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第8話 Ask God for Forgiveness
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「はっ! はっ! はっ!」
――走る。
「……アオイ、もう止まってもいい」
「はっ! はっ! はっ!」
――走る。
「アオイ?」
「……な……なんでっ……!!」
あたしは乱れた息を整えもせず、喘ぐように胸元あたりからあたしを見上げているクマを睨みつけて混乱しきった感情をぶつけた。
「な……なんで……あんなこと、したんですか……っ!?」
「アオイに危機が迫ったからだ。仕方ない」
ぬいぐるみは、ぬいぐるみだからこそ無表情だ。黒いプラスチックでできたふたつのまん丸な瞳には迷いや後悔は欠片もない。それがあたしには、無性に腹が立って仕方なかったのだ。
軽く肩を竦めてみせたマッティに向けて、あたしは足を止めて少し落ち着いたところで言う。
「あ……あの人はただの酔っぱらいです! ちょっと……ちょっとだけ間違った行いをしただけじゃないですか! なのに……なのに、マッティ、あの人の手をナイフで刺しましたね!?」
「彼の行動原理には、明確な性衝動が潜んでいた。それを危機だと判断したのだが」
「――っ!」
マッティの口にした『性衝動』という単語が生々しすぎて、ミッション・スクール育ちのあたしは一瞬言葉を失くした。そのせいで、マッティはあたしが納得したのだと思ったらしい。
「マッティは約束した――アオイを守ると。その任務は今も継続中だ」
「………………分かりました」
彼の中に断固たる決意があることを再認識したあたしだったけれど、たしかにあのままでは何かの間違いが起こったかもしれない、と心の中に芽吹いた罪の意識を少しでも軽くできるように考え直すことにする。
『あの日』以来、東京二十三区内は危険区域として封鎖され、境界線となっている環状七号線付近には警察と自衛隊の合同部隊が検問を設け、パトロール活動を展開しているという。
(さっきの男の人、東京から戻ってきた、って言ってたよね……)
つまり、その検問を無事通過できた、ということなのだろう。パトロール部隊とも接触していたかもしれない。その中には、マッティのような海外から派遣された兵士もいるのだろうか。
(もう少し話を引き出しておきたかったのに。って、いまさらか……。中はどうなってるんだろう?)
――みんなおかしくなっちまってるんだ。
――まともなヤツなんてひとりもいない。
――君のような女の子ひとりじゃあ、たちまち囲まれて襲われちまう。
そんなようなことを言っていた。
それは嘘ではないと思うし、あの場面であたし相手に嘘をつく理由がない。その身で実感したからこそ湧いて出た言葉のように思えた。怪我はしていなさそうだった――マッティの一撃を除けば、だけれど――が、彼の憔悴しきった顔と擦り切れて自暴自棄な行動に走ってしまった心は、なにかしら恐ろしくて常軌を逸した状況下をくぐり抜けてきた副産物のように思えた。
考えごとをしながら夜の国号4号線をひたすら東京方面へと進んで行くと、サブバッグの中のマッティがもそもそとあたしを振り返った。そして、囁くようにこう言う。
「アオイ?」
「なに、マッティ?」
「すまなかった。謝罪する」
「どうして? それがあなたの任務なのでしょう?」
「それでもマッティは謝罪しなければならない」
「……じゃあ、その謝罪に対して、あたしはどうすればいいの? 何を返せばいいの?」
「……」
ちょっと意地悪な質問だったかもしれない。
マッティはしばらく黙り込み、頭の中を整理してこたえを探しているようだった。
やがて、サブバッグの中から見上げてこう告げた。
「分からない。すまない、アオイ」
「? 分からない? どういうこと?」
「おかしいだろうか。マッティもおかしいと感じる。だが、それしかこたえが見つからない」
「ええと、つまり――」
あたしもあたしなりに考えを整理してみる。
「マッティの任務はあたしを守ることで、それはあの『神様代理』の人にそう言われたからって訳じゃなくて、マッティ自身がそうしなければならない、と決めたからってことだよね?」
「イエスだ」
「でも、マッティ自身は、どうしてそうしなければならないのか、あたしを守らなければならないのかが分かっていない、ってこと?」
「それはノー」
「? あたしを守る理由が、マッティにはあるってことなの?」
「イエス」
「それは何? あたしにも教えてくれる?」
「それは……ノーだ」
「どうして?」
「……マッティは黙秘する」
サブバッグの中のマッティは、あたしの視線を避けるように、ぷい、と前を向いてしまった。
しかし……気になる。
とっても。
「とっても気になるんだけど……? マッティ?」
マッティは振り向かない。
けれど、マッティは忘れている。
