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第1章 出会い
13話 おっかない美少女
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「あ、ええっと、ぶっ壊すっていうのは、ガラスの良さを発信してこの国をひっくり返す的な?」
彼女の衝撃的な言葉を受けて、俺は自分に出来る最大速度で頭を回し、なんとか自分の中で咀嚼して飲み込んだ。そして絞り出した結果がこの回答だ。
動揺していた俺の答えに、エラは一瞬だけ瞳を丸くさせた後クスリと笑った。
「……ふふ。リヨの想像に任せるわ。考えておいて」
おっかない。
冗談のようでいて冗談に聞こえない。
優しくて、明るくて、頼もしくて、見かけによらず力持ちで、強くて、芯があって。
しかし、彼女はその落ち着いた淡い紫の宝石眼の奥に、底知れない何かを孕んでいる。
その中に潜んでいる黒紫の瞳孔に飛び込めばそれが分かるだろうか。でも考え無しに入ればこちらが飲み込まれてしまいそうだ。
不思議な彼女の瞳を凝視していると、今度は彼女の方が少し頬を赤らめて視線を俺から外す。
そして、顔の熱を下げようとしてか、近くにあった石灰石の塊に手を当て、さらに額を触れさせた。
しばらくするとその赤みは消え、エラは持ち前の明るい雰囲気を纏っていた。そんな彼女に引っ張られて、あたふたしていた俺もいつもの調子に戻っていた。
「石灰石も好きなだけ持って行って大丈夫」
「助かるよ。でも、こんな大きい岩、どうやって砕いて持ち帰れば……」
俺はエラが触れている大きな白岩を見据えながら心配事を吐くと、彼女は白い歯を見せた。
「あ、それは心配することはないわ」
「え?」
「リヨ、少し目をつぶっていて」
エラは人差し指を唇に当て、片目をとじて言った。
「……うん」
俺は彼女に言われた通り瞼を下ろす。
湿った風のBGMと砂を踏みしめる軽快な足音、ワンピースの布が擦れる音。
エラの動きがどうしても気になって、うっすら目を開けると、ラベンダーの瞳がそれを尽かさず見逃さない。
エラが余りにも妖艶に微笑むものだから、何か見てはいけない秘密を覗いてしまったかのように目を逸らした。
再び視線を戻せば、先程の表情はどこかにしまって、腰に手を当てて頬を膨らましている。
「こーら、リヨ。見ちゃダメって言ってるでしょ?クリス、タルタル、リヨを見張ってて」
「チュウ~!」
「チュ」
「え」
エラがそう2匹の名前を呼んだ瞬間。
彼女の肩に大人しく乗っていた2匹のネズミが元気の良い返事とともに勢いよく俺の方に飛んでくる。
そして、2匹は俺の顔に張り付いて、しっかりと視界を塞いできた。大きな鳴き声付きで。
その瞬間に。
「ーーー」
けたたましい鳴き声の奥でエラが何かの言葉を唱えたような気がした。
時間差で大きな岩がガラガラと崩れを落ちる音がする。
やっと2匹から開放されると、バラバラな粉状になった刻まれた石灰石が、エラの手にあった。
「はい、リヨ」
彼女は、持ってきた麻袋にそれを丁寧に入れて差し出した。
「あ、ありがとう。さっきは何をしたんだ?」
「おまじない、だよ」
やっぱり彼女は、どこか掴めない不思議な女の子だ。
***
無事、ガラスの材料をコンプリートした俺とエラは、帰りもぼったくられつつ馬車に揺られていた。
【ゴーン】
帰路の途中でそんな鐘の音が聞こえてくる。
「18時の鐘か。もうそんな時間なのね」
「鐘で時間が分かるんだ」
「そうよ。6時、12時、18時、0時。一日に4回鳴るの。ちなみに0時は5分前に1回短い鐘が鳴るわ」
「へぇ」
「貴族は時計を持っているだろうけれど、庶民にはそんな代物、買えはしないから、私たちにとってこの鐘はとても大切なの」
「なるほど」
じゃあ、懐中時計を持っていたあの彼はやっぱり相当なお坊ちゃん、貴族様なのだろうか。
ふと、そんな森の迷い人のことを思い出した。
美しい青色の瞳をした、金糸のような髪を持つ彼。
恐ろしい魔法に巻き込まれたあの人は、生きているだろうか。家には帰れただろうか。
狭い馬車の中、遠くを見て、沈みゆく日の中、もう会える術も知らない彼に思いを馳せた。
コテンと肩に何かが自分のものではない感覚が走る。
少し感じる重みの方を見てみると、エラが頭をそこに乗せていた。
そして、疲れているような、甘えたような、柔らかな声で囁く。
「お腹すいたね。王都に着いたら街で何か食べようか」
「俺、お金持ってないけど……」
「大丈夫。私、お金ならまだまだあるから」
あまつさえ、4枚で行けるところを400枚も使ってくれているのに。
ご飯まで奢ってもらうなんて、申し訳なささがカンストしそうだし、なんか……ヒモ男みたいじゃないか、俺。
そんなことを考えながも、一文無しのため、奢ることも出来ない俺は彼女に甘えることにした。
早めに解散することも考えたが、この国でガラスに詳しいエラと出会えたこの幸運をもっと満喫したいと、思ってしまった。
俺たちは王都の中心街と言われる場所に向かう。
馬車を降りるとそこは人でごった返していた。
「おすすめのお店があるの、人が多いから離れず着いてきて」
「うん」
差し出さたエラの手を握りながら、人並みを掻き分けて進んでいく。
連なる数々の屋台の間をズンズンと進んでいく。
俺はあるショーウィンドウに目を奪われた。
あまりの衝撃に、エラの手を握る力も抜けてしまう。
「……リヨ!」
俺を呼ぶ声はいつしか遠くになっていた。
だか、その時の俺はそれさえ気付かず、ただ、視線の先のガラスのような透明で無機質な素材で頭がいっぱいだった。
これがガラス、じゃなくてミゾル石。
ショーウィンドウに近づいて、肌触りを確かめる。
長方形の形にきっちりと切断されたものが5枚ほど連なっている。
コンコン、と優しく叩いて、強度を所感で測ってみる。あまり力を込めずとも、反発が強い。これは俺が全力で殴りに行ってもビクともしない強さだろう。
手触りはザラザラとしていて、ガラスのように滑らかではない。
透明さもガラスに比べれば少し濁っているように見える。
長所もあれば短所もある。けれど、今のところ分かる利便差でいえば悔しいがミゾル石の方があるかもしれない。やっぱり、割れない性質なのがすごい。透明度もショーウィンドウを遠くから見れば気にならないくらいだし。
感心していると、腹の虫がなりやっと現実に引き戻された。
咄嗟に辺りを見回して、俺を引っ張ってくれていたエラの姿を探すが、人が多すぎて見つからない。
まずい、はぐれてしまった。
エラに頼りっぱなしで、街のこと何も分からないのに。
頭の中が真っ白になっていると、いつの間にか人並みに流されて揉まれてしまっていた。
そして、誰かの肩の俺の顔面が正面衝突する。
「痛っ!」
ぶつかった相手が体格が良かったからだろうか、その拍子に俺はふらついて、人の圧で押し出され街路の横道に尻もちをついた。
「あ、ああ、すまない。よそ見をしていた。怪我は?」
なんで。エラのおまじないがかかっているはずなのに、俺とぶつかったその声の主は、他でもない俺に手を差し出した。
「だ、大丈夫です」
慌てて差し出された手の主を見ると、俺の思考は止まってしまった。
一瞬、あの金髪の彼かと思ったからだ。
茶色く短い、さらさらな髪、濁りを知らない焦げ茶色の瞳。
髪色も瞳の色も全く違うのに、なぜか、彼と重ねてしまう。
俺が彼を凝視していると、今度は彼の方が不思議そうに呟いた。
「……お前……」
すると、彼は俺の顎を大きな手で掴んでグッと近づける。
そして、その瞳に俺を映す。
顎に添えられた手により力が入り、さらに顔が近づく。
おまじないのおかげか何故か周囲は俺たちに気付かない。
俺たちを見ようともしない。
群衆が行き交う中、俺と彼だけが互いを視界に入れていた。
彼は何も言わずに目を細め、俺を舐めるような撫でるような視線は、妙に婀娜っぽくて、目の前にいるのが男だとは分かっていても身体が熱くなる。
俺の様子なんかお構い無しに、彼の大きな親指は唇に触れてくる。
あの金髪の彼にファーストキスを奪われた時と同じくらい、それくらいの距離だった。
彼女の衝撃的な言葉を受けて、俺は自分に出来る最大速度で頭を回し、なんとか自分の中で咀嚼して飲み込んだ。そして絞り出した結果がこの回答だ。
動揺していた俺の答えに、エラは一瞬だけ瞳を丸くさせた後クスリと笑った。
「……ふふ。リヨの想像に任せるわ。考えておいて」
おっかない。
冗談のようでいて冗談に聞こえない。
優しくて、明るくて、頼もしくて、見かけによらず力持ちで、強くて、芯があって。
しかし、彼女はその落ち着いた淡い紫の宝石眼の奥に、底知れない何かを孕んでいる。
その中に潜んでいる黒紫の瞳孔に飛び込めばそれが分かるだろうか。でも考え無しに入ればこちらが飲み込まれてしまいそうだ。
不思議な彼女の瞳を凝視していると、今度は彼女の方が少し頬を赤らめて視線を俺から外す。
そして、顔の熱を下げようとしてか、近くにあった石灰石の塊に手を当て、さらに額を触れさせた。
しばらくするとその赤みは消え、エラは持ち前の明るい雰囲気を纏っていた。そんな彼女に引っ張られて、あたふたしていた俺もいつもの調子に戻っていた。
「石灰石も好きなだけ持って行って大丈夫」
「助かるよ。でも、こんな大きい岩、どうやって砕いて持ち帰れば……」
俺はエラが触れている大きな白岩を見据えながら心配事を吐くと、彼女は白い歯を見せた。
「あ、それは心配することはないわ」
「え?」
「リヨ、少し目をつぶっていて」
エラは人差し指を唇に当て、片目をとじて言った。
「……うん」
俺は彼女に言われた通り瞼を下ろす。
湿った風のBGMと砂を踏みしめる軽快な足音、ワンピースの布が擦れる音。
エラの動きがどうしても気になって、うっすら目を開けると、ラベンダーの瞳がそれを尽かさず見逃さない。
エラが余りにも妖艶に微笑むものだから、何か見てはいけない秘密を覗いてしまったかのように目を逸らした。
再び視線を戻せば、先程の表情はどこかにしまって、腰に手を当てて頬を膨らましている。
「こーら、リヨ。見ちゃダメって言ってるでしょ?クリス、タルタル、リヨを見張ってて」
「チュウ~!」
「チュ」
「え」
エラがそう2匹の名前を呼んだ瞬間。
彼女の肩に大人しく乗っていた2匹のネズミが元気の良い返事とともに勢いよく俺の方に飛んでくる。
そして、2匹は俺の顔に張り付いて、しっかりと視界を塞いできた。大きな鳴き声付きで。
その瞬間に。
「ーーー」
けたたましい鳴き声の奥でエラが何かの言葉を唱えたような気がした。
時間差で大きな岩がガラガラと崩れを落ちる音がする。
やっと2匹から開放されると、バラバラな粉状になった刻まれた石灰石が、エラの手にあった。
「はい、リヨ」
彼女は、持ってきた麻袋にそれを丁寧に入れて差し出した。
「あ、ありがとう。さっきは何をしたんだ?」
「おまじない、だよ」
やっぱり彼女は、どこか掴めない不思議な女の子だ。
***
無事、ガラスの材料をコンプリートした俺とエラは、帰りもぼったくられつつ馬車に揺られていた。
【ゴーン】
帰路の途中でそんな鐘の音が聞こえてくる。
「18時の鐘か。もうそんな時間なのね」
「鐘で時間が分かるんだ」
「そうよ。6時、12時、18時、0時。一日に4回鳴るの。ちなみに0時は5分前に1回短い鐘が鳴るわ」
「へぇ」
「貴族は時計を持っているだろうけれど、庶民にはそんな代物、買えはしないから、私たちにとってこの鐘はとても大切なの」
「なるほど」
じゃあ、懐中時計を持っていたあの彼はやっぱり相当なお坊ちゃん、貴族様なのだろうか。
ふと、そんな森の迷い人のことを思い出した。
美しい青色の瞳をした、金糸のような髪を持つ彼。
恐ろしい魔法に巻き込まれたあの人は、生きているだろうか。家には帰れただろうか。
狭い馬車の中、遠くを見て、沈みゆく日の中、もう会える術も知らない彼に思いを馳せた。
