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本編
-464- きのこと栗のリゾット
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「キノコと栗のリゾットでございます」
あとはお米の料理とデザート残すところ二品だって思っているとセバスがそっと僕の前にお米の料理、リゾットを出してくれた。
少し深みのなるスープ皿に、上品に山になっているのがお米の料理、リゾットだ。
リゾットっていう料理はこっちの世界でもあるんだね、きのこの香りが、ううん、きのこだけじゃなくて色んな野菜の香りがふんわり鼻を擽ってくる。
栗がリゾットに入ってるのも斬新だ。
リゾットに栗?って思ったけれど、元の世界でも栗ご飯は一般的に知れ渡っている料理だ。
なら、リゾットに使われてもなんら不思議じゃないのかもしれない。
「たくさん食べてるのにお腹が空いてくる香りだ。身体が欲っしてる。キノコと栗だけど色んな香りがするね」
「こちらのリゾットには、ブイヨンが使われております。様々な野菜と白ワインを時間をかけて煮出して作られるようですよ」
「そっか、だからなんだ」
なんでかな?とちらりとセバスを見やると、すぐにセバスと目が合った。
その目を和らげて、詳しく説明してくれる。
どんな料理かをセバスがちゃんとマーティンに聞いて出してくれてるんだよね。
給仕の邪魔をしちゃいけないって思うんだけれど、気になったらついその場で答えを求めちゃう。
「わあ、優しい味。それにお米の粒がちゃんと立ってるね、一粒一粒にハリがあるっていうか……うん、すごく美味しい」
リゾットってそんなに食べなれている料理ではなかったけれど、おかゆだとかおじやだとかと全然違うものなんだなあ。
洋風おじやっていうイメージだったんだけれど、全然違う。
粘りが少なくてさらっとしてるし、お米が同士がくっついてない。
おじやはお米が柔らかく煮てあるものだけれど、このリゾットは気持ち硬めだ。
アルデンテっていう表現が良いかもしれない。
塩気はそれほど強くないのに、しっかりとした旨味がある。
それに、栗。
このほんのりと甘い栗がとてもいいアクセントだ。
「レンを見てるだけで相当美味いな」
「アレックスの口にはあわなかった?」
「ああ、悪い、そうじゃない。見てるだけで幸せになるってことを言いたかっただけだ。ちゃんと美味い」
「よかった」
「だが……本当は炊いた米が食べたかったんじゃないか?」
「え?」
「俺が聞いた話だと、レンのいたところでは炊き立ての白い米を食べていたんだろう?あとは、握り飯だったか」
遠慮していないか?というようにアレックスは僕を見てくる。
オリバーさんかコナーさんに聞いたのかな?
「ふっくら炊き立ての白いご飯も美味しいよね。でも炊き立ての白いご飯をを想像してたわけじゃないから大丈夫。
こうやって料理に取り入れてくれて、美味しい一品になってるだけで十分満足だよ」
「そうか?」
「うん」
アレックスを見てからセバスを見ると、セバスも僕を見ていた。
む。これは、遠慮されてるんじゃないかと疑ってるような顔だ。
まったく遠慮はしてないんだけれどなあ。
「でも、炊き立てのご飯が食べたくなる時もあるかもしれないから、その時はちゃんと伝えるね」
「わかった。炊飯器も購入してるから面倒なく作れるはずだ」
「ありがとう」
「もっとなんでも我儘を言って欲しいくらいだ。食べたいものくらい好きに言ってくれ」
「うん。でも、ちゃんと言ってるし、すぐに応えて貰ってるよ。今日もナスと味噌をつかった料理を作ってもらったし、お米の料理も」
元の世界で美味しかった、だとか、好きだった、とかぽろっとこぼすとそれを作ってくれる。
ふわふわのたまご料理と鶏もも肉が好きだと言えば、色々な形でよく出てくるようになった。
伝統的な料理が食べたいと言ったから、そういう料理を出されるときには、『こちらは昔からエリソン侯爵領の伝統的料理です』だとか、『帝国で定番の料理です』だとかちゃんと一言添えてくれる。
