【1部完】紫微綾の事件簿1 鎖の記憶

南條 綾

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2章 潜入の鎖

新たな事件

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 夢の中で、あの地獄が再び私を飲み込もうとしていた。
暗く湿ったコンテナの内部。錆びついた鉄の壁から、ぽたり、ぽたりと水滴が落ちる音が、絶え間なく響く。
空気はカビと汗と男たちの獣のような臭いで淀み、息をするたびに喉が焼けるようだった。
男たちは数人。影のようにぼんやりとした輪郭しか見えないのに、その存在感は圧倒的だった。

 下卑た笑い声が低く響き、荒い息遣いが私の耳元で熱く湿る。
冷たい鉄の鎖が手首と足首に深く食い込み、わずかに動くだけで皮膚が裂けそうな痛みが走る。
14歳の私は、ただの「商品」に過ぎなかった。
抵抗する力など、最初から奪われていた。

 細い腕は簡単に押さえつけられ、声を出そうとしても喉が恐怖で凍りついて、かすれた息しか漏れない。
一人の男が、私の黒髪を乱暴に掴んだ。
頭皮が引きちぎられるような痛み。別の手が服に伸び、布がビリビリと無慈悲に引き裂かれる音が、静かなコンテナに鋭く響く。

 叫びたい。助けて、と叫びたいのに、声は出なかった。
ただ涙だけが、頬を熱く伝い落ちる。冷たい床に落ちた涙が、すぐに男たちの靴底で踏み潰される。
体を這う手、吐き気を催す息、肌を汚す感触。
すべてが鮮明に蘇る。あの無力感が、今でも体の奥深くに染みついている。

 夢の中だというのもわかってるし、心の傷は癒えたはずなのに、ふとした瞬間に疼き出してきて息ができなくなるほどの恐怖が襲ってくる。

 事件は終わったはずだった。
あの人と警察が少女売春組織を摘発し、首謀者たちは牢獄に送られた。
けれど、心の奥底に巣食う恐怖は、時折、牙を剥き、私をじわじわと襲う。
体が無意識に震え、吐き気が込み上げてくる。
冷や汗が背中を伝い、体が震えてるのもわかる。
あの事件の恐怖から銀髪になり、赤い瞳が虚ろに揺れていた。
その瞳の奥に、あの時の私がまだ囚われているようで、胸が苦しくなる。
その瞬間、目が覚めた。

 千景の明るい金髪が枕に柔らかく広がり、淡い紫色のまぶたが静かに閉じているのが見えた。
昨夜の口づけの甘い余韻が唇に残り、シーツの皺が彼女の体の曲線を優しくなぞっていた。
クイーンサイズのベッドの端で、私はそっと体を起こし、足音を忍ばせてバスルームへ向かった。

 ドアを静かに閉め、鏡の前に立つと、乱れた銀色の髪と赤い瞳が映る。
目をこすっても焦点がうまく合わなくて、先ほどの夢を思い出してしまう。

慌ててシャワーのレバーを強くひねると、勢いよく熱い湯が噴き出した。
最初は少し冷たい感触が肌を刺すが、すぐに湯温が上がり、全身を包み込むような灼熱が襲ってくる。

 私は顔を上向けて湯を浴び、目を閉じた。
熱い水が銀髪を濡らし、重く肩に張りつく。首筋から背中へ、胸元へ、腰へ、そして太ももへと、容赦なく流れ落ちていく。

 ボディソープを掌にたっぷりと取り、両手で激しく泡立てる。
白く豊かな泡がすぐに立ち上り、甘いフローラルの香りが蒸気とともに立ち込める。

 でも今はそんな香りなど届かない。私は歯を食いしばり、泡を塗った手を自分の肌に押し当てた。
肩から始め、強く、ゴシゴシと擦る。
まるで汚れを落とすというより、過去の記憶そのものを削り取ろうとするように。
鎖の跡が、幻のように浮かび上がる。手首の内側、肩のあたり、腰のくびれ、そして太ももの内側。
あの冷たい鉄が食い込んだ場所に、今も薄い赤い痕が残っているわけではないのに、脳裏に焼き付いた感覚が、皮膚の下で疼き出す。

 爪を立てて擦る。痛みが走るほどに力を込めた。
肌が赤く染まり、熱い湯の下で火照って、まるで生き物のように脈打つ。
胸元を擦るとき、指が震えた。

 そこは特に、男たちの手が這い回った場所だった。
吐き気が喉元まで込み上げてくる。腰を掻きむしるように擦る。
太ももの内側を、爪が食い込むほど強く。痛みが現実を教えてくれる。

