29 / 76
第3章 王道の異世界ファンタジー
第28話 危機一髪
しおりを挟む
「朔弥くん、これを使うの」
ミヅキが取り出したのは銅色の通貨。木陰からの投擲。
うまい! 気配を悟られずに風上に投げた。
ファサッ──。音を立てて落下したギラに反応するウルフリッドは一気に飛びかかった。寸分の狂いもなく獲物を狙う。
瞬間。ミヅキが地面を蹴って一気に間合いを詰めた。
ウルフレッドは頭だけ向けるが宙空で態勢を立て直すことが出来ずミヅキの拳が顔面に炸裂!
「フレイムナックール」
拳を中心に一瞬で炎が燃え広がってウルフレッドが消失。ボフンと煙を出して肉と皮へと変わった。黒く焦げた皮、黒く焦げ香ばしい匂いを発する肉へと……
「朔弥さんやりましたー。素材は燃えちゃいましたけど……。獣に炎はダメっていうのを忘れてました」
ペロリと舌を出すミヅキ。
「すごいな」
木陰に隠れて草を握りしめていただけだったことが恥ずかしい。しかし憧れていたモンスター討伐達成にテンションが上がってしまい根拠のない自信が湧いてくる。もしかして獣って弱いんじゃ……僕もできるかも……。
「えへへ、ありがとうございます。あと2匹、この調子で倒しちゃいましょう」
雫の刀に比べたら鈍いもんなぁ。ミヅキみたいに拳でもいけちゃうんじゃない……って、あれ? 雫の刀を受けたことなんて無いよな、危ないからダメって対峙したことも無かったはず……おかしいぞ、記憶と出てくる言葉の差異はなんだ。不安になってしまう。
「うふふ、そんな不安そうにしなくても大丈夫ですよ。ウルフレッドは今のようにわたしが一匹づつ倒しますから。その代わり明日から特訓ですからねー」
鬼教官のような仕草のミヅキ、ニコニコしながら「えへへー、頑張りましょう」と和ませてくれた。
ガサッガサッ
茂みをかき分け出てきたのは3匹のウルフレッド。涎を垂らしながら僕たちを囲うように移動、その目は鋭くひどく警戒している。
「ウルフレッドを倒すと仲間が駆けつけるんでした。1匹づつだったらなんとかなるけど3匹じゃあ……そうだ! わたしが囮になるから逃げて下さい」
彼女の言葉にカーっと頭に血が上る。
「そんなこと出来るわけ無い。軽はずみに受けてしまった僕の依頼でこんなことになってるんだよ」
足元に落ちている太目の枝を拾い上げて構えた。
「分かりました。やるだけやって隙をみて逃げましょう」
「どこまで出来るか分からないけど僕も戦うよ」
さっきまでの自信が嘘のように消失していた。足の震えを我慢するので精一杯。唯一の希望は転移の時に神様が何らかの力を与えてくれてるだろうという根拠のない要素だけ。
「ファイアーナックル」
ミヅキの拳から火球がウルフレッドに向かって放たれた。素早い動きで火球は避けられる。が、着弾と同時に爆発、強い爆風がウルフレッドを吹き飛ばした。
「ミヅキ、上」
爆発音と同時に2匹のウルフレッドがミヅキに飛びかかっていた。
技後の硬直状態のミヅキ。辛うじて1匹目の牙を紙一重で避けたが、もう一匹の爪がミヅキの腹をえぐった。
「うぐっ」
片膝を付いて腹を抑える、大量の血が流れ出した。
頭がパニック。ミヅキを治療しないと……いやいや先ずは狼を追い払わないと……早くしないと死んじゃう……。
『グルルルル』
爆風で叩きつけられていたウルフレッドが起き上がってミヅキに飛びかかった。
避ける術の無いミヅキ、腹を押さえたまま動けない。
僕に出来ることは……僕に出来ることは……刹那、記憶の引き出しを開けまくり最善の策を探し出す。まるでスローモーションの世界を生きているように。
『グギャァァ』
ドサリと地面に落ちるウルフレッド、腹に小さな風穴空けて絶命した。僕の右手が硬貨を弾いていたのだ。
「フリックバレット……か」
手に馴染むこの感覚。記憶の片隅にあった『遠くの物を取る手段』『攻撃手段』という引き出しを見つけたのだ。
「さ、朔弥……逃げて」
既に腹をうずくまって倒れているミヅキ。早く病院に連れて行かないと。
事情などお構いなしにジワリジワリと近寄ってくる。
必死だったのだろう、ギラを引くよりミヅキの前で大の字になって立ち塞がった。
「ミヅキ、ごめんな」
