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【本編】二章 medical (1年次11月頃)
medical preceding -2-
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「けどまぁ、よお頑張ったと思うわ」
「…あぁ」
「桜介もなー」
傷を塞ぐのに1時間もかかった。
丁寧に縫い上げた後、皮膚形成活性剤を塗りこみ、更に無色透明の専用テープを貼るという作業だった。
起き上がれないほどに痛いのだから、それに針を通すとなると更なる痛みが訪れるだろう。
春名が口にしたとおり、久我は姫坂の身体を押さえ込んだ。
予想以上の力に久我は驚いた。
それほどの痛みだったのだろう。
感情とは無関係の涙が姫坂の双眼から流れていた。
それから皮膚形成活性剤を塗りこむのにまた一悶着あったのだ。
よほど春名に触られたくないらしい。
だが塗りこむには手で行う他ない。
その作業は姫坂自身に見えない。
おかげで塗りこむ間春名は部屋から追い出され、代わりに久我が塗りこんだのだ。
そこまで嫌がる理由をあの場では聞けなかったが今なら聞けるだろう。
コーヒーを2人に差し出しながら、久我は春名に問うた。
「で、姫坂がそこまでお前を嫌がる理由は何なんだ?」
「ぶほっ」
「きったねっ、何ふいてんだよ、桜介ー……やっぱり………」
「ちゃうわ」
久我の雰囲気に圧倒されてか、それとも今ならいいかと思ったのか。
どちらにしろ春名は観念したように口を開く。
「前に…あぁ、久我の前の前の相方んときや。
午後に仕事があるのに熱が上がって薬飲んでも効かん言うから……処置を少々」
「その処置に問題があったのか?」
「……桜介ー、処置だとかなんだとか言って、あんなことやこんなこと………っ!」
「しとらんっ!!……っしゃぁないやろ!
相方に気づかれるようなのは絶対駄目言うから点滴使えんし、血が出るのは凝視できないから注射はよしてくれだの、催眠効果があるのは駄目だの……、それ以外だったらなんでもえぇ言うからご希望に答えて-----」
「桜介が使ったの、そん時の新薬、座薬とか、言わないよな?」
「な、なんや倫ちゃん、その疑いの眼差し。
あれめっちゃ効くんやで?優成もそれでばっちし回復したんや」
(さっきも出てきたゆうせいって、もしかしなくとも優成か。本人の知らないところであまり情報を貰いたくないんだけどな…)
王寺優成は葉室と仲が良く、久我と同じ1年1組だ。
席も近いのと、向こうから『姫坂の相方なら雛鳥だろ?同じ立場だからよろしく』と近づいてきて、すぐつるむようになった。
姫坂といい王寺といい、梟にはキラキラした人間がいるものだな、など久我は感心していたが、自分もまさかその部類だとは思ってもいないところが久我である。
実際、王寺も王寺で、久我のことをすげーのが来やがった、と思っていたが、そんなことを久我は勿論知るすべもない。
(2人共通の組織内での知り合いだったか……と、内容がそれたな)
それはともかくとして。
プライドの高いだろう姫坂のことだ。
確かに嫌う内容だろう。
「なかなか入らんから、マッサージをしたんやけど……、それ以来すっかり警戒されてもうてなぁ、あの状態や」
「桜介、やっぱりーっ!
普通好きでもない男に良いようにされたら誰だって怒るって、お前いっぺん体験した方が」
「阿呆抜かせっ、ちゃうわ!背中から腰にかけて、や。
……まぁ、あんまり気持ちよさそうやったから、少ーしその気になりかけたけどなぁ…ははは」
その言葉は本当なのだろう。
笑いに悪びれたところが無いのが、らしかった。
「桜介~~っ……」
「だ、だから、それだけやて、他なんもしとらん!信じてや!」
「信じられるかーっ!
仕事のチャットより桜介への苦情と誘いのチャットの方が多いんだぞっ!
何とかしろよ!!」
「そういわれてもなぁ……モテモテ?」
「ぶっ殺ーすっ!」
「わー、おちつき、倫ちゃんっ!堪忍!
