快適 異世界生活―保護者のエルフと家造り&神と一緒にダンジョン経営?―

kaoru

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マクー大陸で家造り

バンガロー造り 6

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 そこでジャスパー様は、サリー様の幼い頃から世話係で、嫁いだときに一緒に仕えることになった二名の侍女以外、自由に入れない結界をサリー様の寝室に張りました。
 侍女以外は、ジャスパー様が同伴しないと入れないようにしたのです。
 始めは、キャサリン様の為と思ってしたことでしたが、それを期にサリー様の様態が安定したので、騒ぎになりました。
 城の中にサリー様に、毒か呪いをかけた者が居るのではないかと…

「ここで外伝では、五、六人の、容疑者が出てきて、怪しい振るまいが書かれているのですが、まぁ、関係ないのでここでは省きます」

 結果として、ジャスパー様の兄であるゲルン様が毒を盛っていたことが分かり、問い質そうとしたところ、ゲルン様が悪魔召喚をし、草原地帯に黄泉への門を開き、サリー様だけではなく王城の全ての者を黄泉送りにしてしまおうとしましたが、ジャスパー様がそれを阻みました。それに、激怒した悪魔がウプアート様の力を借り黄泉に引きずり込もうとしましたが、そこに、キャサリン様の願いを聞き入れた神獣であるユニコーンが現れ、ジャスパー様に加勢し、悪魔を黄泉に追い返し事なきを得ました。

「最後は、ゲルン様が自害し、真相は闇の中というような終わり方をしているんです」

「そうです。そして、加勢したユニコーンは、キャサリン様を気に入り地上に残り、キャサリン様が成人すると夫婦になり天上へと連れて行ったということです。その成長過程で、ハープの話や唄で争い事を止めたという逸話が書かれているのですよね」

「人気があったから、こんな分厚い本が三冊も出版されているぞ、読んでみるか?」

 って、ディルが示した厚さは、広辞苑並みで…

「うっ…ん、んー、時間があったらね」

「とても面白いので是非!」

 クラリーちゃんが、笑顔で薦めて来るけど…ゴメン。外伝は恋愛ものが中心だと聞いているので、曖昧な笑顔で返しておく…

「えーと、大まかな話は分かったけど、殆どが作り話なんだよね?」

「ええ、まぁ、これは、他言無用にしていただきたいのですが、まず、ジャスパー様に、ゲルンという兄はいません」

「え?そうなのですか?」

 クラリーちゃんが、驚いているという事は、ゲルン様という兄が居たと信じられていたんだな。

「はい、サリー様の病は、重度の稗アレルギーによる内蔵疾患でしたから」

「では、黄泉への門や悪魔召喚、ウプアート様は?」

「エンプの北にある草原の魔の三角地帯が黄泉への入り口というのは本当の話なのです。悪魔召喚に関しては、悪魔召喚を禁止するためのモノとして、悪く書くように求められた様です」

「誰から?」

「黄泉の番人の悪魔達からです」

 ???





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