「あと、この間食べたバターサンドも凄く美味しかった」
バターサンドは元の世界で好きだった北海道で有名なバターサンドよりもレーズンもバターもがふんわり柔らかくて、僕はイアンが作ったものの方が好きになった。
お礼と共に『美味しかったからまた作ってね』と告げたら、凄く良い笑顔で了承してくれた。
旭さんが泊まりに来るときに作ってもらおうかな。
「レン」
「ん?」
「孤児院なんだが───」
「行けるの?」
そんなことを考えていると、ふとアレックスが僕の名前を呼ぶ。
それから言いかけて───ううん、孤児院というワードを聞いて、期待ですぐにアレックスの言葉をさえぎっちゃったのがいけない。
それに、孤児院に行けるわけじゃないみたいだ。
アレックスの顔が少し曇る。
「アレックスの話を遮っちゃってごめん」
「いや、大丈夫だ。明後日なんだが、俺は行くことが出来ないが……それでもいいか?」
「うん、それでも行きたい!」
「メンバーは、セオとステラ、それから、ジュード、ヴィオラ、ブルーノと、レオンもだ」
「レナードも?」
「ああ。レオンは子供の頃に一度だけ訪れたきりで、祖母さんが向こうに移ってからは一度も行ったことがないんだ」
「そっか。じゃあお会いするのは久しぶりなんだね」
「ああ」
だとすると、レナードはお祖母様に会いたい気持ちはあるはずだ。
一緒にジェラートを作った話を懐かしそうに語ってくれたから、良い関係だったと思うし。
一度訪れただけ、っていうくらいだから、レナードにとって孤児院という場所そのものか、あるいは子供たちに対して、何か琴線に触れるようなことがあったのかもしれない。
けれど、ずっと避けていたことから向き合おうとしてるのかも。
僕が、『人そのものを見てその目を養え』って言ったから。
「孤児院に行く前に、レオンからレンへ伝えておきたいことがあるそうだ。明日、時間をとってやってくれないか?」
「うん、勿論」
ただの推測でしかないと思っていたけれど、やっぱり何かあるみたい。
でも、僕はレナードの決断が嬉しい。
苦手であってもちゃんと認めて、向き合ってくれてるのがわかる。
それは、行動からも、だ。
孤児院に行くなら、僕からのお土産を持っていきたい。
もしかしたら、もうちゃんと用意してくれてるかな。
アレックスは今夜も一度仕事に戻る。
あまり遅くならないうちに帰ってくるって言ってたから、先に寝ないで起きて待ってる日。
少しだけ夜の時間があるから、お土産の相談はセオにしよう。
今日はこの後はまた厨房に行って、マーティンにお礼を伝えたいな。
そして。
マーティンより先にお礼をいいたい相手は、アレックスだ。
「アレックス、孤児院行くの、許してくれてありがとう」
「ああ」
さっきちょっと困った顔をした瞬間、行けるわけじゃないって思ったんだ。
けれど違った。
きっと、アレックスの中で葛藤があったと思う。
今返してくれた言葉は短い一言でも、決断してよかったって言うのが伝わってくる優しい笑顔だ。
アレックスの心配性が直ったわけじゃないと思う。
行き先が孤児院だとしても、アレックスが一緒じゃないのに僕を外に出すっていうことに抵抗があったはずだ。
エリー先生の授業で外に出る時も、警護の目的で先に色々と手を回したっていう話を後から聞いた。
警備隊や自衛団にそれとなく伝えて、もしかしたらその日は通常勤務より強化されていたかもしれない。
そういうことを、僕には予め伝えて貰えなかった。
伝えなくていいって言う判断だったんだと思う。
これからもそういうことはたくさんあると思うけれど、先に察知しておきたいとも思った。
僕が動くことで、セオだけじゃなくて、どのくらい周りに影響があるか、を。
もともと俳優をやっていたからか、同い年の学生と比べたら他人への影響力について察する力はあると思ってる。
けれど、今はもっと影響力がある立場にいるから。
だからこの先、その時の感情だけで動いちゃならないこともたくさんあるはずだ。
