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第二十六話 JS(邪神)マユマユの実力
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「おはようございます! 今日もよろしくお願いします!」
すっかり顔見知りになった俺は、エリナとともに出社して魔法律事務所の所員のみなさんに勢いよく頭を下げた。手枷の重さを利用して下げることはできても、上げるのはかなりしんどい。それでも、拘束状態にも馴れてきたのか筋力がついてきたのか、次第に楽になっていた。
「ちょー元気じゃね? 勇者クン。やっほー」
「あ、マユマユさん!」
自称『悪ーい邪神』のマユマユさんは、あいかわらずキャバ嬢のようなド派手な蒼いドレスで俺を出迎えてくれた。たぶんここまでフルメイクにしなくってもじゅうぶんキレイな顔立ちなんだろうけれど、おかげで陽もまだ高い午前中に見るには、だいぶ胸やけ必至な感じがする。
「あー、マユマユさーん、じゃないし。あーしに何頼んだのか忘れてるっしょ、勇者クン?」
「そ、そうだった! ……で、何か分かりましたか?」
「んふー。どーしよっかなー? 勇者クンが誠意を見せてくれたら教えてあ・げ・る♡」
「せ、誠意!? っと言われても……」
すぐ目の前に迫ったマユマユさんの小悪魔めいた微笑みから繰り出されるおねだり上目遣いと、大きく胸ぐりの開いたドレスからこぼれんばかりの柔らかそうな双丘に嫌でも視線が向いてしまいどぎまぎしていると、背後から――くっそ! ――案の定、鋭い蹴りが飛んできた。
とっさに振り返って睨みつけるが、エリナはもうあらぬ方向に視線を向けて無視している。ムカっとするが、今は後まわしだ。
「わ、分かりました、マユマユさん。俺ができることならお礼になんでもします。だから――」
「うひ。マジでなんでもしてくれちゃうってワケー? ね? なんでもだって、エリナっち?」
「なっ……なんで私に聞くんですか、マユマユさん!?」
「んー? なんとなくーだけどー? うひひー」
それでもある程度は俺アンドエリナいじりに満足したのか、マユマユさんは手近の空きテーブルまで俺たちを手招きすると、席についた俺たちに、彼女が持ち歩いているにしては珍しい大きな革製の手提げカバンから取り出した品々を次々と広げはじめた。
「こ……これ……どうやって集めてきたんですか!?」
「もー。マジ大変だったしー」
それらは驚くほど几帳面に整理された、複数の人物のプロファイルだった。
試しに近いところにあった太い束をくくる紐をゆるめ、中身を広げてみる。すると、中から精緻な銅板版画で描かれた肖像画と、経歴が書き綴られた手漉きの厚い紙、また、なにやら古そうな地図のような物があって、その他にも複数のメモ書きのようなものが関連資料としてまとめられていた。物によって太さが違うところを見ると、それ以外の物も入っているようだ。
「も、もしかして、これ……今回の審問会に関わる相手側の人物全員の、ですか!?」
「まーねー。あーし、いつもは不倫調査とか潜入調査みたいなんやってるんよー」
「す――凄い! あらためて尊敬しました! ただのエロいお姉さんじゃなかったんですね!」
どーゆーことだしっ! とわざとらしく拳を振りかざして怒るフリをしてから、マユマユさんは俺が広げていた資料を引き寄せると、ひとつひとつの資料の説明をしてくれる。
「こーれーはー。あの性格オワコンイケメンエルフのやーつ。ま、あーしたちは大体知ってることばっかだけどー、勇者クンは知らないかもーと思ってさー。あらためて調べたら、あーしも知らないことあったしねー」
ふむふむ……。
――エルヴァール=グッドフェロー。職業・魔法律士(《黄金色の裁き》魔法律事務所所属)。性別・男。年齢・195歳。身丈・6ピエ4プース8リーニュ。結婚歴・無。種族・白耳長族。
ノルデンの森生まれ。裕福な家庭に生まれ、幼い頃から英才教育として、弓術・魔法学・舞踏を学び周囲からは『神童』と呼ばれるも、成人になる頃にはいずれも目立たず、代わりに父の影響で魔法律に興味を示すようになる。父の後ろ盾を得て正式に魔法律士として採用されてからの業績は目覚ましく、現在は《黄金色の裁き》魔法律事務所の成長株として活躍中。ただし、同族からの評判はすこぶる悪い。
「あの……最後に書かれている『同族からの評判はすこぶる悪い』ってどういう意味です?」
「あー。それねー」
マユマユさんは苦笑を浮かべながら、エルヴァール=グッドフェローの資料の中から数枚の紙切れを探し出すと――咳払いをひとつ――読み上げはじめた。
「えー……『性格は傲慢で不遜。年長者へも敬意を示すことはなく、常に対等に、隙あらば自分の方が上であると言わんばかりの態度で接する。弁が立ち、相手を論破することで自らの正当性を訴えることから、同族でも嫌悪の感情をあからさまにする者が多い』ってことみたいね」
「うっわ……もしかしてそこにあるメモって、そんなのばっかりなんですか!?」
「だけじゃないし。でもー、あいつの場合、味方する人の方が少ないのはマジのハナシだねー」
渡されたいくつかのメモにざっと目を通してみる。
たしかに白耳長族相手から聞き出したらしい物に関しては、非難めいた意見の方が圧倒的だ。だが、感謝している、尊敬している、という内容のメモもあった。しかしそれらの大半が別種族――オークだったり、黒耳長族だったり――の物のようだった。俺の拙いファンタジー知識では、どれも白耳長族とは敵対関係にある。そこも反感を買っている原因なのかもしれない。
テーブルの上に広げられた資料の中で、いやに気になった物がひとつだけあった。
「マユマユさん……これって何です?」
「あー。それねー」
ゴテゴテした派手なネイルをほどこしたマユマユさんの指が、俺の指さした紙を摘み上げた。そこにはなにやら顧客リストのようなものが書かれていた。つまらなさそうに読み上げる。
「聞き出したのはいーけれどー、あーしもこれ、イマイチよくわかってないんよねー。なんとかーって団体のリーダーだったり、なんとかーって組合の社長夫人だったり。そんなんばっか」
「い、いやいやいや……。なんとかーの部分が超重要だと思うんですけど」
ほい、と興味なさげに渡されたそのリストに目を通す。
「ええと……『青少年少女の権利を守る会』の会長夫人に、『女性に優しい国づくり』推進委員の委員長に、『ラッテラ夫人連盟』の副議長と……。なんかこれ、リストに書かれている方たちって、全員女性ばかりなんですね。それも、裕福な家庭の奥様ばっかりじゃないですか」
そしてその中にはやはり。
「あ! ここに『妖精へ市民権を与えるための闘争』って抗議団体がありますよ! 代表者は女性だったんですね。なんかもう、名前からして活動内容が過激そうなイメージあるなあ……」
彼らが掲げていた板に書かれていた文面と団体名がまったく同じだ。てっきり抗議文だと思い込んでいたが、それそのままが彼らのことを指していたのだ。
「でも……ここに書かれている数字には何の意味があるのかしら?」
「あ、ホントだ。……うーん、なんだろう? エリナはどう思う?」
「わからないから聞いているのだけれど?」
たしかにエリナの指摘どおり、リストの一番右側に謎の数字の羅列があった。ただ、このリスト自体には項目名が書かれていない。団体名、名前、性別、役職、拠点の住所らしきもの、人数規模、ここまではなんとなくわかる。けれど、最後の数字だけ意味が分からない。『人数規模』の方には『〇〇名』と単位が書かれているのに、最後のものは数字だけで単位がない。
「まさかとは思うけど……エルヴァール=グッドフェローと、献金や寄付で繋がっている?」
「あたしもはじめ、その可能性を考えたのだけれど。その割には額が少なくないかしら?」
「あ、たしかに」
エリナの言うとおり、隣の人数規模の方が数字の大きさだけ比べたら多いくらいだった。
「でも、なんらかの利害関係にあると考えた方が納得しやすいんだよな」
「もし仮に、買収して味方につけているのだとしても、特にそれを制限する魔法律はないわ」
「う……。そうなのか」
そうなると、せっかく聞き出してもらったものの、あまり使い道はなさそうだ。
「だけど、あいつが次にどう動くか予想するための材料にはなりそうだな……って、おっと!」
突然、エリナに俺の腕を手枷ごと掴まれて、魔法律事務所の奥へと引きずられてしまった。
「な、なんだよ、いきなり……。あー、マユマユさんに言った『なんでも』が気になるのか?」
「違うに決まってるでしょ、馬鹿! そ、そうじゃなくて……」
もじもじと急に恥じらいをみせたエリナが、俺の肩に手をのせ、ゆっくりと顔を近づけてくる――!
