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第2章 異世界教と異世界教
第24話 捨てられた教祖
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「いらっしゃーい、ギルドカード貸して」
いきなりカードを取られた。それもそのはず、ここまで来るのに2時間待ち。
数多くの客を捌くためには仕方がないだろう。
ギルドカードを良くわからない機械に入れて何やら作業をしている。
「はい、ここに手を乗せてねー」
不思議な円形の模様の書かれた道具、手を乗せるとふわっとした感覚に襲われた。まるで何から体中を駆け巡ったよう。
「はいおっけーでーす。これが君のギルドカードね。君のレベルとランクが記録されているから大事にしてね。あとギルドルールはこの紙に書いてあるから読んでおいてね。ハイ、次の方ー」
さっさとどかされた。時間にして3分程度だろうか、渡されたギルドカードには10桁のIDとギルドランクが茶であること、レベルが記載されていた。
出入り口の方からのざわめき、長蛇の列を横目に「「大臣が通ります、道を開けてください」」と何人かの声、騎士のような美しい鎧を纏った兵士が入ってきた。
「失礼するよ」
兵士たちに守られ入ってくるひとりの男、琢磨くんを経由して入信した2番目の異世界教徒である。
「憲久くん!」
「久しぶりだね朔弥くん」
赤い法衣を纏い、クイッと上げるメガネが参謀のような雰囲気を醸し出しカッコいい。
「その格好似合うね、ファンタジーの世界にでも迷い込んだみたいだよ」
「ここはファンタジーの世界でもあるからね。良いだろこの服装、参謀の僕にピッタリだよ。それで君をユランダ・メシアの城に招待したいんだ」
落ち着いた雰囲気。この世界で色々な経験を積んで自信をつけたのだろう。僕に拒否権は無いと悟り無言で頷く。
「雫は……雫はこの街にいるのか」
「サクラさんは憲久様のお知り合いなんですか」
唐突に流奈が口をはさんだ。
「流奈くん、彼は僕にとってこの世界にくるキッカケをくれた恩人だからね」
周りから小さく聞こえるヒソヒソ話。
「流石上杉様、市民にもお優しい」だとか、「おねがーい、私を奪ってー」などなど人気があるようだ。
「朔弥くん、それでは行きましょう。流奈さんは引き続き街で困っている人がいたら助けてあげて下さい」
「ハイ!」と大きく返事をする流奈。見るからに目がハートになっていた。
「それでは行きましょう。雫さんはVIP待遇で寛いでもらっています」
ニコリとすると、右手を上げた。
その手に反応するように兵士たちは僕を取り囲む。憲久くんの歩みについて歩き初め強制的に進まされる。
傍から見たら重要人物を護衛する憲久一行に見えるのか、それとも罪人を確保した1行に見えるのか。
道中もユランダ民に笑顔で手を振られる憲久。特に女性からは黄色い声が飛び交い絶大なる人気をうかがわせる。
見れば見るほどファンタジー、僕の挙動不審な行動はお上りさんに見えていただろう。
キョロキョロと見渡し、民家やイラストが書かれた看板を見てはテンションが上がり。空気なんて気にする余裕はない。兵士たちの冷ややかな視線には気づいていなかった。
立派な城門を抜け城内に案内される、とある一室に案内された。
さほど広い部屋ではないが使われている調度品が素晴らしい。
時計がないので分からないが1時間は待っただろうか。最初は素晴らしい調度品を眺めては楽しんでいたが、さすがにいつまで見ていると飽きてくる。
「失礼するぜ」
乱暴に扉を開けて入ってきたのは琢磨くん。右手にはお皿を持っている。乗せられているのは『異世界リンゴ』……
「琢磨くん……」
「シュッセルの兵隊さんたちと戦って以来だね。いやぁあの時はビックリしたよ。いきなり両膝に痛みが走ってな。思わずよろけた所にいいタイミングで良いのもらっちゃってさー。どっちにしても挨拶のつもりだったからちょうど良く引けたよ」
両膝? 僕があの時打ち込んだのは片方だけ……偶然か、それとも誰かが陰ながら助けてくれたのか。
琢磨は椅子に座ると持っていた皿をテーブルにコトリと置いた。
「琢磨くんそれは……」
「ああ、異世界リンゴだ。ちょっと朔弥くんに見てほしいんだ」
ん……なんだ、僕が採ってた実より若干色味が薄いようだ。顎に手を当てて考えてみる……見たところ『異世界リンゴ』には間違えないけど。
「朔弥くん、これって君が採っていた異世界リンゴと同じものかな?」
「うーん、色味が薄いね。なんだろうインクが少ないプリンターで印刷したような感じに見えるよ」
「そうか……やっぱりティアじゃあこれが限界か。だから転移能力しか…… (ぶつぶつ)、やっぱりパライソを食べさせる必要が…… (ぶつぶつ)」
「ティア? 誰だいそれは?」
慌てふためく琢磨くん。しまったという表情に「すまん、聞かなかったことにしてくれ」と慌てて異世界リンゴを鷲掴みにして部屋を出ていってしまった。
「まったく琢磨さんは心の声が漏れちゃうんだから……彼はやっぱり交渉には向いていないわね」
この声は……「沙羅!」 全面がスピーカーになったように部屋の中に彼女の声が響き渡る。
「朔弥、久しぶりですね。あら、確か今はサクラと名乗ってるんでしたっけ。まさか私の事をこんなに早く思い出すとは予想外でしたけど流石と言ったところでしょうか」
「沙羅、一体これはどうなっているんだ。さっきの異世界リンゴは僕が採ったやつじゃなかったぞ。それにティアって誰のことなんだ」
思わず声を張り上げてしまった。
「もう少し時間がありそうなので少しお喋りしましょう。『異世界リンゴ』は欲望を吸収して実るのです。欲望が大きくなればなるほど素晴らしい力を発揮する……しかしあなたは欲望を抑え込んでしまった。雫さんのせいでね」
「欲望? それに雫はどこにいるんだ」
「まあ聞いて下さい。雫さんには早々に退場してもらったのに中2の出来事を思い出してしまうわ朔弥の欲望を抑え込むはで……こっちの世界に再び退場してもらったのにまた邪魔をして」
中2の頃……雫の母親も言っていた……
「雫がグレたのもこっちの世界に飛ばされたのも全て沙羅のせいだっていうのか」
「そうですね。でも今は考えが変わりました。雫さんに敵対するより味方に引き入れたほうが良いということに……あの力あの精神力。素晴らしいですわ」
なんだ……何を言っているんだ。頭がぐちゃぐちゃして入ってこない。
「朔弥、あなたも私の術を解いて思い出した。素晴らしいと思います。でもあなたにもそろそろここから退場してもらいましょう。大きな欲望を作れるようになったらまた『異世界リンゴ』を作って下さいね。その時は雫さんと酒池肉林をプレゼントしますね」
「雫……僕が退場……異世界リンゴが採れなく……って、さっき琢磨くんが持ってきた実か」
「その通りです。ただあなたの異世界リンゴとティアの作った実の違いが私たちには分からなかったのです。どうやらあなたにしか認識できないようですね。でも大丈夫、こっちの世界に来れるようになるだけで十分。こっちにも能力の実はありますから」
こっちの世界……パライソの実……か。そうか、ユランダ・メシアで会った流奈さん。『異世界リンゴ』を食べた人として僕が知らなかったのは沙羅が言ったティアが作ったという実を食べたからか。
「ふふふ。朔弥、点と点が繋がるのって気持ちいいでしょう。あなたのことだからまた思い出すのでしょうね。その時にどんな行動をするのか楽しみにしておりますわ」
「どういうことだ! 僕が沙羅のことを忘れていたように……この世界で雫が僕のことを忘れていたように……また記憶を消そうっていうのか」
「違いますの。私の能力では記憶を消すことは出来ませんの。この場所に再び到着するまでにちゃんと考えるですのよ。そうそう、最後に良いものを見せてあげるですの。それから一旦お別れにするですのよ」
「沙羅……そのしゃべり方……」
公園で出会ったピエロと不思議な少女。あの少女の話し方と同じ……
「あら、興奮しすぎて素が出てしまいましたわ」
沙羅の言葉とともに床が抜けた。
いきなりカードを取られた。それもそのはず、ここまで来るのに2時間待ち。
数多くの客を捌くためには仕方がないだろう。
ギルドカードを良くわからない機械に入れて何やら作業をしている。
「はい、ここに手を乗せてねー」
不思議な円形の模様の書かれた道具、手を乗せるとふわっとした感覚に襲われた。まるで何から体中を駆け巡ったよう。
「はいおっけーでーす。これが君のギルドカードね。君のレベルとランクが記録されているから大事にしてね。あとギルドルールはこの紙に書いてあるから読んでおいてね。ハイ、次の方ー」
さっさとどかされた。時間にして3分程度だろうか、渡されたギルドカードには10桁のIDとギルドランクが茶であること、レベルが記載されていた。
出入り口の方からのざわめき、長蛇の列を横目に「「大臣が通ります、道を開けてください」」と何人かの声、騎士のような美しい鎧を纏った兵士が入ってきた。
「失礼するよ」
兵士たちに守られ入ってくるひとりの男、琢磨くんを経由して入信した2番目の異世界教徒である。
「憲久くん!」
「久しぶりだね朔弥くん」
赤い法衣を纏い、クイッと上げるメガネが参謀のような雰囲気を醸し出しカッコいい。
「その格好似合うね、ファンタジーの世界にでも迷い込んだみたいだよ」
「ここはファンタジーの世界でもあるからね。良いだろこの服装、参謀の僕にピッタリだよ。それで君をユランダ・メシアの城に招待したいんだ」
落ち着いた雰囲気。この世界で色々な経験を積んで自信をつけたのだろう。僕に拒否権は無いと悟り無言で頷く。
「雫は……雫はこの街にいるのか」
「サクラさんは憲久様のお知り合いなんですか」
唐突に流奈が口をはさんだ。
「流奈くん、彼は僕にとってこの世界にくるキッカケをくれた恩人だからね」
周りから小さく聞こえるヒソヒソ話。
「流石上杉様、市民にもお優しい」だとか、「おねがーい、私を奪ってー」などなど人気があるようだ。
「朔弥くん、それでは行きましょう。流奈さんは引き続き街で困っている人がいたら助けてあげて下さい」
「ハイ!」と大きく返事をする流奈。見るからに目がハートになっていた。
「それでは行きましょう。雫さんはVIP待遇で寛いでもらっています」
ニコリとすると、右手を上げた。
その手に反応するように兵士たちは僕を取り囲む。憲久くんの歩みについて歩き初め強制的に進まされる。
傍から見たら重要人物を護衛する憲久一行に見えるのか、それとも罪人を確保した1行に見えるのか。
道中もユランダ民に笑顔で手を振られる憲久。特に女性からは黄色い声が飛び交い絶大なる人気をうかがわせる。
見れば見るほどファンタジー、僕の挙動不審な行動はお上りさんに見えていただろう。
キョロキョロと見渡し、民家やイラストが書かれた看板を見てはテンションが上がり。空気なんて気にする余裕はない。兵士たちの冷ややかな視線には気づいていなかった。
立派な城門を抜け城内に案内される、とある一室に案内された。
さほど広い部屋ではないが使われている調度品が素晴らしい。
時計がないので分からないが1時間は待っただろうか。最初は素晴らしい調度品を眺めては楽しんでいたが、さすがにいつまで見ていると飽きてくる。
「失礼するぜ」
乱暴に扉を開けて入ってきたのは琢磨くん。右手にはお皿を持っている。乗せられているのは『異世界リンゴ』……
「琢磨くん……」
「シュッセルの兵隊さんたちと戦って以来だね。いやぁあの時はビックリしたよ。いきなり両膝に痛みが走ってな。思わずよろけた所にいいタイミングで良いのもらっちゃってさー。どっちにしても挨拶のつもりだったからちょうど良く引けたよ」
両膝? 僕があの時打ち込んだのは片方だけ……偶然か、それとも誰かが陰ながら助けてくれたのか。
