
「おお、頼もしいな。まぁ、お前にはタマちゃんいるしな、バジリスクと相性がいい、やってみろ」
エネルギーの補給をしたので、再度、泉探しへ…カンでしかないけど、バジリスクを倒しに行く。僕にはタマちゃんが居るから、毒の息は中和出来る。後は、スピードが厄介だけど、それも、遅れるようなことはない。後は…
「クェー」
ディルから離れ、午前中は避けていたバジリスクだと思われる魔物に近づくこと、僕を認識したバジリスクが、一声鳴いて、走り出した。
ドドドッ
と、足音を響かせ迫ってきたところに、狙いを定め斬りつけるけど、急停止に、横っ飛び、何でそんな動き出来るんだよ!付かず離れずでうまく逃げられる。
こっちは、一羽のうちに倒してしまいたい。そうでないと、残りのバジリスクが集まってきてしまうのだ。
このダンジョンに現れるバジリスクは、三羽一組になっている。大抵は、一羽ずつ居て、獲物(冒険者)を見つけると、仲間に知らせる。そして、三羽倒した時点で、クリアしたことになる。
だったら人数集めてって思うでしょ。でも、それやると、パーティーごとの設定じゃなくて、個人に対して設定されて、バジリスク大量発生になってしまうんだよね…だから、皆、嫌がってあまり入らないダンジョンになってるんだよ。
そんなわけで、残りの二羽が来る前に…と思っていたら、あれ?
残りの二羽をディルが手懐けてくれた。
うん、武器の練習も兼ねてだからか、ちょっと、オマケしてくれたみたい。
取り敢えず一羽を退治することに集中し、スピードにも慣れ、首を落とすことに成功した。
よし!次!
と、思ったら、ディルが二羽同時に、けしかけてきた。
「え?一羽ずつじゃないの?」
「肩慣らしは済んだんだから大丈夫だろ。頑張れ」
…まぁ、そうだよね。本番は、三羽相手にしないといけないんだし、だけどね…やっぱり、地竜の剣との違いがあるから、ちょっと、苦戦してしまう。
何とか、三羽目の胸を突いて、光の粒子になり消える。
「よっしゃ!予想通りだ」
そこに、直径一メートルに満たない小さな泉が現れた。
「地竜の剣を返せ」
泉に向かってそう言うと、泉が青白く光だし、表面が膨れ上がってきた。そして、その光が、人の形になってきて…
その人形の光は、三十センチの大きさを越え、一メートルぐらいになったところで、こちらに近づいてきた。
「え?誰?」
光が弱まり、目の前に現れたのは、黒髪に、黒のタートルネックのシャツに、黒のパンツに、黒の皮のブーツ姿の少年で…一応、髪がポニーテールだから、地竜の剣かな?という、考えは、あったけど…聞いてみた。
ニヤリとその少年は、笑い。
「ふふふ、ワレ、肉体をもらったッス。これで、普通の冒険者として、ダンジョン入れるッスよ」
「はぁ?どういう事?」
「まぁ、今すぐという訳ではないが…クラリーは、近い内に抜けさせるから、その後どうするか、考えておいてくれよ」
「う~、抜けた後、クラリーちゃんは、どうするのさぁ。ディルと工芸品とか家造り?」
「まさか!お姉さんと一緒に、トガレーで喫茶店経営をするんだ。その準備の為に、料理見習いすることになっている」
「カトリーナの二号店だ!そんな話が出てたんだ」
そっか、クラリーちゃんが抜けるのか、そうなると、ココもだよね。ユキちゃんはどうするだろ…僕は、もうしばらく、ダンジョンに入りたいしなぁ…
ソロの冒険者か…
「よし!決めた。バジリスク討伐する!」
「急だな、どうしたんだ?」
「何となく、考えてだんだ。バジリスクを倒したら、テルキネスの泉が出るんじゃないかっていうのが、正解の様な気がする。あんなパフォーマンスしたんだから、きっと、冒険者を呼ぶためのモノだったんだよ」
「確かに、久しぶりに、かなりの冒険者が入ってきてるな」
「それで、バジリスクを倒せば出現して、自分が欲しい武器なり防具を造ってくれるとしたら、もっと入場者が増えると考えたんだと思う」
「ああ、ラスボスの宝箱ということか、宣伝になるな」
「間違ってても、まだ五日あるし、バジリスクを倒して、ソロでも大丈夫というところを見せるよ」
「おお、頼もしいな。まぁ、お前にはタマちゃんいるしな、バジリスクと相性がいい、やってみろ」
エネルギーの補給をしたので、再度、泉探しへ…カンでしかないけど、バジリスクを倒しに行く。僕にはタマちゃんが居るから、毒の息は中和出来る。後は、スピードが厄介だけど、それも、遅れるようなことはない。後は…
「クェー」
ディルから離れ、午前中は避けていたバジリスクだと思われる魔物に近づくこと、僕を認識したバジリスクが、一声鳴いて、走り出した。
ドドドッ
と、足音を響かせ迫ってきたところに、狙いを定め斬りつけるけど、急停止に、横っ飛び、何でそんな動き出来るんだよ!付かず離れずでうまく逃げられる。
こっちは、一羽のうちに倒してしまいたい。そうでないと、残りのバジリスクが集まってきてしまうのだ。
このダンジョンに現れるバジリスクは、三羽一組になっている。大抵は、一羽ずつ居て、獲物(冒険者)を見つけると、仲間に知らせる。そして、三羽倒した時点で、クリアしたことになる。
だったら人数集めてって思うでしょ。でも、それやると、パーティーごとの設定じゃなくて、個人に対して設定されて、バジリスク大量発生になってしまうんだよね…だから、皆、嫌がってあまり入らないダンジョンになってるんだよ。
そんなわけで、残りの二羽が来る前に…と思っていたら、あれ?
残りの二羽をディルが手懐けてくれた。
うん、武器の練習も兼ねてだからか、ちょっと、オマケしてくれたみたい。
取り敢えず一羽を退治することに集中し、スピードにも慣れ、首を落とすことに成功した。
よし!次!
と、思ったら、ディルが二羽同時に、けしかけてきた。
「え?一羽ずつじゃないの?」
「肩慣らしは済んだんだから大丈夫だろ。頑張れ」
…まぁ、そうだよね。本番は、三羽相手にしないといけないんだし、だけどね…やっぱり、地竜の剣との違いがあるから、ちょっと、苦戦してしまう。
何とか、三羽目の胸を突いて、光の粒子になり消える。
「よっしゃ!予想通りだ」
そこに、直径一メートルに満たない小さな泉が現れた。
「地竜の剣を返せ」
泉に向かってそう言うと、泉が青白く光だし、表面が膨れ上がってきた。そして、その光が、人の形になってきて…
その人形の光は、三十センチの大きさを越え、一メートルぐらいになったところで、こちらに近づいてきた。
「え?誰?」
光が弱まり、目の前に現れたのは、黒髪に、黒のタートルネックのシャツに、黒のパンツに、黒の皮のブーツ姿の少年で…一応、髪がポニーテールだから、地竜の剣かな?という、考えは、あったけど…聞いてみた。
ニヤリとその少年は、笑い。
「ふふふ、ワレ、肉体をもらったッス。これで、普通の冒険者として、ダンジョン入れるッスよ」
「はぁ?どういう事?」
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