2 / 4
序章
2.見つめる者
しおりを挟む
「見ーつけたっ」
僕が古びた教会の扉を開けるとそこには目的の修道女が居たから思わず声を出しちゃった。絶対後で妖精たちにちくちく言われちゃうと思う。まぁ、この女性、僕の収集物を持っているだけじゃなくて、心の師匠ハジメさんを苦しめようとする悪い奴だからそれも腹立たしいところなんだけど、僕の実際の師匠から『殺してはいけない』って言われてるんだよね。
「返してもらうね。僕の師匠」
彼女が持っているのは予言者のカード。ほんの少し先の未来を垣間見ることが出来るスキルなんだけど、結局は発動させなければならないから、師匠から言われた通り先制攻撃に出るよ。風の妖精たっつんを見たら頷いたからお願いして、僕は後ろに回ることにした。
「よげ・・・」
「沈黙」
予言者の構成しようとした魔法スキル予言の発動を沈黙の魔法で邪魔出来た。僕はキツネ族の専用スキル、『ペテン』で姿を消して回り込んで、手に持っていた木の杖で首筋を思いっきり打った。キツネ族って非力だから、それで彼女は気を失ったみたい。首筋に手を当てて、出力したら『水晶玉をのぞき込む魔女のカード』がするすると出てきた。僕はそれを持って、
「よし、予言のスキルだね。じゃぁ、白にっと。授与」
僕の横に居た白虎の白にスキルを習得して貰った。
「主、感謝する……」
相変わらず彼は無口ガイだ。
「いやいや、アタッカー兼シールダーは僕の友人たちの中では白だけだからね。いつもお世話になってます」
僕は白虎の頭を優しく撫でて笑顔で言った。僕の右肩に止まっていた鳥が
「主、急がねば神が来てしまいますよ」
と声を掛けてきた。
「そうだった。早く用事終わらせて、憧れのハジメ様に会わないとー。どうしよう緊張しちゃう。大丈夫?僕の恰好おかしくない?紅」
僕の心の師匠のハジメ様の姿を一目見ることが出来るんだから緊張してしまう。嘘で固められた歴史書じゃない本当のハジメ様に会うんだから、変なことは出来ない。自分の服や髪形を触りながら確認していった。
「主は相変わらずですぞー。実際に面と向かう訳じゃないですぞー。ちょっと木の陰から顔見るくらいですぞー」
空中に大きな体を浮かべて体をくねらせる青龍のたっつんがため息交じりに言葉を掛ける。
「まぁまぁ、それが主やからねぇ。しゃーないわ」
亀が少年のポケットから顔を出して笑う。少年は慌てたように教会の祭壇の裏を蹴り開けて黒い霧が中で蠢き始めたかのような水晶球を取り出す。
「……やっぱり伝承通り……」
白虎がぐるると唸る。少年はその珠を祭壇の上に置く。
「ここならすぐ気づくよね」
「えぇ。大丈夫でしょう。急ぎますよ」
と赤鳥が少年をせかせる。少年が紅の足を持つと同時に教会の扉が開くき、空気が中から外へ向かって流れる。
「蜃気楼」
間髪入れず唱えた紅の魔法は瞬時に少年たちの姿を消した。そしてそこへ壮年の男と老年の男が入ってくる。
「・・・珍しい。旅人でござるか・・・・」
壮年の男の呟きがグリの耳に聞こえた。
~森上空~
「主がもたもたしてるからですぞー」
紅の足に捕まったグリの横を青龍が併走ならぬ併飛しながら文句を告げる。
「ごめんごめん。ハジメ様の顔見れるって思ったら緊張しちゃって」
少年が顔を真っ赤にしながら答える。
「主、狩人を見つけました」
紅はそういうと一気に下降を始める。
「主、痺れさせるですぞー」
「麻痺」
少年が眼下に居る少女に魔法を放つと体をびくっとさせてその場に倒れ込むのが見えた。それから十数秒後少女の横に降り立った少年は首からカードを抜き取った。
「はい、たっつん。授与」
「ありがとうですぞー」
