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第6章 過去の友達
第65話 ご主人様とご主人様
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消えた人影を追って通路を進んでいた。マップではこの先に小さな広間があるだけ。そこに1つある黃点は誰かがいることを指し示している。
広間の奥にはロッジのような建物、その前にひとりの男が立っていた。
「あー見つかっちゃったか。君は一体何者だい? とっくにルルとナナは死んでいると思ったんだけどねぇ」
黒い長髪の優しそうな青年。ニコニコしながらとんでもないことを言う。
「ルルとナナ? あの姉妹のことか」
「君はどうやってここにきたんだい? この場所はクイーンを抜けないと来れないはずだけど」
「クイーン? 僕たちは気づいたらこの場所に飛ばされていたんだ」
「邪魔をしないでもらっていいかな。あの子たちはクイーンの大切な餌なんだから」
「餌って……あんな小さな子を……何を考えているんだ!」
「君にとやかく言われる筋合いは無いねぇ、隷属の首輪をつけた僕の奴隷なんだから……もし助け出そうとしてこの迷宮から出たらボフンッ! 爆発しちゃうよ」
そうか、こいつ隷属の首輪が外れていることを知らないのか。
「どうやって首輪を外すんだ? そんなの……可愛そうじゃないか」
「ハハハ、たかが奴隷だぞ。まぁ首輪を外すのは簡単さ、主人が死ねば勝手に外れるよ」
ご主人? つまりこの男がルルとナナが話していた優しいご主人様か。
「ふたりは前の主人を、食べ物もちゃんともらい、戦わなくていいよって言ってくれた優しいご主人様って言ってたぞ」
額に手を置いて大笑い。そのポーズ悪役が良くやるやつ……。
「そうだな、餌として栄養が行き届くように食べ物を与え、働き蟻にキチンと殺されるように戦いを教えなかったんだよ」
なんという身勝手。ふたりの気持ちを裏切る行為が許せない。しかしキレたら負け……キレたら負け。彼はあの性格が悪い強者パルイヤーの弟なのだ。
「身勝手な所はパルイヤーの家系ってことか」
「お前は兄を知っているのか。マルコ神殿討伐でサクラとか言う女に殺されてしまった……人のひれ伏し方はチェリピッキ家随一と言われた兄がな。ところでお前はなんで兄のことを知っている。もしかしてサクラとか言う人間の関係者か」
しまった。余計なことを……でもなんで僕がパルイヤーを殺したことになっているんだ。倒したのはモイセス……異世界教か……僕になすりつけたってことなのか。
「い、いや。そんな噂をリュウコウで聞いただけだ」
「一般部隊参加者か……確かに俺の家は評判が良くない。しかしなぁ、こうして貴族でいられるってことは上の役に立っているということなんだよ。異世界教をぶっ潰したら評判なんて直ぐにひっくり返る……民衆なんてそんなもんだ」
なんだこいつは……聞いてないことまで喋るなんて口が軽いなぁ。琢磨くんを思い出すよ……そういえば彼はユランダ・メシアで僕に余計なことを言ったような感じだったけど大丈夫だったのだろうか。
「それで僕たちをどうしようって言うんだ」
「何もしないよ。クイーンの餌が増えただけだ。異空間収納を使える双子を食ってパワーアップすればもっと腹が減るだろうからなぁ。またあの城に獣人の骨を投げておけば……そういえば地震で隠し通路ごと潰されたんだったな、まったく面倒な地震だ」
「餌? 城?」
今まで獣人を餌としてクイーンに与えてきたというわけか……許せない。罪もない者を無意味に殺すなんて……そうか、僕たちが落ちたあの部屋。あそこに投げ捨てていたというわけか。
「そうだ、かつて隆盛を誇っていたソウジャの城だ。今はただ朽ち果てた廃墟だがなぁー!。クイーンが復活したら大量に捨てた骨をさりげなく見つけて公開するんだよ。フハハ、これでユランダ・メシアを潰せる」
なるほど、こいつは異世界教の敵か。僕はもう異世界教の人間ではないがなんとなく腹が立つ。
男は笑いながら靄の中に消えていった。
「「ごしゅじんさまー」」
彩衣の後ろをルルとナナが走ってくる。危なかったー、もう少しでさっきの男と会ってしまうところだった。
「あれーここはー」
「ルル、この建物がなんだか知っているの?」
「前のご主人さまに連れられて1回来たことがあるんだニャ」
「はい、確か……なんとかこの封印を解けないかなぁとか言っていました」
封印? 何の変哲もない家に見えるけど……。
「サクラー、この家、扉が開かないぞー、銃を撃っても扉が壊れん」
「こらこら、人の家を勝手に壊さないの」
頑丈と言うより何かに護られているような感じがする。試しに物質変換の能力で扉の変形を試みたが効果は無かった。
『ピーピーピーピー』
ハナ! 振り落とされることもないし感触もないからすっかり存在を忘れていた。
『朔弥、体を借りるよ』
頭に直接響く声、これはチキュウに飛んだ時に聞いたハナの声……
「サクラ……容姿が女の子に戻ってるぞ」
「「カワイー」」
「私はハナ、サクラさんの体をお借りしています。詳しい事情は省きますがこの封印の社は私本体の持ち物、封印を解きますので自由に使って構わないと伝えてください」
「ハナ、体を借りるってどういうことだい……」
「もう終わったぞ、この家はハナの持ち物だから自由に使ってくれってさ」
「ご主人さまーさっきの姿キレイだったにゃ、また見せてニャー」
嬉しそうにしているルル、僕の顔を見つめ頬を赤らめているナナだった。
「一体僕はハナが体に入ってるときはどんな姿だったんだ」
「サクラの女性時代の容姿と同じだぞ……」
あのー彩衣さん、誤解を招くような言い方は止めてもらっていいですかい。
「ご主人さまは何で男の姿をしているニャ」
「僕は生まれたときから男だよ」
「いつから女性の姿をするようになったんですか」
「ちょっとナナまで目を輝かせないで……最近だよ、とある事情で仕方なく」
「そうなのニャ、そうなのニャ、ずっと悩んでいたのかニャ」
「ルル、きっとそうですよ。心は女、体は男。獣人にもそんな人いましたものね」
「サツキちゃんニャ、良く話しを聞かされていたにゃ」
「本名のゴエモンとして生きるか、サツキちゃんとして生きるか悩んでましたものね」
「面白そうな話しだな、私にも詳しく教えてくれ……」
まったく分かっているのか分かっていないのか。彩衣まで一緒になって……でも彩衣がこうして普通に人と話しをしているのを見るのって新鮮だな。
「そろそろ行くよー」
「それよりもサクラ、早く女装をするのだ」
「わたしもご主人様の早着替えをみたいニャ」
彩衣まで一緒になって悪ふざけして……事情を知っているだろうに。
この後、邪魔する彩衣を躱しながらルルとナナに事情を説明するのだった。
広間の奥にはロッジのような建物、その前にひとりの男が立っていた。
「あー見つかっちゃったか。君は一体何者だい? とっくにルルとナナは死んでいると思ったんだけどねぇ」
黒い長髪の優しそうな青年。ニコニコしながらとんでもないことを言う。
「ルルとナナ? あの姉妹のことか」
「君はどうやってここにきたんだい? この場所はクイーンを抜けないと来れないはずだけど」
「クイーン? 僕たちは気づいたらこの場所に飛ばされていたんだ」
「邪魔をしないでもらっていいかな。あの子たちはクイーンの大切な餌なんだから」
「餌って……あんな小さな子を……何を考えているんだ!」
「君にとやかく言われる筋合いは無いねぇ、隷属の首輪をつけた僕の奴隷なんだから……もし助け出そうとしてこの迷宮から出たらボフンッ! 爆発しちゃうよ」
そうか、こいつ隷属の首輪が外れていることを知らないのか。
「どうやって首輪を外すんだ? そんなの……可愛そうじゃないか」
「ハハハ、たかが奴隷だぞ。まぁ首輪を外すのは簡単さ、主人が死ねば勝手に外れるよ」
ご主人? つまりこの男がルルとナナが話していた優しいご主人様か。
「ふたりは前の主人を、食べ物もちゃんともらい、戦わなくていいよって言ってくれた優しいご主人様って言ってたぞ」
額に手を置いて大笑い。そのポーズ悪役が良くやるやつ……。
「そうだな、餌として栄養が行き届くように食べ物を与え、働き蟻にキチンと殺されるように戦いを教えなかったんだよ」
なんという身勝手。ふたりの気持ちを裏切る行為が許せない。しかしキレたら負け……キレたら負け。彼はあの性格が悪い強者パルイヤーの弟なのだ。
「身勝手な所はパルイヤーの家系ってことか」
「お前は兄を知っているのか。マルコ神殿討伐でサクラとか言う女に殺されてしまった……人のひれ伏し方はチェリピッキ家随一と言われた兄がな。ところでお前はなんで兄のことを知っている。もしかしてサクラとか言う人間の関係者か」
