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本編
-64- 満たされて***
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指先にも、下腹部にも力がこもる。
「っ……アサヒ、っ………くっ……、はあ……もう、いきます。っ中で、……っ許して、ください」
「あ、ああっ、ん、んん、うん、中で、中でいって……っあ、ああっ!!」
「っ……!っはあ……っ……」
吐き出すと同時、オリバーの息がくっと詰められて、俺の腹の中に熱が広がる。
あったかい。
すげー気持ちいい。
こんなふうに全てを受け入れるのも、心の底から懇願するのも、こんなにも欲しがったのも、欲しがってほしいと願ったのもはじめてだ。
こんなに気持ちが良くて充実したセックスは、はじめてだ。
オリバーは俺にはじめてを色々とくれるが、これからも色んなはじめてをくれるだろう。
オリバーの重みが気持ちが良い。
全部身体を預けてこないところは、流石だ。
そうしてもいいのに、やっぱり俺に対しては気遣いが強い。
耳元で荒い息が聞こえるたびに、ウッディアンバーな甘い香りがする。
未だやわらかに腹の中に埋まってるオリバーのちんこ。
このまま、第二ラウンドになんねえかな?
きゅっと尻穴をすぼめると、オリバーがピクリと身体を震わせる。
「っちょ、アサヒ……、そんなことしたら、また元気になってしまいます」
「ん……なんねえかなって思って」
どうする?という目線を向けると、困ったように笑ってくる。
まだ、律動を繰り返すにしたら硬さが足りないが、さっきよりちょっとだけ主張している。
オリバーだってまだ若い。
もう一度あのあったかい感じをこのまま受けてみたい。
腹の中がいっぱいになりそうだが、それでもいい。
「このまま…少し、キスさせてください」
「ん……っ、うん……」
深く口づけられて、口内を余すことなく蹂躙される。
そうして、腹の中のオリバー自身もどんどんと主張し、腹の中に心地よい圧迫感が訪れるまでそう時間はかからなかった。
『アサヒ、朝。特訓の時間』
「ん……おはぎ」
『アサヒ、起きる』
「ん……おはよう……って………あー、うん、今日は、無理」
おはぎにむにむにと肉球で頬を押されて起こされ、目が覚めた。
特訓の時間らしい。
既に隣にオリバーは寝ていなかった。
あれだけやったから、俺だけ寝かせてくれたのだろう。
寝坊しても…今日は仕方ない。
結局あれから、2回目、3回目と、合計3ラウンドした。
すげー充実した夜だった。
が、うん、足腰がたたない。
あんだけやってきた身体だ。
こんなはじめてみたいな結果になるとは思わなかったが、それもちょっと嬉しい自分がいる。
『アサヒ、起きる』
「あー起きたけど……立てねーもん。すげー怠い」
『オリバーが悪い!』
「ははっ、やーオリバーのせいじゃなくて、俺のせいだな」
『そ、なの?』
「んー…どっちもかな」
おはぎがぶーっと膨れてオリバーが悪い!と声にするが、俺が笑って否定すると不思議そうに聞いてきた。
まあ、これはお互い様だろう。
しかし、このままではベットの住人化してしまう。
「あ……」
とりあえず着替えてから、と無理に立ち上がろうとしたら、ぺしゃんと床に座り込んでしまった。
おおう……これは、本当に、立てないかもしれないってか、立てねえ。
笑えるくらいに立てねえの。
「はははっ、やべえ、マジか、本当に立てねえ」
『アサヒ、風邪ひく』
「おー……、うん、どうすっかな、これ……あ」
太腿の内側をたらりと液体がこぼれていく。
尻穴から少しだけ漏れたっぽい。
何が?
そりゃあ、オリバーの精液だ。
マジか……これ、本当にこのままだったのか?
