31 / 45
第2章 最初の開拓
ようやく知れた名前
しおりを挟む
私は周囲の変化を確かに感じながら1時間の歌を終了して舞台袖へと引っ込むように瓦礫の山から下りていった。
多くの人々に拍手というものを伝達する彼の存在が目に焼き付くように止まった。
本当にすごい人だと感心する。
先導力と人に面白いことを伝えることに長けている。
私に対してのあの怖いまでの愛情さえなければ完璧と思える優しい人。
「まったく、わからない人」
思わず笑みがこぼれて自らの衣装を見る。
彼の技術で補修された衣装。
この1時間の昼休み前時に補修しますといって、この世界に存在する糸と針の道具を駆使してそんなことまでできてしまう彼の技は衣装を見るだけで思い出す。
「まったくもって何者なのかって思えるほどよ」
この歓声が今は私に向けられていても結果としてはすべては彼によってもたらされているものだ。
無力で非力な私に向けられていいものではない。
ふがいなさに沈痛な気持ちが芽生えた。
「お疲れ様です、種村さん!」
「お疲れ様、霧山君」
「はい、ちょっとこっちへ良いですか?」
私が呼び方を変えたことに全く気付いていない。
彼は普段通りに足先を進めてその場からそそくさと私を引き連れてどこかへと行こうとする。
「あのどこへ?」
「この辺でいいですかね」
あの闇ギルドの瓦礫の山の裏手の半壊したビルの陰に身を潜めて彼はそっと表の通りを窺う。
「先ほど配給活動していた時に気付いたことがあるんです」
「えっと、何かまずかった?」
「ああ! 種村さんにミスは全くないです! むしろ最高に良いライブでしたよ! 俺なんかもう涙が出るほどによくって生きていてよかったと思えるくらいに」
「……そう」
そこまで褒められると逆に引くくらいに気持ち悪いけれども彼がまじめに評価してくれるのはわかっていたので口には出しては言えない。
もちろん、真摯に向き合い私は飲み込むようにして彼の言葉の続きを待った。
「えっとですね、ああ、いました。アソコ」
彼が指さした先に二人組のケープコートを羽織りボロイ服装に身を着飾った女性二人組がいた。
「先ほど配給していた際に俺も騎士から説明を受けたんですがどうやら彼らはこの国にいる傭兵らしくってこの国を偵察しているんじゃないかって話です」
「偵察って、もう他国から?」
「らしいですね。あ、でも、今あの二人組を捕縛したみたいですね」
見れば騎士に囲まれた女性二人組の存在を確認した。
「そういえば、情報の錯乱はどうしたの?」
「あれは実行されてるはずですが、初日だけはこの事態は予想済みなんです」
「え」
わざと彼らが来るようにしていたかのように語る彼。
私は彼の考えが読めない。
「ああ、決してわざと招いたわけじゃないです。第一、傭兵と冒険者はならず者集団。いわゆる放浪している労働者です。ですので、この国への配給食ももらえないらしいですよ」
「じゃあ、情報作戦に意味をなさないこともあるんじゃ……」
それだと、この国にだけ勇者の力が繁栄されてると他国はすぐ気づくと思われてしまうと思った。
だが、彼はどこか得意げに『大丈夫』とでも言うように自信満々な表情を見せていた。
「そうですね。このままではこの国は戦時になりますけど、大丈夫です。あくまで一時的に文化改革ができれば僕の作戦は進むんです。2日間欲しいだけなんですよ」
「2日間?」
「そうです。その2日間が大事なことです。それを一番盛り上げるのは種崎さんの力が一番重要だと今目の前の光景に写ってわかると思います」
彼が示したのは傭兵の存在だけではなかった。
騎士たちがライブが終わった後に各々でエネルギーに満たされたかのようにライブ前以上にやる気を見出して魔法力でどんどんと瓦礫の山を撤去し始めている。
半壊した建物もあっという間に一部補修が終わっていた。
「スピードが全然違う。それどころか、みんな顔に明るさが出てる……」
「これこそ、種村さんの歌の力ですよ。決して俺一人では成り立たなかった。種崎さんは俺が先導しているからとか思ってるかもしれませんがそれは決して違います」
彼はまるで見え透いていたのか自分だけの力を全否定した。
「この光景はあなたの歌にもたらされる力によるものが大きいんです。俺だってあの自分のいた世界ではあなたの歌にエネルギーをよくもらっていました。歌というのは人の気分を高揚させる効果があると俗説でよく言われています。まさにそれは正しいと思います。それに歌を歌うにもあなたのような絶望をしっかりと知っている方が歌のと歌わないとでは全然違う」
「どういう意味?」
「種村さんが勇者召喚の勇者に選ばれた意味は俺もよくわからないです。でも、一つだけ予想できるのは種崎さんは絶望を知っても這い上がって人に笑顔を届けることができた人だったからなんじゃないかと思うんです」
「そんなこと……」
「俺はそう思います。まぁ、こんな俺なんかの言葉じゃあ信用できないかもしれませんけど」
彼は持論で私を元気づけようと必死なんだと彼の表情を見て悟った。
本当に優しい人なんだとわかると胸に奇妙な感覚がぽかぽかと湧き上がる。
「それじゃあ、城に戻ってちょっとした仕事の作戦の続きを実行しませんとね」
「あ、ちょっと待って」
「なんですか?」
私は裾を力強くつかんで、一呼吸ついた。
彼は妙に顔を赤らめている。
どうせ、変な勘違いでもしているのだろうとわかった。
けど、それは今『伝える言葉』じゃない。
今私が言う言葉は違う。
「私たち、自己紹介していないんじゃない?」
「え……えっと……………ああっ!」
彼は自らもすっかり忘れていたかのように戸惑ってそののち頭を下げた。
「本当にそうでした! 申し訳なかったです! なんか種崎さんが普通にファンとして堂々と平気で話しかけたり接していました。種村さん接しやすくて……」
「いいの。私も霧山君は接しやすいから話もできていたし、それにこんな境遇者はあなたしかいないから普通に話してくれて助かってた」
「そう言ってくださると助かります……って、自己紹介っていいますけど今俺のこと普通に……」
「名字しか知らないから……」
「名字しか知らない? どうして……ああ! このバックか!」
自らのペンライトバックにようやく気付いたのか彼は恥ずかしそうに顔を両手で覆った。
「ああ、はずいなぁ」
「あと種村雪菜は本名じゃないし……芸名」
「え!? マジですか!?」
「種村はいそうな名字だけど……芸名よ」
「うっわぁー、スゴイ失礼でしたよね。申し訳ないです」
「いいの。芸名も気に入ってるし仕事柄よく呼ばれてるから気にしない」
本当になんとも面白い戸惑い方をする彼に笑いが込み上げた。
「あはは、不思議ですよね。数日たっておいて今更お互いの名前を自己紹介もするなんて……って、名前でしたよね。俺は霧山頭です。霧が立ち込めるに山脈の山に頭数の頭で霧山頭です」
「私の本名は本条雪菜、本の本に箇条書きの条、そして雪菜はそのまま芸名と同じよ」
私たちはお互いに初めての自己紹介を交わして――
「これからよろしくお願いします本条さんでいいですかね?」
「できれば、名前で呼んでほしいわ。それとため口で。お互いにこの世界に飛ばされた者同士であるわけだし」
「わかりまs――わかった雪菜。じゃあ、俺も名前でいいから」
「うん、頭」
そうして握手を交わした私たちだった。
多くの人々に拍手というものを伝達する彼の存在が目に焼き付くように止まった。
本当にすごい人だと感心する。
先導力と人に面白いことを伝えることに長けている。
私に対してのあの怖いまでの愛情さえなければ完璧と思える優しい人。
「まったく、わからない人」
思わず笑みがこぼれて自らの衣装を見る。
彼の技術で補修された衣装。
この1時間の昼休み前時に補修しますといって、この世界に存在する糸と針の道具を駆使してそんなことまでできてしまう彼の技は衣装を見るだけで思い出す。
「まったくもって何者なのかって思えるほどよ」
この歓声が今は私に向けられていても結果としてはすべては彼によってもたらされているものだ。
無力で非力な私に向けられていいものではない。
ふがいなさに沈痛な気持ちが芽生えた。
「お疲れ様です、種村さん!」
「お疲れ様、霧山君」
