「特定外来生物」と言われ島流しにされた俺はスキル【想像付与】で、この世界に自分の国を建国します!

ke-go

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シャワーは蛇の神です。

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扇風機遊びを終えた海人とイザベル。
イザベルはまだ扇風機に謝っているが海人は笑いが
止まらない。

扇風機の風が出ないのを確認したイザベル
「ようやく。許されたのですね!」
安堵の表情をしている。

お風呂を見せる海人。
イザベルは座り込む。
「何て神秘的な造りの湯場なのですか!角もない!」

そう言いながらバスタブの角を触る。
この世界で風呂は神聖な場所なのだそうだ。
亜人達が入る事はまず無いと言われた。
「好きに使って良いよ!」
イザベルは嬉しそうにジャージを脱ぎだす。
焦る海人は脱衣場から出て壁越しに話す。
「お湯は左に捻って!」

湯船に入るイザベル。
「こ、これがお風呂!なんて優雅な温もりなのですか!心が洗われます!」

海人はリビングでルアーのフックをチェックしている。
「あ!サビてんじゃんこっちの針!」
チェックが厳しい海人。

「いやーーーー!!」

風呂から悲鳴が聞こえた!
急いで風呂場に向かう海人。
「イザベルどうした!」

「お、お助けを蛇の神に襲われました。」

急いで扉を開けた海人の前に
シャワーのホースに絡まれ座り込むイザベルがいた。

「私がいけないのです。蛇の神を怒らせ暴れさせてしまいました。」

掴まないで水量マックスで水だしたのかな?

裸でお許しくださいとシャワーヘッドに頭を下げる
イザベル。

シャワーを止めて。

海人は地べたにビチョビチョで座り込むイザベルにバスタオルをカケテあげる。

そしてドライヤーで髪を乾かしてあげる。
「ブオー」

ドライヤーの音と風にビックリするイザベルに海人は
笑いながら
「俺は風属性の加護を授かっている!」
と告げた。

イザベルは
「ああ…救世主様!」
涙を流し喜んでいる。

流石に毎回、意地悪している見たいな感じになったから
部屋にある家電の取り扱いかたを丁寧に教えた。

勉強熱心なイザベルは1時間程で理解した。

「カイト様は私を誂ってお戯れをしていたのですね!」

流石に怒ったかなと海人は謝る。
「ごめん!ごめんな!あんまりイザベルが可愛くて誂ってしまったんだ!ごめんなイザベル。」

真っ赤な顔でこまった顔をするイザベル。
「可愛い?ですか?」

「ああ、凄く可愛いいと思うよイザベルは!」

更に真っ赤な顔で叫ぶイザベル。
「私の何処が可愛いんですかーー!!」

「いや…全部だ!」

ソファーに倒れてしまうイザベル。
「救世主様は女性の趣味が悪いんです…」

俺は本心で可愛いいと言ったのだがイザベルは呆れている。美的センスの違いなのか?異世界的な問題なのかは分からないけど。可愛いいのは事実なんだ。

そろそろ寝るとイザベルに告げるとイザベルが俺の腕を掴む。
(なんだ?)

「い、一緒に寝たいです。」
「1人は寒くて怖いです。」

海人は思う。あんな場所に漂流したくらいなんだ。1人にさせるのは酷だな。

2人でベットに入る。
手を繋ぎ2人は眠りにつく。
(嫌らしい事を考えてしまうのは駄目だな。イザベルは真剣なんだし俺も誠意をみせよう。)

翌朝…
イザベルが居ない。
海人は外に出る!

犬小屋に頭を下げるイザベル。
「カイト様が健康でありますように!」

(嫌らしい考えは本当に辞めよう!)

畑を見に行く2人。
本当に一日で作物が育っていた…
ブチブチ!イザベルがジャガのは実を引き抜いて海人に見せる。
「!!」

さつま芋じゃないか!見た目のそれは!
匂いを嗅ぐ海人。

「焼くと甘いんですよ!」

(間違いない!ジャガの実はさつま芋だ!)

良くやったとイザベルを褒める。

「はい!私は農林大臣ですから!」

次回へ続く。
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