カードは青龍の中へと消えていく。その時、黒い魔法が彼らを襲い、着弾と共に黒い霧が周囲に漂う。その瞬間少年の上から声が降ってくる。
「なっ・・」
黒い霧の中から男の声が響いた。
「吹き飛べ」
青龍が風魔法を放ち、黒い霧を吹き飛ばすと同時に知らない男もノックバックさせた。
「主、警戒は怠ってはいけない・・・」
白虎は少年を窘める。どうやら彼が右前足で剣を受け止め青龍が間合いを確保したのだろう。
「・・・お前ら、何者だ?」
体勢を立て直しながら軽鎧を来た男が言った。
「僕?」
少年が自分を指さしながら言うと、
「・・・主、言わなくても良いです」
紅が呆れたように窘める。少年が紅に視線を送った時、
「ぐっは」
「ぐえっ」
とカエルの鳴き声のような声を出して軽鎧の男とローブの男が倒れた。
「主、早く!」
白虎が少年を呼ぶ。少年は恥ずかしいのか顔を真っ赤にしてそれぞれの首からカードを抜き取る。
「白、紅、授与」
魔術師のカードは紅に、戦士のカードは白に、それぞれの体に溶けていく。
「集めるものとカラスはもう少し後でだね」
少年がイブの街の方向を見てそう呟いた。
「えぇ。『目覚めの戦』が起きなければならないですから」
~イブの街~
「さてさて、始めますかな」
薄くなった頭に手をやり椅子から立ち上がる。後ろにはためく筈のマントは装飾された宝石の重さの為か風が吹いてもその場に在り続けた。右手に持ったダイアモンドが先端にある杖で真直ぐにイブの街を差す。
「行け、我が集めしモノたちよ。全てを壊せ」
軍隊化した魔物は人工物を壊さんと街を襲い始める。
ゴブリンが街目掛けて走り始め、それを見た冒険者、私兵団も迎え撃つため駆け出す。先頭が戦いにその身を投じようとしたとき、人間の先頭集団の中央で炎の球体が爆ぜた。多くの悲鳴と共に一気に爆風が走っていた冒険者たちを背後から押す。その瞬間、ゴブリンたちから矢の雨が降り注ぎ、多くの者たちが倒れていく。それを見て頭2つ分大きいオークが雄たけびを上げると進軍が始まった。
それからしばらくして、グリはキング種4匹が冒険者と戦いを見ていた。
「そろそろかなぁー」
グリは興奮したように熱を帯びた言葉を発する。
「そうやなー。俺の記憶が正常ならもう来るんとちゃうかな……」
ゼニーがグリのポケットから首を出して呟く。その時西の方角から砂煙をたてながら何かが近づいてくるのに気づいた。そしてグリの隠れている草むらの前を通った直後『どーん』と言う音と共にゴブリンキングが宙を舞っていた。
「あれ?轢いちゃった・・・。まぁいいか。爆裂火」
そうぼそっと馬の背に乗った人物が言うとゴブリンが描いている放物線の頂点当たりで体は爆炎で包まれ死体すら残らず消えていった。それを確認した青年は魔法馬から降りる。
『……ハジメ様だーーーきゃーーーー』
声を出さず口だけを動かして興奮しているグリを見つめながら4人の精霊は溜息を漏らすのだった。
僕が古びた教会の扉を開けるとそこには目的の修道女が居たから思わず声を出しちゃった。絶対後で妖精たちにちくちく言われちゃうと思う。まぁ、この女性、僕の収集物を持っているだけじゃなくて、心の師匠ハジメさんを苦しめようとする悪い奴だからそれも腹立たしいところなんだけど、僕の実際の師匠から『殺してはいけない』って言われてるんだよね。
「返してもらうね。僕の師匠」
彼女が持っているのは予言者のカード。ほんの少し先の未来を垣間見ることが出来るスキルなんだけど、結局は発動させなければならないから、師匠から言われた通り先制攻撃に出るよ。風の妖精たっつんを見たら頷いたからお願いして、僕は後ろに回ることにした。
「よげ・・・」
「沈黙」
予言者の構成しようとした魔法スキル予言の発動を沈黙の魔法で邪魔出来た。僕はキツネ族の専用スキル、『ペテン』で姿を消して回り込んで、手に持っていた木の杖で首筋を思いっきり打った。キツネ族って非力だから、それで彼女は気を失ったみたい。首筋に手を当てて、出力したら『水晶玉をのぞき込む魔女のカード』がするすると出てきた。僕はそれを持って、
「よし、予言のスキルだね。じゃぁ、白にっと。授与」
僕の横に居た白虎の白にスキルを習得して貰った。
「主、感謝する……」
相変わらず彼は無口ガイだ。
「いやいや、アタッカー兼シールダーは僕の友人たちの中では白だけだからね。いつもお世話になってます」
僕は白虎の頭を優しく撫でて笑顔で言った。僕の右肩に止まっていた鳥が
「主、急がねば神が来てしまいますよ」
と声を掛けてきた。
「そうだった。早く用事終わらせて、憧れのハジメ様に会わないとー。どうしよう緊張しちゃう。大丈夫?僕の恰好おかしくない?紅」
僕の心の師匠のハジメ様の姿を一目見ることが出来るんだから緊張してしまう。嘘で固められた歴史書じゃない本当のハジメ様に会うんだから、変なことは出来ない。自分の服や髪形を触りながら確認していった。
「主は相変わらずですぞー。実際に面と向かう訳じゃないですぞー。ちょっと木の陰から顔見るくらいですぞー」
空中に大きな体を浮かべて体をくねらせる青龍のたっつんがため息交じりに言葉を掛ける。
「まぁまぁ、それが主やからねぇ。しゃーないわ」
亀が少年のポケットから顔を出して笑う。少年は慌てたように教会の祭壇の裏を蹴り開けて黒い霧が中で蠢き始めたかのような水晶球を取り出す。
「……やっぱり伝承通り……」
白虎がぐるると唸る。少年はその珠を祭壇の上に置く。
「ここならすぐ気づくよね」
「えぇ。大丈夫でしょう。急ぎますよ」
と赤鳥が少年をせかせる。少年が紅の足を持つと同時に教会の扉が開くき、空気が中から外へ向かって流れる。
「蜃気楼」
間髪入れず唱えた紅の魔法は瞬時に少年たちの姿を消した。そしてそこへ壮年の男と老年の男が入ってくる。
「・・・珍しい。旅人でござるか・・・・」
壮年の男の呟きがグリの耳に聞こえた。
~森上空~
「主がもたもたしてるからですぞー」
紅の足に捕まったグリの横を青龍が併走ならぬ併飛しながら文句を告げる。
「ごめんごめん。ハジメ様の顔見れるって思ったら緊張しちゃって」
少年が顔を真っ赤にしながら答える。
「主、狩人を見つけました」
紅はそういうと一気に下降を始める。
「主、痺れさせるですぞー」
「麻痺」
少年が眼下に居る少女に魔法を放つと体をびくっとさせてその場に倒れ込むのが見えた。それから十数秒後少女の横に降り立った少年は首からカードを抜き取った。
「はい、たっつん。授与」
「ありがとうですぞー」
カードは青龍の中へと消えていく。その時、黒い魔法が彼らを襲い、着弾と共に黒い霧が周囲に漂う。その瞬間少年の上から声が降ってくる。
「なっ・・」
黒い霧の中から男の声が響いた。
「吹き飛べ」
青龍が風魔法を放ち、黒い霧を吹き飛ばすと同時に知らない男もノックバックさせた。
「主、警戒は怠ってはいけない・・・」
白虎は少年を窘める。どうやら彼が右前足で剣を受け止め青龍が間合いを確保したのだろう。
「・・・お前ら、何者だ?」
体勢を立て直しながら軽鎧を来た男が言った。
「僕?」
少年が自分を指さしながら言うと、
「・・・主、言わなくても良いです」
紅が呆れたように窘める。少年が紅に視線を送った時、
「ぐっは」
「ぐえっ」
とカエルの鳴き声のような声を出して軽鎧の男とローブの男が倒れた。
「主、早く!」
白虎が少年を呼ぶ。少年は恥ずかしいのか顔を真っ赤にしてそれぞれの首からカードを抜き取る。
「白、紅、授与」
魔術師のカードは紅に、戦士のカードは白に、それぞれの体に溶けていく。
「集めるものとカラスはもう少し後でだね」
少年がイブの街の方向を見てそう呟いた。
「えぇ。『目覚めの戦』が起きなければならないですから」
~イブの街~
「さてさて、始めますかな」
薄くなった頭に手をやり椅子から立ち上がる。後ろにはためく筈のマントは装飾された宝石の重さの為か風が吹いてもその場に在り続けた。右手に持ったダイアモンドが先端にある杖で真直ぐにイブの街を差す。
「行け、我が集めしモノたちよ。全てを壊せ」
軍隊化した魔物は人工物を壊さんと街を襲い始める。
ゴブリンが街目掛けて走り始め、それを見た冒険者、私兵団も迎え撃つため駆け出す。先頭が戦いにその身を投じようとしたとき、人間の先頭集団の中央で炎の球体が爆ぜた。多くの悲鳴と共に一気に爆風が走っていた冒険者たちを背後から押す。その瞬間、ゴブリンたちから矢の雨が降り注ぎ、多くの者たちが倒れていく。それを見て頭2つ分大きいオークが雄たけびを上げると進軍が始まった。
それからしばらくして、グリはキング種4匹が冒険者と戦いを見ていた。
「そろそろかなぁー」
グリは興奮したように熱を帯びた言葉を発する。
「そうやなー。俺の記憶が正常ならもう来るんとちゃうかな……」
ゼニーがグリのポケットから首を出して呟く。その時西の方角から砂煙をたてながら何かが近づいてくるのに気づいた。そしてグリの隠れている草むらの前を通った直後『どーん』と言う音と共にゴブリンキングが宙を舞っていた。
「あれ?轢いちゃった・・・。まぁいいか。爆裂火」
そうぼそっと馬の背に乗った人物が言うとゴブリンが描いている放物線の頂点当たりで体は爆炎で包まれ死体すら残らず消えていった。それを確認した青年は魔法馬から降りる。
『……ハジメ様だーーーきゃーーーー』
声を出さず口だけを動かして興奮しているグリを見つめながら4人の精霊は溜息を漏らすのだった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
足手まといだと言われて冒険者パーティから追放されたのに、なぜか元メンバーが追いかけてきました
ちくわ食べます
ファンタジー
「ユウト。正直にいうけど、最近のあなたは足手まといになっている。もう、ここらへんが限界だと思う」
優秀なアタッカー、メイジ、タンクの3人に囲まれていたヒーラーのユウトは、実力不足を理由に冒険者パーティを追放されてしまう。
――僕には才能がなかった。
打ちひしがれ、故郷の実家へと帰省を決意したユウトを待ち受けていたのは、彼の知らない真実だった。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
【短編】子猫をもふもふしませんか?〜転生したら、子猫でした。私が国を救う!
碧井 汐桜香
ファンタジー
子猫の私は、おかあさんと兄弟たちと“かいぬし”に怯えながら、過ごしている。ところが、「柄が悪い」という理由で捨てられ、絶体絶命の大ピンチ。そんなときに、陛下と呼ばれる人間たちに助けられた。連れていかれた先は、王城だった!?
「伝わって! よく見てこれ! 後ろから攻められたら終わるでしょ!?」前世の知識を使って、私は国を救う。
そんなとき、“かいぬし”が猫グッズを売りにきた。絶対に許さないにゃ!
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる