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第6章 新しい国
144.忘れるみたいです
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翌朝ハジメはアナトに貰ったアイゼルネ・ユングフラウをウィリアムに渡していても大丈夫かを確かめるため、鑑定しておくことにする。
「鑑定」
アイゼルネ・ユングフラウ:アナトの神器。中に閉じ込めることにより、主認定された者が知りたいことを言葉にすると対象にその夢を見させ、神器の目からその映像が投射出来る。夢を見させるだけであるため心体ともに何の損傷も発生しない。
どうやら、ハジメの知っているモノではなく、自白具のようである。これならウィリアムが持っていても問題はないだろう。少なくてもハジメよりも有効活用しそうである。今日の夕方来る贄にされた人々はハジメが全く知らない人であり、神というファクターを通したとしても不安は残るのが正直なところである。
安心したところで改めて管理をウィリアムに任せ、朝食を摂り、全員で教会へと向かう。商人イッチーを含めたハジメ一行が教会に着くと昨日到着した人々は既に全員揃って椅子に座っていた。
ハジメは祭壇まで行くと皆に声を掛ける。
「皆さん昨日までの航海お疲れ様でした。皆さんが付いて来てくれて本当に心強いです。まずはこれからの事をお話します。基本的には今まで通りです。違うのは5歳までは教会で基本的な読み書き、計算の勉強をします。6歳からは教会の前にある学校で仕事に関係することを勉強して貰うことになります。6歳から11歳までは少し難しい計算や読み書きなどを勉強して貰って、11歳からは料理人になりたい子、商人になりたい子、冒険者になりたい子、農業をしたい子、裁縫師になりたい子、調剤師になりたい子、鍛冶師になりたい子に分かれてそれぞれ勉強をして貰おうと思います。勿論途中で変わっても大丈夫です。自分のなりたい仕事を見つけましょう」
ハジメがそう言うと、パトリシアが
「旦那様。それは自分のなりたい職になれる。という事でございますか?」
「はい。そうです。私は商人の子だって、冒険者や鍛冶師になってもいいと思うのです。子供達にはたくさんの夢や希望があるでしょう?勿論、実家を継ぎたい子もいるでしょう。子どもたちが自分の進みたい道を見つける手助けを私はしたいと思います。今回作った学校というのはその為のものであるのです」
パトリシアは目をぱちくりさせる。
「僕は父さんの跡を継いで美味しい蜂蜜を取りたいです!」
5歳になるジェイの子ジャイルが手を挙げて宣言する。それを皮切りに
「僕はカカさんに教えて貰ってみんなが使う道具を作りたい」
「私は先生になりたいです」
と次々に声が上がる。それを見てハジメは嬉しそうに微笑み、ウィリアムとパトリシアを見ると、2人とも子供たちの夢や希望に驚いた顔をしていた。
「じゃぁ、みんなこれから頑張って学んでいきましょう。ですので、その仕事をしている人が先生になって貰う予定です。ご協力よろしくお願いしますね」
ハジメは昨夜のうちに教員の主となる人たちには既に話を通していたのだ。気難しいカカは苦い顔をしていたが、後継者を育てなければ何かあった時皆が困るとハジメが言うと渋々感はあったが納得してくれたのである。
「では皆さん、神様にこれからも見守って頂けるようにお祈りをしましょう」
ハジメはそう言って神像に向かい片膝を付き祈りを捧げる。それにならい皆感謝の気持ちを神に捧げた。皆が祈りを届けた後目を開けるとそこに太陽神シャプシェが立っていた。
「・・・シャプシェ様・・・?」
ハジメが戸惑っていると太陽神は彼に向かって頷き、厳かなる声で告げる。
『今回のこと、迷惑をかけた。すまぬ。その詫びと言ってはなんだが、皆を奴隷より解放しよう。これからも我ら神々の使者である『ハジメ』を助けてやってほしい』
そう言って持っていた杖を空に掲げると皆が腕にはめていた奴隷の腕輪がぽろぽろと崩れて行った。皆自分の腕を眺めていた。
「ありがとうございます、シャプシェ様」
ハジメが礼を告げると、
『よいのだ。我らが使者ハジメ。そなたのお陰で世界は安定した』
彼はハジメを見てウィンク一つ飛ばしてきた。ハジメ以外皆跪いているので見ている者は居ない。
『それともう一つ。神々の神殿に贄が差し出された。今夕そのものたちがここへと運ばれてくる。犯罪者などはおらぬが皆怯えている。ハジメたちには迷惑をかけるがよろしく頼む。ではな』
太陽神はそう言って姿を消した。
「太陽神シャプシェ様は帰られました」
ハジメがそう言うと皆は歓声を上げた。
「シャプシェ様が言われたように皆さんはもう奴隷ではありません。神に感謝し、毎日を安心して暮らしていきましょう」
ハジメが言う皆「はい」と大きく返事をしてくれた。そうしてそれぞれの仕事に向かって行ったのである。ハジメ的には1週間後からでもと思っていたが皆生き生きとした顔で教会を出て行った。それを眺めながらハジメは呟く。
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり。されども今廣く此人間世界を見渡すにかしこき人ありおろかなる人あり貧しきもあり冨めるもあり貴人もあり下人もありて其有様、雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや。されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりてできるものなり」
ハジメの側に近寄ってきたウィリアムが
「旦那様、それは?」
「これは僕の好きな言葉だよ。『神様は人を平等に作った。でもこの世界には賢い人やそうでない人、裕福な人も貴族、市民もいる。このような身分差が出来るのはなぜだろうか。それは学ぶか学ばないかの違いだろう』って感じの意味だね。だから僕たち大人は子どもたちに学ぶ場を提供しないと駄目なんだよ。そこで子どもたちが何を学び、何をなしていくのはその子等の問題だけど、ある程度は道筋をつけてあげないとね」
ハジメがそういうと、ウィリアムもパトリシアもそれ以上は何も言わずお辞儀をしたのだった。ハジメの解釈は簡単にしているが、実際の所、アメリカ合衆国の独立宣言を福沢諭吉が和訳したと言われている。そのため「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり」と書かれている。ハジメ的には誰が言ったのかはあまり重要ではなく、その内容が好きだったのだ。知らないことを知ることはとても重要であり、それは自分を物質的にも精神的にも豊かにしてくれる。そう信じることが出来るのだから。
「さてと、俺らも頑張りますか」
ハジメがそう呟くと、
「オ~リ~ジ~ナ~ル~」
背後から怨嗟の声がする。振り返ると邪悪な笑みを浮かべた6人衆が立っていた。
「私たちの事紹介しませんでしたよね~?」
プリモだけでなくウノも笑顔ながら笑っていない目でハジメに迫ってくる。
「わ、わ、わ・・・・」
ハジメがどもっていると
「まぁ~さぁ~かぁ~、忘れていたとは言いませんよぉ~ねぇ~?」
ハジメはウィリアムとパトリシアに救いを求めるサインを送ったのだが
「旦那様。注意してくれる人材が出来て私は嬉しゅうございます」
とウィリアムがそう言い、パトリシアはよよとハンカチで目頭を押さえていた。他に助けてくれる人はいないかと視線を巡らせるとオーダが居た。
「父上。僕のことも紹介してくれなかったでしょ?」
と言われた。この場には助っ人は居ないということを理解したハジメはジャンピング土下座を繰り出したのだった。4時間ほど説教された後、明日皆に紹介するということと、本日のおひるごはん食べ放題という条件を付けられたのだった。
因みに助手たちは魔力を食物から取り込むことが出来るのである。
「鑑定」
アイゼルネ・ユングフラウ:アナトの神器。中に閉じ込めることにより、主認定された者が知りたいことを言葉にすると対象にその夢を見させ、神器の目からその映像が投射出来る。夢を見させるだけであるため心体ともに何の損傷も発生しない。
どうやら、ハジメの知っているモノではなく、自白具のようである。これならウィリアムが持っていても問題はないだろう。少なくてもハジメよりも有効活用しそうである。今日の夕方来る贄にされた人々はハジメが全く知らない人であり、神というファクターを通したとしても不安は残るのが正直なところである。
安心したところで改めて管理をウィリアムに任せ、朝食を摂り、全員で教会へと向かう。商人イッチーを含めたハジメ一行が教会に着くと昨日到着した人々は既に全員揃って椅子に座っていた。
ハジメは祭壇まで行くと皆に声を掛ける。
「皆さん昨日までの航海お疲れ様でした。皆さんが付いて来てくれて本当に心強いです。まずはこれからの事をお話します。基本的には今まで通りです。違うのは5歳までは教会で基本的な読み書き、計算の勉強をします。6歳からは教会の前にある学校で仕事に関係することを勉強して貰うことになります。6歳から11歳までは少し難しい計算や読み書きなどを勉強して貰って、11歳からは料理人になりたい子、商人になりたい子、冒険者になりたい子、農業をしたい子、裁縫師になりたい子、調剤師になりたい子、鍛冶師になりたい子に分かれてそれぞれ勉強をして貰おうと思います。勿論途中で変わっても大丈夫です。自分のなりたい仕事を見つけましょう」
ハジメがそう言うと、パトリシアが
「旦那様。それは自分のなりたい職になれる。という事でございますか?」
「はい。そうです。私は商人の子だって、冒険者や鍛冶師になってもいいと思うのです。子供達にはたくさんの夢や希望があるでしょう?勿論、実家を継ぎたい子もいるでしょう。子どもたちが自分の進みたい道を見つける手助けを私はしたいと思います。今回作った学校というのはその為のものであるのです」
パトリシアは目をぱちくりさせる。
「僕は父さんの跡を継いで美味しい蜂蜜を取りたいです!」
5歳になるジェイの子ジャイルが手を挙げて宣言する。それを皮切りに
「僕はカカさんに教えて貰ってみんなが使う道具を作りたい」
「私は先生になりたいです」
と次々に声が上がる。それを見てハジメは嬉しそうに微笑み、ウィリアムとパトリシアを見ると、2人とも子供たちの夢や希望に驚いた顔をしていた。
「じゃぁ、みんなこれから頑張って学んでいきましょう。ですので、その仕事をしている人が先生になって貰う予定です。ご協力よろしくお願いしますね」
ハジメは昨夜のうちに教員の主となる人たちには既に話を通していたのだ。気難しいカカは苦い顔をしていたが、後継者を育てなければ何かあった時皆が困るとハジメが言うと渋々感はあったが納得してくれたのである。
「では皆さん、神様にこれからも見守って頂けるようにお祈りをしましょう」
ハジメはそう言って神像に向かい片膝を付き祈りを捧げる。それにならい皆感謝の気持ちを神に捧げた。皆が祈りを届けた後目を開けるとそこに太陽神シャプシェが立っていた。
「・・・シャプシェ様・・・?」
ハジメが戸惑っていると太陽神は彼に向かって頷き、厳かなる声で告げる。
『今回のこと、迷惑をかけた。すまぬ。その詫びと言ってはなんだが、皆を奴隷より解放しよう。これからも我ら神々の使者である『ハジメ』を助けてやってほしい』
そう言って持っていた杖を空に掲げると皆が腕にはめていた奴隷の腕輪がぽろぽろと崩れて行った。皆自分の腕を眺めていた。
「ありがとうございます、シャプシェ様」
ハジメが礼を告げると、
『よいのだ。我らが使者ハジメ。そなたのお陰で世界は安定した』
彼はハジメを見てウィンク一つ飛ばしてきた。ハジメ以外皆跪いているので見ている者は居ない。
『それともう一つ。神々の神殿に贄が差し出された。今夕そのものたちがここへと運ばれてくる。犯罪者などはおらぬが皆怯えている。ハジメたちには迷惑をかけるがよろしく頼む。ではな』
太陽神はそう言って姿を消した。
「太陽神シャプシェ様は帰られました」
ハジメがそう言うと皆は歓声を上げた。
「シャプシェ様が言われたように皆さんはもう奴隷ではありません。神に感謝し、毎日を安心して暮らしていきましょう」
ハジメが言う皆「はい」と大きく返事をしてくれた。そうしてそれぞれの仕事に向かって行ったのである。ハジメ的には1週間後からでもと思っていたが皆生き生きとした顔で教会を出て行った。それを眺めながらハジメは呟く。
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり。されども今廣く此人間世界を見渡すにかしこき人ありおろかなる人あり貧しきもあり冨めるもあり貴人もあり下人もありて其有様、雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや。されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりてできるものなり」
ハジメの側に近寄ってきたウィリアムが
「旦那様、それは?」
「これは僕の好きな言葉だよ。『神様は人を平等に作った。でもこの世界には賢い人やそうでない人、裕福な人も貴族、市民もいる。このような身分差が出来るのはなぜだろうか。それは学ぶか学ばないかの違いだろう』って感じの意味だね。だから僕たち大人は子どもたちに学ぶ場を提供しないと駄目なんだよ。そこで子どもたちが何を学び、何をなしていくのはその子等の問題だけど、ある程度は道筋をつけてあげないとね」
ハジメがそういうと、ウィリアムもパトリシアもそれ以上は何も言わずお辞儀をしたのだった。ハジメの解釈は簡単にしているが、実際の所、アメリカ合衆国の独立宣言を福沢諭吉が和訳したと言われている。そのため「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり」と書かれている。ハジメ的には誰が言ったのかはあまり重要ではなく、その内容が好きだったのだ。知らないことを知ることはとても重要であり、それは自分を物質的にも精神的にも豊かにしてくれる。そう信じることが出来るのだから。
「さてと、俺らも頑張りますか」
ハジメがそう呟くと、
「オ~リ~ジ~ナ~ル~」
背後から怨嗟の声がする。振り返ると邪悪な笑みを浮かべた6人衆が立っていた。
「私たちの事紹介しませんでしたよね~?」
プリモだけでなくウノも笑顔ながら笑っていない目でハジメに迫ってくる。
「わ、わ、わ・・・・」
ハジメがどもっていると
「まぁ~さぁ~かぁ~、忘れていたとは言いませんよぉ~ねぇ~?」
ハジメはウィリアムとパトリシアに救いを求めるサインを送ったのだが
「旦那様。注意してくれる人材が出来て私は嬉しゅうございます」
とウィリアムがそう言い、パトリシアはよよとハンカチで目頭を押さえていた。他に助けてくれる人はいないかと視線を巡らせるとオーダが居た。
「父上。僕のことも紹介してくれなかったでしょ?」
と言われた。この場には助っ人は居ないということを理解したハジメはジャンピング土下座を繰り出したのだった。4時間ほど説教された後、明日皆に紹介するということと、本日のおひるごはん食べ放題という条件を付けられたのだった。
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