……久我、姫坂な、相方自分で6人目なんや」
春名は、クッションで殴る向日を難なく制し(どうでもいいがそのクッションは姫坂のお気に入りの高価なクッションである)急にまじめな顔つきになった。
6人目。
つまり5人はなんらかの形で姫坂に不満を持ったわけだ。
生活態度はそう悪くない。
朝が弱いのには呆れるばかりだが、それくらいだ。
辛いものを好む傾向があるが、人に食べさせるまではいたらない。
掃除も気がつくとしてあるし、ごみの分別も人並み程度にはできている。
唯一赤い色が駄目だというのがあるが、それだってこちらが気をつけていれば済む話だ。
趣味のアンティークは迷惑をかけるような趣味ではない。
女性的な香水や香料を嫌う久我を知り、以来それに触れることはなく、気をつけるくらいには気配りの出来る人間だ。
仕事にしても、特にハッキングに関し感心するほどの腕前である。
細いが体力もある。
今回怪我をしてしまったが、本人曰く初めての怪我らしい。
完璧な人間なんていない。
わりと上手くいっていると思うが、それは自分だけだろうか?
それとも他になにか問題があるのだろうか?
真剣に考え込む久我に苦笑を漏らしたのは春名だった。
これは今までにないタイプの人間だと春名は判断する。
正直この2人が組むと知って、やっていけるか不安ではあった。
が、先ほどの会話から察するにようやくパートナーが定着しそうだと春名には思えたのだ。
「姫坂はなぁ、どうでもいい人間ほど愛想がえぇ。
その愛想の良さに好かれていると勘違いするど阿呆者が前の相方5人や。
変な夢抱いて……で、もとがあれやろ?
どん底まで叩きのめされて、精神的異常有でさようなら」
「………」
なんといっていいか分からなかった。
男だとかいうよりもそれ以前の問題な気がする。
それは相手もつらいだろうが、姫坂もつらいだろう。
あれは気を遣われるのが嫌いな人間だし、干渉はもっての他だ。
朝は声をかけるものの、仕事に関係していなければ他は何をしているか聞かないし聞いてこなかった。
家事の分担は最初に決めている。
それ以外にどこに行っただの、何をしていただの毎回聞かれても窮屈なだけだ。
それが無いからこそ、久我は姫坂との生活が煩わしいとは思わなかった。
「2つ以上の仕事続いてるの初めてなんやで?
相手によっぽどなことがあるか、それとも相手に気を許しているか。
このどちらかや、姫坂が本当の性格を見せるのは。
久我には気ぃ許してるとちゃう?
自分、今までにいなかったタイプやし」
それならそれでありがたい話である。
変に気を遣われるのも遣うのも疲れる、続かないだろう。
作り笑いをするな、言いたいことがあるなら口に出して言ってくれ、はじめにそう言ったのは間違いじゃなかったらしい。
「俺にとって姫坂は新鮮だった。
大抵は様子を伺うようにおどおどするか、笑顔の仮面を貼り付けてご機嫌取りだ。
姫坂にはそれが無い」
「ふーん」
秋元は意味ありげにうなずくが、それ以上口にはしなかった。
春名は観察力が鋭い人間だが、秋元は本能で感じ取るタイプだ。
(結局のところ、特別ってことじゃん、どっちもさ)
自分の相方が男とできていて、その相手が良く知る人物だからか、それともその痴話喧嘩に毎回巻き込まれているからか。
秋元は免疫がついてしまって、自分に直接関わっていなければ別にいいと思っている。
(2人とも気がつくのはまだまだ先って感じかーー)
久我は真面目すぎる面があるが(その真面目さを少しで良いから桜介にあげてくれと思う)いい奴だと思う。
何も言わないが、久我はかなりの力で姫坂に脇の辺りを掴まれていたはずだ。
春名になくとも、秋元にはそれを知る余裕があった。
眉を顰めてはいたが、放せだの痛いだの言わなかった。
いたわりの言葉はなかったが、端々に気遣いが見えていた。
(あーぁ、いい加減吹っ切れないとなー、俺も)
亡き恋人のことを引きずっていたら、いつまでたってもひとりだ。