「はい、ちょっとこっちへ良いですか?」
私が呼び方を変えたことに全く気付いていない。
彼は普段通りに足先を進めてその場からそそくさと私を引き連れてどこかへと行こうとする。
「あのどこへ?」
「この辺でいいですかね」
あの闇ギルドの瓦礫の山の裏手の半壊したビルの陰に身を潜めて彼はそっと表の通りを窺う。
「先ほど配給活動していた時に気付いたことがあるんです」
「えっと、何かまずかった?」
「ああ! 種村さんにミスは全くないです! むしろ最高に良いライブでしたよ! 俺なんかもう涙が出るほどによくって生きていてよかったと思えるくらいに」
「……そう」
そこまで褒められると逆に引くくらいに気持ち悪いけれども彼がまじめに評価してくれるのはわかっていたので口には出しては言えない。
もちろん、真摯に向き合い私は飲み込むようにして彼の言葉の続きを待った。
「えっとですね、ああ、いました。アソコ」
彼が指さした先に二人組のケープコートを羽織りボロイ服装に身を着飾った女性二人組がいた。
「先ほど配給していた際に俺も騎士から説明を受けたんですがどうやら彼らはこの国にいる傭兵らしくってこの国を偵察しているんじゃないかって話です」
「偵察って、もう他国から?」
「らしいですね。あ、でも、今あの二人組を捕縛したみたいですね」
見れば騎士に囲まれた女性二人組の存在を確認した。
「そういえば、情報の錯乱はどうしたの?」
「あれは実行されてるはずですが、初日だけはこの事態は予想済みなんです」
「え」
わざと彼らが来るようにしていたかのように語る彼。
私は彼の考えが読めない。
「ああ、決してわざと招いたわけじゃないです。第一、傭兵と冒険者はならず者集団。いわゆる放浪している労働者です。ですので、この国への配給食ももらえないらしいですよ」
「じゃあ、情報作戦に意味をなさないこともあるんじゃ……」
それだと、この国にだけ勇者の力が繁栄されてると他国はすぐ気づくと思われてしまうと思った。
だが、彼はどこか得意げに『大丈夫』とでも言うように自信満々な表情を見せていた。
「そうですね。このままではこの国は戦時になりますけど、大丈夫です。あくまで一時的に文化改革ができれば僕の作戦は進むんです。2日間欲しいだけなんですよ」
「2日間?」
「そうです。その2日間が大事なことです。それを一番盛り上げるのは種崎さんの力が一番重要だと今目の前の光景に写ってわかると思います」
彼が示したのは傭兵の存在だけではなかった。
騎士たちがライブが終わった後に各々でエネルギーに満たされたかのようにライブ前以上にやる気を見出して魔法力でどんどんと瓦礫の山を撤去し始めている。
半壊した建物もあっという間に一部補修が終わっていた。
「スピードが全然違う。それどころか、みんな顔に明るさが出てる……」
「これこそ、種村さんの歌の力ですよ。決して俺一人では成り立たなかった。種崎さんは俺が先導しているからとか思ってるかもしれませんがそれは決して違います」
彼はまるで見え透いていたのか自分だけの力を全否定した。
「この光景はあなたの歌にもたらされる力によるものが大きいんです。俺だってあの自分のいた世界ではあなたの歌にエネルギーをよくもらっていました。歌というのは人の気分を高揚させる効果があると俗説でよく言われています。まさにそれは正しいと思います。それに歌を歌うにもあなたのような絶望をしっかりと知っている方が歌のと歌わないとでは全然違う」
「どういう意味?」
「種村さんが勇者召喚の勇者に選ばれた意味は俺もよくわからないです。でも、一つだけ予想できるのは種崎さんは絶望を知っても這い上がって人に笑顔を届けることができた人だったからなんじゃないかと思うんです」
「そんなこと……」
「俺はそう思います。まぁ、こんな俺なんかの言葉じゃあ信用できないかもしれませんけど」
彼は持論で私を元気づけようと必死なんだと彼の表情を見て悟った。
本当に優しい人なんだとわかると胸に奇妙な感覚がぽかぽかと湧き上がる。
「それじゃあ、城に戻ってちょっとした仕事の作戦の続きを実行しませんとね」
「あ、ちょっと待って」