ドッカーン──巨大な爆発音。
2匹のウルフレッドは音と共に粉砕、素材が何一つ残らないほどに。
え、あれ? 一体何が……
「朔弥さん、次が来ますからその前にこの場を離れましょう」
腹を抑えてはいるが走れるミヅキの容体に安堵、なんとか森を出ることができた。
なんとか路にたどり着けたー。この黄土色の路は獣が寄ってこれない魔法が練り込まれている。
「はぁ、はぁ、ここまで来れば大丈夫」
「無事で良かった。たくさん血を流していたから……本当に無事でよかった」
守れなかった悔しさ。無力な僕が情けない。
「長老に助けられたわね」
腹をさするミヅキ、どうやら出血は治まったようだ。
「さっきの爆発?」
「さすが長老の魔法よ……これで依頼も達成できたしジンに戻りましょう」
路を外れることなくジンへ戻った。
様々な感情が入り混じり、美しく豊かな自然も目に入らない。期待に胸を膨らませていた行きとは見える景色がまったく違っていた。
そんな落ち込む僕を気遣ってかミヅキはそっと手をつないでくれた。
「朔弥さん、わたし長老へのお礼と傷薬を買いに行ってくるから先にギルドで討伐報告をしておいてくださいね」
笑顔でミヅキは走り出す。その姿に一気に力が抜ける……そんな彼女の姿が見えなくなるまで後姿を見つめていた。
「サクヤだったかしら、ちょっとこっちへ来てちょうだい」
声をかけてきたのは長老。
「はい」
何だろう。人気のないところに向かっているような。普段なら長老とはいえこんなに可愛い子に声をかけられたらドキドキしてしまうだろうが、今はそんな状況ではない。ただただ胸にくすぶる不安に抗うだけだった。
「君、この街を出なさい」
長老から出たのは信じられない言葉。思わず耳を疑ってしまう。
衝撃……思わず「はい?」と聞き返してしまう。
「この街を出なさいって言ったの。教えておくけどミヅキちゃんはウタハの聖人だったんのよ」
「聖人ですか」──何のことだか分からないが聞き返せない。
「記憶を無くしてここにたどり着いたということはよっぽどのことがあったんだろうね。そんなミヅキには平和に過ごして欲しいの」
長老の言っていることは分かる。僕の気持ちは……ミヅキの気持ちは……いや、僕の気持ちはどうでもいい。ミヅキが幸せに暮らせるなら……でも僕がいたほうが……いやミヅキを見てきた長老が言うならそうなんだろう。
「はい……」
「ミヅキちゃんは頑張っちゃうからね、君とどんな繋がりがあるのかは知らないけど君のために無理しちゃうのね、さっき大きな怪我をしたでしょう。気丈にふるまっているけど死んでいてもおかしくない傷よ」
ミヅキの怪我が頭に浮かぶ。あの状況で長老が助けてくれなかったら……思い返すだけで震えが止まらない。
「わ、分かりました。今夜ここを発ちます」
「物分りが良くて助かるよ。まずはこの街の北にシャンプって街があるからギルドを訪ねな。これを渡すといいよ」
1枚の封筒を手渡された。
「助けてくれてありがとうございました。色々経験を積んで長老のように強くなって戻ってきます」
深くお辞儀をした。
「朔弥さーん、ちょうろーう」
手をフリフリ走ってくるミヅキ。
「おー、ミヅキちゃん、彼に呼び止められてね、ちょうど礼を言われてたところだ」
「長老、ありがとうございました。二度とこんなことが無いように朔弥と特訓してこの街が平和を守ります。ねっ朔弥も一緒に頑張ろうね」
力強くガッツポーズするミヅキ。
「う、うん」
「ほら、元気元気、そんな小さい声じゃ特訓に耐えられないよ」
にこやかなミヅキの笑顔に罪悪感しか無い。
「ミヅキちゃん、街のことは兵士たちに任せて好きなことをしていいのよ」
「わたしは憧れの長老のように強くなってこの街を守りたいんです」
ミヅキの笑顔が眩しかった。
ミヅキが取り出したのは銅色の通貨。木陰からの投擲。
うまい! 気配を悟られずに風上に投げた。
ファサッ──。音を立てて落下したギラに反応するウルフリッドは一気に飛びかかった。寸分の狂いもなく獲物を狙う。
瞬間。ミヅキが地面を蹴って一気に間合いを詰めた。
ウルフレッドは頭だけ向けるが宙空で態勢を立て直すことが出来ずミヅキの拳が顔面に炸裂!