傍から見れば、表情が乏しい分、この寮の殺風景にみえる部屋のように冷めている人間かと思うだろう。
でも。
このコーヒーのように奥深くとても温かい人間なのだろうと今なら感じる。
(何のブレンドか聞いて帰ろーっと)
秋元はミルクと砂糖をたっぷりいれたコーヒーをすすりながらほっとため息をついた。
「…あぁ」
「桜介もなー」
傷を塞ぐのに1時間もかかった。
丁寧に縫い上げた後、皮膚形成活性剤を塗りこみ、更に無色透明の専用テープを貼るという作業だった。
起き上がれないほどに痛いのだから、それに針を通すとなると更なる痛みが訪れるだろう。
春名が口にしたとおり、久我は姫坂の身体を押さえ込んだ。
予想以上の力に久我は驚いた。
それほどの痛みだったのだろう。
感情とは無関係の涙が姫坂の双眼から流れていた。
それから皮膚形成活性剤を塗りこむのにまた一悶着あったのだ。
よほど春名に触られたくないらしい。
だが塗りこむには手で行う他ない。
その作業は姫坂自身に見えない。
おかげで塗りこむ間春名は部屋から追い出され、代わりに久我が塗りこんだのだ。
そこまで嫌がる理由をあの場では聞けなかったが今なら聞けるだろう。
コーヒーを2人に差し出しながら、久我は春名に問うた。
「で、姫坂がそこまでお前を嫌がる理由は何なんだ?」
「ぶほっ」
「きったねっ、何ふいてんだよ、桜介ー……やっぱり………」
「ちゃうわ」
久我の雰囲気に圧倒されてか、それとも今ならいいかと思ったのか。
どちらにしろ春名は観念したように口を開く。
「前に…あぁ、久我の前の前の相方んときや。
午後に仕事があるのに熱が上がって薬飲んでも効かん言うから……処置を少々」
「その処置に問題があったのか?」
「……桜介ー、処置だとかなんだとか言って、あんなことやこんなこと………っ!」
「しとらんっ!!……っしゃぁないやろ!
相方に気づかれるようなのは絶対駄目言うから点滴使えんし、血が出るのは凝視できないから注射はよしてくれだの、催眠効果があるのは駄目だの……、それ以外だったらなんでもえぇ言うからご希望に答えて-----」
「桜介が使ったの、そん時の新薬、座薬とか、言わないよな?」
「な、なんや倫ちゃん、その疑いの眼差し。
あれめっちゃ効くんやで?優成もそれでばっちし回復したんや」
(さっきも出てきたゆうせいって、もしかしなくとも優成か。本人の知らないところであまり情報を貰いたくないんだけどな…)
王寺優成は葉室と仲が良く、久我と同じ1年1組だ。
席も近いのと、向こうから『姫坂の相方なら雛鳥だろ?同じ立場だからよろしく』と近づいてきて、すぐつるむようになった。
姫坂といい王寺といい、梟にはキラキラした人間がいるものだな、など久我は感心していたが、自分もまさかその部類だとは思ってもいないところが久我である。
実際、王寺も王寺で、久我のことをすげーのが来やがった、と思っていたが、そんなことを久我は勿論知るすべもない。
(2人共通の組織内での知り合いだったか……と、内容がそれたな)
それはともかくとして。
プライドの高いだろう姫坂のことだ。
確かに嫌う内容だろう。
「なかなか入らんから、マッサージをしたんやけど……、それ以来すっかり警戒されてもうてなぁ、あの状態や」
「桜介、やっぱりーっ!
普通好きでもない男に良いようにされたら誰だって怒るって、お前いっぺん体験した方が」
「阿呆抜かせっ、ちゃうわ!背中から腰にかけて、や。
……まぁ、あんまり気持ちよさそうやったから、少ーしその気になりかけたけどなぁ…ははは」
その言葉は本当なのだろう。
笑いに悪びれたところが無いのが、らしかった。
「桜介~~っ……」
「だ、だから、それだけやて、他なんもしとらん!信じてや!」
「信じられるかーっ!
仕事のチャットより桜介への苦情と誘いのチャットの方が多いんだぞっ!
何とかしろよ!!」
「そういわれてもなぁ……モテモテ?」
「ぶっ殺ーすっ!」
「わー、おちつき、倫ちゃんっ!堪忍!