勿論、立場もわかってるつもりだけれど……ううん、つもりじゃ駄目だ。
僕もレナードに負けないように、出来る限りこの目で見て確かめて、成長しなくちゃ。
あとはお米の料理とデザート残すところ二品だって思っているとセバスがそっと僕の前にお米の料理、リゾットを出してくれた。
少し深みのなるスープ皿に、上品に山になっているのがお米の料理、リゾットだ。
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栗がリゾットに入ってるのも斬新だ。
リゾットに栗?って思ったけれど、元の世界でも栗ご飯は一般的に知れ渡っている料理だ。
なら、リゾットに使われてもなんら不思議じゃないのかもしれない。
「たくさん食べてるのにお腹が空いてくる香りだ。身体が欲っしてる。キノコと栗だけど色んな香りがするね」
「こちらのリゾットには、ブイヨンが使われております。様々な野菜と白ワインを時間をかけて煮出して作られるようですよ」
「そっか、だからなんだ」
なんでかな?とちらりとセバスを見やると、すぐにセバスと目が合った。
その目を和らげて、詳しく説明してくれる。
どんな料理かをセバスがちゃんとマーティンに聞いて出してくれてるんだよね。
給仕の邪魔をしちゃいけないって思うんだけれど、気になったらついその場で答えを求めちゃう。
「わあ、優しい味。それにお米の粒がちゃんと立ってるね、一粒一粒にハリがあるっていうか……うん、すごく美味しい」
リゾットってそんなに食べなれている料理ではなかったけれど、おかゆだとかおじやだとかと全然違うものなんだなあ。
洋風おじやっていうイメージだったんだけれど、全然違う。
粘りが少なくてさらっとしてるし、お米が同士がくっついてない。
おじやはお米が柔らかく煮てあるものだけれど、このリゾットは気持ち硬めだ。
アルデンテっていう表現が良いかもしれない。
塩気はそれほど強くないのに、しっかりとした旨味がある。
それに、栗。
このほんのりと甘い栗がとてもいいアクセントだ。
「レンを見てるだけで相当美味いな」
「アレックスの口にはあわなかった?」
「ああ、悪い、そうじゃない。見てるだけで幸せになるってことを言いたかっただけだ。ちゃんと美味い」
「よかった」
「だが……本当は炊いた米が食べたかったんじゃないか?」
「え?」
「俺が聞いた話だと、レンのいたところでは炊き立ての白い米を食べていたんだろう?あとは、握り飯だったか」
遠慮していないか?というようにアレックスは僕を見てくる。
オリバーさんかコナーさんに聞いたのかな?
「ふっくら炊き立ての白いご飯も美味しいよね。でも炊き立ての白いご飯をを想像してたわけじゃないから大丈夫。
こうやって料理に取り入れてくれて、美味しい一品になってるだけで十分満足だよ」
「そうか?」
「うん」
アレックスを見てからセバスを見ると、セバスも僕を見ていた。
む。これは、遠慮されてるんじゃないかと疑ってるような顔だ。
まったく遠慮はしてないんだけれどなあ。
「でも、炊き立てのご飯が食べたくなる時もあるかもしれないから、その時はちゃんと伝えるね」
「わかった。炊飯器も購入してるから面倒なく作れるはずだ」
「ありがとう」
「もっとなんでも我儘を言って欲しいくらいだ。食べたいものくらい好きに言ってくれ」
「うん。でも、ちゃんと言ってるし、すぐに応えて貰ってるよ。今日もナスと味噌をつかった料理を作ってもらったし、お米の料理も」
元の世界で美味しかった、だとか、好きだった、とかぽろっとこぼすとそれを作ってくれる。
ふわふわのたまご料理と鶏もも肉が好きだと言えば、色々な形でよく出てくるようになった。
伝統的な料理が食べたいと言ったから、そういう料理を出されるときには、『こちらは昔からエリソン侯爵領の伝統的料理です』だとか、『帝国で定番の料理です』だとかちゃんと一言添えてくれる。
「あと、この間食べたバターサンドも凄く美味しかった」