しまった。余計なことを……でもなんで僕がパルイヤーを殺したことになっているんだ。倒したのはモイセス……異世界教か……僕になすりつけたってことなのか。
「い、いや。そんな噂をリュウコウで聞いただけだ」
「一般部隊参加者か……確かに俺の家は評判が良くない。しかしなぁ、こうして貴族でいられるってことは上の役に立っているということなんだよ。異世界教をぶっ潰したら評判なんて直ぐにひっくり返る……民衆なんてそんなもんだ」
なんだこいつは……聞いてないことまで喋るなんて口が軽いなぁ。琢磨くんを思い出すよ……そういえば彼はユランダ・メシアで僕に余計なことを言ったような感じだったけど大丈夫だったのだろうか。
「それで僕たちをどうしようって言うんだ」
「何もしないよ。クイーンの餌が増えただけだ。異空間収納を使える双子を食ってパワーアップすればもっと腹が減るだろうからなぁ。またあの城に獣人の骨を投げておけば……そういえば地震で隠し通路ごと潰されたんだったな、まったく面倒な地震だ」
「餌? 城?」
今まで獣人を餌としてクイーンに与えてきたというわけか……許せない。罪もない者を無意味に殺すなんて……そうか、僕たちが落ちたあの部屋。あそこに投げ捨てていたというわけか。
「そうだ、かつて隆盛を誇っていたソウジャの城だ。今はただ朽ち果てた廃墟だがなぁー!。クイーンが復活したら大量に捨てた骨をさりげなく見つけて公開するんだよ。フハハ、これでユランダ・メシアを潰せる」
なるほど、こいつは異世界教の敵か。僕はもう異世界教の人間ではないがなんとなく腹が立つ。
男は笑いながら靄の中に消えていった。
「「ごしゅじんさまー」」
彩衣の後ろをルルとナナが走ってくる。危なかったー、もう少しでさっきの男と会ってしまうところだった。
「あれーここはー」
「ルル、この建物がなんだか知っているの?」
「前のご主人さまに連れられて1回来たことがあるんだニャ」
「はい、確か……なんとかこの封印を解けないかなぁとか言っていました」
封印? 何の変哲もない家に見えるけど……。
「サクラー、この家、扉が開かないぞー、銃を撃っても扉が壊れん」
「こらこら、人の家を勝手に壊さないの」
頑丈と言うより何かに護られているような感じがする。試しに物質変換の能力で扉の変形を試みたが効果は無かった。
『ピーピーピーピー』
ハナ! 振り落とされることもないし感触もないからすっかり存在を忘れていた。
『朔弥、体を借りるよ』
頭に直接響く声、これはチキュウに飛んだ時に聞いたハナの声……
「サクラ……容姿が女の子に戻ってるぞ」
「「カワイー」」
「私はハナ、サクラさんの体をお借りしています。詳しい事情は省きますがこの封印の社は私本体の持ち物、封印を解きますので自由に使って構わないと伝えてください」
「ハナ、体を借りるってどういうことだい……」
「もう終わったぞ、この家はハナの持ち物だから自由に使ってくれってさ」
「ご主人さまーさっきの姿キレイだったにゃ、また見せてニャー」
嬉しそうにしているルル、僕の顔を見つめ頬を赤らめているナナだった。
「一体僕はハナが体に入ってるときはどんな姿だったんだ」
「サクラの女性時代の容姿と同じだぞ……」
あのー彩衣さん、誤解を招くような言い方は止めてもらっていいですかい。
「ご主人さまは何で男の姿をしているニャ」
「僕は生まれたときから男だよ」
「いつから女性の姿をするようになったんですか」
「ちょっとナナまで目を輝かせないで……最近だよ、とある事情で仕方なく」
「そうなのニャ、そうなのニャ、ずっと悩んでいたのかニャ」
「ルル、きっとそうですよ。心は女、体は男。獣人にもそんな人いましたものね」
「サツキちゃんニャ、良く話しを聞かされていたにゃ」
「本名のゴエモンとして生きるか、サツキちゃんとして生きるか悩んでましたものね」
「面白そうな話しだな、私にも詳しく教えてくれ……」
まったく分かっているのか分かっていないのか。彩衣まで一緒になって……でも彩衣がこうして普通に人と話しをしているのを見るのって新鮮だな。
「そろそろ行くよー」
「それよりもサクラ、早く女装をするのだ」
「わたしもご主人様の早着替えをみたいニャ」
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