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マクー大陸で家造り
シリュウ
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夕飯が出来たからと、シリュウ達を呼びに行ったら、何やら、落ち込んでいるシリュウを、ココが慰めていた。
「どうしたの?」
「リョウ!」
体育座りで拗ねていたシリュウが、ガバッと立ち上がり飛び付いてきた。
『何やっているんですか!リョウを殺す気ですか?』
「ご、ごめんなさい…ス」
『シリュウ、反省!』
「ハイ…ス」
ミスリルゴーレム…重た過ぎる。
今までの調子で飛び付いてきたけど、受け止められず、引っくり返ってしまった上に、上に乗られて、頭と左肩が…
ココとタマちゃんが居てくれてホント良かったです。
「何やってるんだ?」
僕達が遅いせいかディルまで呼びに来て、首を傾げる。
ココが説明して、呆れたような顔をしたディルが、そう言えばと…
「シリュウは、食事の必要が無かったな、暫くそこで反省かな」
「え?ワレそんな事、聞いてないッスよ?」
「ゴーレムなんだから、必要無いだろ。消化出来ないし、元々、付喪神になる前だって食べてなかったんだから、何を今さら」
「あ…」
タマちゃんに怒られ正座中のシリュウが、うなだれてしまった。
「しかし、これは予想されてなかったな。軽量化か、軽量の付与してもらわないと怪我人…命を落とす者も出るかもしれないな」
「実験段階で分からなかったの?」
「実験に協力してくれたのは、普通の冒険者だったらしいからな。いきなり飛び付いてくるなんて予想つかなかったんだろう」
「今まで、肩車が普通になっていた弊害か…シリュウ、今の大きさと重さを考えて、肩車禁止ね。どうしてもの場合は、モンディール様にお願いしてね」
「ううう…ダンジョンに入れるようになって嬉しかったけど、こんな事になるなんてぇ…」
「ちゃんと説明受けただろ?」
「え?」
「お前、契約書読んでないな?」
ディルの目が…完全に怒ってしまったようです。
襟首持たれて、引きずられ、貸家に戻れば、別室で、厚さ一センチぐらいありそうな紙の束を手渡された。
「俺達が夕飯食べてる間、それを良く読んでおけよ。力の使い方を間違えれば、使用を禁止されるからな」
シリュウは、頷いて、静かに読み始めた。
僕達は、ダイニングテーブルに夕食にする。
昨日に引き続き、変な空気が流れてる。
「あんなに、美味しそうに食べていたのに…」
「元々、ダンジョン限定としてのアイテムだからな。食料が要らない分、採取量が上がるから冒険者は喜んでいたみたいだ」
「じゃぁ、なんで、外での実験もするのさ」
「補助器具としての役割が出来ないかと言う意見があったんだ」
「あ…大怪我したりした人達?」
「そう、でも…普通の生活に取り入れるのは、止めた方がいいかもな」
『どうしてです?普通に動けた方が便利ですよ』
「まぁ、仕事の時だけとか限定ならな…」
そう言って、ディルは、シリュウがいる部屋に入っていった。
『どう言うことです?』
ミンテはよく分かってないみたいだ。
「普通に動けても、食事とか出来ないし、皆とジャレ合うことも出来ないよ」
『あ、それは、ちょっと、寂しいかもです』
「だね。やっぱり、長期使用向きじゃないんだよ」
『じゃぁ、どうして、リョウと従魔契約したですか?』
「…あれ?そうだよね」
クラリーちゃんが抜けれる様にの処置だから、短期なわけないし…?