 熱い湯がその傷を洗い流し、蒸気がバスルーム全体を白く曇らせる。
鏡は完全に視界を奪われ、私の姿すら映らなっていた。それでいい。こんな自分を見たくなかった。

 女の体は、探偵という仕事では最強の武器だ。
潜入先で男たちを油断させ、甘い囁きで情報を引き出し、必要なら格闘で制圧する。
この曲線、この柔らかさ、この白い肌が、すべてを可能にする。

 でも、同時にこれは呪いだと思う。14歳の私は、この体ゆえに「商品」として陳列され、値踏みされ、消費された。
暗いコンテナの中で、男たちの下卑た笑い声が響く。

 あの声が、今、シャワーの水音と重なって耳に蘇る。
「いい体してるな」

「もっと泣けよ」

「お前は俺たちのものだ」

 笑いながら、私の肌を這う指。抵抗できない体を押さえつけ、欲望のままに汚していく感触。
水音が激しくなるたび、あの男たちの荒い息遣いが混じる。
熱い湯が流れるたび、涙のような熱いものが頬を伝う。

 今の私は違う。もうあの無力な少女じゃない。1000年の歴史を持つ古武術、櫻華流を収めた。
それでも、トラウマは体に深く刻まれている。
ふとした刺激で疼き出し、心の奥底から脆さを引きずり出す。

 熱い湯の下で、私は必死に肌を擦り続けた。
痛みが、過去を上書きしてくれることを祈りながら。
蒸気が肺に満ち、息が苦しくなる。
それでも止められない。この体を、完全に自分のものに戻したい。
あの記憶を、二度と蘇らせないように。でも、知っている。そんなに簡単には、消えないことを。

 シャワーを終え、タオルで体を拭く。
胸の谷間を軽く包み、脇腹のくびれをなぞる感触に、少しだけ自己嫌悪がこみ上げる。

 銀色の髪、赤い瞳、透き通るような白い肌。
日焼け止めのクリームを取り、顔と首に優しく塗り込む。
弱い肌を守るための毎日のルーチン。
着替えは黒のタートルネックとタイトなジーンズ。
千景のクローゼットから薄手のパーカーを借り、銀髪を隠すようにフードをかぶる。
ポケットにナイフと隠しカメラを忍ばせ、革ベルトにナイフホルスターを装着。
準備は整ったけれど、手が少し震えていた。
汗と気分転換のためにシャワーを浴びたというのに、思い出してどうするの。
全く本当に嫌になる。

 キッチンカウンターで常温の水をグラスに注ぎ、一気に飲み干す。
喉の渇きが癒え、少しだけ頭がクリアになる。
昨夜の疲れがまだ体に残っているが、それを感じながらも、メモ用紙にペンを走らせる。

「QRの件よろしくね。またね。綾」

 割り切ったはずの関係
セフレとしてお互いのストレスを発散し、情報交換のついでに体を重ねるだけだったはずなのに。
だが、昨夜の彼女の温もりが、今、心の支えになっていることを否定できなかった。

 千景の紫の瞳が、私の孤独を静かに和らげてくれる。
玄関でブーツを履き、ドアを静かに閉める。
エントランスのガラス扉に映る朝の栄の街並みが、どこか遠く感じる。
アクアブルーの愛車に乗り込み、キーを回す。
エンジンの低い振動が体に伝わり、現実へと引き戻されていた。

 ハンドルを握り、事務所へ向かう道中、昨夜の電話が脳裏に浮かぶ。
依頼人の安田俊介さん
舞の父にQRの手がかりを伝えた瞬間、あの震えた声が耳に残り、今朝の静けさを重く引きずるように感じる。

 信号待ちでスマホをチラリと見やると、千景からの未読メッセージが目に入る。
「解析結果は昼に事務所に送るよ。とりあえず一筋縄ではいかない事件やまな気がするから気を付けな」
このメールが、昨夜の温もりと重なり、胸の中にふわりと温かさを残す。

 だがその一方で、10年前のトラウマがどこかから顔を出し、私を冷ややかに嘲笑う。
車窓から見える栄のネオンが、昨夜の安田の「変な電話」の恐怖を思い起こさせ、胸が締め付けられる。
詳しくは聞いてないけど、千景の報告結果をいただいてから、安田さんと会う約束をメールで伝えた。

(紫微探偵事務所・午前10時)

