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序文
しおりを挟む古代の神の教えの全ての祭司だけの神秘の例えのヴェールに隠されて、
全ての入門の影と不思議な試練に隠されて、
全ての神聖な書物の封印に隠されて、
ニネヴェやテーベの残骸に、
古代の神殿の砕けている石碑に、
アッシリアやエジプトのスフィンクスの黒く成った顔に、
ヴェーダの霊感を受けて書かれた話をインドの神を確信している者に説明する巨大な不思議な絵に、
錬金術の古書の不思議な象徴に、
全ての秘密結社が実践した入門の儀式に、
全ての場所で用心して隠された、全ての場所で同じ1つの考えの跡が見つかる。
(普遍唯一の考えが見つかる。)
隠された哲学は全ての知的な力の保母、代母であった様である。
隠された哲学は全ての神の不明の鍵であった様である。
隠された哲学は王者と祭司のためだけの知であった時代の社会の女神であった様である。
隠された哲学は祭司マギと共にペルシャを統治した。
祭司マギは結局、姿を隠した。
全ての地の王者が姿を隠した様に。
祭司マギは力を濫用したからである。
隠された哲学は最も不思議な口伝、信じられないほど豊富な詩、思いやりと畏敬の象徴をインドに与えた。
隠された哲学はオルフェウスの竪琴の音楽でギリシャを洗練させた。
隠された哲学は全ての学問と全ての人の知の進歩の原理をピタゴラスの大胆な類推に隠した。
伝説は隠された哲学の奇跡で満ちあふれている。
歴史は、隠された哲学の未知の力の推測を試みた時に、作り話と混同された。
隠された哲学は神託で国々を揺るがすか強めた。
隠された哲学は王座の上の暴君どもを震え上がらせた。
隠された哲学は好奇心または恐怖で全ての人の精神を支配した。
大衆が言うには、隠された学問には、「不可能は無い」。
(マタイによる福音17章20節「確信が有れば、不可能は無い」)
隠された学問は四大元素に命令する。
隠された学問は星々の言葉を知る。
隠された学問は7惑星の軌道を傾ける。
隠された学問が話す時、月は血の様に赤く成り堕天する。
(使徒行伝2章20節「月は血の様に赤く成る」)
死んだ者は墓で復活する。
死んだ者は頭骨を吹き抜ける夜風で徴と成る言葉を話す。
隠された学問は愛憎の、女性の主である。
隠された学問は楽園や地獄を人の心に思い通りに与えられる。
隠された学問は全ての形を与える。
隠された学問は美しさ、または、醜さを与える。
隠された学問はキルケの杖で人を獣に変える。隠された学問はキルケの杖で動物を人に変える。
隠された学問は命または死すら与える。
隠された学問は錬金で富を達道者に与えられる。
隠された学問は第5元素エーテルまたは若返り薬エリクサーで不死を達道者に与えられる。
若返り薬エリクサーは金と光の結合である。
隠された学問がゾロアスターからマニまでの魔術である。
隠された学問がオルフェウスからティアナのアポロニウスまでの魔術である。
現実の大衆のキリスト教が結局アレクサンドリア学派の光を放つ夢と巨人的な大志に勝利してしまった時に、隠された哲学に対する公の破門が大胆に始まり、隠された哲学は以前より隠されて謎に成ってしまった。
さらに、秘伝伝授者、達道者について不思議な不安にさせる、うわさが流され始めた。
不運の感化が秘伝伝授者と達道者を全ての場所で包囲している。
秘伝伝授者と達道者は蜜の様に甘い言葉か力に夢中に成った者を立ち行かなくさせるか狂わせる。
秘伝伝授者と達道者が愛した女性はストリゲスに成る。
秘伝伝授者と達道者の子は夜の集会で見えなく成る。
大衆は血の酒神祭と憎むべき宴について震え上がりながら、ひそかに、ささやいた。
古代の神殿の地下室で骨が見つかった。
夜に叫びが聞こえた。
魔術師が近づくと草木の収穫が枯れ豚の群れは病気に成る。
(
マタイによる福音21章19節「イエスは無花果の木に近づいた。イエスは実を結ばない無花果の木を枯らす」
実を結ばない無花果の木は悪人の例え。
マタイによる福音8章28節から34節「豚の群れ」
豚は悪人の例え。
)
大衆は、常に、世界に時々現れる不治の病を達道者の邪視のせいにした。
ついに、魔術を呪う大衆の世論が上がった。
魔術は名前だけで罪に成った。
大衆は、うらみから数世紀「キリスト教徒をライオンに!」と叫んだ様に「魔術師を火に!」と叫んだ。
19世紀の大衆は自然科学の力にだけ徒党を組んで陰謀を企てる。
大衆が真理を知る事は無い。
しかし、大衆には力が有るものを推測する直感が有る。
18世紀以降の大衆はキリスト教徒と魔術を笑いものにする。
一方、18世紀以降の大衆はルソーの話とカリオストロの幻覚に夢中である。
魔術の基礎は学問である。魔術の基礎は自然科学である。
キリスト教の基礎が思いやりである様に。
マタイによる福音2章の象徴的な実話で3人のマギが、ゆりかごの中の、人に成った神イエス、神の言葉イエスに敬礼した。
(ヨハネによる福音1章イエスは神の言葉、神のロゴス)
マタイによる福音2章でイエスの星が3人のマギを導いた。
(
マタイによる福音2章の3人のマギは3つ1組の象徴である。
マタイによる福音2章のイエスの星は小宇宙の象徴である。
マタイによる福音2章のイエスの星は人体の象徴である。
)
マタイによる福音2章で3人のマギは金、乳香、没薬をイエスに贈った。
マタイによる福音2章の3つの贈り物は第2の神秘の3つ1組である。
マタイによる福音2章には、2組の3つ1組である六芒星の象徴の下に、カバラの最高の秘密が象徴的に含まれている。
本物のキリスト教は本物の魔術を憎まない。
しかし、人の無知は未知を恐れる。
隠された学問は狂信者、盲信者の迫害を避けるために隠された。
隠された学問は新しい分かり難い文字で隠された。
隠された学問の成果は隠された。
隠された学問の希望は隠された。
(パンドラの箱の様に、隠された学問の希望は隠された。)
錬金術の隠語が創造された。
錬金術の隠語は大衆には永遠の謎である。
命を与える言葉はヘルメスの本物の弟子のためだけのものである。
驚くべき事実!
