快適 異世界生活―保護者のエルフと家造り&神と一緒にダンジョン経営?―

kaoru

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マクー大陸で家造り

バンガロー造り 7

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 僕の様子を見て、ノワールさんとディルが何故か視線を交わして微笑みあった。

 なんで、会ったばかりなのに通じあってるの?それとも、念話で何か話してる?

「クラリー様は、悪魔召喚についての知識はありますか?」

「外伝の中でのモノしか知りません。でも…違うのですよね?」

「ジャスパー様方の話の他にもいくつか悪魔召喚についての話がありましたが、全て同じでしたか?」

「微妙に違いましたけど…共通点はありました」

 ?、クラリーちゃんが、沈んだ表情になった。

「それは?」

「悪魔召喚には、血が必要だと…先程の話では、省かれていましたが、兄であるゲルン様が、サリー様に毒を盛った容疑者として名があがると、侍女や下僕が行方不明になります。そして…」

「その者達の血で描かれた魔方陣から悪魔が召喚されるのですよね」

「はい…」

「更に、ウプアート様を地上に顕現させるには、戦をし、大量の死人が必要だと書かれているのです」

『え?』

「それって、さっきは大まかな説明だったけど、悪魔やミンテのお祖父さんが出てきたということは大きな争い事があったということ?」

「物語ではそうなっています。ゲルン様に味方するもの達が…といっても、魔術で操られていた者達なのですけど…街で暴動を起こし、戦う術を持たない者を中心にいたぶり殺し、ウプアート様を呼び出したとあるのです」

『ええ!お祖父ちゃん、そんなことしてたの?』

 ミンテが、五十センチ程飛び上がって驚いて、泣きそうな顔でディルを見上げた。

「お話だって言ってるだろ、それに、そういう争い事に加勢するために降りて来たように書かれる事が多いが、ウプアート様は、死者の魂を黄泉に送る為に顕現なさるのだからな。勘違いするなよ」

『そうなんですか?なんか、地上での印象悪くなってないですか?』

「まぁ、戦ばかりしていた頃は、死の象徴として恐れられてたみたいだけどな」

「そうですね。私も何度かお姿を見受けしましたが、負ける軍隊の先頭を駆けているので死神の様に恐れられることが多かったですね」

『にゅぅぅ~、お祖父ちゃん…』

 ミンテが頭を抱えて、小さくなった。そんな、ミンテをディルが抱えあげ、背中を優しく叩く。
 
「今は、誤解が解けて、ちゃんと死者の案内人と皆が分かっているから、安心しろ」

『うにゅ~…』

 ミンテが、力なく頷き、ディルにベッタリと体を預ける。

 さっきのあらすじでは、初めに言っていた残酷な事はなかったもんなぁ。…悪魔やウプアート様が出て来る=死者出たという話になるんだな…
 うん、悪役の立場なんだね。

「でも、何で悪魔達は、悪役を買って出たの?」

「冥界の管理で忙しいから、くだらないことで地上に呼び出すな。と、いう事らしいです」

「ん?魔術の為に精霊達を召喚するのは分かるけど、悪魔召喚は何が目的なの?」

 
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