秋の夜の秘密 R18

南條 綾

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秋の夜の秘密 ~後日談:銀杏の約束

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 あれから一週間が経った。
あの屋上の夜が、夢だったんじゃないかと、何度も自分を疑う日々。
学校の廊下で先輩の姿を見かけるたび、心臓が止まりそうになる。
バスケ部の練習着姿でコートを駆け抜ける綾先輩は、相変わらずクールで、誰もが振り返る存在。
でも、私の目には、あの月光の下で乱れた先輩の姿が、重なる。先輩の指の感触……まだ、体が覚えてる。

 授業中、窓から銀杏の葉が舞うのを眺めながら、頰が熱くなる。
友達の声も、先生の言葉も、遠くに聞こえる。
放課後、私はいつものように、屋上へ向かう足を止めた。
もう、夜だけじゃない。昼間の学校も、先輩の気配で満ちている気がする。

 今日の練習が終わった頃、部室の前で先輩に声をかけられた。
「美咲、ちょっと来て」
その一言で、体が震えた。誰もいない部室。
汗の匂いが残るロッカールーム。ドアが閉まる音が、静かに響く。

 「先輩……」
私の声は、掠れていた。
先輩はロッカーに寄りかかり、私を引き寄せる。
制服のままの体が、触れ合う。練習後の熱い肌。
あっ、こんなところで……でも、欲しくてたまらない。

 先輩の唇が、すぐに重なった。
昨夜の夢で何度も繰り返した感触。
柔らかく、貪欲に。舌が絡み、互いの息を奪い合う。

「んっ……美咲、君の味……忘れられなくて」
先輩の囁きが、耳元で震える。
私は先輩の首に腕を回し、深くキスを返す。
舌先が、互いの口内を探り、甘い唾液が混じり合う。
先輩の舌、熱くて……もっと、奥まで。

 先輩の手が、私のブラウスを素早く開く。
ボタンが一つ、二つと外れ、胸元が露わになる。
冷たい空気に、肌が粟立つ。でも、先輩の掌がすぐに覆い被さり、温もりが広がる。
乳房を優しく揉みしだき、親指で尖った先端を転がす。

「あんっ……先輩、そこ、感じちゃう……」
私の声が、漏れる。部室の鏡に、映る自分の姿。
頰が赤く、目が潤んでいる。こんなに、恥ずかしいのに……興奮する。

 先輩は私をロッカーに押しつけ、膝をつく。
スカートを捲り上げ、下着をずらす。
私の秘部が、露わになる。
すでに湿り気を帯び、蜜が光る。

「美咲……こんなに濡れてる。私のこと、考えてたの?」
先輩の指が、優しく花弁をなぞる。
私は頷き、腰をくねらせる。

「はあっ……はい、先輩のことしか……。」

 指が、ゆっくりと沈む。
一本、ぬるりと中へ。
熱い内壁が、指を締めつける。
あぁ……また、入ってる。先輩の指が、私を広げて……。

  先輩の動きは、屋上の時より大胆。
出し入れを繰り返し、親指で敏感なクリトリスを刺激する。
くちゅくちゅという音が、部室に響く。

「んんっ……先輩、もっと深く……あっ、ダメ、そこ当たってるっ!」
快感が、電流のように体を駆け巡る。
私の手が、先輩の髪を掴む。視線が絡み、互いの欲が燃え上がる。

 先輩は立ち上がり、自分の練習着を脱ぎ捨てる。
引き締まった体。バスケで鍛えられた腹筋、張りのある胸。
私の指が、そこに触れる。乳首を摘み、軽く引っ張る。
先輩の体が、びくりと反応。

「美咲……君の触り方、好き……」
先輩の声が、甘く掠れる。私は勇気を出して、先輩のショーツに手を滑り込ませる。
そこも、熱く湿っている。
指を一本、沈めてみる。先輩の中……熱くて、柔らかくて……私と同じ。

 互いの指が、同時にはじける。私の蜜壺を先輩の指が掻き回し、先輩の秘部を私の指が愛撫する。
唇が重なり、舌が激しく絡む中、体が密着する。
汗と蜜の匂いが、混じり合う。

「はあっ……美咲、一緒に……いくよ。」
先輩の言葉に、頷く。指の動きが速くなり、内壁を擦る感触が、頂点を呼ぶ。

「あっ、あんっ……先輩っ、いくっ……!」
私の体が、激しく痙攣。熱い波が爆発し、先輩もまた、指を締めつけながら果てる。
先輩と、一緒に……こんなに、幸せ。

 絶頂の余韻に、互いの体を支え合う。
部室の床に崩れ落ち、息を整える。
先輩の腕の中で、静かに涙が零れる。
喜びの涙。これが、私たちの日常になるのかな。

 夕暮れのチャイムが、遠くに響く。
私たちは急いで服を整え、部室を出る。
廊下で、手を繋ぐのは我慢。

 でも、先輩の視線が、私を優しく包む。
「明日も……来てね、美咲」
その言葉に、頷く。

 銀杏の葉が、校庭に積もり始めている。
秋は深まるけど、私たちの熱は、冷めない。

 屋上への階段を、一緒に上る日が来るのを、想像する。
あの夜の続きを、永遠に。
星の下で、再び唇を重ねるのを。先輩、私のすべてを……あげたい。


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みんなの感想(1件)

淡希蘭央(執筆活動一時的に再開)

先輩の「また」は果たされるのでしょうか。

2025.10.24 南條 綾

果たされますよ

解除

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