誤りが無い教会、カトリック教会はキリスト教の聖書の中でエゼキエル書とヨハネの黙示録の理解を求めないし説明を試みた事が無い。
エゼキエル書とヨハネの黙示録は2つのカバラの鍵である。
エゼキエル書とヨハネの黙示録は確実に天に蓄えられている。
(マタイによる福音6章20節「天に蓄えなさい」)
エゼキエル書とヨハネの黙示録は魔術師の王者たちの説明を求めている。
エゼキエル書とヨハネの黙示録はキリスト教徒には7つの封印で封印されている。
エゼキエル書とヨハネの黙示録は秘伝伝授者の隠された学問の学徒には分かり易い。
タロットは別のカバラの鍵である。
タロットは、ある意味で普及している。
タロットは多分、全ての場所で見つかる。
(タロットは普遍に見つかる。)
タロットは全てのものの中で最も隠されている。
タロットは全てのものの中で最も未知である。
なぜならタロットは他の全ての鍵だからである。
タロットは公に証拠が残されている。
タロットの本当の意味を大衆は知らない。
タロットは誰も探そうとは夢にも思わない所に実は存在する鍵である。
大衆は全ての鍵を無駄に別の所で探している。
タロットは多分エノク書より古い。
エリファス レヴィが初めてタロットの本当の意味を説明する。
タロットの絵は原初のままで欠損が無く保存されている。
タロットは、古代の石板の様に、独立した複数枚の絵である。
誰も注目しなかったが、ある有名な学者は、タロットの秘密は分からなかったが、タロットが古くから存在し、タロットの絵が原初のまま保存されている事を明らかにした。
聡明というよりは夢見がちな、別の学者は長年タロットを研究して、タロットの重要性を推測しただけに終わった。
実に、タロットは記念碑である。
タロットは驚くべき作品である。
タロットはピラミッドの構造の様に強固で簡潔である。
タロットは結果としてピラミッドの様に永久的である。
タロットは全ての学問の要約である。
タロットは無限の組み合わせで全ての問題を解決できる。
タロットは思考を呼び起こす形で話しかけてくる。
タロットは全ての可能な限りの概念を吹き込み調節する。
タロットは人の精神の多分、傑作である。
タロットは古代からの無上の贈り物の1つである。
タロットは普遍の鍵である。
学の有るギヨーム ポステルだけがタロットという名前を説明し理解していた。
タロットは比類無き作品である。
タロットの最初の、いくつかの絵だけでルイ クロード ド サンマルタンの信心深い精神を法悦に高めた。
タロットは気高かったが不適切だったスヴェーデンボルグの理性を回復したかもしれない。
タロットについては後で話す。
タロットの数学的な正確な説明は良心的な作業の補完と極致に成るだろう。
キリスト教とマギの学問の本来からの一致は、一度完全に実証されれば、無上の重要な発見に成るだろう。
魔術とカバラの真剣な研究は真剣な精神を、今まで不可能と考えられてきた、学問と神の教えの一致、理性と信心の一致に導くだろう。
鍵の保管を特別な務めとするカトリック教会がエゼキエル書とヨハネの黙示録の鍵を保有する気が無い事は話した。
(マタイによる福音16章19節「私イエスはあなたペトロに天の王国の鍵を与える」)
キリスト教徒の大衆は学問と魔術のソロモンの小鍵は失われたと考えている。
しかし、同時に、神の言葉イエスが統治する知の領域で書かれたものが消え失せない事は確かである。
(マタイによる福音5章18節「一点一画も消え失せない」)
大衆が理解できなくなったものは大衆には存在しないだけである。
少なくとも、神の言葉イエスの統治により、大衆が理解できなくなったものは神の謎の領域へ移るだけである。
さらに、個人的な解放された祭司の集団と言える魔術の領域に属する全ての者に対して、カトリック教会が反感を抱き戦いすら始めたのは必要であり生来のものですらある原因は、カトリック教会が社会的な位階制の祭司の集団だからである。
カトリック教会は魔術を無視する。
カトリック教会は魔術を無視するか姿を隠す必要が有る。
カトリック教会が魔術を無視するか姿を隠す必要が有る事は後で証明する。
しかし、カトリック教会はマタイによる福音2章で3人のマギが、ゆりかごの中のカトリック教会の謎の初祖イエスを敬礼した事を認める。
マタイによる福音2章の3人のマギは既知の世界の3つの部分の祭司の代表である。
マタイによる福音2章の3人のマギは隠された哲学の類推可能な3つの世界の代表である。
(
自然科学、哲学、神の教え。
自由意思といった神だけの領域、概念の領域、形の領域。
神だけの楽園、霊の冥界、この世界。
)
アンモニオス サッカスとプラトンの援助の下で、アレクサンドリア学派で、魔術とキリスト教は、ほとんど手を組んだ。
偽ディオニュシオス文書全体に、ほとんどヘルメスの考えが見つかる。
シュネシオスは夢についての論文の構想の概要を書いた。
カルダーノはシュネシオスの夢についての論文の注釈書を書いた。
シュネシオスの夢についての論文は、スヴェーデンボルグ派の教会の祭儀の役に立つかもしれない賛美歌を作曲できるかもしれない。
シュネシオスの夢についての論文は、光に照らされた者達の教会が、祈祷書として所有できるかもしれない。
プラトンの「哲学者が王者に成った」ユリアヌス帝による統治は、火のように激しい熱烈な曖昧な論争の時代に繋がってしまった。
ユリアヌス帝は、「背教者」と呼ばれてしまった。
なぜなら、若い時に、ユリアヌス帝は、意に反して、キリスト教への信仰告白をさせられたからである。
ユリアヌス帝が、プルタルコスの作中の時節外れの英雄に成るのに十分なほど判断を誤った事、言わせてもらえば、ローマの騎士ドン キホーテのようであった事を、全ての人々は知っている。
大衆はユリアヌス帝が光に照らされた者である事を知らない。
大衆はユリアヌス帝が無上の秘伝伝授者である事を知らない。
大衆はユリアヌス帝が神の唯一性を信じていた事を知らない。
大衆はユリアヌス帝が3つ1組の普遍の考えを信じていた事を知らない。
要するに、大衆はユリアヌス帝が、古代の世界を惜しんだのではなく、古代の世界の大いなる象徴、非常に優美な象徴を惜しんだ事を知らない。
ユリアヌス帝は多神教徒ではなかった。
ユリアヌス帝はギリシャの多神教の例えに魅了されたグノーシス主義者であった。
ユリアヌス帝には、不運にも、イエス キリストという名前が、オルフェウスという名前よりも良い響きに感じなかった。
ユリアヌス帝は、哲学者や美文家としての私的な学問的な趣味の報いを受ける羽目に成ってしまった。
ユリアヌス帝は、カトーの時代のエパメイノンダスのような死の光景と満足感を自身にもたらした後に、既にキリスト教化していた世論によって、葬儀の弔辞で呪われてしまい、最終的な評判として「背教者」という軽蔑的な別名を与えられてしまった。
後期ローマ帝国の矮小な人々や矮小な問題は飛ばそう。
中世に移ろう……。
(ここから、夢や妄想におけるサバトの描写が始まります。)
待ちなさい! この本を手にとって!
7ページ目を見なさい。
私が広げたマントの上に座りなさい。
各自、自分の両目をマントの一角で覆いましょう……。
あなたの頭は、目眩で、ふらつきませんか?
さもなければ、
あなたの足下の地面が飛んでいるように感じませんか?
