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マクー大陸で家造り
砂風呂体験
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モンディール様の言葉に驚きながらも、ザザリーニさんが波打ち際に行き、水面を叩きながら…
「モラモラおいで、モンディール様が会いたいそうだ」
そういうと、ザザリーニさんの前の水の中からニュッと、何かがつき出され、次に丸い頭が見え、キョロキョロとした真ん丸な目と目が合った。
「え?海の中に鳥が住んでいるの?」
「いえ、鳥ではございません。この者達は、ピグニーといって、普段は陸上で生活しており、魚を取るために海に入ってくるのです。そして、この者は、この上に住んでいるピグニー達のリーダーで、モラモラといいます。モラモラ、ちょっと、上がってきて皆様に挨拶してくれ」
鳥のような嘴に丸い頭を持つ、モラモラと呼ばれたモノは、海の中で一つうなずくと、ザバッとヒレのようなものを出し、陸地に上がってきた……ペンギンだぁ!頭は小さく、でっぷりとした身体で、かわいいと言えるけど…デカイ!
モンディール様の肩ぐらい、ディルより大きくないか?かなり迫力があるペンギンです。
「クワァー、クワクワワ」
モンディール様に向かって、モラモラと呼ばれたペンギンは、何やら挨拶をした。
「ふむ、お主が、こやつらを育てたのだな。ワシらも、育てたいと思っておるのだが、何かコツはあるか?」
「クゥーウッ?クワワ」
「コツなどない?ただ、餌を与えていただけなのか?」
「クッ、クククッククルゥ」
「何?本当か?」
「ククルゥ」
うん、僕達には分からないけど、モンディール様とモラモラさん(大きくて迫力があるので、何となく、さん付けになってしまった)で会話をしてるみたいです。
「おい、ウィン!こいつらは、地上人が食べても大丈夫なのか?」
「ん?毒は持ってないから、食べる事は出来ると思う。でも…身はほとんどないハズ」
「ん?どういうことだ。」
「固い甲殻の中、ホンの少しの臓器しか持たない生き物」
「お主、嘘をいっておるのか?」
「カッカッカッ」
モンディール様が、声のトーンを少し落として問いかけると、モラモラさんは、嘴を鳴らし首を振り、ブラックパールクラブの群れに近より二、三匹嘴に咥えるとバリバリと音をたてて食べてしまった。
「え?ペンギンって、魚とか鵜呑みじゃないの?」
モラモラさんをよく見ると、嘴にギザギザの歯が見えた。
「リョウ様、ペンギンとは何ですか?」
あっ、しまった。つい、そのまま言葉にしちゃった。
「前世にピグニーみたいな生き物がいたんです。その生き物をペンギンと言っていたので、つい…」
「ほう。それでは、ブラックパールクラブの様な者もいて、食べたりしていたか?」
「もう少し大きいな…あっ、違う、サワガニを素揚げにして食べたことあった」
「ほう。この固い皮も食べられるのか、こやつが言うには、とびきり旨いらしいのだ」
モンディール様、皮って…カニ汁とか、出汁が美味しかったと思うけど、海の無い所育ちだから、ちょっと、曖昧な記憶しかないなぁ…
「モラモラ、もしかして、餌場として飼育していたのか」
「クルルゥ」
モラモラさんは、ザザリーニさんの問いに、機嫌が良さそうに頷いている。
「はぁ…成る程、報酬がなくても、餌を与えていた理由がこれか」
「食料にもなるのか、それはいい、地竜の所でも育てられる環境をつくろうではないか、なぁ、ウィン」
「ん、つくる」
…あそこは、たしか、淡水だよね?でも、神様二柱が決めたことだからいいんだよね?
ディルとミンテは、大丈夫かな?
「モラモラおいで、モンディール様が会いたいそうだ」
そういうと、ザザリーニさんの前の水の中からニュッと、何かがつき出され、次に丸い頭が見え、キョロキョロとした真ん丸な目と目が合った。
「え?海の中に鳥が住んでいるの?」
「いえ、鳥ではございません。この者達は、ピグニーといって、普段は陸上で生活しており、魚を取るために海に入ってくるのです。そして、この者は、この上に住んでいるピグニー達のリーダーで、モラモラといいます。モラモラ、ちょっと、上がってきて皆様に挨拶してくれ」
鳥のような嘴に丸い頭を持つ、モラモラと呼ばれたモノは、海の中で一つうなずくと、ザバッとヒレのようなものを出し、陸地に上がってきた……ペンギンだぁ!頭は小さく、でっぷりとした身体で、かわいいと言えるけど…デカイ!
モンディール様の肩ぐらい、ディルより大きくないか?かなり迫力があるペンギンです。
「クワァー、クワクワワ」
モンディール様に向かって、モラモラと呼ばれたペンギンは、何やら挨拶をした。
「ふむ、お主が、こやつらを育てたのだな。ワシらも、育てたいと思っておるのだが、何かコツはあるか?」
「クゥーウッ?クワワ」
「コツなどない?ただ、餌を与えていただけなのか?」
「クッ、クククッククルゥ」
「何?本当か?」
「ククルゥ」
うん、僕達には分からないけど、モンディール様とモラモラさん(大きくて迫力があるので、何となく、さん付けになってしまった)で会話をしてるみたいです。
「おい、ウィン!こいつらは、地上人が食べても大丈夫なのか?」
「ん?毒は持ってないから、食べる事は出来ると思う。でも…身はほとんどないハズ」
「ん?どういうことだ。」
「固い甲殻の中、ホンの少しの臓器しか持たない生き物」
「お主、嘘をいっておるのか?」
「カッカッカッ」
モンディール様が、声のトーンを少し落として問いかけると、モラモラさんは、嘴を鳴らし首を振り、ブラックパールクラブの群れに近より二、三匹嘴に咥えるとバリバリと音をたてて食べてしまった。
「え?ペンギンって、魚とか鵜呑みじゃないの?」
モラモラさんをよく見ると、嘴にギザギザの歯が見えた。
「リョウ様、ペンギンとは何ですか?」
あっ、しまった。つい、そのまま言葉にしちゃった。
「前世にピグニーみたいな生き物がいたんです。その生き物をペンギンと言っていたので、つい…」
「ほう。それでは、ブラックパールクラブの様な者もいて、食べたりしていたか?」
「もう少し大きいな…あっ、違う、サワガニを素揚げにして食べたことあった」
「ほう。この固い皮も食べられるのか、こやつが言うには、とびきり旨いらしいのだ」
モンディール様、皮って…カニ汁とか、出汁が美味しかったと思うけど、海の無い所育ちだから、ちょっと、曖昧な記憶しかないなぁ…
「モラモラ、もしかして、餌場として飼育していたのか」
「クルルゥ」
モラモラさんは、ザザリーニさんの問いに、機嫌が良さそうに頷いている。
「はぁ…成る程、報酬がなくても、餌を与えていた理由がこれか」
「食料にもなるのか、それはいい、地竜の所でも育てられる環境をつくろうではないか、なぁ、ウィン」
「ん、つくる」
…あそこは、たしか、淡水だよね?でも、神様二柱が決めたことだからいいんだよね?
ディルとミンテは、大丈夫かな?
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