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第1章 異世界の勇者
契約書
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彼女の姿が見えなくなって後ろを振り返ると拍手や歓声の向ける先は俺のほうになっていた。
妙に照れ臭くっておじきをしながら愛想をよく振り舞う。
心の中ではただひたすらに思う。
(ああ~、マジ怖かったぁあああ。つか、どうしてあんなマネできてんだよおれぇえええ)
自らの力に酔いしれるなんて心持はない。
そこまで図太い神経はしていない。
自らのその勇者としての力のありようと召喚された理由が未だに不鮮明だ。
だけど、自らが勇者であるのだろうという実感だけは確かにあった。
目の前の倒れたドラゴンのジルを倒した力があれば魔王だって倒せるだろう。
(でも……)
一つの決意はあった。
沈む感情の中で周囲を見てわかる。
この国もしくは全世界がそうであるのか。
(今の今まで歌や勝利への歓喜というものを知らなかったんだろうな)
今まで目に光を宿していなかった者たちが戸惑いながらも一心不乱に拍手という行動に酔いしれてるような様子が見受けられた。
この世界のありようが垣間見えた気がしてきた。
「勇者様!」
人垣の群れを抜けて数人の護衛の騎士を引き連れた一人の王冠の被ったドレスの女性が近づいてきた。
イスア国の姫を名乗っていて、俺を勇者として召喚した女性だった。
すっかり、彼女のことは記憶から抜け落ちていた。
別れ方が横暴だったこともあって若干顔をあわせづらい。
「このイスアを救ってくださりありがとうございます」
「いや、今回の件は俺が発端だったし逆に申し訳ないって気持ちでいっぱいだよ」
「いえ、もとをただせば勇者の召喚を行ったのは私ですわ。もしも、勇者償還していなくても彼女のような他国の人間はこの国を必然と崩壊の道へと導いていくでしょう。ですから、そのようなものをわりだし打ち倒してくださったことには感謝しかありません」
そのような感謝の仕方をされ、妙に照れ臭い気持ちになっていく。
必然と何も謝罪は口にできない。
「それよりも彼女はどうするんですか?」
俺は背後にいるドラゴンをみる。
徐々にドラゴンの姿が人の姿へと変わっていく。
元のあの時見た赤毛の美女へと変わった。
ただ、全裸だっただけに思わず見てると赤面する。
童貞には刺激が強すぎた。
「彼女は騎士団が連行をしていき、収監します」
まるで人型に戻ることを予期していたのか騎士の動きは素早いものでボロボロの彼女を絶たせ上げて手枷のようなものを行い連行していった。
「収監……つまりは捕虜か」
「敵国のスパイとなると我が国も他国の情報を必要とします。さらに勇者様のことが露呈していたのは実質、内部にスパイがいた可能性もあるのでその割り出しにも対処しないとなりませんわ」
いろいろと計画を立てて行動を行っている様子で語ってくれる王女様。
俺にはわかっていた。
彼女がずっと俺を見てそのような説明を続けて、俺に語り続けるのには理由があるのだろう。
「これはまたタイミングがよろしいですわ」
後ろを振り返ると種村雪菜もこちらに来ていた。
彼女のその姿を見るだけで俺は癒された気分になった。
戦闘の疲れとか何処へ吹く風だ。
「種村様もありがとうございました。あの素晴らしい詠唱で士気も上がって……」
「あれは詠唱じゃない。歌です」
「歌ですか?」
「…………そうか、ココの人たちはそれすらもわからないんですよね」
「あの……なにか?」
「こっちの話」
「はあ?」
「もう気にしないで。それで、なんか用があるんですか?」
王女はそうでしたというばかりに一人の騎士に何かを持ってこさせた。
一枚の書類だ。
「お二人の気持ちを蔑ろにして勝手に勇者として召喚したことは深く反省いたしております。ですが、我が国は瀕死の結果であります。ドラゴンのせいで復興作業へと取り掛からないとなりません。さらに外部へ他国の偵察部隊も編成を必要とします。ですから、そのためにあらゆる方面の契約書を承諾願えればと思いまして」