もう自分は、ただの可愛らしいクマのぬいぐるみだってことを。
「――!?」
あたしはちょっと意地悪してみたい気持ちになって、サブバッグの中でしらんぷりしているマッティの両脇から手を差し入れると、くるり、とあたしの方を向くように抱きあげた。
「ひ、卑怯だ、とマッティはマッティの権利を主張する!」
「えー。だって、急に知らないフリするんだもん。黙秘だなんてさ、ちょっと気になっちゃう」
「断固! 断固黙秘する!」
「あははっ! おかしなマッティ!」
マッティはあたしの手の中でもそもそと動き続け、なんとか逃れようと手を尽くしたけれど――いくらあたしがどこにでもいるただの普通の女子高生だからって、それは無理だ。
ぷい、とそっぽを向くマッティが可愛らしくて、ぎゅっ、と頬を摺り寄せた。
そして囁く
「ごめんなさい、マッティ。言いたくなければ言わなくてもいいです。でも……ありがとう」
「……」
「でも……次からは、もっと安全で怖くないやり方であたしを守って欲しいんですけれど――」
「……約束はできない。最優先事項なのだから」
「だったら――」
あたしは彼の決意と想いを傷つけたくはなかった。だからこう言ってみる。
「せめて、あたしがその光景を見ないようにしてもらえますか? やっぱり……怖いんです」
「努力する。アオイがそう望むなら」
「ありがとうございます、マッティ」
神父様から、学校の先生方から、そしてパパとママから、他人を傷つけたり、害を成したりすることはとてもいけないことなのだと教わってきた。それは小さい頃からずっとだ。
だから、心の底からマッティの行動を肯定することは、あたしにはとても難しいこと。
けれど。
今はそういう事態じゃないってことくらい、世間知らずのあたしにだって理解できる。世界的な危機に直面して、それでも神様の遺した教えどおりに清く正しいまま生きていくことは、とても――とても難しいことだって分かっているつもりだ。
詭弁、そう言われたら、そうだね、としかこたえられない。
でも、それで弟を――櫂君を取り戻せるのなら、多少のことは目を瞑らなくちゃとも思う。あたしとマッティは一心同体なのだから。
「ねえ、マッティ? この先に行くと、陸橋があるわ。そこにはたぶん、警察と軍隊がいる」
「彼らの目的は?」
「より危険度の高い東京エリアに、一般市民を近づけないこと」
「それではアオイは『ノグドの巣』に接近できない」
「だからよ、マッティ」
「アオイはマッティに望みを伝えるべきだ」
「うん」
あたしはマッティをサブバッグの中にそっと戻し入れ、まだ遠いこの先で、あたしたちの行く手を阻もうとする人たちをイメージしながらこう伝えた。
「彼らに邪魔されずに、東京エリアに入る方法をあなたに、マッティにも考えて欲しいの」
――走る。
「……アオイ、もう止まってもいい」
「はっ! はっ! はっ!」
――走る。
「アオイ?」
「……な……なんでっ……!!」
あたしは乱れた息を整えもせず、喘ぐように胸元あたりからあたしを見上げているクマを睨みつけて混乱しきった感情をぶつけた。
「な……なんで……あんなこと、したんですか……っ!?」
「アオイに危機が迫ったからだ。仕方ない」
ぬいぐるみは、ぬいぐるみだからこそ無表情だ。黒いプラスチックでできたふたつのまん丸な瞳には迷いや後悔は欠片もない。それがあたしには、無性に腹が立って仕方なかったのだ。
軽く肩を竦めてみせたマッティに向けて、あたしは足を止めて少し落ち着いたところで言う。
「あ……あの人はただの酔っぱらいです! ちょっと……ちょっとだけ間違った行いをしただけじゃないですか! なのに……なのに、マッティ、あの人の手をナイフで刺しましたね!?」
「彼の行動原理には、明確な性衝動が潜んでいた。それを危機だと判断したのだが」
「――っ!」
マッティの口にした『性衝動』という単語が生々しすぎて、ミッション・スクール育ちのあたしは一瞬言葉を失くした。そのせいで、マッティはあたしが納得したのだと思ったらしい。
「マッティは約束した――アオイを守ると。その任務は今も継続中だ」
「………………分かりました」
彼の中に断固たる決意があることを再認識したあたしだったけれど、たしかにあのままでは何かの間違いが起こったかもしれない、と心の中に芽吹いた罪の意識を少しでも軽くできるように考え直すことにする。
『あの日』以来、東京二十三区内は危険区域として封鎖され、境界線となっている環状七号線付近には警察と自衛隊の合同部隊が検問を設け、パトロール活動を展開しているという。
(さっきの男の人、東京から戻ってきた、って言ってたよね……)
つまり、その検問を無事通過できた、ということなのだろう。パトロール部隊とも接触していたかもしれない。その中には、マッティのような海外から派遣された兵士もいるのだろうか。
(もう少し話を引き出しておきたかったのに。って、いまさらか……。中はどうなってるんだろう?)