 雑居ビルの金属製の階段を上がる。
足音がコンクリートに反響し、朝の静けさが重くのしかかる。
すりガラス越しに〈紫微探偵事務所〉の扉を押すと、いつもの紙の匂いと、換気扇の低い唸りが迎えてくれる。
右のデスクに上着を掛け、左のソファベッドのシーツを軽く整える。
ローテーブルに転がるテレビのリモコンを避け、使い込まれたヴィトンのバッグを置く。
デスクに腰掛け、池田公園で手に入れたQRコードの欠片を拡大鏡でじっくり観察する。
蛍光灯の光が欠片に反射し、黒いインクの滲みが不気味に浮かび上がる。

 透明なプラスチックの角が一つ欠け、湿気で黒いインクがわずかに滲んでいる。
表面には微細な指紋の跡も残り、慌てて剥がした証拠がそこにあった。

 千景が事前にインストールしてくれたオフライン復元アプリをスマホで起動し、慎重にスキャンをかける。
画面に部分的なデータがゆっくりと浮かび上がった。

「OK-2 / 女限定 / 報酬15万 / 今池地下ハブ / スキャン後3時間有効 / 位置追跡ON / 認証コード: X7K9P」
女限定の高報酬コース。舞の依頼写真が脳裏に浮かぶ。
無表情な正面顔、目尻のわずかな上がり具合、左の口角の小さな癖。
長い黒髪のポニーテールが、10年前の自分と重なる。

 あの時も、義父にチラシを見せてもらってアルバイトに行ったんだよね。
数日間でそこそこの給料をもらって、バイト最終日にあんなことが起きた。

 昨夜、10月14日、安田俊介に電話をかけたことを思い出す。
「紫微です。手がかりを掴みかけました。危険な感じになる可能性もあるけど、全力を尽くします。」

 受話器越しに、四十二歳の元夫の声が詰まっていた。

「娘を…舞を、頼むよ、綾さん。本当にありがとう。妻から連絡があってから、心配で眠れなくて…。昨夜も変な電話があって、怖かったんだ。男の声で、脅しみたいなことを言われた」

 彼の声には疲労と恐怖が混じり、私は「気をつけてください。ドアをロックしてください」とだけ答えた。
電話を切った後、昼間にもらう予定だったけど、嫌な感じがした。

 あの少女売春組織にさらわれ、何日も恐怖の中で過ごした。
あの人と警察が組織を摘発し、首謀者たちは牢獄に送られ、今も服役中だ。

 でも、このQRコードが示すものは、明らかに残党の存在を感じさせる。
アナログな紙のチラシから、デジタル化された現代的な「招待状」へと変わっっていった。
私の過去しんえんが、今、再び動き出したのかもしれない。

 冷蔵庫から食パンを取り出し、レンジで温めて、蜂蜜をたっぷり塗る。
甘い香りが部屋に広がり、薄型テレビをつけて朝のニュースを流す。
栄のドン横キッズ問題がチラリと映る。

「家出青少年の急増、警察は手不足で対応に遅れ。違法バイトや薬物中毒の噂も浮上」

 社会が黙認することで、闇はますます育っていく。
キッズたちは貧困やSNSの幻想に釣られ、使い捨ての駒として消費されていく。

 舞もその一人かもしれない。
コーヒーを淹れ、湯気が立ち上る中、十年前のコンテナの記憶がフラッシュバックする。
鎖の音、男たちの笑い声、抵抗できない体の感覚。
今日は何度も同じことを考えてしまい、少し自分自身にイラついてきていた。
蜂蜜のパンをかじりながら、甘さでそのイライラを抑えてる感じだった。

 昼前、スマホが鳴る。千景からだ。

「解析完了よ。生成源は今池の雑居ビル地下。ダークウェブのボットで一時トークン生成、追跡不能設計。女の子は売春ルートに誘導、男は使い捨て労働で車見張りや運び屋になるみたいだよ」

「OK-2は高級選抜コース、容姿重視のVIP接客らしいね。スキャン後3時間で自動無効化、位置情報は組織にリアルタイム送信。潜入するなら偽QR作るわ。バックアップは誰になるの?」

「一人で十分だし」迷うことなく答える。
嘘だ。
すぐに白波凛にLINEを送る。
「金山で会おう。QRの件なんだけど、手伝って。午後2時に行くね。」
凛なら、アクションのバックアップができる。
割り切りのセフレではあるが、彼女の作戦実行案はすごいとしか言いようがない。
私と違って頭脳方面っていう感じ?
そうなると私が熱血バカっぽくていやだけど。
玲奈にはまだ連絡しない。
刑事の彼女に伝えたら、絶対にとめられてしまう。

 突然、テレビのニュースが切り替わり、キャスターの声が緊迫して響く。
「速報です。栄在住の男性が今朝、自宅で殺害される事件が発生しました。被害者は安田俊介さん、四十二歳。加害者は特定されておらず、近隣住民への聞き込みが進められています。事件は今朝5時頃とみられ、刃物による首への攻撃が致命傷とされています。」

 心臓が一瞬止まった感じがした。
安田さん? 依頼人だ。
画面に映るアパートの外観、警察のテープ、血だまりの映像が目に飛び込む。
殺された? 私が調査を進めたせいで?それとも昨日の電話か?
私が注意を行ったミスかもしれない。
手が震え、蜂蜜のパンが喉に詰まってしまった。ハチミツのいい感じの甘さが、今は全く味を感じなかった。

 ニュース映像が切り替わり、安田さんの自宅前でのインタビューが映る。
近隣住民の声が重なり、耳に響く。
「最近、怪しい男がうろついてた」

「安田さんは優しい人だったのに…昨夜、玄関で誰かと口論してる声が聞こえた」

「血だらけで倒れてたって。5時頃、近所で叫び声が響いて…」

キャスターが続ける。
「警察は名刺の持ち主を特定中。事件性が高いとみて、緊急捜査本部を設置しました。
周辺には監視カメラが少なく、目撃情報が鍵を握ります。」

 私の名前が挙がる瞬間が近い。
胸が締め付けられ、冷や汗が背中を伝う。
昨夜の電話、安田さんが「変な電話があって怖かった」と漏らした言葉が、頭の中で何度もリピートされる。
多分裏の世界の組織が動いてると思う
この監視カメラがどこにも映ってる現代で情報がないっておかしい
名刺は多分、紫微探偵事務所のものだ。
私が渡した一枚が、殺人現場に落ちていたらしいから、連絡あるかな?

 私は拳を握り、机を叩く。
この事件やまを加愛決するまで、どんなリスクも背負ってあげるよ。
今日の私は、心の奥底で10年前の無力感がまだ私を縛りつけている感覚もあった。

 その時、スマホが鳴った。
着信を見ると、葛城玲と書いてあった。
愛知県警捜査第一課の刑事で、割り切った関係のセフレ。
クールを信条にしてる私が、弱いところを見せれる数少ない女性なんだよね。

「綾? 今すぐ来て。事情聴取よ。安田の殺人現場近くで、あなたの名刺一枚が見つかったの。それに電話履歴もね」

 声に棘があるけど、刑事の仮面の下には心配が滲んでいる。
本当に日本の警察は仕事が早い。

「わかった。金山の途中で寄る。喫茶店でいい?」

 玲奈の事情聴取は、いつも名目で、でも本気の心配が混じっている。
「いつもの店で。1時間以内だからね。そして何をやんちゃしてるの?」

 そう言って電話を切ってしまった。絶対にお仕置きコースじゃん。勘弁してほしいなぁ。
だけど、警察に喧嘩売るのもよくないし、玲奈を無視することもできない。
それに、あの事件で保護管を担当していたのが、今は亡き彼女の父親だったから、恩人なんだよね。
喫茶店で許してくれてるからありがたいんだけど、面倒だし怒られたくないなぁ。
今の時間だったら、凜との約束の時間に間に合うはずだから早く出発しようかな。

事務所を飛び出し、アクアブルーの車に飛び乗る。
エンジンをかけ、栄の朝ラッシュを抜けた。

 安田さんの死が、私の調査を一気に加速させた感じがする。
QRの闇が、ある意味命を奪うほど深いことを、痛いほど思い知らされる。
ハンドルを握る手が汗ばみ、昨夜の彼の声が耳に響く。

 10年前の鎖の感触が、まるで今も体に絡みつくように蘇ってきた。
今は後退できない。舞や同じ処遇の少年少女たちを救い、闇を暴くためには、何もかもを賭けるしかない。
正義の味方ってわけじゃないのに、やるしかないよね。

 車を走らせながら、窓から見える栄の街が、冷たく不気味に感じる。
その街並みが、まるで私を監視しているかのように思えて、背筋がぞっとした。
ひとつひとつの建物、通りの人々、すべてが目に映り、圧迫されるような感覚に包まれる。
その冷たさが、心の中まで染み込んでくるようだった。
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