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第一章 ベテルギウス
第3話 お手軽クエスト
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「それじゃ、初クエストを受けに行くぞ!」
ベテルギウスに加わったリアは、パーティのバランスなどを見るために、初クエストを受けようとしていた。クエストボードにはたくさんのクエストがあるが、パーティランクにあったクエストしか受けられず、新メンバーが入った時は、最初Eランクから始まる。
魔獣との戦いで実力を見るなら、まずはBランク以上のクエストを受けるか、緊急クエストを受ける必要がある。そのため、とりあえずはランクをあげよう、という話になった。
「リアは何がいいと思います?」
クラはリアにそう聞くと、リアは少しうーんと考えると、迷子の子猫探しという紙を見つけた。
「ねぇねぇ、あれがいいんじゃない?」
迷子の子猫探しの紙を指さして提案すると、そのクエストをとりあえず受けよう、ということになった。
「あ!リア先輩!あれから全然姿を見せないのでどうなったのかと思いましたが、まさか冒険者に加わっていたとは思いませんでしたよ!」
そういわれたのでリアは「私もこうなるとは思ってなかった」と言っておいた。
すると、テアは受付嬢モードに切り替え、「何かクエストを受けるのですか?」と聞いてきた。
「とりあえず、この迷子の子猫を探そうと思うんだけど。」
そういうと、テアは「承知いたしました」と言って、資料を取りに資料室へ入っていった。
こういう対応をしているとあまりわからないが、されているといかにも受付嬢って感じがする。
自分もいつもこんな風なのかぁとリアが考えていると、テアが資料を持ってきてくれた。
「これが子猫の写真です。所持魔力量は58程です。参考にしてください。」
「わかりました。ありがとうございます、お姉さん。」
リア達はギルドを出て、外へ出た。所持魔力量は58。子猫にしては魔力量が高い。
所持魔力量とはその生物が最高まで所持できる魔力量のことを言って、魔力が減っていても器が変わらないため、迷子の子猫などを探す基準となる。
平均の子猫の所持魔力量35に対し、今回の子猫は58。子猫の中では異質存在である。
「それじゃあ、ここから探していきましょう。」
そういうと、レッドは何か手がかりがあるのか?と聞いてきた。
「もちろん、ゼロから探すわけないでしょ?」
人間の所持魔力量は3000~5000程度である。
ちなみにレッドの魔力量は3900、クラは4800、ジェルは4400と平均的な数字である。
しかしながらリアは人間という部類にしては膨大すぎる魔力を所持していた。
人間の魔力量は3000~5000と言ったが、リアは25000である。
リアが生まれた時、魔力量を計測する人の持っていた魔力水晶が、強大な魔力を前に割れてしまった。
それ以来研究が重ねられリアが10歳になった時、初めて魔力量が25000あると分かったのだ。
その膨大な魔力を所持するいわゆる「超越者」ができる技をリアは習得している。
「魔力感知!」
リアは半径2kmほどの範囲で感覚を研ぎ澄まし、魔力58の猫を探す。
リアは魔力感知を極め、魔力の数値まで正確に感じ取ることができる。
「俺には何にも感じねぇけどなぁ…」
「ええ、そうね。私にもさっぱりわかりませんね。」
リアは一生懸命に魔力58の猫を見つけようとする。
(31,29,38,41,28,37,34…なかなか見つけられない…!)
「リア、見つかった?」
「まだもう少し掛かりそう…というか58の猫が見つからない…」
何かがおかしい。この町から子猫が自分一人で脱出するのは不可能。
魔力感知なら建物があっても関係ない。何かを見落としている。何かを…
(そうか!58まで魔力があれば子猫でも空を飛べる!)
そして視点を空に変えてリアはニコッと微笑む。
「見つけたわよ!みんな飛べる?」
そう当たり前のようにレッドに聞くと、
「当たり前みたいに言わないで!俺飛べないからさぁ!」
「私なら飛べますよ。…レッドを置いてけば、ね?」
フ、と鼻で笑って微笑みを浮かべジェルを抱えて浮いた。
「レッドも一応、連れて行かないとだめでしょ?ほら捕まって?」
「一応って何?俺ついでみたいなもんなの?」
「レッド、騒がしい。」
「なんでみんな俺に対して冷たいの?」
結局この後、四人で子猫をギルドまで運び、見事クエストを達成したのだった。
「いやぁ、今回は簡単かつ高報酬だったなぁ~」
「とりあえず、次のクエストを受けませんか?」
リアが提案すると、「私たち、活躍してない。」とジェルが言ったので、
「確かに、俺らの実力もしっかり見せてやらねえとな~」
「なら、戦い系のクエストがいいわね。ランクも上がってCになったし、ね。」
軽々とクラは殺し屋討伐のクエストの紙を指さした。
(一応、Cランクから受けれられるから、死ぬ心配は無いけれど…)
「最悪、危険そうだったら私が戦うからね?」
そう最悪の事態になった場合のことを話すと大丈夫だと言い切った。
「三人のコンビで、私たち、最強。」
結局、リアを除いた三人はリアに活躍を見せるため、殺し屋討伐の依頼を受けることとなった。
「んじゃ、今から殺し屋討伐、行きますか!」
「そうね。ささっと行きましょ。」
そういってクラは肘でレッドの背中をぐっと押す。
一応、リアは魔法の杖を所持している。接近戦用に剣も持っている。
「さぁ!殺し屋討伐するぞ!」
「「おー!」」
こうして、ベテルギウスは殺し屋討伐へと向かったのだった。
ベテルギウスに加わったリアは、パーティのバランスなどを見るために、初クエストを受けようとしていた。クエストボードにはたくさんのクエストがあるが、パーティランクにあったクエストしか受けられず、新メンバーが入った時は、最初Eランクから始まる。
魔獣との戦いで実力を見るなら、まずはBランク以上のクエストを受けるか、緊急クエストを受ける必要がある。そのため、とりあえずはランクをあげよう、という話になった。
「リアは何がいいと思います?」
クラはリアにそう聞くと、リアは少しうーんと考えると、迷子の子猫探しという紙を見つけた。
「ねぇねぇ、あれがいいんじゃない?」
迷子の子猫探しの紙を指さして提案すると、そのクエストをとりあえず受けよう、ということになった。
「あ!リア先輩!あれから全然姿を見せないのでどうなったのかと思いましたが、まさか冒険者に加わっていたとは思いませんでしたよ!」
そういわれたのでリアは「私もこうなるとは思ってなかった」と言っておいた。
すると、テアは受付嬢モードに切り替え、「何かクエストを受けるのですか?」と聞いてきた。
「とりあえず、この迷子の子猫を探そうと思うんだけど。」
そういうと、テアは「承知いたしました」と言って、資料を取りに資料室へ入っていった。
こういう対応をしているとあまりわからないが、されているといかにも受付嬢って感じがする。
自分もいつもこんな風なのかぁとリアが考えていると、テアが資料を持ってきてくれた。
「これが子猫の写真です。所持魔力量は58程です。参考にしてください。」
「わかりました。ありがとうございます、お姉さん。」
リア達はギルドを出て、外へ出た。所持魔力量は58。子猫にしては魔力量が高い。
所持魔力量とはその生物が最高まで所持できる魔力量のことを言って、魔力が減っていても器が変わらないため、迷子の子猫などを探す基準となる。
平均の子猫の所持魔力量35に対し、今回の子猫は58。子猫の中では異質存在である。
「それじゃあ、ここから探していきましょう。」
そういうと、レッドは何か手がかりがあるのか?と聞いてきた。
「もちろん、ゼロから探すわけないでしょ?」
人間の所持魔力量は3000~5000程度である。
ちなみにレッドの魔力量は3900、クラは4800、ジェルは4400と平均的な数字である。
しかしながらリアは人間という部類にしては膨大すぎる魔力を所持していた。
人間の魔力量は3000~5000と言ったが、リアは25000である。
リアが生まれた時、魔力量を計測する人の持っていた魔力水晶が、強大な魔力を前に割れてしまった。
それ以来研究が重ねられリアが10歳になった時、初めて魔力量が25000あると分かったのだ。
その膨大な魔力を所持するいわゆる「超越者」ができる技をリアは習得している。
「魔力感知!」
リアは半径2kmほどの範囲で感覚を研ぎ澄まし、魔力58の猫を探す。
リアは魔力感知を極め、魔力の数値まで正確に感じ取ることができる。
「俺には何にも感じねぇけどなぁ…」
「ええ、そうね。私にもさっぱりわかりませんね。」
リアは一生懸命に魔力58の猫を見つけようとする。
(31,29,38,41,28,37,34…なかなか見つけられない…!)
「リア、見つかった?」
「まだもう少し掛かりそう…というか58の猫が見つからない…」
何かがおかしい。この町から子猫が自分一人で脱出するのは不可能。
魔力感知なら建物があっても関係ない。何かを見落としている。何かを…
(そうか!58まで魔力があれば子猫でも空を飛べる!)
そして視点を空に変えてリアはニコッと微笑む。
「見つけたわよ!みんな飛べる?」
そう当たり前のようにレッドに聞くと、
「当たり前みたいに言わないで!俺飛べないからさぁ!」
「私なら飛べますよ。…レッドを置いてけば、ね?」
フ、と鼻で笑って微笑みを浮かべジェルを抱えて浮いた。
「レッドも一応、連れて行かないとだめでしょ?ほら捕まって?」
「一応って何?俺ついでみたいなもんなの?」
「レッド、騒がしい。」
「なんでみんな俺に対して冷たいの?」
結局この後、四人で子猫をギルドまで運び、見事クエストを達成したのだった。
「いやぁ、今回は簡単かつ高報酬だったなぁ~」
「とりあえず、次のクエストを受けませんか?」
リアが提案すると、「私たち、活躍してない。」とジェルが言ったので、
「確かに、俺らの実力もしっかり見せてやらねえとな~」
「なら、戦い系のクエストがいいわね。ランクも上がってCになったし、ね。」
軽々とクラは殺し屋討伐のクエストの紙を指さした。
(一応、Cランクから受けれられるから、死ぬ心配は無いけれど…)
「最悪、危険そうだったら私が戦うからね?」
そう最悪の事態になった場合のことを話すと大丈夫だと言い切った。
「三人のコンビで、私たち、最強。」
結局、リアを除いた三人はリアに活躍を見せるため、殺し屋討伐の依頼を受けることとなった。
「んじゃ、今から殺し屋討伐、行きますか!」
「そうね。ささっと行きましょ。」
そういってクラは肘でレッドの背中をぐっと押す。
一応、リアは魔法の杖を所持している。接近戦用に剣も持っている。
「さぁ!殺し屋討伐するぞ!」
「「おー!」」
こうして、ベテルギウスは殺し屋討伐へと向かったのだった。
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