バターサンドは元の世界で好きだった北海道で有名なバターサンドよりもレーズンもバターもがふんわり柔らかくて、僕はイアンが作ったものの方が好きになった。
お礼と共に『美味しかったからまた作ってね』と告げたら、凄く良い笑顔で了承してくれた。
旭さんが泊まりに来るときに作ってもらおうかな。
「レン」
「ん?」
「孤児院なんだが───」
「行けるの?」
そんなことを考えていると、ふとアレックスが僕の名前を呼ぶ。
それから言いかけて───ううん、孤児院というワードを聞いて、期待ですぐにアレックスの言葉をさえぎっちゃったのがいけない。
それに、孤児院に行けるわけじゃないみたいだ。
アレックスの顔が少し曇る。
「アレックスの話を遮っちゃってごめん」
「いや、大丈夫だ。明後日なんだが、俺は行くことが出来ないが……それでもいいか?」
「うん、それでも行きたい!」
「メンバーは、セオとステラ、それから、ジュード、ヴィオラ、ブルーノと、レオンもだ」
「レナードも?」
「ああ。レオンは子供の頃に一度だけ訪れたきりで、祖母さんが向こうに移ってからは一度も行ったことがないんだ」
「そっか。じゃあお会いするのは久しぶりなんだね」
「ああ」
だとすると、レナードはお祖母様に会いたい気持ちはあるはずだ。
一緒にジェラートを作った話を懐かしそうに語ってくれたから、良い関係だったと思うし。
一度訪れただけ、っていうくらいだから、レナードにとって孤児院という場所そのものか、あるいは子供たちに対して、何か琴線に触れるようなことがあったのかもしれない。
けれど、ずっと避けていたことから向き合おうとしてるのかも。
僕が、『人そのものを見てその目を養え』って言ったから。
「孤児院に行く前に、レオンからレンへ伝えておきたいことがあるそうだ。明日、時間をとってやってくれないか?」
「うん、勿論」
ただの推測でしかないと思っていたけれど、やっぱり何かあるみたい。
でも、僕はレナードの決断が嬉しい。
苦手であってもちゃんと認めて、向き合ってくれてるのがわかる。
それは、行動からも、だ。
孤児院に行くなら、僕からのお土産を持っていきたい。
もしかしたら、もうちゃんと用意してくれてるかな。
アレックスは今夜も一度仕事に戻る。
あまり遅くならないうちに帰ってくるって言ってたから、先に寝ないで起きて待ってる日。
少しだけ夜の時間があるから、お土産の相談はセオにしよう。
今日はこの後はまた厨房に行って、マーティンにお礼を伝えたいな。
そして。
マーティンより先にお礼をいいたい相手は、アレックスだ。
「アレックス、孤児院行くの、許してくれてありがとう」
「ああ」
さっきちょっと困った顔をした瞬間、行けるわけじゃないって思ったんだ。
けれど違った。
きっと、アレックスの中で葛藤があったと思う。
今返してくれた言葉は短い一言でも、決断してよかったって言うのが伝わってくる優しい笑顔だ。
アレックスの心配性が直ったわけじゃないと思う。
行き先が孤児院だとしても、アレックスが一緒じゃないのに僕を外に出すっていうことに抵抗があったはずだ。
エリー先生の授業で外に出る時も、警護の目的で先に色々と手を回したっていう話を後から聞いた。
警備隊や自衛団にそれとなく伝えて、もしかしたらその日は通常勤務より強化されていたかもしれない。
そういうことを、僕には予め伝えて貰えなかった。
伝えなくていいって言う判断だったんだと思う。
これからもそういうことはたくさんあると思うけれど、先に察知しておきたいとも思った。
僕が動くことで、セオだけじゃなくて、どのくらい周りに影響があるか、を。
もともと俳優をやっていたからか、同い年の学生と比べたら他人への影響力について察する力はあると思ってる。
けれど、今はもっと影響力がある立場にいるから。
だからこの先、その時の感情だけで動いちゃならないこともたくさんあるはずだ。
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