ライバーな俺が大好きな声優アイドルと一緒に異世界へ召喚されてしまったので新しい世界で生きる方法を作りました。(改題しました

ryuu

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第2章 最初の開拓

魔法世界イシュラナの歴史

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 契約を結んでからの次の日、は王国内での復興会議が俺らに待ち受けていた。
 政務的活動ごとになんてやったこともない俺には良い意見なんて出せるかどうかは不安で仕方なく緊張の面持ちだった。
 会議は次々と進行してただ永遠と議論される意見に耳を傾けていくだけしかできない。
 俺と同様にこの世界へと飛ばされてきてしまったアイドル声優の種村雪菜の横顔を窺うと彼女もまた意見をすることもなく頷いていた。
 彼女は俺と違ってこの会議の内容の一つ一つを理解している様子であるのはさすがと思える。
 同時に見惚れていた。
 そんな俺に突然として――

「という具合にやっていきましょうか。どうでしょうか? 勇者トー様にユキナ様」
「私は構わないです」
「えっと、はい」

 話が振られたが、全く話を聞いておらず焦りが集った。
 何をどういう風にやっていくのか進行計画が全く理解できておらぬのがやばいと痛感する。

「では、勇者様方には今日から街の人々たちとの交流をお願いします。その中であなた方の目指すもので執り行ってくださいませ。私共は先ほどの説明通りに動きますわ」
「お願いします」

 会議は終わりを告げたのかそれぞれがバラバラに動き出した。
 戸惑う俺の様子を一瞥してくるアイドル声優。
 おもわずドキリとしたが彼女は俺を見てため息をついた。

「え」
「あなた、何も話を聞いてなかったね」
「え、あ、いや……はい」
「まったく、あきれる」
「うぐぅ……」

 アイドルに幻滅されたオタクの精神はもう崩壊して死んでしまいたい気分になってくる。
 
「ちょっと、なにもそんな絶望的な表情にならなくていいじゃない。わるかったわよ強く言って」
「いえ、事実なものは事実ですから、あはは」
「まったくもう、移動しながら私なりに解釈した程度で説明するわよ。一応この世界についてのことも説明してくれていたのに……」
「この世界……」

 彼女は先導してくれて、俺はその後を続くように王室の会議室を出ていった。
 廊下を歩きながら彼女からの俺は世界や会議のあらましを聞かされた。


********


 そもそもの話、この世界は元々は魔法の文化が特に発達していて人々も戦争などは全くしておらず多種多様な種族と文化を共有していた時代があった。
 だが、時が進み、ある時に謎の自然現象によって世界は崩落の危機を迎えたらしかった。あらゆる種族が死に絶えていき、文化の共有という仕組みさえも失われていった。
 ある時に人間の一人が魔法によって世界を救う手段を見つけた。それが異世界の扉を開き、そこから別の力を呼び寄せる方法だった。
 それが勇者という存在である。
 その呼び出された勇者は世界を救う手段を教えて人々を導いていった。
 自然の環境は抑えられ、人々の生活も安泰していった。
 同時に種族の減退から国というものを築き上げ、国で独立した生産を築き上げる文化を行っていった。
 だが、時として再び暗黒の時代はやってきたのだ。
 人の傲慢な野望が他国の作物やあらゆるものを求めるようになって戦争が勃発した。
 それは長きにわたってしまい現在のイシュラナという魔法世界を築き上げていったのであった。
 そして、そのイシュラナの中で人間の種族を中心とした魔法の武器屋職業大国で名を知らしめているイスアは敵国、イシュラナで最も権力を持っているとされる魔王なる存在による大打撃を受けたという結果だ。
 そのために呼び出された勇者が綾蔵雪菜と霧山頭だった。
 
「王女殿下の話によるとそんな歴史の中で今回の悲劇は歴史を再現しているかのような感じみたいです。王女たちはそのために神殿内で他国との会談を行うようで、その他騎士たちは街の復興作業を行いつつ、配給を行うなどの行事もあるらしいです」
「じゃあ、その手伝いに俺たちは?」
「いえ、その手伝いではなく私たちは私たちでできうることをしてくださいということが王女殿下の申し立てです」
「俺たちでできうること?」
「はい。契約をした通りやるべきことを街を警邏しておくことで探せるのではという話ですよ」

 俺らの目的は町の人々への笑顔を届けに町を警邏することらしかった。

「では、街へ出はらいましょう」

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