意識を明確に保ちなさい……。
周囲を見ようとしないで……。
目眩は、やみました。
私達は到着しました。
立ち上がって、(マントの一角を外して、)両目を開けなさい。
ただし、特に、(十字を描く)キリスト教の手振りをしたり、キリスト教の言葉を唱えたりしないように注意しなさい。
私達は、画家サルヴァトル ローザの絵のような風景の中にいます。
嵐の後で安息しているような荒れ野です。
空には月が無い。
柴に小さな星々がかすかに光っているのが見える。
あなたには、巨大な鳥達が、あなたの周囲をゆっくり飛んでいるような音が聞こえます。
巨大な鳥達は、飛びながら、不思議な神託をささやいているように感じます。
石の中の十字路に静かに近づこう。
荒い、葬儀でのようなラッパの音が、突然、吹き鳴らされます。
(十字路の)四方の全てで、黒いたいまつが燃え上がります。
興奮した群衆が空(から)の王座の周囲に押し寄せます。
群衆は皆、空(から)の王座を見つめて待ち望みます。
突然、群衆は、地面に平伏します。
ヤギの頭をかぶった王子が民の中から民の前に跳躍した。(ヤギは身代わりの象徴。王子はイエスの例え。)
王子は王座に昇った。(ヨハネによる福音1章 神の言葉イエスは神である。)
王子は民をかえりみた。
王子は身をかがめるふりをした。(王子は苦しむふりをした。)
王子は人の顔を民に見せた。(王子は人としての顔を民に見せた。王子は人性を見せた。)
民は黒いたいまつを持って王子の前に来て敬礼し口づけした。
老人の様な声で笑いながら王子は立ち上がった。
王子は金、秘密の教え、隠された薬、毒を忠実な家来に与えた。(毒は薬に成る場合が存在する。)
シダ植物とハンノキに火がつけられ、処刑された罪人達の人骨と脂肪が積み上げられる。
野生のパセリとバーベインの王冠をかぶった女性の祭司ドルイドが金の短剣で未洗礼の子を犠牲にする。(未洗礼の子は悪人の例え。)
畏敬するべき愛餐が用意される。
食卓が並べられる。
仮面をした男達が、半裸の女性達の隣に座る。
酒神バッカスの祭が始まる。
塩だけが無い。塩は知と不死の象徴である。
血痕のような染みを残して、ワインが流される。
いけない話と甘い愛撫が始まる。
やがて、会衆全体が、ワイン、快楽、いけない罪、歌で、酔う。
会衆は立ち上がり、無秩序な群衆として、急速に、地獄の踊りを形成する……。
全ての伝説の巨大な奇形の者達、悪夢の全ての幻達が、やって来る。
巨大なヒキガエルが、脇腹につけた両手で、フルートを逆さに吹き鳴らす。
足を引きずっているスカラベがおどりの輪に加わる。
ザリガニはカスタネットを鳴らす。
ワニは鱗を叩いて拍子を取る。
象とマンモスは、キューピッドのような衣服をまとって現れて、踊りの輪に足を踏み入れる。
最終的に、目眩を引き起こす踊りの輪は崩れて、四方の全てへ解散する……。
全ての踊っていた男達は、叫びながら、乱れ髪の女性を引き連れていく……。
ランプや人の脂肪で形成したロウソクは消され、暗闇の中、煙が昇ります……。
あちこちから叫びが聞こえる。
叫びに、轟くような笑い声、キリスト教の神への冒涜の言葉、喉(のど)をゴロゴロ鳴らす音が混じる。
さあ、目覚めて起き上がりなさい!
十字を切る手振りをしないで!
見なさい。
私は、あなたを家に連れて帰りました。
あなたは自分のベッドの中にいます。
あなたは、夜の夢の中での旅と放蕩によって、多少、疲れ、多分、気が動転しているであろう。
しかし、あなたは、全ての人が知らないのに話している物、(夢や妄想における)サバトを目撃したのです。
あなたは、Triphoniusの洞窟と同じくらい畏敬するべき秘密に入門したのです。
あなたは、(夢や妄想における)サバトに参加したのです。
今、あなたに残されている義務は、自分の理性を保つ事、法への健全な畏敬を保持する事、教会と教会による火刑を畏敬して距離を保つ事です。
(ここまでで、夢や妄想におけるサバトの描写は終わります。)
あなたは、気分転換に、夢や妄想におけるサバトよりも幻想的ではなく、夢や妄想におけるサバトよりも現実的で真に畏敬するべき何ものかを見たいと思いますか?
(そうであるならば、)あなたは、ジャック ド モレーと共犯者達、または、殉教した同胞達の処刑に協力する羽目に成ってしまうであろう……。
ねつ造報道にだまされてはいけない!
罪と無罪を区別しなくてはいけない!
神殿騎士団はバフォメットを神として敬礼していたのか? いいえ! バフォメットは象徴であった。
神殿騎士団はメンデスのヤギの尻にくちづけするという敬礼をしていたのか? いいえ! 敬礼ではなく合図であった。
弁明の機会無しに倒された、教会と国家を揺るがした秘密を有する力が有る団体、神殿騎士団は本当はどのようなものであったのか?
軽率に判断してはいけない。
神殿騎士団は大いなる罪を犯した。
(巨人プロメテウスが天の火を人に与えた様に、神殿騎士団は大いなる罪を犯した。)
神殿騎士団は大衆を古代の入門の祭司の聖所に入門させた。
(ヘブライ人への手紙9章 祭司の聖所、大祭司だけの至聖所。)
神殿騎士団は地の王者に成るために再び善悪の知の木の果実を取り分け合った。
法王と王者より高く古い神の判決が神殿騎士団にくだった。
創世記の2章17節で神御自身が「善悪の知の木の果実を食べた日に、あなたはいつか確実に死ぬであろう」と話している。(ヨハネによる福音3章3節「再び生まれ直さないと神の王国を見る事はできない」)
世界では何が起きているのか?
なぜ聖職者と権力者は震え上がっているのか? (祭司は金銭を稼ぐための職業ではない。)
どのような秘密の力が法王の三重冠と王者の王冠を揺るがしているのか?
数人の狂人のふりをしている魔術師が国から国へさすらっている。
魔術師の話では、魔術師は賢者の石をぼろぼろの衣に隠している。
魔術師は土を金に変えられる。
(
創世記2章7節「神は人を土の塵から創造した」
エリファス レヴィの「魔術の歴史」「ヘブライ語でアダムは赤い土を意味する」
アダムは人の代表。
)
魔術師には食べる物が無い!
魔術師には枕する所が無い!
栄光の光と恥の影が魔術師の額で円を描いている。
ライムンドゥス ルルスは普遍の知を見つけた。
ライムンドゥス ルルスは肉体の死への勝利の苦悩から解脱するために空しく死を探し求める(という作り話が存在する)。
さじを投げるといった、ことわざを否定して、パラケルススは、焼きごてを木製の人形の脚につけるといった不思議な治療で、想像による病気などを治した。
不思議なパラケルススはラブレーの小説の英雄の様に常に酔っていたが常に意識を明確に保っていた。
ギヨーム ポステルは創世から隠されている絶対の考えを見つけたので分かち合いたいとトレントの公会議の教父に無邪気に書いて知らせた。
(マタイによる福音13章35節「創世からの秘密」)
トレントの公会議の教父は、ギヨーム ポステルを狂人として議論せず、ギヨーム ポステルを相手にして非難せず、有効な恩恵と十分な恩恵という重大な問題の調査を進めた。
コルネリウス アグリッパは貧しく見捨てられ死んだ。
コルネリウス アグリッパは魔術師としては小さな者であった。
しかし、大衆はコルネリウス アグリッパが最も力が大きな悪人の霊の魔術師であると誤解している。
なぜなら、コルネリウス アグリッパは時々皮肉屋で秘密主義者であったからである。
どのような秘密を魔術師は墓まで持って行くのか?
なぜ魔術師は理解されないで神の様に思われるのか?
なぜ魔術師は弁明の機会無しに迫害されるのか?
なぜ魔術師は教会と社会が畏敬する秘密の知の秘伝伝授者であるのか?
なぜ魔術師は大衆が知らないものを知っているのか?
なぜ魔術師は大衆が知りたいと熱望するものを隠すのか?
なぜ魔術師は畏敬するべき未知の力を与えられているのか? (なぜ神は畏敬するべき未知の力を魔術師に与えているのか?)
隠された知!
隠された学問!
魔術!