「なんですか?」
私は裾を力強くつかんで、一呼吸ついた。
彼は妙に顔を赤らめている。
どうせ、変な勘違いでもしているのだろうとわかった。
けど、それは今『伝える言葉』じゃない。
今私が言う言葉は違う。
「私たち、自己紹介していないんじゃない?」
「え……えっと……………ああっ!」
彼は自らもすっかり忘れていたかのように戸惑ってそののち頭を下げた。
「本当にそうでした! 申し訳なかったです! なんか種崎さんが普通にファンとして堂々と平気で話しかけたり接していました。種村さん接しやすくて……」
「いいの。私も霧山君は接しやすいから話もできていたし、それにこんな境遇者はあなたしかいないから普通に話してくれて助かってた」
「そう言ってくださると助かります……って、自己紹介っていいますけど今俺のこと普通に……」
「名字しか知らないから……」
「名字しか知らない? どうして……ああ! このバックか!」
自らのペンライトバックにようやく気付いたのか彼は恥ずかしそうに顔を両手で覆った。
「ああ、はずいなぁ」
「あと種村雪菜は本名じゃないし……芸名」
「え!? マジですか!?」
「種村はいそうな名字だけど……芸名よ」
「うっわぁー、スゴイ失礼でしたよね。申し訳ないです」
「いいの。芸名も気に入ってるし仕事柄よく呼ばれてるから気にしない」
本当になんとも面白い戸惑い方をする彼に笑いが込み上げた。
「あはは、不思議ですよね。数日たっておいて今更お互いの名前を自己紹介もするなんて……って、名前でしたよね。俺は霧山頭です。霧が立ち込めるに山脈の山に頭数の頭で霧山頭です」
「私の本名は本条雪菜、本の本に箇条書きの条、そして雪菜はそのまま芸名と同じよ」
私たちはお互いに初めての自己紹介を交わして――
「これからよろしくお願いします本条さんでいいですかね?」
「できれば、名前で呼んでほしいわ。それとため口で。お互いにこの世界に飛ばされた者同士であるわけだし」
「わかりまs――わかった雪菜。じゃあ、俺も名前でいいから」
「うん、頭」
そうして握手を交わした私たちだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。
さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった!
しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って?
いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~
味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。
しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。
彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。
故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。
そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。
これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜
キノア9g
ファンタジー
「異世界に転移したら、ぼっちでした!?」
20歳の普通の会社員、ぼっちーが目を覚ましたら、そこは見知らぬ異世界の草原。手元には謎のスマホと簡単な日用品だけ。サバイバル知識ゼロでお金もないけど、せっかくの異世界生活、ブログで記録を残していくことに。
一風変わったブログ形式で、異世界の日常や驚き、見知らぬ土地での発見を綴る異世界サバイバル記録です!地道に生き抜くぼっちーの冒険を、どうぞご覧ください。
毎日19時更新予定。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる