ご主人ハジメの観察日記

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8月41日

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チュートリアルの報酬が奴隷ってことを知ってハジメは戸惑っているみたい。この世界って奴隷の命軽目だからねぇ。日本で生まれ育ったなら仕方ないかなぁ。

「ご主人は奴隷嫌い?」

いっぱい悩まないように水泳の飛び込みごっこをしながら聞いてみたんだ。主人を気遣う優しい僕なのだ。

「・・・人の命預かるってことだろ・・・。ちゃんと食事させて着替えさせて・・・。俺とペン太だけなら食事も我慢してもいいしな。人を預かるって重いよなぁ」

って難しい顔して言うから、

「この世界では奴隷は使い捨てだよー」

って常識を教えてあげたんだ。

「うーん。俺はちょっとそう扱うのは無理かなー。一緒に生活するんだろうからやっぱり仲良くなりたいし、楽しい生活がしたいじゃん」

って言うから、優しいご主人で良かったと思ったんだ。その後一緒に寝たんだけど、相変わらず難しい顔してたから、体の中で寝たいことを我慢してハジメの顔の横で寝てあげたんだよ。

次の日、つまり今日ね。ご主人は貰う奴隷を12歳以上で男の子ってしたんだって。日本でも彼女いない歴20年超えてたもんねぇ。いきなり女の子だとそりゃ疲れちゃうよねぇ。条件決めたら数時間から数日で報酬貰えるようになるんだけど、今回は早いって神様が教えてくれたから、僕はハジメの中に戻ったの。いくら僕の姿見えないって思っても何人かいるうちの1人ってなったら、誰にするか考えたいだろうから、邪魔になるかなって思ったからハジメのご要望に沿ったんだよねぇ。出来るペンギンでしょ?

まぁ結局セバスチャンが連れて来た奴隷はコウ1人だけだったんだけどねー。割と賢そうだし、基本の魂は優しい子のようだから大丈夫そうだね。まぁ神様の報酬だから間違いはないんだけどね。一応僕保護者も兼ねてるからねー。

コウは、っていうか、この世界の奴隷はさー、ハジメの優しさっていうのが理解できないんだよねぇ。まぁ仕方ないんだけどー。だってハジメは異世界人だしー。
そんなこんなでコウはハジメの店の店員さんになったんだよね。ご主人はいずれ店でも冒険者でも独り立ちさせたいみたいだけどね。

それから何日か経って、コウはお店のものを売ることが出来るようになったんだ。やっぱり賢い子だよねー。それでハジメは調子に乗っちゃってさー、ポーション山ほど作ったの。僕は計画性って大切だと思うんだけど。

数日してついにやる事無くなっちゃってさ、ハジメと一緒に森に薬になるようなモノないかなぁって散歩がてら行ったんだよね。そしたら水の神様出てきてさー。ハジメに抱っこされたんだよね。そのご褒美な感じで新しいポーションの材料貰って嬉しそうな顔してたよ。まぁ、ハジメの頭は僕のモノだからそれは譲らないけどね。僕は心が広いのだ。

ハジメが作った新しいポーションは魔力ポーションっていうやつらしいんだけど、この国ではあんまり売ってないみたい。エルフの奴らが全部独占ってやつをしてるみたい。皆に売ったらみんなハッピーなのにさ。
ギルドの偉いハーフエルフの2人が頑張って売るって言って面倒くさいことをするみたいだから良いかな。ハジメは

「面倒なトラブルには巻き込まれたくない」

って言ってたから必要な事なんじゃないかな。偉い人と話したりしてたから、疲れてるような顔してたから、優しく慰めておいたよ。

その後コウが悪い奴らに因縁っていうのを付けられたから新しく女の子の奴隷のリナリーを買ったんだ。本当は男の子が良かったらしいんだけど、条件に合った人がコウに因縁をつけた奴らだったから最後の1人の彼女を買ったんだって。まぁ、優しそうな子だし大丈夫だなって思ってるよ。
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