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第一章 ベテルギウス
第4話 殺し屋討伐
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「―殺し屋討伐クエストを受けるのですか?」
私の代わりの受付嬢になったシーラは心配そうに聞いてきた。
「そんなに恐ろしいクエストなんですか?」
彼女が心配そうに聞いてきたので、リアは尋ねてみる。
「ええ。実はこのクエストは二年前からあるクエストなんです。」
「―!二年もあるクエストなんて聞いたことありませんよ!」
これでもリアは受付嬢を長くやってきたほうであり、二年も残っているクエストなんて見たことがなかった。
「本来は違うギルドのクエストなのですが、死亡者があまりに多すぎる故、強者にやってもらおうと、このクエストがこのギルドにやってきたのです。」
「なるほど。だから、心配そうな顔をしていたのですね。」
レッドが、そうシーラにいうと、コクと頷いた。
「別に私たちにかかれば余裕なのよ。さっさと受けるのよ。」
「大丈夫、私、どんなケガでも、治して、みせる。」
クラとジェルがレッドを見て、そういった。
すると、レッドはため息をついて、シーラに目線を向ける。
「受けようと思います。」
そう、宣言したのであった。
◇ ◇ ◇
あの後、殺し屋の隠れ家のような場所までの地図をもらった。
「とりあえず、馬車に乗って隠れ家まで行くか。」
「そうね。私たちは車内でレッドだけ荷台ね。」
「ちょっと待って!なんで俺が荷台なんだよ!俺も中に入れろ!」
「無理なのよ。入りたければまず体をきれいに洗うのよ。」
結局、車内の席決めに、少々時間がかかり、結局レッドが荷台になった。
「くっそぉ!なんで俺がこんな目に…」
次こそは車内に座ってやるという覇気を出し、馬車に揺られて目的地へと向かった。
道の途中で、馬車を操っていたおじさんが、「お嬢さんは殺し屋討伐の方たちかい?」と聞いてきた。
「ええ、そうなんです。」
「そうか、そうか。あそこから帰ってきた冒険者はいねぇから、気ぃつけるんだよ?」
「わかりました。ありがとうございます。」
おじいさんによれば、その隠れ家に行こうとこの馬車を使う人が多く、毎回誰も帰ってこないという。
馬車のおじさんには外で待機してもらう必要があるため、『命の灯』というアイテムを渡す。
『命の灯』とは赤いクリスタルのようなもので、パーティが全滅すると光って教えてくれる。
そうすると、おじさんは馬車を操って街に帰るのだとか。
「何度も、命の灯が光るのを見た。もう、うんざりでな。」
「大丈夫です。あなたにもう、命の灯の光を見せたくないですから。」
「そうだな。俺も死ぬ気はねぇからな!」
「レッドの場合、いつも死にそうでしょ?」
レッドが発言すると大体クラとジェルに言われるだけでは?と内心リアは思ったが、黙っておくことにした。まだ、私が何かと言う時ではない、と。
「それじゃ、気をつけてーな!」
ベテルギウス一行は馬車のおじさんに『命の灯』を預け、討伐へと向かった。
「ふぅ。あの子たちの言葉が本当であることを願うしかないな。」
馬車のおじさんはあの子たち―ベテルギウス一行に期待するのであった。
◆ ◆ ◆
「さて、ここが殺し屋のアジトってところか。」
「リアは見てるだけね。私たちの実力をみせないとね。」
「わかった。でもいざという時は手を出すからね?」
そうリアが言うと、三人は頷き、アジトのほうに向きなおった。
「おいおい、久しぶりの客が来たんじゃねえか?」
「俺たち殺し屋を討伐しようなんていい度胸してんじゃねえか!」
「ま、今まで生きて帰れた奴は一人もいないけどな!」
「そりゃ、姉さんが生き残り全員始末してるからでしょ!」
二人がバカみたいな会話をしながら、やってきた四人組を見ていた。
「さぁ!殺し合いの始まりだ!」
■ ■ ■
「それにしても薄暗いところだな。クラ、暗視効果をつけれるか?」
「わかった。ナイト・ビジョン」
クラが唱えると暗視の効果が四人に付与された。
「へぇ。これが効果魔法の一つか。私、使ったことないのよ。」
「そりゃそうね。世間に回っていない専門知識だから、できないのは当然ね。」
リアが暗視効果付与の魔法に感嘆していると、クラはそう答えた。
そう楽しく話していると、一人の男がやってきた。
「やぁやぁ、久しぶりの客じゃぁないか!」
