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第1章 異世界教へようこそ
第2話 飛び込んだ者、残った者
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闇に照らされる公園、少女に向かって戦闘態勢をとる光輝。
一体何が起きているのだろう。腰が抜け足が言うことを聞かない。ただただ行方を見守るしかできなかった。
……結依は、沙羅は一体どこに消えてしまったのだろう。
「リンゴを食べれば異世界に飛べるですの。眠れるお姫さまを助ける機会なんてそうそうないわよ。んーロマンティックなシチュエーション。ほら、白馬の王子様になるチャンスですのよ」
この女の子はいったい何を言っているんだ。アニメやゲームの世界じゃああるまいし……でもこの真っ暗な景色は普通じゃない。
起き上がろうとするが足がいうことを効かない、なんとか四つん這いになって必死に声を絞り出した。
「結衣や沙羅は無事なんだよね……」
「どうかしらねー。無事だとは思うけど道化はどこに飛ばしたのかしらぁ」
少女はあっけらかんとして頬に指を当てて首を左右にフリフリ。
「ぼ、僕が彼女たちのために──」
勇気を振り絞って出した言葉を光輝に遮られた。
「俺が行く! 朔弥なんかに彼女たちを任せられるか」
「光輝……」
「俺のほうがスポーツも知能も上だ。サクッと助け出してやる!」
右腕を振り払い僕を睨みつけた。
「どちらでもいいですの。決まったらさっさとリンゴを食べるですの」
彼女の言葉……重い……今までに感じたことが無いほど恐怖を植え付けてくる。蛇に睨まれた蛙というのはこういう状態なのだろう。
良くわからない声の波動に竦み上がってしまう。そんな僕を尻目に光輝は駆け出して大きくジャンプすると右手で黄金のリンゴを掴み取った。
「よく見てろよ!」
天高くリンゴを掲げると、闇を振り払うようにまばゆい光が波紋のように広がっていく。あまりの眩しさに目を開けていられない……一体……何が……意識……が……。
○。○。○。
「…………ん……んん」
布団を跳ね上げた。
「ここは……」
代わり映えの無いベッド、代わり映えのない机、代わり映えのない天井。代り映えのない自分の部屋だった。
「夢か……、いやさっきまでの出来事はしっかり記憶にある」
『いーい、君の使命はパートナーに伝えておくですの……』
少女の声が直接脳内に響き渡る。
「パートナー?」
”リーン、リーン……”
けたたましく鳴る黒電話の着信音、スマホが着信の合図を一生懸命に報せている。
ディスプレイに表示されている名前は……「沙羅!」
慌ててスマホを拾い上げると相手の言葉を待つこと無く叫んだ。
「沙羅、……無事だったのか。結依は……光輝は……」
「慌てないで。ふたりは行方不明という扱いになってるわ……今、警察が捜査中よ」
フリーズ、力が抜けてスマホを落とした。スマホは僕の腹に当たって倒れ、モゴモゴとくぐもって聞こえる音は頭に入っていない。
「そ……ん……な」
動こうという意識を脳が遮断。目線は追いかけっこして焦点が合わない。何も考えられない。
呼びかけ続ける沙羅の声に脳が反応すると、一気に現状が気になってしまいスマホを素早く拾い上げた。
「沙羅は……沙羅はなにか知っているのか」
「キャッ……いきなり大きな声を出さないでよ。大丈夫、ふたりを助けられるわ。わたしたちの使命はしっかり聞いたわ」
沙羅の動じない言葉にひとりで悩んでいるのが馬鹿らしくなってくる。
「君が女の子の言っていたパートナー……」
「そうよ、私と朔弥でふたりを助けましょう。明日までに構想を練っておくから放課後に私の家に来て頂戴」
……僕たちの使命。光輝を、結依を助けられるならなんでもやりたい。一体どんな使命なのか、何が起こっているのかモヤモヤした気持ちが僕の眠りを妨げた。
* * *
沙羅の家はお金持ちを絵に書いたような邸宅。入り口には西洋風の大きな門が立ち塞がり、素晴らしい庭園、噴水まで造られている。両親は出張が多いらしく、ほとんど家にはいないようだ。
