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男装令嬢の専属従者リーヴァイの場合
-3- クリス様、修道院に行く?!
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「あー……じゃあもう、修道院に行くか!」
突然、唐突に、クリス様が立ち上がり決心したように言葉を発せられました。
あれからすくすくとご成長し、淑女教育もなんとか身につけられたクリス様は、御年17歳。
身長も手足もすらりと伸び、男装姿は相変わらずですが、ますます魅力的にご成長されました。
家の中では喜怒哀楽を素直に出されるクリス様は、より愛される存在となりました。
旦那様も後妻に入られた新しい奥様も、クリス様をとても可愛がられておいでです。
時に領地経営について旦那様のご相談にのられることもありますし、先日はその語学力をかわれて、旦那様のお隣で通訳をまかされることもありました。
お傍で二年間にわたり、その才にも歓心しておりました。
……今、幻聴が聞こえた気がしましたが。
「はい?」
「だから、修道院。どこの修道院が良いかなー。なあ、レヴ、どこが良いと思う?」
「……本気で仰っているのですか?」
「え?もちろん」
冗談かと思いましたが、あっけらかんと答えるクリス様は……これは、本気の様です。
「っ……少々お待ちくださいませ」
「ん、よろしくな」
これは一大事です。
よろしくな、ではありません。
修道院を選別するためにご前を離れたわけではありませんよ、私は。
修道院……修道院ですか?
そのようなところにクリス様を行かせるわけにはいきません。
かろうじて走っていない足取りで旦那様のお部屋を訪れますと、旦那様は奥様とお茶をされておいででした。
お邪魔して大変申し訳ありませんが、一大事でございます。
「慌ててどうした?リーヴァイ、君らしくな……っクリスに、何かあったのか?」
「旦那様。クリス様が修道院を考えておいでです」
「冗談では───」
「なく、わりと、いえ、かなり、本気のご様子で」
「っなあ゛!?」
「っ駄目よ!そんなこと!」
「一体、何故───……何故だ、クリス!っ……いや、それは駄目だ。駄目だろう!」
「ええ、あってはなりませんわ」
「っすぐに向かう。リーヴァイ、先に行って、とにかく早まらないように説得してくれ」
奥様も旦那様も大慌てです。
もちろん、話を聞いた使用人までもが。
一体どうしてそのような決断になったのか、本当に、本当にわかりません。
突然、唐突に、クリス様が立ち上がり決心したように言葉を発せられました。
あれからすくすくとご成長し、淑女教育もなんとか身につけられたクリス様は、御年17歳。
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家の中では喜怒哀楽を素直に出されるクリス様は、より愛される存在となりました。
旦那様も後妻に入られた新しい奥様も、クリス様をとても可愛がられておいでです。
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「ええ、あってはなりませんわ」
「っすぐに向かう。リーヴァイ、先に行って、とにかく早まらないように説得してくれ」
奥様も旦那様も大慌てです。
もちろん、話を聞いた使用人までもが。
一体どうしてそのような決断になったのか、本当に、本当にわかりません。
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