全てを明らかにし、さらなる思考の糧と成る言葉!
「知る事ができる全てのものと、その他のものについて」
しかし、本物の魔術とは何か?
迫害されても自信に満ちていた魔術師の力とは何か?
もし魔術師に本当に力が有ったのであれば、なぜ魔術師は敵に勝利しなかったのか?
もし魔術師に力が無く無知であったのであれば、なぜ大衆は魔術師を畏敬したのか?
魔術は存在するのか?
宗教が認める奇跡を起こす力が有る隠された知は存在するのか?
断言と本書でシュロの葉を受けるに値する2つの疑問に答える。
本書は断言を証明するであろう。
断言は次である。
イエス。
力が有る本物の魔術は過去に存在したし現在も存在する。
イエス。
カトリック教会が認める奇跡についての伝説は全て真実である。
通例に反して、カトリック教会が認める奇跡について、大衆の誇張は的外れなだけではなく真実を下回っている。
本当に畏敬するべき秘密が存在する。
エジプトの宗教的な風習が証明している様に、秘密の啓示は世界をすでに一度一変させた。
モーセは創世記の2章と3章で秘密を象徴で要約した。
秘密は死に至る善悪の知である。
秘密の啓示は死に至る。
モーセは秘密を果実を食べると死に至る善悪の知の木として描いた。
(ヨハネによる福音3章3節「再び生まれ直さないと神の王国を見る事はできない」)
善悪の知の木は地上の楽園の中心に存在する。
善悪の知の木は命の木の隣に存在する。
善悪の知の木と命の木の根はつながっている。
善悪の知の木の根は4つの神秘の川の源泉である。
(善悪の知の木の根は十字の4つの神秘の川の源泉である。)
火の剣と智天使ケルビムが善悪の知の木を守っている。
エゼキエルはエゼキエル書10章14節で智天使ケルブには牛、人、ライオン、ワシの顔が有ると話している。
智天使ケルビムは聖書のスフィンクスである。
(
エリファス レヴィの「魔術の歴史」「ヘブライ語でケルブ、ケルビムは牛を意味する」
ケルビムはケルブの複数形。
)
ここで話を中止する必要が有る。
すでに話し過ぎた恐れが有る。
イエス。
唯一、普遍、不壊の考えが存在する。
無上の論理の様に、力が有る考えが存在する。
全ての大いなるものの様に、簡潔な考えが存在する。
全ての普遍、絶対の真理の様に、分かり易い考えが存在する。
普遍唯一不壊の考えは他の全ての考えの父であった。
イエス。
超人に見える力を人に与える知が存在する。
16世紀のヘブライ語の手書きの文書で次の様に超人に見える力が数え上げられている。
後記はソロモンの小鍵を右手に、アーモンドの花が咲いたアーロンの杖を左手に持つ人の力と恩恵である。
アレフ。
友の様に顔と顔を合わせて神を見ても死なない。
全ての天の軍に命令する7つの霊と親しく話す。
ベト。
全ての苦痛と全ての恐怖を超える。
ギメル。
全ての天を統治する。
(9つの天を統治する。)
地獄の全てが仕える。
ダレト。
自身の健康と命を定める。
自身と等しく他者の健康と命に感化を与えられる。
ヘー。
不運に不意打ちされない。
天災に圧倒されない。
敵に圧倒されない。
ヴァウ。
過去、現在、未来の論理を知る。
ザイン。
死んだ者の復活の秘密と不死の鍵を保有する。
前記は7つの主な恩恵である。
後記は次位の恩恵である。
ケト。
賢者の石を見つける。
テト。
万能薬を持つ。
イョッド。
永久機関の法を知る。
円積問題を証明できる。
カフ。
全ての金属だけではなく、土、土の塵すら金に変える。
(
創世記2章7節「神は人を土の塵から創造した」
エリファス レヴィの「魔術の歴史」「ヘブライ語でアダムは赤い土を意味する」
アダムは人の代表。
)
ラメド。
最も獰猛な動物を和らげる。
蛇をしびれさせ魅了する言葉を話せる。
メム。
普遍の知を与える「知られているわざ」を保有する。
ヌン。
用意無しに研究無しに、全てのものについて学が有る様に話す。
後記は魔術師が最低限持つ7つの力である。
サメク。
男性の魂の深いものと女性の心の神秘を一目で知る。
アイン。
自然から思い通りに自由に成る。
プフェ。
超自由意思に左右されない認識不可能な原因に左右されない未来を予見する。
ツァーデ。
最も有効な慰めと最も健全な助言をすぐに全ての者に与える。
クォフ。
不運に勝利する。
レシュ。
愛憎を抑える。
シュィン。
富の秘密を保有する。
常に富の主である。
富の奴隷に成らない。
貧しさすら楽しむ方法を知る。
みじめな気持ちに成らない。
タウ。
3組の7つ1組に加えて、賢者は四大元素に命令し、嵐を静め、触れるだけで病気を治し、死んだ者を復活させる!
(
マタイによる福音8章24節から26節イエスは嵐を静めた。
マタイによる福音9章18節から25節イエスは死んだ者を復活させた。
)
同時に、ソロモンが三重の封印、六芒星で封印したものが存在する。
秘伝伝授者が知るには十分である。
大衆が笑いものにしようと疑おうと信じようと脅そうと恐れようと、学問と魔術師には何か問題が有るであろうか? いいえ! 学問と魔術師には何も問題が無い。
前記は実際に隠された哲学がもたらすものである。
魔術師は前記の恩恵が事実であると断言して狂っていると非難されたり詐欺の疑いをかけられても甘受できる。
前記を実証する事が隠された哲学についての本書の唯一の目的である。
「賢者の石」、「万能薬」、「錬金」、「円積問題」、「永久機関」の秘密は、似非科学でも狂った夢想でもない。
「賢者の石」、「万能薬」、「錬金」、「円積問題」、「永久機関」といった言葉の本当の意味を理解する必要が有る。
(「賢者の石」、「万能薬」、「錬金」、「円積問題」、「永久機関」は例えである。)
「賢者の石」、「万能薬」、「錬金」、「円積問題」、「永久機関」といった言葉は、「大いなる務め」という名前でより理解できる1つの同じ秘密、1つの同じ効能を様々に応用した表現、特徴である。
(「賢者の石」、「万能薬」、「錬金」、「円積問題」、「永久機関」、「大いなる務め」は唯一の秘密の例えである。)
さらに、蒸気より計り知れない力が有る、ある力が自然には存在する。
力によって、力を応用し傾ける方法を知る者は独りで地上を覆したり一変させられる。
古代人は力を知っていた。
力はつり合いを無上の法とする普遍の代行者に存在する。
普遍の代行者の心を傾ける事は超越的な魔術の大いなる秘密に直結する。
普遍の代行者の心を傾ける事によって、季節の順序すら変えられる。
夜に昼の現象をもたらせられる。
地上の一方の端から他方の端の間ですぐに通じ合える。
ティアナのアポロニウスの様に、地上の他の場所で起きているものを見られる。
触れないで治したり傷つけられる。
普遍の成功と反響を言葉に与えられる。
メスメルの模倣をする者の不確かな方法で普遍の代行者はかすかに表れる。
中世の達道者は普遍の代行者を「大いなる務め」の「第一質料」と正確に呼んだ。
グノーシス主義者は普遍の代行者を神の聖霊の火の体と表現した。
バフォメット、メンデスの両性具有者の象徴的な形の下で、サバトと神殿の秘密の儀式で、普遍の代行者は敬礼された。
前記の全てを証明するつもりである。
前記が隠された哲学の秘密である。
前記が歴史における魔術である。
本と業に表れる魔術について目を通そう。
入門と儀式に表れる魔術について目を通そう。
石板タロットに全ての魔術の例えの鍵が見つかる。
石板タロットはヘルメスの作品であると考えている。
タロットは隠された学問という建物全体の要石と呼べる。
タロットは無数の伝説をまとめたものである。
タロットは伝説の部分的な解釈をまとめたものである。
タロットは伝説の様々な形による無限の新たな解釈をまとめたものである。
時々巧妙な例え話が時代を特徴する大いなる叙事詩と調和して混ざる。
秘伝伝授者ではない者には例え話と史実を見分ける方法や理由が不明である。
例え話と史実が混ざった金羊毛の伝説はヘルメスの考えとオルフェウスの魔術の考えを要約しヴェールで隠している。
ギリシャの神秘の詩、金羊毛の伝説についてだけ話す。
なぜなら、エジプトとインドの祭司の聖所の伝説は、豊富さである程度意気喪失させ、豊富さの中で選択に迷うからである。
さらに、テーバイドについて話す。
テーバイドは過去、現在、未来の全ての考えの畏敬するべき総合である。
テーバイドは無限の例え話と言える。
人オルフェウスの神性の様に、テーバイドは人の命の輪の両極を含んでいる。
驚くべき事実!
