快適 異世界生活―保護者のエルフと家造り&神と一緒にダンジョン経営?―

kaoru

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マクー大陸で家造り

バンガロー造り 22

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「お主、どうにか出来ぬか?」

「管轄外」

「くわぁ、マズったか…」

 モンディール様が頭を抱えた。

「何?どういう事?」

「温泉引きに行って、とんでもないものを連れてきたらしいな」

「と、とんでもないものって?」

「分からん」

「ス、スライムではないよね?」

「お前が来てから生まれた魔獣だからな、危険なものは生み出されてないはずだぞ」

「じゃ、あのグニャグニャというのか、どろどろと…えっ、うわっ、目、目がある!」

 僕の視界の先には、梨の木なんかを植え、果樹園にしようとしていた所に大穴が開き吹き出したお湯と一緒に、ピンク…と言えばいいのか……ようは、巨大な肉塊の様なモノがグニグニと動きつつ這い出てきていたんだけど…よく観ると、表面にぼこぼことイボみたいなものがあり、さらにそのいくつかの中に紅い瞳の様なものがみえて、ギョロギョロと動いて周りを観ているように見える。百目?えーと、本来の姿の烈震くんよりは小さそうだから、二十メートルぐらいのピンク色のカエルの卵の塊が自ら動いてる感じ?

 うぅぅぅ…メチャ気持ち悪いです。しかも、折角、烈風さんから分けてもらった苗木も殆どなぎ倒されて、こちらに近付いてくる。
 スピードは遅いから、考える時間があるけど、あのままこちらに来れば集会所も僕のバンガローも潰される。

 障壁で動きを止められるかな…

「リョウ待て!あやつには、物理攻撃も魔法も通用せんぞ。あれは、ショゴースという、ワシらより前に生まれた神の一柱だ」

 おっと、横に突然顕れたユピロー様からストップがかかった。

「え?神様?ユピロー様のお兄さん?いや、お姉さん?」

「なぬ!い、いや、流石にあのモノと兄弟にされるのは、勘弁願いたいのう。あやつらは、大昔、悪魔達がこの星を創るのを手伝っておったモノ達だぞ」

「モノ達?一匹だけじゃないのか?」

 あー、ディル、神様なのに、一匹とか言っちゃったよ。

 不謹慎だけど、現実逃避したい気持ちが止められないから、脳内でディルにちょっとだけツッコミをいれておく。

「いや、今のところあやつだけのようだ。さて、どうすればよいかのう…」

「ん?なんかテはないのか?」

 ディルの質問にユピロー様が答える前に…

 ドガンッ!

 と、大きな音がした。

 集会所に近付いていたから、烈震くんが本来の姿になり、ショゴースという神の動きを止めた。
 でも、それ、ヤバイんじゃないの?ぶよぶよとした表面が波打ち、そのまま、スライムの様に烈震さんが浸食されてしまうのではないかと焦ったけど、ショゴースは、表面を波立たせているだけでなんの変化もない。力も烈震さんの方が上らしく、ズズ…ズズ…と少しずつ集会所から離されていく。
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