「相変わらずすごい家だね」
「確かに凄いとは思うけど、私の力じゃなくて両親の力だからね。まぁ入って」
大きな玄関を抜けると赤いカーペットが敷かれている。その先に見える湾曲した階段を登って部屋まで案内された。
沙羅の部屋は20畳ほどの広さ、白い壁に色白のフローリングが美しい。必要最低限の荷物しか置いていないので物凄く広く見える。
「そこに座って」
大きな窓の近くに置かれたグリーンのソファー。
なんだこの優しく包むこむクッションは……なんだこの気持ち良すぎる肌触りは。
何度か家の外観を見たことはあるが、クラスで人気の可愛い女の子の部屋に来ているという実感にドキドキが止まらない。
……いや、こんなことを考えている場合ではない。
「それで、光輝と結依のことなんだけど……」
切羽詰まっている様子を沙羅には感じられない。友人ふたりが行方不明、そんな状況でゆったりなんてしていられない……現に今日は学校で何人もの友人に聞かれ先生にも呼び出されとても疲れた。
沙羅はゆっくりと隣に座ると突き出した人差し指とともにグイッと顔を近づけた。
ちょ、顔が近い……。
「リンゴよ!」
リンゴ……予想外の言葉だ。
「りんご……?」
「そうよ」
興奮気味の沙羅、普段では聞かないような早口で説明を始めた。
「私の使命はあなたをサポートしてお金持ちにさせること……あなたの使命はできるだけ多くの人にリンゴを配ること……そうね、異世界リンゴと名付けましょう」
良く分からない……異世界リンゴ? お金持ち? 光輝や結衣を助けるのにどんなつながりがあるんだ。
「朔弥、そんな顔をしなくてもちゃんと説明するわ」
沙羅は長い髪を搔き分けると、テーブルに置かれたボタンを押した。
程なくしてメイドがお茶を運んできた。芳しい香りが部屋中を包み込む。
「沙羅、僕には何が起こってるか全然分からないよ。突拍子もない話しだけど、あの公園での出来事を経験したら信じるしかないね」
緊張しているせいか頻繁にカップに手を伸ばしてちょこちょこ喉を濡らす。
沙羅はティーポットから紅茶を注ぐと真剣な表情を向けた。
「朔弥、異世界教を作るわよ」
これが僕たち異世界教の始まりだった。
一体何が起きているのだろう。腰が抜け足が言うことを聞かない。ただただ行方を見守るしかできなかった。
……結依は、沙羅は一体どこに消えてしまったのだろう。
「リンゴを食べれば異世界に飛べるですの。眠れるお姫さまを助ける機会なんてそうそうないわよ。んーロマンティックなシチュエーション。ほら、白馬の王子様になるチャンスですのよ」
この女の子はいったい何を言っているんだ。アニメやゲームの世界じゃああるまいし……でもこの真っ暗な景色は普通じゃない。
起き上がろうとするが足がいうことを効かない、なんとか四つん這いになって必死に声を絞り出した。
「結衣や沙羅は無事なんだよね……」
「どうかしらねー。無事だとは思うけど道化はどこに飛ばしたのかしらぁ」
少女はあっけらかんとして頬に指を当てて首を左右にフリフリ。
「ぼ、僕が彼女たちのために──」
勇気を振り絞って出した言葉を光輝に遮られた。
「俺が行く! 朔弥なんかに彼女たちを任せられるか」
「光輝……」
「俺のほうがスポーツも知能も上だ。サクッと助け出してやる!」
右腕を振り払い僕を睨みつけた。
「どちらでもいいですの。決まったらさっさとリンゴを食べるですの」
彼女の言葉……重い……今までに感じたことが無いほど恐怖を植え付けてくる。蛇に睨まれた蛙というのはこういう状態なのだろう。
良くわからない声の波動に竦み上がってしまう。そんな僕を尻目に光輝は駆け出して大きくジャンプすると右手で黄金のリンゴを掴み取った。
「よく見てろよ!」
天高くリンゴを掲げると、闇を振り払うようにまばゆい光が波紋のように広がっていく。あまりの眩しさに目を開けていられない……一体……何が……意識……が……。
○。○。○。
「…………ん……んん」
布団を跳ね上げた。
「ここは……」
代わり映えの無いベッド、代わり映えのない机、代わり映えのない天井。代り映えのない自分の部屋だった。
「夢か……、いやさっきまでの出来事はしっかり記憶にある」
『いーい、君の使命はパートナーに伝えておくですの……』
少女の声が直接脳内に響き渡る。
「パートナー?」
”リーン、リーン……”
けたたましく鳴る黒電話の着信音、スマホが着信の合図を一生懸命に報せている。
ディスプレイに表示されている名前は……「沙羅!」
慌ててスマホを拾い上げると相手の言葉を待つこと無く叫んだ。
「沙羅、……無事だったのか。結依は……光輝は……」
「慌てないで。ふたりは行方不明という扱いになってるわ……今、警察が捜査中よ」
フリーズ、力が抜けてスマホを落とした。スマホは僕の腹に当たって倒れ、モゴモゴとくぐもって聞こえる音は頭に入っていない。
「そ……ん……な」
動こうという意識を脳が遮断。目線は追いかけっこして焦点が合わない。何も考えられない。
呼びかけ続ける沙羅の声に脳が反応すると、一気に現状が気になってしまいスマホを素早く拾い上げた。
「沙羅は……沙羅はなにか知っているのか」
「キャッ……いきなり大きな声を出さないでよ。大丈夫、ふたりを助けられるわ。わたしたちの使命はしっかり聞いたわ」
沙羅の動じない言葉にひとりで悩んでいるのが馬鹿らしくなってくる。
「君が女の子の言っていたパートナー……」
「そうよ、私と朔弥でふたりを助けましょう。明日までに構想を練っておくから放課後に私の家に来て頂戴」
……僕たちの使命。光輝を、結依を助けられるならなんでもやりたい。一体どんな使命なのか、何が起こっているのかモヤモヤした気持ちが僕の眠りを妨げた。
* * *
沙羅の家はお金持ちを絵に書いたような邸宅。入り口には西洋風の大きな門が立ち塞がり、素晴らしい庭園、噴水まで造られている。両親は出張が多いらしく、ほとんど家にはいないようだ。
「相変わらずすごい家だね」
「確かに凄いとは思うけど、私の力じゃなくて両親の力だからね。まぁ入って」
大きな玄関を抜けると赤いカーペットが敷かれている。その先に見える湾曲した階段を登って部屋まで案内された。
沙羅の部屋は20畳ほどの広さ、白い壁に色白のフローリングが美しい。必要最低限の荷物しか置いていないので物凄く広く見える。
「そこに座って」
大きな窓の近くに置かれたグリーンのソファー。
なんだこの優しく包むこむクッションは……なんだこの気持ち良すぎる肌触りは。
何度か家の外観を見たことはあるが、クラスで人気の可愛い女の子の部屋に来ているという実感にドキドキが止まらない。
……いや、こんなことを考えている場合ではない。
「それで、光輝と結依のことなんだけど……」
切羽詰まっている様子を沙羅には感じられない。友人ふたりが行方不明、そんな状況でゆったりなんてしていられない……現に今日は学校で何人もの友人に聞かれ先生にも呼び出されとても疲れた。
沙羅はゆっくりと隣に座ると突き出した人差し指とともにグイッと顔を近づけた。
ちょ、顔が近い……。
「リンゴよ!」
リンゴ……予想外の言葉だ。
「りんご……?」
「そうよ」
興奮気味の沙羅、普段では聞かないような早口で説明を始めた。
「私の使命はあなたをサポートしてお金持ちにさせること……あなたの使命はできるだけ多くの人にリンゴを配ること……そうね、異世界リンゴと名付けましょう」
良く分からない……異世界リンゴ? お金持ち? 光輝や結衣を助けるのにどんなつながりがあるんだ。
「朔弥、そんな顔をしなくてもちゃんと説明するわ」
沙羅は長い髪を搔き分けると、テーブルに置かれたボタンを押した。
程なくしてメイドがお茶を運んできた。芳しい香りが部屋中を包み込む。
「沙羅、僕には何が起こってるか全然分からないよ。突拍子もない話しだけど、あの公園での出来事を経験したら信じるしかないね」
緊張しているせいか頻繁にカップに手を伸ばしてちょこちょこ喉を濡らす。
沙羅はティーポットから紅茶を注ぐと真剣な表情を向けた。
「朔弥、異世界教を作るわよ」
これが僕たち異世界教の始まりだった。
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