「テーバイ攻めの七将」の象徴とヨハネの黙示録の象徴は同じ意味を持っている。
「テーバイ攻めの七将」ではテーバイには7つの門が有り、ヨハネの黙示録5章1節では神の書には7つの封印が有る。
「テーバイ攻めの七将」では7人の将軍がテーバイを攻め、ヨハネの黙示録13章では7つの頭を持つ獣が神を冒涜する。
「テーバイ攻めの七将」では7人の将軍がテーバイを守り、ヨハネの黙示録では7つの霊が説明する。
「テーバイ攻めの七将」ではテーバイを攻める7人の将軍は犠牲の血に誓い、ヨハネの黙示録5章では犠牲の子羊イエスが神の書の7つの封印を開く。
ヨハネの黙示録1章18節の「死んだが生きている者」はヨハネの黙示録5章の犠牲の子羊イエスである。
血を流す果実の様にキタイロンの木に吊るされて見つけられたオイディプスの神秘の生まれは民数記21章8節から9節のモーセのさおに吊るされた火の蛇と創世記の善悪の知の木の果実を思い出させる。
オイディプスが知らないで父と戦い殺す象徴的な実話は、知無しで盲目的に解放された理性を心配する予言である。
(マタイによる福音28章19節 父である神)
オイディプスはスフィンクスに会う。
スフィンクスは象徴の中の象徴である。
(
スフィンクスは神の象徴である。
出エジプト記3章14節 神はモーセに存在の中の存在であると名乗った。
)
スフィンクスは大衆には永遠の謎である。
スフィンクスは賢者の知の堅固な基礎である。
スフィンクスは大食いの沈黙の巨大な者である。
(スフィンクスは知の無い人を食う巨大な者である。)
スフィンクスの不変の形は大いなる普遍の神秘の唯一の考えを表す。
どのように4つ1組を2つ1組に変えて3つ1組で説明するのか?
より通俗的に象徴的に言うと、朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足の動物は何か?
(四足獣といった人以外 > 女性 > 男性)
哲学的に言うと、どのように四大元素の力の考えはゾロアスターの両極性の考えをもたらしピタゴラスやプラトンの3つ1組の考えで要約されるのか?
例えと数の究極の論理は何か?
全ての象徴の究極の意味は何か?
オイディプスの答えは簡潔で畏敬するべき言葉であった。
オイディプスの答えはスフィンクスを倒した。
オイディプスの答えは推測する者をテーバイの王者にした。
スフィンクスの謎へのオイディプスの答えは「人」! ……不適切である!
(スフィンクスの謎への正しい答えは「神」である。)
オイディプスは見過ぎた。
(オイディプスは人の神性を見た。)
オイディプスは不透明に見た。
自ら盲目に成る事によって、すぐにオイディプスは不運な不完全な推測をつぐなわなければいけない。
(オイディプスは自身の目をえぐった。)
オイディプスは嵐の中に姿を隠す。
スフィンクスの謎の答えを全ての意味と神秘の理解無しに推測したであろう全ての時代の全ての文明が嵐の中に姿を隠した様に。
人の運命の巨人的な叙事詩であるオイディプスでは全てが象徴的で超越的である。
(巨人プロメテウスは人の身代わりと成る巨人的な愛を実証した。)
2人の敵対する兄弟は大いなる神秘の2番目の部分を表し、アンティゴネの犠牲が神の様に完結させる。
最後の戦いが来る。
相互に殺し合う兄弟。
カパネウスは冒涜した神の雷によって倒される。
アムピアラオスは土に飲み込まれる。
テーバイドの非常に多数の象徴的な実話は、真実さと偉大さで、3つ1組の祭司だけの意味を見通す者を驚かせる。
バランシュが注釈したが、アイスキュロスは、アイスキュロスがギリシャ詩人の古代の崇高な人であっても、バランシュがフランスの批評家のうち優れた人であっても、前記の概念をかすかにしか、もたらす事ができなかった。
ホメロスは古代の入門の秘密の書を知っていた。
ホメロスはアキレスの盾の絵で古代の入門の概要と主な象徴を精密に描いた。
しかし、すぐに大衆はホメロスの優美な例え話を原始的な啓蒙の単なるあいまいな事実の記録と思う様に成った。
人は形にとらわれて概念を忘れる。
象徴はありふれると力を失う。
ホメロスの時代に魔術は地に堕ちた。
テッサリアの悪人の霊の魔術師は魔術を最も神を冒涜する誘惑術に変えた。
オイディプスの罪は死に至る果実をもたらした。
中途半端な善悪の知は悪を神を冒涜する神に持ち上げた。
人は光に疲れて具体的なものの影の中に逃げる。
大衆は空虚の夢想を神で満たす。
すぐに大衆の目には空虚の夢想が神より大いなるものに見える。
大衆は地獄を創造する。
本書の中で、「神」、「天」、「地獄」といった神聖な言葉を使う時、「神」、「天」、「地獄」の魔術師の意味は大衆が連想する意味と遠く離れている。
(「神」、「天」、「地獄」の魔術師の意味と大衆の意味は遠く離れている。)
秘伝伝授が大衆の思っているものから遠く離れて隔たっている様に。
魔術師には、神は賢者のAZOTである。
(
Azoth、AZOT、アゾットはヘブライ文字の最初の文字א、アレフまたはラテン文字の最初の文字Aまたはギリシャ文字の最初の文字A、アルファとラテン文字の最後の文字Zとギリシャ文字の最後の文字Ω、オメガとヘブライ文字の最後の文字ת、タウである。
Azoth、AZOT、アゾットは最初から最後までの普遍と最初で最後の唯一を意味する。
普遍で唯一なものは絶対なものである。
Azoth、AZOT、アゾットは絶対を意味する。
)
魔術師には、神は「大いなる務め」の有効な究極の原理である。
オイディプスの例え話に戻る。
テーバイの王者オイディプスの罪はスフィンクスを理解しなかった事である。
(オイディプスの罪は神を理解しなかった事である。)
オイディプスの罪はテーバイへの天罰のスフィンクスをテーバイの民の代わりに清い十分な完全なつぐない無しに倒した事である。
(オイディプスの罪はつぐない無しにスフィンクスを倒した事である。)
結果として、すぐに巨大な者スフィンクスの死への報いとして伝染病がテーバイを襲った。
オイディプスはテーバイの王者から退位させられた。
オイディプスはスフィンクスの畏敬するべき死んだ霊に自身を犠牲にする。
スフィンクスの死んだ霊は、形の領域から概念の領域へ移り、肉体が死ぬ前より命に満ち大食いに成った。
オイディプスは人とは何者かを推測した。
(オイディプスは人の神性を推測した。)
オイディプスは神とはどのような者か見なかったので、自身の目をえぐった。
オイディプスは大いなる秘密の半分を大衆に口外した。
(オイディプスは人に神性が有る事を大衆に口外した。)
民を守るために、オイディプスは国外追放に成り、畏敬するべき秘密の残り半分を墓まで持って行く必要が有った。
(オイディプスは神とはどのような者かという秘密を墓まで持って行った。)
オイディプスの巨人的な例え話の後に、プシュケの優美な詩が見つかる。
アプレイウスはモーセの創世記を元にプシュケの例え話をつくった。
プシュケの例え話は大いなる魔術の秘密を神とかよわい人の神秘的な結合の形で表す。
(
大いなる魔術の秘密は神と人の結合である。
大いなる魔術の秘密は神性と人性の結合である。
大いなる魔術の秘密は強い者と弱い者の結合である。
)
プシュケは石の上に独り裸で見捨てられた。
プシュケは自身の概念的な高貴さの秘密について無知なままである必要が有る。
プシュケは夫である愛(の神エロス)を見ると愛(の神エロス)を失う必要が有る。
アプレイウスはプシュケの例え話でモーセの創世記を解説し翻訳している。
メンフィスとテーバイの聖所がイスラエルの神とアプレイウスの神々をもたらしたのではないか?
(イスラエルの神がメンフィス、テーバイ、アプレイウスの神々である。)
プシュケはエヴァの妹である。
と言うよりはむしろ、プシュケは霊化したエヴァである。
(プシュケはエヴァの魂である。)
エヴァとプシュケは知りたいと望んだ。
エヴァとプシュケは試練の栄光のために無知を失う。
エヴァとプシュケは地獄に降りるに値する。
プシュケは古代のパンドラの箱を持ち帰る。
エヴァは古い蛇の頭を見つけ圧倒する。
古い蛇は時と悪の象徴である。
古代の巨人プロメテウスがプシュケの罪をつぐなう必要が有る。
ヘラクレスが巨人プロメテウスを救った。
キリスト教の伝説のルシフェルがエヴァの罪をつぐなう必要が有る。
マタイ4章1節から11節で救い主イエスがルシフェルを圧倒する。
大いなる魔術の秘密はプシュケのランプと短剣である。
大いなる魔術の秘密はエヴァの善悪の知の木の果実である。
大いなる魔術の秘密は巨人プロメテウスの天の火である。
大いなる魔術の秘密はルシフェルの燃える王笏である。
大いなる魔術の秘密は救い主イエスの神聖な十字架である。
大いなる魔術の秘密を十分に知りながら濫用したり大衆に口外する者は全ての苦難を受けるに値する。
大いなる魔術の秘密を知るべき様に知る事、つまり、大いなる魔術の秘密を応用しつつ隠す者は絶対の主に成れる。
4文字の唯一の言葉が全てのものを含んでいる。
(4文字の唯一の言葉、テトラ グラマトンは全てのものを含んでいる。)
ヘブライ人のテトラ グラマトン。
יהוה、YHWH、ヤハウェ。
(
高等魔術の祭儀14章「テトラ グラマトンは、魔術の無上の言葉であり、『である様に』を意味する」
יהוה、YHWH、ヤハウェは4文字であるのでギリシャ語で4文字を意味するテトラ グラマトンと呼ばれている。
)
錬金術師のテトラ グラマトン。
AZOT、Azoth、アゾット。
ジプシーのテトラ グラマトン。
トート。
カバリストのテトラ グラマトン。
Taro。
4文字の唯一の言葉は非常に多数の方法で表される。
(4文字の唯一の言葉、テトラ グラマトンは非常に多数の方法で表される。)
大衆にはテトラ グラマトンは神を意味する。
哲学者にはテトラ グラマトンは人を意味する。
(哲学者にはテトラ グラマトンは人性を意味する。)
達道者にはテトラ グラマトンは人の知の究極の言葉と神の力の鍵を与える。
秘密を明らかにしてはならない必要性を理解する者だけが秘密を応用できる。
仮にオイディプスがスフィンクスを殺す代わりにスフィンクスを圧倒して戦車につなぎテーバイに入門していれば、近親相姦無しに不運無しに国外追放無しに王者のままでいられたであろう。
仮にプシュケが柔和さと情に訴えかけて愛の神エロスが自ら自身を明らかにする様に説得していれば、プシュケは愛の神エロスを失わなかったであろう。
愛の神エロスは大いなる秘密と大いなる代行者の神話の象徴の1つである。
なぜなら、愛の神エロスは自発性と受容性、空間と充満、矢とみぞを同時に表す。
(矢とみぞは男性器と女性器の例え。)
秘伝伝授者は理解するであろう。
大衆のために、より明らかに話す気は無い。
不思議なアプレイウスの黄金のロバから薔薇十字団までの間、魔術小説は見つからない。
415年以降にアレクサンドリアではヒュパティアを殺したキリスト教の狂信者が学問を圧倒した。
415年以降に学問はキリスト教に成った、と言うよりはむしろ、アンモニオス サッカス、シュネシオス、偽ディオニュシオスは学問をキリスト教のヴェールの下に隠した。
415年以降に奇跡は迷信の装いで隠す事が必要に成った。
415年以降に学問は分かり難い言葉で隠す事が必要に成った。
415年以降に分かり難い書き方が復活した。
415年以降に1つの絵で考え全体を要約するpantacle、絵、文字が創造された。
415年以降に1つの言葉で一連の意図と啓示を要約するpantacle、絵、文字が創造された。
知の探求者の目的とは何であったのか?
知の探求者は大いなる務めの秘密、賢者の石、永久機関、円積問題、万能薬を探求した。
(「大いなる務め」、「賢者の石」、「永久機関」、「円積問題」、「万能薬」は例えである。)
「大いなる務め」、「賢者の石」、「永久機関」、「円積問題」、「万能薬」といった例えは頻繁に、知の探求者を狂人と誤解させて、知の探求者を大衆の迫害と憎悪から守った。
「大いなる務め」、「賢者の石」、「永久機関」、「円積問題」、「万能薬」といった例えは大いなる魔術の秘密の1つの側面を意味する。
後で説明する様に。
黄金のロバから薔薇十字団までの間、魔術小説は見つからない。
薔薇という象徴はダンテの詩の神秘的な魔術的な意味を表す。
超越的なカバラが薔薇という象徴をもたらした。
普遍の哲学の計り知れない隠された源泉に戻る時である。
聖書、全ての聖書の例えはヘブライ人の神の教えの知を不完全なヴェールに隠された方法で説明する。
タロットの祭司だけの絵は後で説明するつもりである。
ギヨーム ポステルはタロットをエノクの創世記と呼んだ。
タロットは確実にモーセと預言者より前から存在している。
タロットの考えは古代エジプト人の考えと基本的に同じである。
タロットの考えには大衆向けのものとヴェールに隠されたものが有る。
出エジプト記の34章33節から34節の象徴的な実話でモーセは大衆と話す時は顔をヴェールで隠し神と話す時は顔からヴェールを外した。
ヴォルテールは聖書の超常的な話を非常に皮肉った。
聖書は口伝の記録としてのみ書かれている。
聖書の象徴的な実話は大衆には分かり難い。
さらに、モーセ五書と預言者の詩は神の教え、倫理道徳、祈祷書の初歩的な作品である。
(タルムードとして、)本当の秘密と口伝の哲学は、より透明なヴェールの下で、2世紀まで文書にされなかった。
タルムードは第2の未知の聖書である。
と言うよりはむしろ、タルムードはキリスト教徒の大衆には理解されない聖書である。
タルムードは宝庫である。
キリスト教徒の大衆はタルムードは奇形な非論理的な話の宝庫であると話す。
タルムードに対して、キリスト教徒の大衆は、無神論者と同じ無知から、無神論者と同じ言い回しを話す。
タルムードは記念碑である、と断言する。
タルムードは哲学の天才と宗教の天才がかつて達したまたは想像したおよそ高尚なもの全てを含んでいる記念碑である。
タルムードはいばらに包囲された宝である。
タルムードは不透明な原石に隠されたダイアモンドである。
読者はすでにタルムードについて話していると推測しているであろう。
ヘブライ人の運命は不思議である!
ヘブライ人は身代わりである!
ヘブライ人は殉教者である!
ヘブライ人は世界の救い主である!
ヘブライ人は命に満ちている民である!
ヘブライ人は大胆な忍耐強い民である!
使命を未だ果たしてないので、ヘブライ人は迫害されても常に欠損が無いまま保存されている民である!
使徒の口伝では、ヘブライ人以外で信心が地に堕ちた後で、ヤコブの家から救いが再臨し、キリスト教徒が敬礼している十字架にかけられたヘブライ人イエスが世界という王国を父である神に手渡すのではないか?
(コリント人への第1の手紙15章24節「イエスは王国を父である神に手渡す」)
カバラの祭司の聖所を見通した者は論理的な、簡潔な、絶対な唯一の考えを見て感嘆する。
概念と象徴の本来からの結合。
(概念と形の本来からの結合。)
基本の文字と絵による最も基礎の現実の神聖化。
(基本の概念と形による最も基礎の現実の神聖化。)
言葉、文字、数の三位一体。
(概念、形、数の三位一体。)
アルファベットの様に簡潔な哲学。
神の言葉の様に深い無限の哲学。
ピタゴラスの定理より完全な明らかな原理。
10本の指で要約できる神学。
(0から10までの数で要約できる神学。)
幼子が手のひらで把握できる無限。
(幼子が手中にできる無限。)
0から9までの10の数字、22のヘブライ文字、三角形、正方形、円。
0から9までの10の数字、22のヘブライ文字、三角形、正方形、円がカバラの全要素である。
0から9までの10の数字、22のヘブライ文字、三角形、正方形、円が書かれた神の言葉の構成原理である!
0から9までの10の数字、22のヘブライ文字、三角形、正方形、円が世界を創造した話された神の言葉の反映である!
全ての本物の論理的な神の教えはカバラから来てカバラへ行く。
全ての本物の論理的な神の教えはカバラから出でカバラへ戻る。
カバラが全ての光に照らされた者、ヤコブ ベーメ、スヴェーデンボルグ、ルイ クロード ド サンマルタンなどの宗教的な夢の大いなるものや自然科学的なものをもたらした。
カバラが全てのメーソンの秘密と象徴をもたらした。
カバラだけが普遍の理性と神の言葉の結合を神聖化する。
カバラは、正反対に見える2つの力のつり合いによる、存在の永遠のつり合いを確証する。
カバラだけが理性と信心、力と自由、学問と神秘を一致させる。
カバラは過去、現在、未来の鍵を保有している!
カバラに入門するには、ロイヒリン、ガラティーノ、キルヒャー、ピコ デラ ミランドラの文書を読み深く考えるだけでは不十分である。
ピストリウスが集めたヘブライ人の文書、特に「形成の書」を研究し理解する必要が有る。
大いなる「光輝の書」に熟達する必要が有る。
1684年に集められた「裸のカバラ」、「カバラの気の力学」、「魂の変革」を入念に読む必要が有る。
タルムードの論理的な象徴的な全体の光の闇へ大胆に入門する必要が有る。
そうすれば、ギヨーム ポステルを理解できるであろう。
早過ぎる寛大過ぎる女性解放の夢想は別として、高名な学が有る光に照らされた者であるギヨーム ポステルは、ギヨーム ポステルを理解してない大衆が主張している様な狂人ではないと、ひそかに認められるであろう。
隠された哲学の歴史の概要を話した。
隠された哲学の源泉を表した。
隠された哲学の主な文書を言葉少なに分析した。
本書「高等魔術の教理」は知について話す。
しかし、魔術、と言うよりはむしろ、魔術の力は知と力の2つのものから成る。
(
魔術は知と力である。
魔術の力は知と力である。
)
力が無い知は存在しない、と言うよりはむしろ、力が無い知は危険である。
(
力が無い知は存在しない。
知識は有るが心の力が無い者は危険にさらされる。
)
知を心の力が有る者だけに与える。
知を心の力が有る者だけに与える事が入門の無上の法である。
マタイによる福音11章12節で大いなる啓示者イエスは「天の王国は激しい力を受容する。激しい力だけが天の王国を勝ち取るであろう」と話している。
処女の聖所の様に真理の門は閉ざされている。
入門するには男らしい者である必要が有る。
確信には全ての奇跡が約束されている。
(マタイによる福音17章20節「確信が有れば、不可能は無い」)
全ての試練にもかかわらず、全ての障害を乗り越える、闇の中でためらわないで光へ前進する、意思の大胆さ無くして確信とは何であろうか?
古代の入門の歴史についてくり返し話す必要は無いだろう。
入門がより危険で恐ろしいほど、入門の効果はより大きかった。
古代には世界には入門を司り教える者が存在した。
祭司のわざ、王者のわざは特に大胆さ、慎重さ、意思の試練に存在する。
古代の修行者とイエズス会の修行者は似ていた。
現在イエズス会は人気が無い。
仮に現在も本物の知と理解が有る総長がいればイエズス会は世界を支配しているであろう。
神の教え、学問、正義における絶対を探求して生涯を過ごした後に、(神の教え、哲学、正義における絶対を探求した後に、)ファウストの輪を巡った後に、無上の神の教え、思いやりの無上の書、人性の無上の書、福音書に至った。
福音書で安息した。
福音書で人の全能性と無限の進歩の秘密を見つけた。
福音書で全ての例えの鍵を見つけた。
福音書で最初で最後の考えを見つけた。
(
福音書で最初から最後までの普遍の考えを見つけた。
福音書で最初で最後の唯一の考えを見つけた。
福音書で絶対の考えを見つけた。
)
「神の王国」と言う福音書で頻繁に用いられる表現が意味するものを理解した。
人の自発性への支点として定点を与える事は、アルキメデスの有名なてこの応用を実現する事によって、アルキメデスの問題を解く事(、世界を動かす事)である。
人の自発性への支点として定点を与える事、世界を動かす事は、世界に魔術的な電気を流した大いなる祖たちが、大いなる大衆には話す事ができない秘密によって、成就した事である。
しかし、若返るために例え話でフェニックスは前世の跡を厳しく焼き尽くしてから俗世の大衆の目の前に再び現れる。
大衆の間で宗教を若返らせるために、大衆にとっては古い宗教を焼き尽くすために、モーセはエジプトとエジプトの神秘を知っていた者を全て荒野で死なせた。
大衆の間で宗教を若返らせるために、大衆にとっては古い宗教を焼き尽くすために、使徒行伝19章19節で使徒パウロはエフェソスの大衆が隠された学問の本を全て焼き尽くすのを止めなかった。
大衆の間で宗教を若返らせるために、大衆にとっては古い宗教を焼き尽くすために、巨大な東のヨハネ派をかたる異端の娘であり神殿騎士団の灰であるフランス革命で、大衆は教会から略奪し神聖な儀式の象徴を冒涜した。
全ての大衆の宗教、全ての大衆の間での復活は、魔術を迫害し、魔術の神秘を火で焼き尽くそうとし、魔術の神秘を忘れ去らせようとする。
母の死によって生まれたベニヤミンの様に、大衆の宗教、大衆の哲学は、母である魔術の大衆の間での死によって俗世に生まれる。
前記の理由から、象徴的な蛇、ウロボロスは自身の尾を常に飲み込もうとする様に見える。
前記の理由から、存在するための必須条件として、空間が全ての充満には必要である。
空間が全ての次元には必要である。
肯定が否定には必要である。
前記はフェニックスの例え話の永遠の実現である。
2人の有名な学者ヴォルネイとデュピュイはエリファス レヴィが巡った経路をエリファス レヴィより先にすでに巡った。
(エリファス レヴィの様にヴォルネイとデュピュイは象徴を研究した。)
しかし、言わば、ヴォルネイとデュピュイは闇夜の中で時間を無駄に費やした。
特にデュピュイは、計り知れない博識にもかかわらず、役に立たない作品をもたらしただけに終わった。
デュピュイは全ての宗教の源に天文学しか見なかった。
デュピュイは象徴的な周期を理論と誤解した。
デュピュイは暦を伝説と誤解した。
デュピュイには知、本物の魔術の知、カバラの秘密を理解する知が不足していた。
デュピュイは、エゼキエル書37章の骨が散っている平野の様な、古代の祭司の聖所を通り過ぎてしまった。
デュピュイは死だけを理解した。
デュピュイには、「起きなさい! 新しい形をとって、歩きなさい!」と古代の象徴に叫ぶ事によって、エゼキエル書37章9節の四方の風の力を集める言葉、(十字に四方の風の力を集める言葉、)エゼキエル書37章の様に骨から生きている民を創造する事ができる言葉が不足していた。
(マタイによる福音9章5節「起きなさい。歩きなさい」)
かつて誰も試みなかった事を大胆に試みる時が来た。
ユリアヌス帝の様に、神殿を建て直そう。
神殿を建て直す事は敬礼する知を裏切る事には成らないと確信している。
(コリント人への第1の手紙1章24節「キリストは神の知」)
仮に、同時代の敵意に満ちた狂信的な博士達が神の知キリストをユリアヌス帝に理解させる事ができていたら、ユリアヌス帝は神の知キリストを敬礼する立派なキリスト教徒に自ら成っていたであろう。
魔術師の神殿には2つの柱が存在する。
(
キリスト教と哲学は魔術の両輪である。
神の教えと哲学は魔術の両輪である。
)
魔術師の神殿の2つの柱の片方にはキリスト教と記されている。
本物の魔術師はキリスト教を攻撃する気が無い。
反対に、本物の魔術師はキリスト教を説明しキリスト教の務めを果たす。
知と意思は交互に世界で力を発揮してきた。
神の教えと哲学は現在も未だに戦っている。
しかし、神の教えと哲学は一致する必要が有る。
キリスト教の一時的な目標は、従順と信心によって、超自然的な宗教的な平等を人々の間に確立する事である。
キリスト教の一時的な目標は、徳に支点を与えるために、信心によって知を固定する事である。
キリスト教の一時的な目標は、知の貴族を破壊すると言うよりはむしろ、知の貴族を復活させる。
知の貴族はすでに倒されている。
正反対に、哲学の一時的な目標は、自由と理性によって、自然な不平等を人々にもたらす事である。
哲学の一時的な目標は、勤勉の支配の開始によって、徳の代わりに機知を用いさせる事である。
哲学無しのキリスト教は不完全で不十分であった。
キリスト教無しの哲学は不完全で不十分であった。
哲学無しのキリスト教は完成と幸福を人に与えられなかった。
キリスト教無しの哲学は完成と幸福を人に与えられなかった。
現在、夢みられている事は、ほとんど大胆に望むまでも無く、非常に長い間、正反対と考えられてきたキリスト教と哲学という2つの力の結合である。
キリスト教と哲学の結合を望む良い根拠が存在する。
なぜなら、男性と女性の様に、キリスト教と哲学という人の魂の2つの大いなる力は相反しない。
(
男性と女性は相反しない。
キリスト教と哲学は相反しない。
神の教えと哲学は相反しない。
)
キリスト教と哲学は結合するために正反対に見える違いが存在する。
(
神の教えと哲学は結合するために正反対に見える違いが存在する。
男性と女性は結合するために正反対に見える違いが存在する。
)
「全ての問題の普遍の解決が示されるのか?」
疑いなく。イエス。
なぜなら、賢者の石、永久機関、大いなる務めの秘密、万能薬の秘密を説明するからである。
神の様なパラケルススの様に、魔術師は狂っていると非難されるであろう。
大いなる不運なコルネリウス アグリッパの様に、魔術師は詐欺師と非難されるであろう。
ユルバン グランディエの火刑のまきの火が消されても、黙殺や中傷という陰湿な迫害は残されるであろう。
魔術師は、迫害に大胆に立ち向かわず、迫害をあきらめて甘受する。
本書の公開を自分の意思だけで求めたわけではない。
言葉がもたらされる時が来れば、言葉は自分の手または他人の手によってもたらされると、魔術師は信じている。
魔術師は言葉がもたらされるのを静かに待つつもりである。
本書「高等魔術の教理」と「高等魔術の祭儀」の2部に分かれている。
本書「高等魔術の教理」はカバラの考え、魔術の考えの全てを確証する。
「高等魔術の祭儀」は儀式、儀式の魔術を清める。
本書「高等魔術の教理」は古代の賢者がソロモンの小鍵と呼んだものである。
「高等魔術の祭儀」はいなかの大衆がグリモワール、魔術書と呼んでいるものである。
本書「高等魔術の教理」と「高等魔術の祭儀」の章には数とテーマが存在する。
本書「高等魔術の教理」と「高等魔術の祭儀」の章は1対1対応している。
本書「高等魔術の教理」と「高等魔術の祭儀」の章の数とテーマは気まぐれではない。
本書「高等魔術の教理」と「高等魔術の祭儀」の章の数とテーマは全て大いなる普遍の鍵タロットに示されているものである。
タロットは大いなる普遍の鍵である。
エリファス レヴィが初めてタロットの完全な十分な説明を与える。
本書「高等魔術の教理」は、神の意思に従い、意思を持ちおもむくべき所におもむく。
ヨハネによる福音19章30節「終えた」
本書「高等魔術の教理」は永久的であると信じている。
なぜなら、論理的な良心的な全てのものの様に、本書「高等魔術の教理」には力が有るからである。
エリファス レヴィ
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