にしちゃ、身体は綺麗さっぱりだったから、てっきりオリバーが浄化したのかと思ってたが。
コンコン
「あーはい……あ、やべ、ちょい待っ」
「アサヒ、そろそろ……はー……」
軽快なノックがされて思わず返事をしてしまったが、これはタイラーでも見られていいもんじゃない。
そう思ったが遅かった。
俺の姿を目にして、額に掌を当てながら思いっきりため息を吐かれてしまった。
「っ……アサヒ、っ………くっ……、はあ……もう、いきます。っ中で、……っ許して、ください」
「あ、ああっ、ん、んん、うん、中で、中でいって……っあ、ああっ!!」
「っ……!っはあ……っ……」
吐き出すと同時、オリバーの息がくっと詰められて、俺の腹の中に熱が広がる。
あったかい。
すげー気持ちいい。
こんなふうに全てを受け入れるのも、心の底から懇願するのも、こんなにも欲しがったのも、欲しがってほしいと願ったのもはじめてだ。
こんなに気持ちが良くて充実したセックスは、はじめてだ。
オリバーは俺にはじめてを色々とくれるが、これからも色んなはじめてをくれるだろう。
オリバーの重みが気持ちが良い。
全部身体を預けてこないところは、流石だ。
そうしてもいいのに、やっぱり俺に対しては気遣いが強い。
耳元で荒い息が聞こえるたびに、ウッディアンバーな甘い香りがする。
未だやわらかに腹の中に埋まってるオリバーのちんこ。
このまま、第二ラウンドになんねえかな?
きゅっと尻穴をすぼめると、オリバーがピクリと身体を震わせる。
「っちょ、アサヒ……、そんなことしたら、また元気になってしまいます」
「ん……なんねえかなって思って」
どうする?という目線を向けると、困ったように笑ってくる。
まだ、律動を繰り返すにしたら硬さが足りないが、さっきよりちょっとだけ主張している。
オリバーだってまだ若い。
もう一度あのあったかい感じをこのまま受けてみたい。
腹の中がいっぱいになりそうだが、それでもいい。
「このまま…少し、キスさせてください」
「ん……っ、うん……」
深く口づけられて、口内を余すことなく蹂躙される。
そうして、腹の中のオリバー自身もどんどんと主張し、腹の中に心地よい圧迫感が訪れるまでそう時間はかからなかった。
『アサヒ、朝。特訓の時間』
「ん……おはぎ」
『アサヒ、起きる』
「ん……おはよう……って………あー、うん、今日は、無理」
おはぎにむにむにと肉球で頬を押されて起こされ、目が覚めた。
特訓の時間らしい。
既に隣にオリバーは寝ていなかった。
あれだけやったから、俺だけ寝かせてくれたのだろう。
寝坊しても…今日は仕方ない。
結局あれから、2回目、3回目と、合計3ラウンドした。
すげー充実した夜だった。
が、うん、足腰がたたない。
あんだけやってきた身体だ。
こんなはじめてみたいな結果になるとは思わなかったが、それもちょっと嬉しい自分がいる。
『アサヒ、起きる』
「あー起きたけど……立てねーもん。すげー怠い」
『オリバーが悪い!』
「ははっ、やーオリバーのせいじゃなくて、俺のせいだな」
『そ、なの?』
「んー…どっちもかな」
おはぎがぶーっと膨れてオリバーが悪い!と声にするが、俺が笑って否定すると不思議そうに聞いてきた。
まあ、これはお互い様だろう。
しかし、このままではベットの住人化してしまう。
「あ……」
とりあえず着替えてから、と無理に立ち上がろうとしたら、ぺしゃんと床に座り込んでしまった。
おおう……これは、本当に、立てないかもしれないってか、立てねえ。
笑えるくらいに立てねえの。
「はははっ、やべえ、マジか、本当に立てねえ」
『アサヒ、風邪ひく』
「おー……、うん、どうすっかな、これ……あ」
太腿の内側をたらりと液体がこぼれていく。
尻穴から少しだけ漏れたっぽい。
何が?
そりゃあ、オリバーの精液だ。
マジか……これ、本当にこのままだったのか?
にしちゃ、身体は綺麗さっぱりだったから、てっきりオリバーが浄化したのかと思ってたが。
コンコン
「あーはい……あ、やべ、ちょい待っ」
「アサヒ、そろそろ……はー……」
軽快なノックがされて思わず返事をしてしまったが、これはタイラーでも見られていいもんじゃない。
そう思ったが遅かった。
俺の姿を目にして、額に掌を当てながら思いっきりため息を吐かれてしまった。
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