――みんなおかしくなっちまってるんだ。
――まともなヤツなんてひとりもいない。
――君のような女の子ひとりじゃあ、たちまち囲まれて襲われちまう。
そんなようなことを言っていた。
それは嘘ではないと思うし、あの場面であたし相手に嘘をつく理由がない。その身で実感したからこそ湧いて出た言葉のように思えた。怪我はしていなさそうだった――マッティの一撃を除けば、だけれど――が、彼の憔悴しきった顔と擦り切れて自暴自棄な行動に走ってしまった心は、なにかしら恐ろしくて常軌を逸した状況下をくぐり抜けてきた副産物のように思えた。
考えごとをしながら夜の国号4号線をひたすら東京方面へと進んで行くと、サブバッグの中のマッティがもそもそとあたしを振り返った。そして、囁くようにこう言う。
「アオイ?」
「なに、マッティ?」
「すまなかった。謝罪する」
「どうして? それがあなたの任務なのでしょう?」
「それでもマッティは謝罪しなければならない」
「……じゃあ、その謝罪に対して、あたしはどうすればいいの? 何を返せばいいの?」
「……」
ちょっと意地悪な質問だったかもしれない。
マッティはしばらく黙り込み、頭の中を整理してこたえを探しているようだった。
やがて、サブバッグの中から見上げてこう告げた。
「分からない。すまない、アオイ」
「? 分からない? どういうこと?」
「おかしいだろうか。マッティもおかしいと感じる。だが、それしかこたえが見つからない」
「ええと、つまり――」
あたしもあたしなりに考えを整理してみる。
「マッティの任務はあたしを守ることで、それはあの『神様代理』の人にそう言われたからって訳じゃなくて、マッティ自身がそうしなければならない、と決めたからってことだよね?」
「イエスだ」
「でも、マッティ自身は、どうしてそうしなければならないのか、あたしを守らなければならないのかが分かっていない、ってこと?」
「それはノー」
「? あたしを守る理由が、マッティにはあるってことなの?」
「イエス」
「それは何? あたしにも教えてくれる?」
「それは……ノーだ」
「どうして?」
「……マッティは黙秘する」
サブバッグの中のマッティは、あたしの視線を避けるように、ぷい、と前を向いてしまった。
しかし……気になる。
とっても。
「とっても気になるんだけど……? マッティ?」
マッティは振り向かない。
けれど、マッティは忘れている。
もう自分は、ただの可愛らしいクマのぬいぐるみだってことを。
「――!?」
あたしはちょっと意地悪してみたい気持ちになって、サブバッグの中でしらんぷりしているマッティの両脇から手を差し入れると、くるり、とあたしの方を向くように抱きあげた。
「ひ、卑怯だ、とマッティはマッティの権利を主張する!」
「えー。だって、急に知らないフリするんだもん。黙秘だなんてさ、ちょっと気になっちゃう」
「断固! 断固黙秘する!」
「あははっ! おかしなマッティ!」
マッティはあたしの手の中でもそもそと動き続け、なんとか逃れようと手を尽くしたけれど――いくらあたしがどこにでもいるただの普通の女子高生だからって、それは無理だ。
ぷい、とそっぽを向くマッティが可愛らしくて、ぎゅっ、と頬を摺り寄せた。
そして囁く
「ごめんなさい、マッティ。言いたくなければ言わなくてもいいです。でも……ありがとう」
「……」
「でも……次からは、もっと安全で怖くないやり方であたしを守って欲しいんですけれど――」
「……約束はできない。最優先事項なのだから」
「だったら――」
あたしは彼の決意と想いを傷つけたくはなかった。だからこう言ってみる。
「せめて、あたしがその光景を見ないようにしてもらえますか? やっぱり……怖いんです」
「努力する。アオイがそう望むなら」
「ありがとうございます、マッティ」
神父様から、学校の先生方から、そしてパパとママから、他人を傷つけたり、害を成したりすることはとてもいけないことなのだと教わってきた。それは小さい頃からずっとだ。
だから、心の底からマッティの行動を肯定することは、あたしにはとても難しいこと。
けれど。
今はそういう事態じゃないってことくらい、世間知らずのあたしにだって理解できる。世界的な危機に直面して、それでも神様の遺した教えどおりに清く正しいまま生きていくことは、とても――とても難しいことだって分かっているつもりだ。
詭弁、そう言われたら、そうだね、としかこたえられない。
でも、それで弟を――櫂君を取り戻せるのなら、多少のことは目を瞑らなくちゃとも思う。あたしとマッティは一心同体なのだから。
「ねえ、マッティ? この先に行くと、陸橋があるわ。そこにはたぶん、警察と軍隊がいる」
「彼らの目的は?」
「より危険度の高い東京エリアに、一般市民を近づけないこと」
「それではアオイは『ノグドの巣』に接近できない」
「だからよ、マッティ」
「アオイはマッティに望みを伝えるべきだ」
「うん」
あたしはマッティをサブバッグの中にそっと戻し入れ、まだ遠いこの先で、あたしたちの行く手を阻もうとする人たちをイメージしながらこう伝えた。
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