琢磨は椅子に座ると持っていた皿をテーブルにコトリと置いた。
「琢磨くんそれは……」
「ああ、異世界リンゴだ。ちょっと朔弥くんに見てほしいんだ」
ん……なんだ、僕が採ってた実より若干色味が薄いようだ。顎に手を当てて考えてみる……見たところ『異世界リンゴ』には間違えないけど。
「朔弥くん、これって君が採っていた異世界リンゴと同じものかな?」
「うーん、色味が薄いね。なんだろうインクが少ないプリンターで印刷したような感じに見えるよ」
「そうか……やっぱりティアじゃあこれが限界か。だから転移能力しか…… (ぶつぶつ)、やっぱりパライソを食べさせる必要が…… (ぶつぶつ)」
「ティア? 誰だいそれは?」
慌てふためく琢磨くん。しまったという表情に「すまん、聞かなかったことにしてくれ」と慌てて異世界リンゴを鷲掴みにして部屋を出ていってしまった。
「まったく琢磨さんは心の声が漏れちゃうんだから……彼はやっぱり交渉には向いていないわね」
この声は……「沙羅!」 全面がスピーカーになったように部屋の中に彼女の声が響き渡る。
「朔弥、久しぶりですね。あら、確か今はサクラと名乗ってるんでしたっけ。まさか私の事をこんなに早く思い出すとは予想外でしたけど流石と言ったところでしょうか」
「沙羅、一体これはどうなっているんだ。さっきの異世界リンゴは僕が採ったやつじゃなかったぞ。それにティアって誰のことなんだ」
思わず声を張り上げてしまった。
「もう少し時間がありそうなので少しお喋りしましょう。『異世界リンゴ』は欲望を吸収して実るのです。欲望が大きくなればなるほど素晴らしい力を発揮する……しかしあなたは欲望を抑え込んでしまった。雫さんのせいでね」
「欲望? それに雫はどこにいるんだ」
「まあ聞いて下さい。雫さんには早々に退場してもらったのに中2の出来事を思い出してしまうわ朔弥の欲望を抑え込むはで……こっちの世界に再び退場してもらったのにまた邪魔をして」
中2の頃……雫の母親も言っていた……
「雫がグレたのもこっちの世界に飛ばされたのも全て沙羅のせいだっていうのか」
「そうですね。でも今は考えが変わりました。雫さんに敵対するより味方に引き入れたほうが良いということに……あの力あの精神力。素晴らしいですわ」
なんだ……何を言っているんだ。頭がぐちゃぐちゃして入ってこない。
「朔弥、あなたも私の術を解いて思い出した。素晴らしいと思います。でもあなたにもそろそろここから退場してもらいましょう。大きな欲望を作れるようになったらまた『異世界リンゴ』を作って下さいね。その時は雫さんと酒池肉林をプレゼントしますね」
「雫……僕が退場……異世界リンゴが採れなく……って、さっき琢磨くんが持ってきた実か」
「その通りです。ただあなたの異世界リンゴとティアの作った実の違いが私たちには分からなかったのです。どうやらあなたにしか認識できないようですね。でも大丈夫、こっちの世界に来れるようになるだけで十分。こっちにも能力の実はありますから」
こっちの世界……パライソの実……か。そうか、ユランダ・メシアで会った流奈さん。『異世界リンゴ』を食べた人として僕が知らなかったのは沙羅が言ったティアが作ったという実を食べたからか。
「ふふふ。朔弥、点と点が繋がるのって気持ちいいでしょう。あなたのことだからまた思い出すのでしょうね。その時にどんな行動をするのか楽しみにしておりますわ」
「どういうことだ! 僕が沙羅のことを忘れていたように……この世界で雫が僕のことを忘れていたように……また記憶を消そうっていうのか」
「違いますの。私の能力では記憶を消すことは出来ませんの。この場所に再び到着するまでにちゃんと考えるですのよ。そうそう、最後に良いものを見せてあげるですの。それから一旦お別れにするですのよ」
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