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第2章 最初の開拓
材料検分 改稿版
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俺は王女の案内で厨房へとやってきた。
それには種村さんも共に同席して俺の背中を見守っていた。
厨房にある食材たちを手に取って確かめる。
「あの、この食材たちを味見しても大丈夫ですか?」
「えっと、それは……どうして?」
「これからあるものを作るのでそのために確認したいんです。俺が育った世界で同じものの味を出せる食材であるのかを」
その言葉を聞いて種村さんは何かを察したように「なるほど」とぼやいた。
「料理長、よろしくて?」
「勇者様は国を救ってくださったお方です。その勇者様がこの国を救うために何をしようとしているのかは存じませんが食材を味見程度ならかまいません」
この国の王族の料理長とも思われるエプロン姿の男性は平伏して、許可を出した。
俺は包丁らしき物体を手にして、目の前にある細長く白い物体を輪切りにした。
一つまみして咀嚼する。
「なるほど、この味は……ニンジンとして使えるか」
さっそく当たりを引いた感触にやる気が満ちていく。
さらにあと一つは黒くて丸い物体を手にして半分に切る。
中は真っ白い。
それを再度、細かく切り口に含んで確認しようとすると――
「お、おまちくださ――」
料理長が止める前に渋みと苦みが口の中に広がる。
俺は思わず吐き出した。
「なんだこれ!?」
「それは『アサブン』と呼ばれまして本来生で食べるものではございません」
「なるほど……こいつは使えねぇ」
はずれを引き当てたことに少々難易度を感じ始めた時に背後で立っていた種村さんが隣に来て一つの野菜を手にした。
「二人でしたほうが効率良いわ。とりあえず何を作ろうとしているのか教えて」
「種村さんっ」
思わず感極まって涙ぐむ。
「何泣いてるの? まったく、良いからさっさと教えて」
「あ、はい」
俺はある食べ物を伝えると彼女は苦笑する。
「たしかに割と誰でも作れるもので安直ね。ボランティア活動していたら出た発想といえばありきたりじゃない」
「でも、自分的にはそれが最善でベストだと感じたんです。それに、ここの文化はあらゆる方面で衰えてるんでまずはね」
「とりあえず、急ぎましょうか」
二人してあらゆる食材を料理長に頼みだしてもらい、咀嚼して検分していくととりあえず1時間くらいかかったがだいぶ出そろった。
「あのー、一体なにを……? この食材はどれも合わせが悪いように見えるんですが……」
「これからのお楽しみですよ。あと火とか冷やせるものとかあったりしますか?」
「それなら、あります。ここは王宮なので魔道路が不具合を起こした対処としまして予備の非常用魔道路が王宮の地下に存在していますのでそれで動いていますので問題なく火や電気は動いています」
「なるほど、じゃあ冷蔵庫ってありますか?」
「れいぞうこ? 冷蔵室というものならありますが……」
厨房の調理人が示したものを確認して、道具がそろっていることも認識できた。
俺は目の前の食材たちを前に袖をまくる。
「一度、王女様たちを外へとお連れしてもらっていいですか? 種村さん」
「手伝わなくて平気? そもそも料理できるのあなた?」
「これでも、昔はレストランでアルバイト経験ありますので」
「その言葉を信じるわ」
種村さんに二人を外へと連れ出してもらい、俺は調理を始めた。
それには種村さんも共に同席して俺の背中を見守っていた。
厨房にある食材たちを手に取って確かめる。
「あの、この食材たちを味見しても大丈夫ですか?」
「えっと、それは……どうして?」
「これからあるものを作るのでそのために確認したいんです。俺が育った世界で同じものの味を出せる食材であるのかを」
その言葉を聞いて種村さんは何かを察したように「なるほど」とぼやいた。
「料理長、よろしくて?」
「勇者様は国を救ってくださったお方です。その勇者様がこの国を救うために何をしようとしているのかは存じませんが食材を味見程度ならかまいません」
この国の王族の料理長とも思われるエプロン姿の男性は平伏して、許可を出した。
俺は包丁らしき物体を手にして、目の前にある細長く白い物体を輪切りにした。
一つまみして咀嚼する。
「なるほど、この味は……ニンジンとして使えるか」
さっそく当たりを引いた感触にやる気が満ちていく。
さらにあと一つは黒くて丸い物体を手にして半分に切る。
中は真っ白い。
それを再度、細かく切り口に含んで確認しようとすると――
「お、おまちくださ――」
料理長が止める前に渋みと苦みが口の中に広がる。
俺は思わず吐き出した。
「なんだこれ!?」
「それは『アサブン』と呼ばれまして本来生で食べるものではございません」
「なるほど……こいつは使えねぇ」
はずれを引き当てたことに少々難易度を感じ始めた時に背後で立っていた種村さんが隣に来て一つの野菜を手にした。
「二人でしたほうが効率良いわ。とりあえず何を作ろうとしているのか教えて」
「種村さんっ」
思わず感極まって涙ぐむ。
「何泣いてるの? まったく、良いからさっさと教えて」
「あ、はい」
俺はある食べ物を伝えると彼女は苦笑する。
「たしかに割と誰でも作れるもので安直ね。ボランティア活動していたら出た発想といえばありきたりじゃない」
「でも、自分的にはそれが最善でベストだと感じたんです。それに、ここの文化はあらゆる方面で衰えてるんでまずはね」
「とりあえず、急ぎましょうか」
二人してあらゆる食材を料理長に頼みだしてもらい、咀嚼して検分していくととりあえず1時間くらいかかったがだいぶ出そろった。
「あのー、一体なにを……? この食材はどれも合わせが悪いように見えるんですが……」
「これからのお楽しみですよ。あと火とか冷やせるものとかあったりしますか?」
「それなら、あります。ここは王宮なので魔道路が不具合を起こした対処としまして予備の非常用魔道路が王宮の地下に存在していますのでそれで動いていますので問題なく火や電気は動いています」
「なるほど、じゃあ冷蔵庫ってありますか?」
「れいぞうこ? 冷蔵室というものならありますが……」
厨房の調理人が示したものを確認して、道具がそろっていることも認識できた。
俺は目の前の食材たちを前に袖をまくる。
「一度、王女様たちを外へとお連れしてもらっていいですか? 種村さん」
「手伝わなくて平気? そもそも料理できるのあなた?」
「これでも、昔はレストランでアルバイト経験ありますので」
「その言葉を信じるわ」
種村さんに二人を外へと連れ出してもらい、俺は調理を始めた。
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