彼女なりに今回は俺らの意思を尊重しようとして書類を持ってきて契約交渉という形式をとってきた。
一応筋は通ったやり方だった。
書類のほうを見ればしっかりと身の安全性や衣食住の取り計らいなどを保証してくれるとあった。
「ただ、ドリュウをこちらへ輸入させるのに数日間はかかりますのでその間に療養していただきまして、偵察任務へといってくだされば我が国としても助かるんですけど……」
ドリュウというものがわからないがおおよそこの世界における移動馬車のようなものなのか。
それがこの国には今はないので偵察隊も作って移動をできない。
そのための休養期日。
「「わるいけど」」
意外なことに種村雪菜と言葉が重なった。
彼女ににらまれる。
愛する女に蔑んだ眼を送られるって心地よい気持ちである。
余韻に浸ってる状況を振り払い、彼女へと手を出して「さきにどうぞ」という。
「この契約書にサインはできないわ」
「え……どうしてなんですの!? なにか不都合が生じましたか?」
「私たちはあなたの暴挙でここに飛ばされておいて衣食住を提供、資金を上げますですよね。それって、当たり前よ。あなたは実際に私たちの保証人なのよ! それをまるで都合のいい解釈でふざけてるわけ!?」
「も、もうしわけありません。では、どうすれば?」
「どうすればも何もないわ。帰る手段が欲しいってところだけどないんでしょ?」
「私共の記憶ではそのような術式はこの世界には存在していないと把握しておりますわ」
「だったら、こっちの提案は一つ。私は一切勇者としての責務で人殺しの戦いなんて嫌。しません」
「それはこまります! この世界の勇者としての責務を……!」
「責務なんて正直そっちの勝手だって言ってるでしょ。だから、私は別の方向で個人的にこの国を救うことにしたわ」
「え」
「正直最初は嫌だった。だけど、この国の人たちを見て、歌を歌ってわかった。私はこの世界へ勇者として召喚された理由はこの世界に私の歌を届けることかもしれないって思ったの。間違ってるかもしれないけど、なんとなくそれを続けていけば自ずと道は見える。いいえ、もしも帰れなかったとしてもこの殺風景な光景をここで長生きしていくなら変えたいって思ったのよ」
傍らで愛するアイドル声優の言葉を聞いて俺は感動をして涙を流していた。
同時に彼女の思っていたことが俺と同様のことだったのに嬉しさがあった。
「俺もそうだ。種村さんと同じで戦いはもうしない。あんなのは懲り懲りだ。命を奪い合うとかどうしてそんなことしなくちゃいけないんだよ! それはあんたたちの勝手な都合でしかない。もしも、帰れないなら、この世界でしばらくの間人生を送らないといけないなら俺も別の形でこの世界を変える。俺の知ってる娯楽ってやつをこの世界に届けたい。ここの人たちに活気を与えることをしたい」
王女が真剣に俺たちの言葉に聞き入れていたが少々戸惑い眉間に手を当てていた。
「それはどういうことなのですか? ごらくというものが何かは存じ上げませんが世界は戦わずして救えるのですか?」
「そうは断言できないさ。もしも、戦うことになったら俺は自分の身を守るためや身内になった人を守るためならこの身を振るって行動を起こすよ」
「私もそこの彼と同じ。断言はできない。だけど、戦って世界を救うなんてことはしたくない。帰る道は探すけどこの世界に長居するなら長居したくなる世界に変えるってだけ」
王女はイマイチピンときてはいない表情だったが手にした契約書類を破り捨てた。
代わりに別の紙を取り出してその裏に「戦わずして世界を救う勇者に我が国ができうる限りの助力をいたしますことをここに誓います。よろしければ受諾をお願いいたす」と書かれていた。
「わたくしにはお二人の言葉はわかりません。ですが、お二人が勇者であるのは事実ですわ。ですのでその言葉を信じてお二人の個人的意思で行動をしてくださって構いませんわ。それで世界を救えるというのなら」
