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「はぁー」
師匠のお店に駆け込み、事情を説明したら、めちゃくちゃ呆れられたんですけど!?
「お前さん、もう新人じゃねーんだからよ。もう少し落ち着きを持ちな!」
うっ!
正論です!ですけどね!?
「でも、一大事だったんですよ!」
待機にしてしまえば、怪我などの進行は止まるけど、早く何とかしてあげたかったし。
「とりあえず落ち着け。はい!深呼吸!!んで、落ち着いて考えてみろ。」
すーー、はーー、すーー、はーー。
そして考える!
…何を??
「…お前さん、夢が怪我したらどうするよ?」
「それはもちろん!ポーション飲ませます!治療魔法かけます!!…あ。」
「…やっとか。」
そうだよ、魔物も人と一緒の方法じゃん!!
「俺ってバカだったんですね…」
「全くだ!」
師匠…そんな力強く認めなくても!
「そんな事より、早いとこ治してやろう。どんな種類だ?」
「えっとシルバーウルフみたいなんですけど。」
「シルバーウルフ!?」
俺のあげた名前に師匠は驚愕している。
え?そんなにありえない奴なの??
「最初にテイムしたのは、正解だったかもしれねーな。シルバーウルフはかなり強い魔物だ。今のお前さんと夢では敵わなかったかもしれない。」
えぇ!そんなに強い魔物だったの!!?
た、たまには俺のテンパリが役に立つときもあるんだな!
「テイムしてれば安心だ。ここだと場所が悪いから奥に移動しよう。」
そうして案内されたのは、初めて夢と出会った場所。
もう、母猫もほかの兄弟の姿もない。
「ほかの子達も、無事貰われていったんですね。」
「ん?あぁ、子猫達か。1匹以外は貰われていったな。残ったやつは母猫が離さなくてな。今は一緒に狩りの特訓中だろうな。」
へぇ、そんな事もあるんだな。
「ここなら広さも有るから、召喚しても大丈夫だろう。」
「はい。」
俺は設定でハティの待機を解除して、目の前に召喚した。
ハティは、現れた途端、大きな身体を横たわらせた。
呼吸も荒い。
慌てて身体中にポーションをかけてやる。
魔法も考えたけど、まだ使った事ないからレベル1なんだよねー……。
足の怪我が消えるまでかけてやると、恐る恐ると言った感じで立ち上がる。
一応ステータスも確認したけど、HPもしっかり回復してる。
「良かったぁ~。」
「よかったな!それより、この毛色はどうした?」
見守ってくれてた師匠が、気になると言わんばかりに覗き込んで来た。
「えっと、俺もよくわかんないんです。そもそもシルバーウルフを見たのが初めてで、どう違うかも分かんなくて。でも名前に【亜種】ってあったんでそれでかなって。」
「そうか、亜種か。…もしかしたらの話だが、こいつが怪我をしてトゥー草原に居たのは、それが原因かもしれんな。」
亜種が原因?
「どういうことですか?」
「元々、シルバーウルフってのは5~10匹位の群れで行動する、仲間意識が高い魔物だ。その中で毛色が違うこいつが、仲間外れにされて群れを追われたのかもしれない。」
「そんな!色が違うだけで追い出すなんて!」
「まぁな。亜種は…特に蒼天亜種は、オリジナルより高い性能を持つ。それを理解して歓迎する魔物も居るんだが、若いボスだとそうは行かないかもしれねぇな。」
「そう…てん?」
「あぁ、あおいそらと書いて蒼天だ。こういう青い毛並みの奴のことを言う。自然界で青とは出にくい色だ。その毛並みを持つ奴は可能性に溢れている!って昔から言われているんだ。」
へぇ!
でも聞いたことない言葉だから、この世界の言葉かな。
「他の色の亜種や、種族的に青いのも中には居るが、蒼天亜種はさらに性能が高い。だからこそテイマーの憧れでもあるんだぜ!」
「おぉ!おまえ、そんなに凄いやつだったんだな!!」
そうハティに向かって言えば、胸を張ってる様なポーズをとる。
喜んでるのかな!?かわいいなぁ!!
「お前さん、本当いい出会いをしたな!」
うん!本当いい出会いを…ん?
「あ、いや、とりあえず傷を治すためだったので、この後に放してあげる予定なんです。」
「なんだと!?」
テイムしてる状態だから、このまま手元に置いとく事も出来るには出来る。
でも、それじゃぁ信じてくれたこいつに示しが付かない!!
『その事だが、このまま主の使役としてくれないだろうか?』
「いいの!?」
……………あれ?
「突然どうした?」
「…師匠、今喋りました?」
「いや、「なんだと!?」から喋ってない。」
「ですよね。そもそも師匠の声じゃなかった。」
と言うか、耳に届いたと言うより頭に響いたというか。
「………もしかして」
そう考えハティの方を向く。
『そうだ、我が話し掛けた。』
「気のせいじゃなかった!!」
師匠のお店に駆け込み、事情を説明したら、めちゃくちゃ呆れられたんですけど!?
「お前さん、もう新人じゃねーんだからよ。もう少し落ち着きを持ちな!」
うっ!
正論です!ですけどね!?
「でも、一大事だったんですよ!」
待機にしてしまえば、怪我などの進行は止まるけど、早く何とかしてあげたかったし。
「とりあえず落ち着け。はい!深呼吸!!んで、落ち着いて考えてみろ。」
すーー、はーー、すーー、はーー。
そして考える!
…何を??
「…お前さん、夢が怪我したらどうするよ?」
「それはもちろん!ポーション飲ませます!治療魔法かけます!!…あ。」
「…やっとか。」
そうだよ、魔物も人と一緒の方法じゃん!!
「俺ってバカだったんですね…」
「全くだ!」
師匠…そんな力強く認めなくても!
「そんな事より、早いとこ治してやろう。どんな種類だ?」
「えっとシルバーウルフみたいなんですけど。」
「シルバーウルフ!?」
俺のあげた名前に師匠は驚愕している。
え?そんなにありえない奴なの??
「最初にテイムしたのは、正解だったかもしれねーな。シルバーウルフはかなり強い魔物だ。今のお前さんと夢では敵わなかったかもしれない。」
えぇ!そんなに強い魔物だったの!!?
た、たまには俺のテンパリが役に立つときもあるんだな!
「テイムしてれば安心だ。ここだと場所が悪いから奥に移動しよう。」
そうして案内されたのは、初めて夢と出会った場所。
もう、母猫もほかの兄弟の姿もない。
「ほかの子達も、無事貰われていったんですね。」
「ん?あぁ、子猫達か。1匹以外は貰われていったな。残ったやつは母猫が離さなくてな。今は一緒に狩りの特訓中だろうな。」
へぇ、そんな事もあるんだな。
「ここなら広さも有るから、召喚しても大丈夫だろう。」
「はい。」
俺は設定でハティの待機を解除して、目の前に召喚した。
ハティは、現れた途端、大きな身体を横たわらせた。
呼吸も荒い。
慌てて身体中にポーションをかけてやる。
魔法も考えたけど、まだ使った事ないからレベル1なんだよねー……。
足の怪我が消えるまでかけてやると、恐る恐ると言った感じで立ち上がる。
一応ステータスも確認したけど、HPもしっかり回復してる。
「良かったぁ~。」
「よかったな!それより、この毛色はどうした?」
見守ってくれてた師匠が、気になると言わんばかりに覗き込んで来た。
「えっと、俺もよくわかんないんです。そもそもシルバーウルフを見たのが初めてで、どう違うかも分かんなくて。でも名前に【亜種】ってあったんでそれでかなって。」
「そうか、亜種か。…もしかしたらの話だが、こいつが怪我をしてトゥー草原に居たのは、それが原因かもしれんな。」
亜種が原因?
「どういうことですか?」
「元々、シルバーウルフってのは5~10匹位の群れで行動する、仲間意識が高い魔物だ。その中で毛色が違うこいつが、仲間外れにされて群れを追われたのかもしれない。」
「そんな!色が違うだけで追い出すなんて!」
「まぁな。亜種は…特に蒼天亜種は、オリジナルより高い性能を持つ。それを理解して歓迎する魔物も居るんだが、若いボスだとそうは行かないかもしれねぇな。」
「そう…てん?」
「あぁ、あおいそらと書いて蒼天だ。こういう青い毛並みの奴のことを言う。自然界で青とは出にくい色だ。その毛並みを持つ奴は可能性に溢れている!って昔から言われているんだ。」
へぇ!
でも聞いたことない言葉だから、この世界の言葉かな。
「他の色の亜種や、種族的に青いのも中には居るが、蒼天亜種はさらに性能が高い。だからこそテイマーの憧れでもあるんだぜ!」
「おぉ!おまえ、そんなに凄いやつだったんだな!!」
そうハティに向かって言えば、胸を張ってる様なポーズをとる。
喜んでるのかな!?かわいいなぁ!!
「お前さん、本当いい出会いをしたな!」
うん!本当いい出会いを…ん?
「あ、いや、とりあえず傷を治すためだったので、この後に放してあげる予定なんです。」
「なんだと!?」
テイムしてる状態だから、このまま手元に置いとく事も出来るには出来る。
でも、それじゃぁ信じてくれたこいつに示しが付かない!!
『その事だが、このまま主の使役としてくれないだろうか?』
「いいの!?」
……………あれ?
「突然どうした?」
「…師匠、今喋りました?」
「いや、「なんだと!?」から喋ってない。」
「ですよね。そもそも師匠の声じゃなかった。」
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