後ろにいたもう一人の女性も姿を現した。
「そうね。久しぶりに楽しめそうだわ!」
「リアは、下がってて。」
そうレッドがいつもは見せない真剣な顔で言ったので、リアは黙ってうなずいた。
「いいね!いいね!男が見せるかっこつけってやつかい?」
「違う。この戦いはあの子に俺たちの実力っていうものを見せてやるためにやってるんだよ!」
レッドと男は剣とナイフで戦っていた。
「ハハ!そうか、そうか!じゃあ残念だけど…」
そう、男が言うと、レッドから一旦離れた。
「ここで殺して俺らの恐怖というものをアレに見せてやろう!」
そういうと、男は片手を前に向け、「ファイアボール」と唱えた。
すると、三弾の火炎球がレッドめがけて向かってくる。
「ジェル!防御を!」
「了解!防御!」
すると、レッドの目の前に現れたシールドに火炎球がぶつかり、防いだ。
「いい!実にいい!正確に防御できる奴はなかなかいねぇからな!」
「殺し屋に褒めてもらえるなんて光栄だよ!」
そう言って、また近距離戦を開始する。
レッドは剣で防御と攻撃を繰り返し、最初のほうは防御ができていたが、途中から短剣が当たり始めた。
「おいおい!どうした!防御が乱れて防げてねぇぞ!」
「そりゃ、一人でやってるからな!疲れてくるんだよ!」
今、クラは、女のほうと魔法で殺しあっている。
そのため、男と戦えるのはレッドだけだった。
「ハハハ!久しぶりのパーティ!楽しいわ!」
「そんな冗談言えないようにしてあげるのよ!」
二人はそれぞれ魔力弾を出し、互いにぶつける。
これが一般人がギリギリ反応できるスピードでずっと行われている。
このままいけば、クラのほうが先に魔力が切れるだろう。
「ジェル!魔力を回復させる回復魔法はない?」
「そんなものは、ありません!」
そろそろジェルの限界が来る。今この女に対応できるのはクラしかいないのに。
「もう…限界…!」
「それそれ!どんどん動きが遅くなってるぞ!」
レッドもずっと戦っていて、休憩が無いので、戦いに慣れている殺し屋と比べれば、当然レッドが殺し屋より早く体力がゼロになることは考えられる。
しかし、ここまで手ごわいとは思わなかった。
「くっそ!こうなったら!」
そう言ってレッドは奥の手にでる。
「いいじゃないか!本気をボクに!見せてくれよ!」
「いいだろう!俺の剣技を受けてみろ!」
そう言って、レッドは男に切りかかっていくのであった。
私の代わりの受付嬢になったシーラは心配そうに聞いてきた。
「そんなに恐ろしいクエストなんですか?」
彼女が心配そうに聞いてきたので、リアは尋ねてみる。
「ええ。実はこのクエストは二年前からあるクエストなんです。」
「―!二年もあるクエストなんて聞いたことありませんよ!」
これでもリアは受付嬢を長くやってきたほうであり、二年も残っているクエストなんて見たことがなかった。
「本来は違うギルドのクエストなのですが、死亡者があまりに多すぎる故、強者にやってもらおうと、このクエストがこのギルドにやってきたのです。」
「なるほど。だから、心配そうな顔をしていたのですね。」
レッドが、そうシーラにいうと、コクと頷いた。
「別に私たちにかかれば余裕なのよ。さっさと受けるのよ。」
「大丈夫、私、どんなケガでも、治して、みせる。」
クラとジェルがレッドを見て、そういった。
すると、レッドはため息をついて、シーラに目線を向ける。
「受けようと思います。」
そう、宣言したのであった。
◇ ◇ ◇
あの後、殺し屋の隠れ家のような場所までの地図をもらった。
「とりあえず、馬車に乗って隠れ家まで行くか。」
「そうね。私たちは車内でレッドだけ荷台ね。」
「ちょっと待って!なんで俺が荷台なんだよ!俺も中に入れろ!」
「無理なのよ。入りたければまず体をきれいに洗うのよ。」
結局、車内の席決めに、少々時間がかかり、結局レッドが荷台になった。
「くっそぉ!なんで俺がこんな目に…」
次こそは車内に座ってやるという覇気を出し、馬車に揺られて目的地へと向かった。
道の途中で、馬車を操っていたおじさんが、「お嬢さんは殺し屋討伐の方たちかい?」と聞いてきた。
「ええ、そうなんです。」
「そうか、そうか。あそこから帰ってきた冒険者はいねぇから、気ぃつけるんだよ?」
「わかりました。ありがとうございます。」
おじいさんによれば、その隠れ家に行こうとこの馬車を使う人が多く、毎回誰も帰ってこないという。