……久我、姫坂な、相方自分で6人目なんや」
春名は、クッションで殴る向日を難なく制し(どうでもいいがそのクッションは姫坂のお気に入りの高価なクッションである)急にまじめな顔つきになった。
6人目。
つまり5人はなんらかの形で姫坂に不満を持ったわけだ。
生活態度はそう悪くない。
朝が弱いのには呆れるばかりだが、それくらいだ。
辛いものを好む傾向があるが、人に食べさせるまではいたらない。
掃除も気がつくとしてあるし、ごみの分別も人並み程度にはできている。
唯一赤い色が駄目だというのがあるが、それだってこちらが気をつけていれば済む話だ。
趣味のアンティークは迷惑をかけるような趣味ではない。
女性的な香水や香料を嫌う久我を知り、以来それに触れることはなく、気をつけるくらいには気配りの出来る人間だ。
仕事にしても、特にハッキングに関し感心するほどの腕前である。
細いが体力もある。
今回怪我をしてしまったが、本人曰く初めての怪我らしい。
完璧な人間なんていない。
わりと上手くいっていると思うが、それは自分だけだろうか?
それとも他になにか問題があるのだろうか?
真剣に考え込む久我に苦笑を漏らしたのは春名だった。
これは今までにないタイプの人間だと春名は判断する。
正直この2人が組むと知って、やっていけるか不安ではあった。
が、先ほどの会話から察するにようやくパートナーが定着しそうだと春名には思えたのだ。
「姫坂はなぁ、どうでもいい人間ほど愛想がえぇ。
その愛想の良さに好かれていると勘違いするど阿呆者が前の相方5人や。
変な夢抱いて……で、もとがあれやろ?
どん底まで叩きのめされて、精神的異常有でさようなら」
「………」
なんといっていいか分からなかった。
男だとかいうよりもそれ以前の問題な気がする。
それは相手もつらいだろうが、姫坂もつらいだろう。
あれは気を遣われるのが嫌いな人間だし、干渉はもっての他だ。
朝は声をかけるものの、仕事に関係していなければ他は何をしているか聞かないし聞いてこなかった。
家事の分担は最初に決めている。
それ以外にどこに行っただの、何をしていただの毎回聞かれても窮屈なだけだ。
それが無いからこそ、久我は姫坂との生活が煩わしいとは思わなかった。
「2つ以上の仕事続いてるの初めてなんやで?
相手によっぽどなことがあるか、それとも相手に気を許しているか。
このどちらかや、姫坂が本当の性格を見せるのは。
久我には気ぃ許してるとちゃう?
自分、今までにいなかったタイプやし」
それならそれでありがたい話である。
変に気を遣われるのも遣うのも疲れる、続かないだろう。
作り笑いをするな、言いたいことがあるなら口に出して言ってくれ、はじめにそう言ったのは間違いじゃなかったらしい。
「俺にとって姫坂は新鮮だった。
大抵は様子を伺うようにおどおどするか、笑顔の仮面を貼り付けてご機嫌取りだ。
姫坂にはそれが無い」
「ふーん」
秋元は意味ありげにうなずくが、それ以上口にはしなかった。
春名は観察力が鋭い人間だが、秋元は本能で感じ取るタイプだ。
(結局のところ、特別ってことじゃん、どっちもさ)
自分の相方が男とできていて、その相手が良く知る人物だからか、それともその痴話喧嘩に毎回巻き込まれているからか。
秋元は免疫がついてしまって、自分に直接関わっていなければ別にいいと思っている。
(2人とも気がつくのはまだまだ先って感じかーー)
久我は真面目すぎる面があるが(その真面目さを少しで良いから桜介にあげてくれと思う)いい奴だと思う。
何も言わないが、久我はかなりの力で姫坂に脇の辺りを掴まれていたはずだ。
春名になくとも、秋元にはそれを知る余裕があった。
眉を顰めてはいたが、放せだの痛いだの言わなかった。
いたわりの言葉はなかったが、端々に気遣いが見えていた。
(あーぁ、いい加減吹っ切れないとなー、俺も)
亡き恋人のことを引きずっていたら、いつまでたってもひとりだ。
傍から見れば、表情が乏しい分、この寮の殺風景にみえる部屋のように冷めている人間かと思うだろう。
でも。
このコーヒーのように奥深くとても温かい人間なのだろうと今なら感じる。
(何のブレンドか聞いて帰ろーっと)
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