すっかり顔見知りになった俺は、エリナとともに出社して魔法律事務所の所員のみなさんに勢いよく頭を下げた。手枷の重さを利用して下げることはできても、上げるのはかなりしんどい。それでも、拘束状態にも馴れてきたのか筋力がついてきたのか、次第に楽になっていた。
「ちょー元気じゃね? 勇者クン。やっほー」
「あ、マユマユさん!」
自称『悪ーい邪神』のマユマユさんは、あいかわらずキャバ嬢のようなド派手な蒼いドレスで俺を出迎えてくれた。たぶんここまでフルメイクにしなくってもじゅうぶんキレイな顔立ちなんだろうけれど、おかげで陽もまだ高い午前中に見るには、だいぶ胸やけ必至な感じがする。
「あー、マユマユさーん、じゃないし。あーしに何頼んだのか忘れてるっしょ、勇者クン?」
「そ、そうだった! ……で、何か分かりましたか?」
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すぐ目の前に迫ったマユマユさんの小悪魔めいた微笑みから繰り出されるおねだり上目遣いと、大きく胸ぐりの開いたドレスからこぼれんばかりの柔らかそうな双丘に嫌でも視線が向いてしまいどぎまぎしていると、背後から――くっそ! ――案の定、鋭い蹴りが飛んできた。
とっさに振り返って睨みつけるが、エリナはもうあらぬ方向に視線を向けて無視している。ムカっとするが、今は後まわしだ。
「わ、分かりました、マユマユさん。俺ができることならお礼になんでもします。だから――」
「うひ。マジでなんでもしてくれちゃうってワケー? ね? なんでもだって、エリナっち?」
「なっ……なんで私に聞くんですか、マユマユさん!?」
「んー? なんとなくーだけどー? うひひー」
それでもある程度は俺アンドエリナいじりに満足したのか、マユマユさんは手近の空きテーブルまで俺たちを手招きすると、席についた俺たちに、彼女が持ち歩いているにしては珍しい大きな革製の手提げカバンから取り出した品々を次々と広げはじめた。
「こ……これ……どうやって集めてきたんですか!?」
「もー。マジ大変だったしー」
それらは驚くほど几帳面に整理された、複数の人物のプロファイルだった。
試しに近いところにあった太い束をくくる紐をゆるめ、中身を広げてみる。すると、中から精緻な銅板版画で描かれた肖像画と、経歴が書き綴られた手漉きの厚い紙、また、なにやら古そうな地図のような物があって、その他にも複数のメモ書きのようなものが関連資料としてまとめられていた。物によって太さが違うところを見ると、それ以外の物も入っているようだ。
「も、もしかして、これ……今回の審問会に関わる相手側の人物全員の、ですか!?」
「まーねー。あーし、いつもは不倫調査とか潜入調査みたいなんやってるんよー」
「す――凄い! あらためて尊敬しました! ただのエロいお姉さんじゃなかったんですね!」
どーゆーことだしっ! とわざとらしく拳を振りかざして怒るフリをしてから、マユマユさんは俺が広げていた資料を引き寄せると、ひとつひとつの資料の説明をしてくれる。
「こーれーはー。あの性格オワコンイケメンエルフのやーつ。ま、あーしたちは大体知ってることばっかだけどー、勇者クンは知らないかもーと思ってさー。あらためて調べたら、あーしも知らないことあったしねー」
ふむふむ……。
――エルヴァール=グッドフェロー。職業・魔法律士(《黄金色の裁き》魔法律事務所所属)。性別・男。年齢・195歳。身丈・6ピエ4プース8リーニュ。結婚歴・無。種族・白耳長族。
ノルデンの森生まれ。裕福な家庭に生まれ、幼い頃から英才教育として、弓術・魔法学・舞踏を学び周囲からは『神童』と呼ばれるも、成人になる頃にはいずれも目立たず、代わりに父の影響で魔法律に興味を示すようになる。父の後ろ盾を得て正式に魔法律士として採用されてからの業績は目覚ましく、現在は《黄金色の裁き》魔法律事務所の成長株として活躍中。ただし、同族からの評判はすこぶる悪い。
「あの……最後に書かれている『同族からの評判はすこぶる悪い』ってどういう意味です?」
「あー。それねー」
マユマユさんは苦笑を浮かべながら、エルヴァール=グッドフェローの資料の中から数枚の紙切れを探し出すと――咳払いをひとつ――読み上げはじめた。