馬車のおじさんには外で待機してもらう必要があるため、『命の灯』というアイテムを渡す。
『命の灯』とは赤いクリスタルのようなもので、パーティが全滅すると光って教えてくれる。
そうすると、おじさんは馬車を操って街に帰るのだとか。
「何度も、命の灯が光るのを見た。もう、うんざりでな。」
「大丈夫です。あなたにもう、命の灯の光を見せたくないですから。」
「そうだな。俺も死ぬ気はねぇからな!」
「レッドの場合、いつも死にそうでしょ?」
レッドが発言すると大体クラとジェルに言われるだけでは?と内心リアは思ったが、黙っておくことにした。まだ、私が何かと言う時ではない、と。
「それじゃ、気をつけてーな!」
ベテルギウス一行は馬車のおじさんに『命の灯』を預け、討伐へと向かった。
「ふぅ。あの子たちの言葉が本当であることを願うしかないな。」
馬車のおじさんはあの子たち―ベテルギウス一行に期待するのであった。
◆ ◆ ◆
「さて、ここが殺し屋のアジトってところか。」
「リアは見てるだけね。私たちの実力をみせないとね。」
「わかった。でもいざという時は手を出すからね?」
そうリアが言うと、三人は頷き、アジトのほうに向きなおった。
「おいおい、久しぶりの客が来たんじゃねえか?」
「俺たち殺し屋を討伐しようなんていい度胸してんじゃねえか!」
「ま、今まで生きて帰れた奴は一人もいないけどな!」
「そりゃ、姉さんが生き残り全員始末してるからでしょ!」
二人がバカみたいな会話をしながら、やってきた四人組を見ていた。
「さぁ!殺し合いの始まりだ!」
■ ■ ■
「それにしても薄暗いところだな。クラ、暗視効果をつけれるか?」
「わかった。ナイト・ビジョン」
クラが唱えると暗視の効果が四人に付与された。
「へぇ。これが効果魔法の一つか。私、使ったことないのよ。」
「そりゃそうね。世間に回っていない専門知識だから、できないのは当然ね。」
リアが暗視効果付与の魔法に感嘆していると、クラはそう答えた。
そう楽しく話していると、一人の男がやってきた。
「やぁやぁ、久しぶりの客じゃぁないか!」
後ろにいたもう一人の女性も姿を現した。
「そうね。久しぶりに楽しめそうだわ!」
「リアは、下がってて。」
そうレッドがいつもは見せない真剣な顔で言ったので、リアは黙ってうなずいた。
「いいね!いいね!男が見せるかっこつけってやつかい?」
「違う。この戦いはあの子に俺たちの実力っていうものを見せてやるためにやってるんだよ!」
レッドと男は剣とナイフで戦っていた。
「ハハ!そうか、そうか!じゃあ残念だけど…」
そう、男が言うと、レッドから一旦離れた。
「ここで殺して俺らの恐怖というものをアレに見せてやろう!」
そういうと、男は片手を前に向け、「ファイアボール」と唱えた。
すると、三弾の火炎球がレッドめがけて向かってくる。
「ジェル!防御を!」
「了解!防御!」
すると、レッドの目の前に現れたシールドに火炎球がぶつかり、防いだ。
「いい!実にいい!正確に防御できる奴はなかなかいねぇからな!」
「殺し屋に褒めてもらえるなんて光栄だよ!」
そう言って、また近距離戦を開始する。
レッドは剣で防御と攻撃を繰り返し、最初のほうは防御ができていたが、途中から短剣が当たり始めた。
「おいおい!どうした!防御が乱れて防げてねぇぞ!」
「そりゃ、一人でやってるからな!疲れてくるんだよ!」
今、クラは、女のほうと魔法で殺しあっている。
そのため、男と戦えるのはレッドだけだった。
「ハハハ!久しぶりのパーティ!楽しいわ!」
「そんな冗談言えないようにしてあげるのよ!」
二人はそれぞれ魔力弾を出し、互いにぶつける。
これが一般人がギリギリ反応できるスピードでずっと行われている。
このままいけば、クラのほうが先に魔力が切れるだろう。
「ジェル!魔力を回復させる回復魔法はない?」
「そんなものは、ありません!」
そろそろジェルの限界が来る。今この女に対応できるのはクラしかいないのに。
「もう…限界…!」
「それそれ!どんどん動きが遅くなってるぞ!」
レッドもずっと戦っていて、休憩が無いので、戦いに慣れている殺し屋と比べれば、当然レッドが殺し屋より早く体力がゼロになることは考えられる。
しかし、ここまで手ごわいとは思わなかった。
「くっそ!こうなったら!」
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