コテンと肩に何かが自分のものではない感覚が走る。
少し感じる重みの方を見てみると、エラが頭をそこに乗せていた。
そして、疲れているような、甘えたような、柔らかな声で囁く。
「お腹すいたね。王都に着いたら街で何か食べようか」
「俺、お金持ってないけど……」
「大丈夫。私、お金ならまだまだあるから」
あまつさえ、4枚で行けるところを400枚も使ってくれているのに。
ご飯まで奢ってもらうなんて、申し訳なささがカンストしそうだし、なんか……ヒモ男みたいじゃないか、俺。
そんなことを考えながも、一文無しのため、奢ることも出来ない俺は彼女に甘えることにした。
早めに解散することも考えたが、この国でガラスに詳しいエラと出会えたこの幸運をもっと満喫したいと、思ってしまった。
俺たちは王都の中心街と言われる場所に向かう。
馬車を降りるとそこは人でごった返していた。
「おすすめのお店があるの、人が多いから離れず着いてきて」
「うん」
差し出さたエラの手を握りながら、人並みを掻き分けて進んでいく。
連なる数々の屋台の間をズンズンと進んでいく。
俺はあるショーウィンドウに目を奪われた。
あまりの衝撃に、エラの手を握る力も抜けてしまう。
「……リヨ!」
俺を呼ぶ声はいつしか遠くになっていた。
だか、その時の俺はそれさえ気付かず、ただ、視線の先のガラスのような透明で無機質な素材で頭がいっぱいだった。
これがガラス、じゃなくてミゾル石。
ショーウィンドウに近づいて、肌触りを確かめる。
長方形の形にきっちりと切断されたものが5枚ほど連なっている。
コンコン、と優しく叩いて、強度を所感で測ってみる。あまり力を込めずとも、反発が強い。これは俺が全力で殴りに行ってもビクともしない強さだろう。
手触りはザラザラとしていて、ガラスのように滑らかではない。
透明さもガラスに比べれば少し濁っているように見える。
長所もあれば短所もある。けれど、今のところ分かる利便差でいえば悔しいがミゾル石の方があるかもしれない。やっぱり、割れない性質なのがすごい。透明度もショーウィンドウを遠くから見れば気にならないくらいだし。
感心していると、腹の虫がなりやっと現実に引き戻された。
咄嗟に辺りを見回して、俺を引っ張ってくれていたエラの姿を探すが、人が多すぎて見つからない。
まずい、はぐれてしまった。
エラに頼りっぱなしで、街のこと何も分からないのに。
頭の中が真っ白になっていると、いつの間にか人並みに流されて揉まれてしまっていた。
そして、誰かの肩の俺の顔面が正面衝突する。
「痛っ!」
ぶつかった相手が体格が良かったからだろうか、その拍子に俺はふらついて、人の圧で押し出され街路の横道に尻もちをついた。
「あ、ああ、すまない。よそ見をしていた。怪我は?」
なんで。エラのおまじないがかかっているはずなのに、俺とぶつかったその声の主は、他でもない俺に手を差し出した。
「だ、大丈夫です」
慌てて差し出された手の主を見ると、俺の思考は止まってしまった。
一瞬、あの金髪の彼かと思ったからだ。
茶色く短い、さらさらな髪、濁りを知らない焦げ茶色の瞳。
髪色も瞳の色も全く違うのに、なぜか、彼と重ねてしまう。
俺が彼を凝視していると、今度は彼の方が不思議そうに呟いた。
「……お前……」
すると、彼は俺の顎を大きな手で掴んでグッと近づける。
そして、その瞳に俺を映す。
顎に添えられた手により力が入り、さらに顔が近づく。
おまじないのおかげか何故か周囲は俺たちに気付かない。
俺たちを見ようともしない。
群衆が行き交う中、俺と彼だけが互いを視界に入れていた。
彼は何も言わずに目を細め、俺を舐めるような撫でるような視線は、妙に婀娜っぽくて、目の前にいるのが男だとは分かっていても身体が熱くなる。
俺の様子なんかお構い無しに、彼の大きな親指は唇に触れてくる。
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