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マクー大陸で家造り
出演依頼
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洞窟の入り口は僕の背よりちょっと、大きいぐらいで、ノワールさんは、頭を下げないと入れない、中もそのままだと大変だと思ったけど、中は少し広めになっていた。ちょっと、壁際に寄ってよく観てみる。
「上の方は最近掘ったんですか?」
「はい、魔族の方々がいらっしゃるようになったので広げたんですよ。その前は、僕の身長に合わせて掘ってくれていたので、もう少し狭まかったですね」
人見知りとか言っていたけど、妖精さん達が先頭で案内してくれて、馴染みがあるからかノワールさんやユピロー様がその後に続き歩いてる。その後ろにヒデアキさんと僕が並んで歩き、今回、シリュウはおとなしくて、一番後ろからついてきている。
「最近、他種族にも出演依頼をしてるとか、獣人の人とかかなり大きい人いますけど、更に広げるんですか?」
「いえ、その時は転移魔法を使う事になってます。映画の方のスタッフは、魔族の方々の方が多いんですよ。なので、可能だという話です」
「妖精達が撮っている訳じゃないんですね」
「あの子達は、俳優になりますね。台本通りに演技してくれませんが…」
「ハハハ…それは大変そうだけど、面白そうでもありますね」
「はは…今のところ、ほぼすべてにギャグ要素満載で、転移者の感想が突っ込みどころが多すぎて大いに笑わせて貰ったという感想が一番多いです」
「おお、絶対、僕も観てみますね!」
「ぜひ、それに、時間が合えば…映画に出演してみませんか?」
言葉の途中でチラッとシリュウを観てから、ヒデアキさんが提案してきた。
「僕達って事ですか?」
「ええ、後ろの彼なんて特に、そのままで時代劇の主役出来そうですよね」
「ああ、確かに…」
今のシリュウは、黒のタートルネックにスキニージーンズの様なパンツに、着物のデザインを取り入れた上着に帯に似せたベルトを締めてる。付喪神として出てきたときが、日本の着物みたいな格好だったからね。そのイメージで、ディルが作ってくれたんだ。
「でも、本来の姿の方が、もっと時代劇に合ってそうですけどね。妖精とほぼ同じ大きさですし」
「え?そうなんですか?」
ヒデアキさんが驚きのあまり足を止め、マジマジとシリュウを見た。
「なっ、なんッスか?」
「今のシリュウが仮の姿だって教えたんだ」
「ああ、じゃぁ、ここから出てリョウの肩に乗ってもいいッスか?」
「ハハハ、初めてのところだと、輪に入りづらい?」
「む!エイガなんて初めて聞いたッスから、分かるわけないじゃないッスかぁ」
「だね。じゃぁ、出てきていいよ。一緒に観て回ろ」
シリュウの器を入れるために、影収納を出して準備をする。
「おお!」
そして、シリュウもゴーレムから出てくると、そこに小さな人形と上着としていた物が床に落ちる。
「おお!!パー○ン!」
「あ、それってなんでしたっけ」
ユウゾウさん達も言っていたけど、今一思い出せない。
「昔、漫画であったんだよ。アニメにもなったしね。主人公が、パー○ンになって、活躍してる間に、主人公の姿を写して動くロボット…だったかな?ごめん、僕もその辺りの設定忘れてる」
「あ、そういえば、なんとなく見たことあるような…」
ゴーレムと上着を収納し、シリュウは僕の右肩に落ち着いた。
「この姿が本当の姿?確かに着物を着てて…え?印籠?印籠持ってるの?」
「いや、本体は、太刀ッスよ。印籠は、昔の物です。今は、あまり見ないッス」
「はい?」
「シリュウは、大太刀の付喪神なんです。だから、付喪神として出てくれば、妖精達の様な大きさなんですけど、今は、魔力を分けて、小さい分体を作っているんです」
「おお、ファンタジーで、よく出ていたヤツだ。スゴいね。付喪神として、是非、僕達の造る映画に出て欲しいなぁ。まんま、世直しのお隠居登場させちゃえるよね」
「まんま?」
ヒデアキさんが、だいぶ慣れてきて言葉が…
「そのままの格好で、映画に出られる役があるって事だね。シリュウのス○さんか、ちょっと、観てみたいかも…」
じいちゃんが好きで、再放送とか一緒に観てたからなぁ…しかも、シリュウ自体が神器で、その印籠には、ユピロー様とモンディール様の力が宿ってる…この世界、最強の切り札だよね……うん、世に出してはいけないやつだった…反省。
「上の方は最近掘ったんですか?」
「はい、魔族の方々がいらっしゃるようになったので広げたんですよ。その前は、僕の身長に合わせて掘ってくれていたので、もう少し狭まかったですね」
人見知りとか言っていたけど、妖精さん達が先頭で案内してくれて、馴染みがあるからかノワールさんやユピロー様がその後に続き歩いてる。その後ろにヒデアキさんと僕が並んで歩き、今回、シリュウはおとなしくて、一番後ろからついてきている。
「最近、他種族にも出演依頼をしてるとか、獣人の人とかかなり大きい人いますけど、更に広げるんですか?」
「いえ、その時は転移魔法を使う事になってます。映画の方のスタッフは、魔族の方々の方が多いんですよ。なので、可能だという話です」
「妖精達が撮っている訳じゃないんですね」
「あの子達は、俳優になりますね。台本通りに演技してくれませんが…」
「ハハハ…それは大変そうだけど、面白そうでもありますね」
「はは…今のところ、ほぼすべてにギャグ要素満載で、転移者の感想が突っ込みどころが多すぎて大いに笑わせて貰ったという感想が一番多いです」
「おお、絶対、僕も観てみますね!」
「ぜひ、それに、時間が合えば…映画に出演してみませんか?」
言葉の途中でチラッとシリュウを観てから、ヒデアキさんが提案してきた。
「僕達って事ですか?」
「ええ、後ろの彼なんて特に、そのままで時代劇の主役出来そうですよね」
「ああ、確かに…」
今のシリュウは、黒のタートルネックにスキニージーンズの様なパンツに、着物のデザインを取り入れた上着に帯に似せたベルトを締めてる。付喪神として出てきたときが、日本の着物みたいな格好だったからね。そのイメージで、ディルが作ってくれたんだ。
「でも、本来の姿の方が、もっと時代劇に合ってそうですけどね。妖精とほぼ同じ大きさですし」
「え?そうなんですか?」
ヒデアキさんが驚きのあまり足を止め、マジマジとシリュウを見た。
「なっ、なんッスか?」
「今のシリュウが仮の姿だって教えたんだ」
「ああ、じゃぁ、ここから出てリョウの肩に乗ってもいいッスか?」
「ハハハ、初めてのところだと、輪に入りづらい?」
「む!エイガなんて初めて聞いたッスから、分かるわけないじゃないッスかぁ」
「だね。じゃぁ、出てきていいよ。一緒に観て回ろ」
シリュウの器を入れるために、影収納を出して準備をする。
「おお!」
そして、シリュウもゴーレムから出てくると、そこに小さな人形と上着としていた物が床に落ちる。
「おお!!パー○ン!」
「あ、それってなんでしたっけ」
ユウゾウさん達も言っていたけど、今一思い出せない。
「昔、漫画であったんだよ。アニメにもなったしね。主人公が、パー○ンになって、活躍してる間に、主人公の姿を写して動くロボット…だったかな?ごめん、僕もその辺りの設定忘れてる」
「あ、そういえば、なんとなく見たことあるような…」
ゴーレムと上着を収納し、シリュウは僕の右肩に落ち着いた。
「この姿が本当の姿?確かに着物を着てて…え?印籠?印籠持ってるの?」
「いや、本体は、太刀ッスよ。印籠は、昔の物です。今は、あまり見ないッス」
「はい?」
「シリュウは、大太刀の付喪神なんです。だから、付喪神として出てくれば、妖精達の様な大きさなんですけど、今は、魔力を分けて、小さい分体を作っているんです」
「おお、ファンタジーで、よく出ていたヤツだ。スゴいね。付喪神として、是非、僕達の造る映画に出て欲しいなぁ。まんま、世直しのお隠居登場させちゃえるよね」
「まんま?」
ヒデアキさんが、だいぶ慣れてきて言葉が…
「そのままの格好で、映画に出られる役があるって事だね。シリュウのス○さんか、ちょっと、観てみたいかも…」
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