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本編

49 ※ホラー

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ハルト様がジリジリと近づいてきました。
な、なんだかこのまま捕まってはいけないような気がします。

こういう時は逃げるのみです!

「先生!今度メアリーをけしかけます!」

私は走り出してエリオ先生にサッと挨拶をして教室を出ました。

「リリィ!」

後ろでハルト様の呼ぶ声が聞こえましたが、止まったらダメな気がする!

そこから私とハルト様の恐怖の追いかけっこが始まった。



「リリィー?出ておいで~。怖くないよー。」

ガタガタガタガタ

怖い怖い怖い。
ただいま、ずっと走り続けて疲れた私は空いていた教室に入り、息をひそめる。

足音が近づいてきて、教室の前で止まる。

ひっ!

ハルト様は私がここにはいないと思ったのか、足音は遠のいていった。

「……ふぅ。」

ちょっとしたホラーだったよ。
でもこれで安心…

「リリィー?ふふっ、みぃーつけた!」

「ひぃっ!」

ぎゃぁぁぁ!いたよ?!

私がプチパニックに陥っているとガバッとハルト様が抱きついてきて床に押し倒される。

そしてハルト様は私についている猫耳をパクッと甘噛みしてきました!!

「みゃぁ?!んっ、みゃっ、やっ!」

「はぁ、可愛いっ、リリィ、可愛い!」

ハルト様のキャラが変わってる?!

むぎゅっ

「みゃぁぁぁ~ー!!」

ハルト様がしっぽを掴んできて、言いようもない快感が全身にひろがりました。

「はぁ…、リリィは耳だけじゃなくてしっぽも感じちゃうんだね。本当に可愛い…。どうしてこんな可愛いの?ああ、もう最高……!」

ハルト様が恍惚とした顔で猫耳をしゃぶり、しっぽを掴んで上下に擦り始めました。

「にゃぁっっ!!んんっ、みゃぁぁっ!あっ、やっ、どっちもは、らめっ!」

「ああ、そうだね。ちゃんとこっちも触ってあげないとね。」

そう言って、片手で私のパンツを脱がし、秘所を撫でた。
そして、3箇所を同時に攻めてきて呆気なく達した。

「きゃぅ!っ、ーーんみゃぁぁぁっ!!」

ぶしゅっぷしゅっ!

「にゃぅ……。」

「可愛い…。イッてる顔も声もすごく可愛い。全部可愛い。……ボソッしっぽも触るならバックか…。」

イッたばかりで力が入らない体をハルト様が抱えて、机に突っ伏してお尻を突き出すような格好にさせられた。
愛液が膝まで垂れてきているから恥ずかしい。

「はぁ、……絶景。」


後ろでカチャカチャとベルトをはずす音がした。

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