「世界が救えるかは保証できないけど」
「変革することはしてみせる」
勇者の二人とイスア国の契約が提唱され、この日をきっかけに二人の勇者のエンタメ革命が始まろうとしていた。
妙に照れ臭くっておじきをしながら愛想をよく振り舞う。
心の中ではただひたすらに思う。
(ああ~、マジ怖かったぁあああ。つか、どうしてあんなマネできてんだよおれぇえええ)
自らの力に酔いしれるなんて心持はない。
そこまで図太い神経はしていない。
自らのその勇者としての力のありようと召喚された理由が未だに不鮮明だ。
だけど、自らが勇者であるのだろうという実感だけは確かにあった。
目の前の倒れたドラゴンのジルを倒した力があれば魔王だって倒せるだろう。
(でも……)
一つの決意はあった。
沈む感情の中で周囲を見てわかる。
この国もしくは全世界がそうであるのか。
(今の今まで歌や勝利への歓喜というものを知らなかったんだろうな)
今まで目に光を宿していなかった者たちが戸惑いながらも一心不乱に拍手という行動に酔いしれてるような様子が見受けられた。
この世界のありようが垣間見えた気がしてきた。
「勇者様!」
人垣の群れを抜けて数人の護衛の騎士を引き連れた一人の王冠の被ったドレスの女性が近づいてきた。
イスア国の姫を名乗っていて、俺を勇者として召喚した女性だった。
すっかり、彼女のことは記憶から抜け落ちていた。
別れ方が横暴だったこともあって若干顔をあわせづらい。
「このイスアを救ってくださりありがとうございます」
「いや、今回の件は俺が発端だったし逆に申し訳ないって気持ちでいっぱいだよ」
「いえ、もとをただせば勇者の召喚を行ったのは私ですわ。もしも、勇者償還していなくても彼女のような他国の人間はこの国を必然と崩壊の道へと導いていくでしょう。ですから、そのようなものをわりだし打ち倒してくださったことには感謝しかありません」
そのような感謝の仕方をされ、妙に照れ臭い気持ちになっていく。
必然と何も謝罪は口にできない。
「それよりも彼女はどうするんですか?」
俺は背後にいるドラゴンをみる。
徐々にドラゴンの姿が人の姿へと変わっていく。
元のあの時見た赤毛の美女へと変わった。
ただ、全裸だっただけに思わず見てると赤面する。
童貞には刺激が強すぎた。
「彼女は騎士団が連行をしていき、収監します」
まるで人型に戻ることを予期していたのか騎士の動きは素早いものでボロボロの彼女を絶たせ上げて手枷のようなものを行い連行していった。
「収監……つまりは捕虜か」
「敵国のスパイとなると我が国も他国の情報を必要とします。さらに勇者様のことが露呈していたのは実質、内部にスパイがいた可能性もあるのでその割り出しにも対処しないとなりませんわ」
いろいろと計画を立てて行動を行っている様子で語ってくれる王女様。
俺にはわかっていた。
彼女がずっと俺を見てそのような説明を続けて、俺に語り続けるのには理由があるのだろう。
「これはまたタイミングがよろしいですわ」
後ろを振り返ると種村雪菜もこちらに来ていた。
彼女のその姿を見るだけで俺は癒された気分になった。
戦闘の疲れとか何処へ吹く風だ。
「種村様もありがとうございました。あの素晴らしい詠唱で士気も上がって……」
「あれは詠唱じゃない。歌です」
「歌ですか?」
「…………そうか、ココの人たちはそれすらもわからないんですよね」
「あの……なにか?」
「こっちの話」
「はあ?」
「もう気にしないで。それで、なんか用があるんですか?」
王女はそうでしたというばかりに一人の騎士に何かを持ってこさせた。
一枚の書類だ。
「お二人の気持ちを蔑ろにして勝手に勇者として召喚したことは深く反省いたしております。ですが、我が国は瀕死の結果であります。ドラゴンのせいで復興作業へと取り掛からないとなりません。さらに外部へ他国の偵察部隊も編成を必要とします。ですから、そのためにあらゆる方面の契約書を承諾願えればと思いまして」
彼女なりに今回は俺らの意思を尊重しようとして書類を持ってきて契約交渉という形式をとってきた。
一応筋は通ったやり方だった。
書類のほうを見ればしっかりと身の安全性や衣食住の取り計らいなどを保証してくれるとあった。
「ただ、ドリュウをこちらへ輸入させるのに数日間はかかりますのでその間に療養していただきまして、偵察任務へといってくだされば我が国としても助かるんですけど……」
ドリュウというものがわからないがおおよそこの世界における移動馬車のようなものなのか。
それがこの国には今はないので偵察隊も作って移動をできない。
そのための休養期日。
「「わるいけど」」
意外なことに種村雪菜と言葉が重なった。
彼女ににらまれる。
愛する女に蔑んだ眼を送られるって心地よい気持ちである。
余韻に浸ってる状況を振り払い、彼女へと手を出して「さきにどうぞ」という。
「この契約書にサインはできないわ」
「え……どうしてなんですの!? なにか不都合が生じましたか?」
「私たちはあなたの暴挙でここに飛ばされておいて衣食住を提供、資金を上げますですよね。それって、当たり前よ。あなたは実際に私たちの保証人なのよ! それをまるで都合のいい解釈でふざけてるわけ!?」
「も、もうしわけありません。では、どうすれば?」
「どうすればも何もないわ。帰る手段が欲しいってところだけどないんでしょ?」
「私共の記憶ではそのような術式はこの世界には存在していないと把握しておりますわ」
「だったら、こっちの提案は一つ。私は一切勇者としての責務で人殺しの戦いなんて嫌。しません」
「それはこまります! この世界の勇者としての責務を……!」
「責務なんて正直そっちの勝手だって言ってるでしょ。だから、私は別の方向で個人的にこの国を救うことにしたわ」
「え」
「正直最初は嫌だった。だけど、この国の人たちを見て、歌を歌ってわかった。私はこの世界へ勇者として召喚された理由はこの世界に私の歌を届けることかもしれないって思ったの。間違ってるかもしれないけど、なんとなくそれを続けていけば自ずと道は見える。いいえ、もしも帰れなかったとしてもこの殺風景な光景をここで長生きしていくなら変えたいって思ったのよ」
傍らで愛するアイドル声優の言葉を聞いて俺は感動をして涙を流していた。
同時に彼女の思っていたことが俺と同様のことだったのに嬉しさがあった。
「俺もそうだ。種村さんと同じで戦いはもうしない。あんなのは懲り懲りだ。命を奪い合うとかどうしてそんなことしなくちゃいけないんだよ! それはあんたたちの勝手な都合でしかない。もしも、帰れないなら、この世界でしばらくの間人生を送らないといけないなら俺も別の形でこの世界を変える。俺の知ってる娯楽ってやつをこの世界に届けたい。ここの人たちに活気を与えることをしたい」
王女が真剣に俺たちの言葉に聞き入れていたが少々戸惑い眉間に手を当てていた。
「それはどういうことなのですか? ごらくというものが何かは存じ上げませんが世界は戦わずして救えるのですか?」
「そうは断言できないさ。もしも、戦うことになったら俺は自分の身を守るためや身内になった人を守るためならこの身を振るって行動を起こすよ」
「私もそこの彼と同じ。断言はできない。だけど、戦って世界を救うなんてことはしたくない。帰る道は探すけどこの世界に長居するなら長居したくなる世界に変えるってだけ」
王女はイマイチピンときてはいない表情だったが手にした契約書類を破り捨てた。
代わりに別の紙を取り出してその裏に「戦わずして世界を救う勇者に我が国ができうる限りの助力をいたしますことをここに誓います。よろしければ受諾をお願いいたす」と書かれていた。
「わたくしにはお二人の言葉はわかりません。ですが、お二人が勇者であるのは事実ですわ。ですのでその言葉を信じてお二人の個人的意思で行動をしてくださって構いませんわ。それで世界を救えるというのなら」
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