「フレイムナックール」
拳を中心に一瞬で炎が燃え広がってウルフレッドが消失。ボフンと煙を出して肉と皮へと変わった。黒く焦げた皮、黒く焦げ香ばしい匂いを発する肉へと……
「朔弥さんやりましたー。素材は燃えちゃいましたけど……。獣に炎はダメっていうのを忘れてました」
ペロリと舌を出すミヅキ。
「すごいな」
木陰に隠れて草を握りしめていただけだったことが恥ずかしい。しかし憧れていたモンスター討伐達成にテンションが上がってしまい根拠のない自信が湧いてくる。もしかして獣って弱いんじゃ……僕もできるかも……。
「えへへ、ありがとうございます。あと2匹、この調子で倒しちゃいましょう」
雫の刀に比べたら鈍いもんなぁ。ミヅキみたいに拳でもいけちゃうんじゃない……って、あれ? 雫の刀を受けたことなんて無いよな、危ないからダメって対峙したことも無かったはず……おかしいぞ、記憶と出てくる言葉の差異はなんだ。不安になってしまう。
「うふふ、そんな不安そうにしなくても大丈夫ですよ。ウルフレッドは今のようにわたしが一匹づつ倒しますから。その代わり明日から特訓ですからねー」
鬼教官のような仕草のミヅキ、ニコニコしながら「えへへー、頑張りましょう」と和ませてくれた。
ガサッガサッ
茂みをかき分け出てきたのは3匹のウルフレッド。涎を垂らしながら僕たちを囲うように移動、その目は鋭くひどく警戒している。
「ウルフレッドを倒すと仲間が駆けつけるんでした。1匹づつだったらなんとかなるけど3匹じゃあ……そうだ! わたしが囮になるから逃げて下さい」
彼女の言葉にカーっと頭に血が上る。
「そんなこと出来るわけ無い。軽はずみに受けてしまった僕の依頼でこんなことになってるんだよ」
足元に落ちている太目の枝を拾い上げて構えた。
「分かりました。やるだけやって隙をみて逃げましょう」
「どこまで出来るか分からないけど僕も戦うよ」
さっきまでの自信が嘘のように消失していた。足の震えを我慢するので精一杯。唯一の希望は転移の時に神様が何らかの力を与えてくれてるだろうという根拠のない要素だけ。
「ファイアーナックル」
ミヅキの拳から火球がウルフレッドに向かって放たれた。素早い動きで火球は避けられる。が、着弾と同時に爆発、強い爆風がウルフレッドを吹き飛ばした。
「ミヅキ、上」
爆発音と同時に2匹のウルフレッドがミヅキに飛びかかっていた。
技後の硬直状態のミヅキ。辛うじて1匹目の牙を紙一重で避けたが、もう一匹の爪がミヅキの腹をえぐった。
「うぐっ」
片膝を付いて腹を抑える、大量の血が流れ出した。
頭がパニック。ミヅキを治療しないと……いやいや先ずは狼を追い払わないと……早くしないと死んじゃう……。
『グルルルル』
爆風で叩きつけられていたウルフレッドが起き上がってミヅキに飛びかかった。
避ける術の無いミヅキ、腹を押さえたまま動けない。
僕に出来ることは……僕に出来ることは……刹那、記憶の引き出しを開けまくり最善の策を探し出す。まるでスローモーションの世界を生きているように。
『グギャァァ』
ドサリと地面に落ちるウルフレッド、腹に小さな風穴空けて絶命した。僕の右手が硬貨を弾いていたのだ。
「フリックバレット……か」
手に馴染むこの感覚。記憶の片隅にあった『遠くの物を取る手段』『攻撃手段』という引き出しを見つけたのだ。
「さ、朔弥……逃げて」
既に腹をうずくまって倒れているミヅキ。早く病院に連れて行かないと。
事情などお構いなしにジワリジワリと近寄ってくる。
必死だったのだろう、ギラを引くよりミヅキの前で大の字になって立ち塞がった。
「ミヅキ、ごめんな」
ドッカーン──巨大な爆発音。
2匹のウルフレッドは音と共に粉砕、素材が何一つ残らないほどに。
え、あれ? 一体何が……
「朔弥さん、次が来ますからその前にこの場を離れましょう」
腹を抑えてはいるが走れるミヅキの容体に安堵、なんとか森を出ることができた。
なんとか路にたどり着けたー。この黄土色の路は獣が寄ってこれない魔法が練り込まれている。
「はぁ、はぁ、ここまで来れば大丈夫」
「無事で良かった。たくさん血を流していたから……本当に無事でよかった」
守れなかった悔しさ。無力な僕が情けない。
「長老に助けられたわね」