「リョウ!さっきは、ごめんッス」
という声と共に、頭に衝撃があった。
「こら、その軽率な行動をどうにかしないか!」
ディルの声と共に、頭に貼り付いていたモノを取ってくれたらしい…
ディルの右手には、十五センチ程のシリュウがぶら下がっていた。
「えーと、どうなってるの?」
「存在としては、物に宿る妖精と同じ部類に入る」
「んん?」
「地上人の場合は意識だけだけど、付喪神の様な存在だと、魔力の一部に意識をのせ分身体を作り出す事が容易いそうなんだ。だから、今回の実験でも、地竜の剣に話が行ったんだ」
「それじゃぁ、太刀の状態でも、こうやって出てこれたって事?」
「ああ、でも、本人が知らなかったみたいだな。おっさんが気付いて教えたんだ」
「この分身体なら、食べたり飲んだり出来るの?」
「もちろん、その方がストレスにならないだろ」
「おお、良かったね。これなら、ダンジョンでは、ゴーレムで、普段は妖精として過ごせば問題ないね」
「慣れるまでが大変だと思うがな」
「大丈夫ッス。頑張って、足手まといにならないように、修行するッス」
ふんす!と、胸を張るけど、十五センチじゃ、ただ、可愛いだけだ。
良かった。これで、いつも通りの食事が出来る。
「どうしたの?」
「リョウ!」
体育座りで拗ねていたシリュウが、ガバッと立ち上がり飛び付いてきた。
『何やっているんですか!リョウを殺す気ですか?』
「ご、ごめんなさい…ス」
『シリュウ、反省!』
「ハイ…ス」
ミスリルゴーレム…重た過ぎる。
今までの調子で飛び付いてきたけど、受け止められず、引っくり返ってしまった上に、上に乗られて、頭と左肩が…
ココとタマちゃんが居てくれてホント良かったです。
「何やってるんだ?」
僕達が遅いせいかディルまで呼びに来て、首を傾げる。
ココが説明して、呆れたような顔をしたディルが、そう言えばと…
「シリュウは、食事の必要が無かったな、暫くそこで反省かな」
「え?ワレそんな事、聞いてないッスよ?」
「ゴーレムなんだから、必要無いだろ。消化出来ないし、元々、付喪神になる前だって食べてなかったんだから、何を今さら」
「あ…」
タマちゃんに怒られ正座中のシリュウが、うなだれてしまった。
「しかし、これは予想されてなかったな。軽量化か、軽量の付与してもらわないと怪我人…命を落とす者も出るかもしれないな」
「実験段階で分からなかったの?」
「実験に協力してくれたのは、普通の冒険者だったらしいからな。いきなり飛び付いてくるなんて予想つかなかったんだろう」
「今まで、肩車が普通になっていた弊害か…シリュウ、今の大きさと重さを考えて、肩車禁止ね。どうしてもの場合は、モンディール様にお願いしてね」
「ううう…ダンジョンに入れるようになって嬉しかったけど、こんな事になるなんてぇ…」
「ちゃんと説明受けただろ?」
「え?」
「お前、契約書読んでないな?」
ディルの目が…完全に怒ってしまったようです。
襟首持たれて、引きずられ、貸家に戻れば、別室で、厚さ一センチぐらいありそうな紙の束を手渡された。
「俺達が夕飯食べてる間、それを良く読んでおけよ。力の使い方を間違えれば、使用を禁止されるからな」
シリュウは、頷いて、静かに読み始めた。
僕達は、ダイニングテーブルに夕食にする。
昨日に引き続き、変な空気が流れてる。
「あんなに、美味しそうに食べていたのに…」
「元々、ダンジョン限定としてのアイテムだからな。食料が要らない分、採取量が上がるから冒険者は喜んでいたみたいだ」
「じゃぁ、なんで、外での実験もするのさ」
「補助器具としての役割が出来ないかと言う意見があったんだ」
「あ…大怪我したりした人達?」
「そう、でも…普通の生活に取り入れるのは、止めた方がいいかもな」
『どうしてです?普通に動けた方が便利ですよ』
「まぁ、仕事の時だけとか限定ならな…」
そう言って、ディルは、シリュウがいる部屋に入っていった。
『どう言うことです?』
ミンテはよく分かってないみたいだ。
「普通に動けても、食事とか出来ないし、皆とジャレ合うことも出来ないよ」
『あ、それは、ちょっと、寂しいかもです』
「だね。やっぱり、長期使用向きじゃないんだよ」
『じゃぁ、どうして、リョウと従魔契約したですか?』
「…あれ?そうだよね」
クラリーちゃんが抜けれる様にの処置だから、短期なわけないし…?
「リョウ!さっきは、ごめんッス」
という声と共に、頭に衝撃があった。
「こら、その軽率な行動をどうにかしないか!」
ディルの声と共に、頭に貼り付いていたモノを取ってくれたらしい…
ディルの右手には、十五センチ程のシリュウがぶら下がっていた。
「えーと、どうなってるの?」
「存在としては、物に宿る妖精と同じ部類に入る」
「んん?」
「地上人の場合は意識だけだけど、付喪神の様な存在だと、魔力の一部に意識をのせ分身体を作り出す事が容易いそうなんだ。だから、今回の実験でも、地竜の剣に話が行ったんだ」
「それじゃぁ、太刀の状態でも、こうやって出てこれたって事?」
「ああ、でも、本人が知らなかったみたいだな。おっさんが気付いて教えたんだ」
「この分身体なら、食べたり飲んだり出来るの?」
「もちろん、その方がストレスにならないだろ」
「おお、良かったね。これなら、ダンジョンでは、ゴーレムで、普段は妖精として過ごせば問題ないね」
「慣れるまでが大変だと思うがな」
「大丈夫ッス。頑張って、足手まといにならないように、修行するッス」
ふんす!と、胸を張るけど、十五センチじゃ、ただ、可愛いだけだ。
良かった。これで、いつも通りの食事が出来る。
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