「えー……『性格は傲慢で不遜。年長者へも敬意を示すことはなく、常に対等に、隙あらば自分の方が上であると言わんばかりの態度で接する。弁が立ち、相手を論破することで自らの正当性を訴えることから、同族でも嫌悪の感情をあからさまにする者が多い』ってことみたいね」
「うっわ……もしかしてそこにあるメモって、そんなのばっかりなんですか!?」
「だけじゃないし。でもー、あいつの場合、味方する人の方が少ないのはマジのハナシだねー」
渡されたいくつかのメモにざっと目を通してみる。
たしかに白耳長族相手から聞き出したらしい物に関しては、非難めいた意見の方が圧倒的だ。だが、感謝している、尊敬している、という内容のメモもあった。しかしそれらの大半が別種族――オークだったり、黒耳長族だったり――の物のようだった。俺の拙いファンタジー知識では、どれも白耳長族とは敵対関係にある。そこも反感を買っている原因なのかもしれない。
テーブルの上に広げられた資料の中で、いやに気になった物がひとつだけあった。
「マユマユさん……これって何です?」
「あー。それねー」
ゴテゴテした派手なネイルをほどこしたマユマユさんの指が、俺の指さした紙を摘み上げた。そこにはなにやら顧客リストのようなものが書かれていた。つまらなさそうに読み上げる。
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「い、いやいやいや……。なんとかーの部分が超重要だと思うんですけど」
ほい、と興味なさげに渡されたそのリストに目を通す。
「ええと……『青少年少女の権利を守る会』の会長夫人に、『女性に優しい国づくり』推進委員の委員長に、『ラッテラ夫人連盟』の副議長と……。なんかこれ、リストに書かれている方たちって、全員女性ばかりなんですね。それも、裕福な家庭の奥様ばっかりじゃないですか」
そしてその中にはやはり。
「あ! ここに『妖精へ市民権を与えるための闘争』って抗議団体がありますよ! 代表者は女性だったんですね。なんかもう、名前からして活動内容が過激そうなイメージあるなあ……」
彼らが掲げていた板に書かれていた文面と団体名がまったく同じだ。てっきり抗議文だと思い込んでいたが、それそのままが彼らのことを指していたのだ。
「でも……ここに書かれている数字には何の意味があるのかしら?」
「あ、ホントだ。……うーん、なんだろう? エリナはどう思う?」
「わからないから聞いているのだけれど?」
たしかにエリナの指摘どおり、リストの一番右側に謎の数字の羅列があった。ただ、このリスト自体には項目名が書かれていない。団体名、名前、性別、役職、拠点の住所らしきもの、人数規模、ここまではなんとなくわかる。けれど、最後の数字だけ意味が分からない。『人数規模』の方には『〇〇名』と単位が書かれているのに、最後のものは数字だけで単位がない。
「まさかとは思うけど……エルヴァール=グッドフェローと、献金や寄付で繋がっている?」
「あたしもはじめ、その可能性を考えたのだけれど。その割には額が少なくないかしら?」
「あ、たしかに」
エリナの言うとおり、隣の人数規模の方が数字の大きさだけ比べたら多いくらいだった。
「でも、なんらかの利害関係にあると考えた方が納得しやすいんだよな」
「もし仮に、買収して味方につけているのだとしても、特にそれを制限する魔法律はないわ」
「う……。そうなのか」
そうなると、せっかく聞き出してもらったものの、あまり使い道はなさそうだ。
「だけど、あいつが次にどう動くか予想するための材料にはなりそうだな……って、おっと!」
突然、エリナに俺の腕を手枷ごと掴まれて、魔法律事務所の奥へと引きずられてしまった。
「な、なんだよ、いきなり……。あー、マユマユさんに言った『なんでも』が気になるのか?」
「違うに決まってるでしょ、馬鹿! そ、そうじゃなくて……」
もじもじと急に恥じらいをみせたエリナが、俺の肩に手をのせ、ゆっくりと顔を近づけてくる――!
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