腹をさするミヅキ、どうやら出血は治まったようだ。
「さっきの爆発?」
「さすが長老の魔法よ……これで依頼も達成できたしジンに戻りましょう」
路を外れることなくジンへ戻った。
様々な感情が入り混じり、美しく豊かな自然も目に入らない。期待に胸を膨らませていた行きとは見える景色がまったく違っていた。
そんな落ち込む僕を気遣ってかミヅキはそっと手をつないでくれた。
「朔弥さん、わたし長老へのお礼と傷薬を買いに行ってくるから先にギルドで討伐報告をしておいてくださいね」
笑顔でミヅキは走り出す。その姿に一気に力が抜ける……そんな彼女の姿が見えなくなるまで後姿を見つめていた。
「サクヤだったかしら、ちょっとこっちへ来てちょうだい」
声をかけてきたのは長老。
「はい」
何だろう。人気のないところに向かっているような。普段なら長老とはいえこんなに可愛い子に声をかけられたらドキドキしてしまうだろうが、今はそんな状況ではない。ただただ胸にくすぶる不安に抗うだけだった。
「君、この街を出なさい」
長老から出たのは信じられない言葉。思わず耳を疑ってしまう。
衝撃……思わず「はい?」と聞き返してしまう。
「この街を出なさいって言ったの。教えておくけどミヅキちゃんはウタハの聖人だったんのよ」
「聖人ですか」──何のことだか分からないが聞き返せない。
「記憶を無くしてここにたどり着いたということはよっぽどのことがあったんだろうね。そんなミヅキには平和に過ごして欲しいの」
長老の言っていることは分かる。僕の気持ちは……ミヅキの気持ちは……いや、僕の気持ちはどうでもいい。ミヅキが幸せに暮らせるなら……でも僕がいたほうが……いやミヅキを見てきた長老が言うならそうなんだろう。
「はい……」
「ミヅキちゃんは頑張っちゃうからね、君とどんな繋がりがあるのかは知らないけど君のために無理しちゃうのね、さっき大きな怪我をしたでしょう。気丈にふるまっているけど死んでいてもおかしくない傷よ」
ミヅキの怪我が頭に浮かぶ。あの状況で長老が助けてくれなかったら……思い返すだけで震えが止まらない。
「わ、分かりました。今夜ここを発ちます」
「物分りが良くて助かるよ。まずはこの街の北にシャンプって街があるからギルドを訪ねな。これを渡すといいよ」
1枚の封筒を手渡された。
「助けてくれてありがとうございました。色々経験を積んで長老のように強くなって戻ってきます」
深くお辞儀をした。
「朔弥さーん、ちょうろーう」
手をフリフリ走ってくるミヅキ。
「おー、ミヅキちゃん、彼に呼び止められてね、ちょうど礼を言われてたところだ」
「長老、ありがとうございました。二度とこんなことが無いように朔弥と特訓してこの街が平和を守ります。ねっ朔弥も一緒に頑張ろうね」
力強くガッツポーズするミヅキ。
「う、うん」
「ほら、元気元気、そんな小さい声じゃ特訓に耐えられないよ」
にこやかなミヅキの笑顔に罪悪感しか無い。
「ミヅキちゃん、街のことは兵士たちに任せて好きなことをしていいのよ」
「わたしは憧れの長老のように強くなってこの街を守りたいんです」
ミヅキの笑顔が眩しかった。
0
あなたにおすすめの小説
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
その狂犬戦士はお義兄様ですが、何か?
行枝ローザ
ファンタジー
美しき侯爵令嬢の側には、強面・高背・剛腕と揃った『狂犬戦士』と恐れられる偉丈夫がいる。
貧乏男爵家の五人兄弟末子が養子に入った魔力を誇る伯爵家で彼を待ち受けていたのは、五歳下の義妹と二歳上の義兄、そして王都随一の魔術後方支援警護兵たち。
元・家族の誰からも愛されなかった少年は、新しい家族から愛されることと癒されることを知って強くなる。
これは不遇な微魔力持ち魔剣士が凄惨な乳幼児期から幸福な少年期を経て、成長していく物語。
※見切り発車で書いていきます(通常運転。笑)
※エブリスタでも同時連載。2021/6/5よりカクヨムでも後追い連載しています。
※2021/9/15けっこう前に追いついて、カクヨムでも現在は同時掲載です。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる