処女のチョーカーは鎖に変わる

南條 綾

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処女のチョーカーは鎖に変わる

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 バイクに乗るのが好きで、夜の街を走るのが好きで、誰にも縛られない自分を誇りにしていた。
初めては、ちゃんと好きになった人に、大切に捧げたいって思っていた。
だからキスだって、まだしたことがなかった。なのに、今私は、冷たいコンクリートの床に仰向けに押し倒され、両手首を錆びた鎖で天井から吊るされている。

 肩が抜けそうなくらいに腕を引っ張られ、革ジャケットは乱暴に捲り上げられて、ブラなんて最初から着けてなかった胸が丸出しだ。

 冷たい空気が乳首を刺して、痛いくらいに尖ってしまう。
「……やめて……お願い……」声は掠れて、ほとんど息しか出ない。
男が私のチョーカーを掴んで顔を近づけてきた。

 酒とタバコと汗が混じった臭いが鼻を突く。
「綾ちゃん……まさか、お前まだ処女か?」私の膝の間に割り込み、熱く腫れ上がった先端を震える私の秘部の入り口に押し当てた瞬間、私は全身を硬直させた。

「やめて……! 無理……絶対に無理だから……!」

 でも男は笑ったまま、ゆっくりと腰を押し出す。最初はただの熱い圧迫感だった。
狭い入り口が必死に抵抗する。
でも、処女膜はそんなに強くない。ズブッ……ズクッ……!

「────っ!!」鋭い痛みが閃いた。ナイフで切り裂かれたみたいに、熱いものが内側から弾けた。
次の瞬間、ズブリィィィィィッ!!いう音が聞こえた気がした。
処女膜が、はっきりと破れた。

「ぎゃぁぁぁぁぁっ!!!」

 薄い膜が引きちぎられる、肉が裂ける、生々しい感触が全身を駆け巡った。
熱い血がドロリと溢れ出し、太腿の内側をねっとりと伝っていく。

「痛い痛い痛い痛いっ……!! 抜いて……! お願い抜いてぇぇっ!!」

 涙が止まらない。血の臭いと鉄の臭いと男の汗の臭いが混じって、頭がクラクラする。男は止まらない。
むしろ私の悲鳴に興奮したみたいに、さらに深く沈めてきた。

「うわ……キツ……本当に初めてだ……最高だ……」

 根元まで、ゆっくりと、容赦なく埋め込まれていく。
内側が無理やり広げられて、裂けた傷口が焼けるように痛い。
子宮口を押し上げられる異物感。
まだ誰にも知られていない奥の奥まで、汚されてしまっていた。

「ひぐっ……うっ……あぁぁ……! 入ってる……全部……入っちゃってる……!」
血とわずかな蜜が混じって、結合部から糸を引いて垂れる。
男が少し腰を引くと、裂けた傷口が引っ張られて、また鋭い痛みが走った。

「や……動かないで……! お願い……もう無理……!」
男はゆっくりと腰を振り始めた。
最初は血が混じった生々しい痛みだけだった。
内側が擦れるたびに裂けた傷口が開いて、熱い血がまた流れ出す。

「うっ……うぅ……痛い……痛いよぉ……」
なのに、十回、二十回と突かれるうちに、
痛みの奥に、別の熱が混じり始めた。

「ん……っ……あ……っ……」

 嘘……だろ……? 痛いのに……気持ちいい……?私…どうしたの…

 処女だった身体は、初めての侵入に戸惑いながらも、無理やり開かれた内壁が男の形に馴染んでいく。
血と蜜が混じって、クチュクチュという卑猥な音が響き始める。

「ほら……もう慣れてきただろ? 初めてなのに、こんなに締めつけて……」

「違う……! 慣れてなんか……っ!」でも、身体は正直だった。

 子宮の奥が熱くて疼いて、男を離したくないみたいにうごめく。男の腰が急に激しくなる。
奥をえぐるような容赦ない突き上げが何度も何度も繰り返されるたびに、
私の身体はもう限界を超えていた。

「やだぁ……もうっ……ダメ……!」

 痛みはまだ残っているのだけど処女膜が裂けた傷口が焼けるように熱い。
その奥から湧き上がる別の熱が、痛みを完全に塗りつぶし始めていた。
子宮が、男の先端に押されるたびにビクン、ビクンと勝手に跳ねる。

ダメ……こんなの……認めたくない……!
でも、もう抑えられない。男が最奥を、グッと押し潰すように突き上げた瞬間、

「────っ!!」

 全身の神経が一気に焼き切れた。
視界が真っ白に弾け、頭の芯がビリビリと痺れる。
耳がキーンと鳴って、時間が止まったみたいになる。

「あ……あぁぁぁぁっ……!!」

 子宮が、まるで生き物みたいに痙攣し始めた。
ビクッ、ビクッ、ビクビクビクビクッ!!
内側が波打つように締まり、男のものを根元まで飲み込んで、
離したくないとばかりに必死に絞り上げる。

「いく……いくっ……! いやなのに……初めてなのに……いくぅぅっ!!」

 涙が頬を伝って床にぽたぽた落ちる。
でも、もう悲鳴じゃなくて、甘く掠れた情けない喘ぎ声しか出ない。
下腹の奥が熱い塊になってドロドロに溶けていく。
子宮口がパクパクと開いて、男の先端を吸い込むように蠢く。

「ひぃ……っ! あぁぁ……! おなか……熱い……!」

 腰が勝手に浮いて、男を奥へ奥へと誘ってしまう。
頭の中が真っ白。何も考えられない。
ただ快楽だけが全身を支配する。ビクンッ! ビクンッ! ビクビクビクビクッ!!

 何度も何度も全身を硬直させて、私は犯されながら、処女を奪われたまま、
初めての絶頂に溺れていった。そして、ドクッ……ドクドクッ……ドクドクドクッ!!
熱い精液が子宮の奥に直接注ぎ込まれる。

 それが引き金だった。最後の、最強の絶頂が襲ってきた。

「い、いくぅぅぅぅっ!! 中に出されて……またイクゥゥゥゥッ!!」
子宮が嬉しそうに震えて、嫌いな男の精液を全部全部受け止める。
熱い。汚い。でも身体はそれを喜んで、もっと欲しいとばかりにキュンキュンと収縮する。
ビクビク……ビク……ビク……余韻が何度も波のように押し寄せて、私はもう声すら出せなくなった。

 ただ涙を流しながら、犯されてイき狂った自分を抱きしめるように震え続けるしかなかった。
私……最低だ……初めての絶頂が、こんな形で、こんな男の中で、こんなに気持ちよくなってしまった。
血と一緒に、私の初めてが全部汚されてしまった。
もう二度と、元の純粋な私には戻れない。
私は完全に、壊れて快楽のとりこになった。



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